【ファーストペンギン】最終回!ラスト15分の休む間のない情報量!伏線回収はコンプリ!

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奈緒・主演の「ファーストペンギン!」(日本テレビ系、水曜よる10時)の最終話(第10話)が12月7日に放送されました。

怒号の最終回の和佳の啖呵に「気持ちよかった!」「泣けた!」と満足の声。最後の15分のさんし船団丸の成長は感無量になりました。

【ファーストペンギン】最終回のネタバレと感想をご紹介します!

【ファーストペンギン】は1話から最新話までhuluで視聴できます!

目次

【ファーストペンギン】最終回ネタバレ

絶体絶命のピンチ

「あんた、あいつに騙されたっちゅうことか!」

汐ヶ浜の救世主と思われた波佐間成志(小西遼生)によって、浜は外国企業に売り渡されてしまった。
岩崎和佳(奈緒)は戻ってきた片岡洋(堤真一)に報告する。

浜を外国企業から守るには、汐ヶ崎の船団が神饌オーガニクスとの契約を破棄しなければならない。
そこで片岡は、磯田高志(吹越満)山中篤(梶原善)らを率いて船を出し、他の船団からも契約の白紙を取り付けた。

さらに和佳は、漁協の組合長・杉浦久光(梅沢富美男)にも「一緒に戦ってほしい」と申し出る。
杉浦もこれまで、和佳に散々なことをしてきたが、浜を大切に思う気持ちは同じだった。

波佐間の正義

和佳は農林水産省の溝口(松本若菜)にも相談し、神饌オーガニクスとの契約解除のための方法を見出そうとしていた。
以前の同僚だった波佐間のやり口を忌々しく思うが、波佐間にとっては外国企業に手を借りることが正義であったのだろう、と解釈する。彼も水産を想う気持ちは一緒なのだ、ただやり方が違うだけで。

さんし船団丸をはじめとした船団の前に現れた波佐間は、すんなりとさんしとの契約解除に応じる。
しかし、それ以外の船団はこのまま神饌オーガニクスと契約を継続することに。
波佐間はさんしを除いた船団で「浜の一本化」を図ろうとし、他の船団は見を守るために、波佐間の方へ寝返ったのだ。

そこへ神饌オーガニクスから契約解除承認の連絡が入る。何も知らされていなかった波佐間は反論するが、もう彼自身も用済みだった。

何者かが圧力をかけていたのは明白だった。

大物・辰海の圧力

新撰オーガニクスに圧力をかけて、契約を破棄させたのは汐ヶ崎を地盤に持つ元議員・辰海一朗太(泉谷しげる)だった。
外国企業に日本の漁場を奪われることを恐れてのことだった。

辰海は家に和佳と杉浦を招き、これまで和佳がしてきたことを非難し「お魚ボックス」を辞めるように求めてきた。

杉浦は、針を仕込んだことや、貸し剥がしを指示した録音データを差し出し、辰海に反論。
さらに土下座をして、これからの漁業には必要だ、と「お魚ボックス」の継続を懇願する。

和佳が
「ボックスは残す。でも、私は水産の世界から去る。これでどうでしょう。」
と提案すると、辰海に受け入れてもらえた。
今回の神饌オーガニクスとの騒ぎの責任を、当事者である和佳が負う形となった。

和佳の決断

和佳が事務所に戻ると、さんし船団丸の船員が一睡もせずに、社長の身を心配していた。
辰海と話した内容を告げず、漁へ送り出す和佳。

溝口は和佳から報告を受け、和佳を守れなかったことを詫びた。

「漁協がBOXを認めてくれた。それで十分だ。」と和佳は言った。

和佳は自分が去った後を考え、山中たくみ(上村侑)に営業を教え、永沢一希(鈴木伸之)に漁業の知識をつけさせていた。

保育園の卒園式の日、さんしの事務所で、和佳の息子・進(石塚陸)山藤そよ(志田未来)の息子・要(川田琥太郎)の卒園パーティーが催された。
永沢は和佳の違和感に気が付き、「何か隠してることありません?」と聞いてきた。

汐ヶ崎を去ることを去ることがBOXを続ける条件だった、と明かす和佳の話を聞いた片岡は
「ほんなら、ボックスやめるか?」と提案し、「ほんなら社長、また何か考えてくれんか?」と笑っていた。

「馬鹿なのか?あんた!」
涙を流しながら片岡に一喝する和佳。
「ここで辞めるなんてクソ野郎だから!」
ここまでになるまで、どれだけ必死にやってきたのか、それを思うと腹が立って仕方がない。

「この先には、いつか絶対にすごい未来が待ってるから。すごい景色があるはずだから、それを見せてよ。私にそれを見せてください。どうか、お願いします」
と和佳は頭を下げる。
片岡は号泣し、「もちのろんすけじゃあ」と笑ってみせた。

さんし船団丸のその後

和佳と進は、初めて汐ヶ崎を訪れた日のように大きなスーツケースを持って、去っていった。

和佳が去ってしまった後のその後は…

《片岡洋》は
高知へ出向き、「お魚ボックス」の運営方法をレクチャーしていた。
日本の海に「お魚ボックス」を広めるという和佳との約束を果たしていた。
少しずつ、その輪は広がり増えて行った。

《永沢一希》は
アイナ(足立梨花)が娘を連れ、さんし船団丸にやってくる。
アイナに未練があった永沢と結婚し、家庭を持つ。

《山中たくみ》は
永沢とアイナの結婚式で重森梨花(ファーストサマーウイカ)に恋して見事ゴールイン。ウイカとの間に一子をもうける。

琴平祐介は
パートナー・林田楽( 大貫勇輔)と汐ヶ崎で「ことりん病院」を開業。
たくみと梨花の赤ちゃんを取り上げる。

杉浦久光は
辰海の死後、漁協の職員・安野茂(遠山俊也)に漁協を任せ組合長を引退する。
政界へ進出しようとしているのか?

10年後、日本はコロナ過に入り、漁業はさらに勢いを失くしていった。
このタイミングを見て、溝口は「水産流通における改革」を掲げ推進していった。
それにより、世の中に「お魚ボックス」が受け入れられやすくなった。

さんし船団丸の事務所に、一人の高校生がやってきた。
片岡はその高校生が「進」だと、すぐに分かった。
進は汐ヶ崎の高校に進学したようで、これからも度々さんし船団丸の事務所に遊びに来ると言っている。

岩崎和佳は
さんし船団丸の前進を、ずっと見守っていた。
今も捨てられるホタテの再生など、海を豊かにする環境づくりを行っている。
今は、海をよくする根本は山、と林業の改革に携わる。

山林で木こり達に「ど素人が。」と言われ、啖呵を切る和佳。

ここでもファーストペンギンは健在だ。

【ファーストペンギン】最終回の感想

組合長・梅沢富美男の心の俳句

登場初回は、悪役っぷりで嫌われ者だった組合長ですが、和佳の為に土下座をして好感度が爆あがり!
海を守りたい、という気持ちは形が違えどみな同じということですね。
俳句を詠むなんて「プレバト」要素を盛り込むなんて粋な計らい。俳句はシュレッダーだったのべしょうか?

永沢くん、いいの?モヤモヤ…。

アイナの登場、更には永沢くんとの結婚で驚いた方も多いはず!
浮気して子供作ったアイナには辛口のコメントが多かったのですが、永沢くんもアイナのことを吹っ切れていなかったのでしょうね。
どうか、お幸せに。

ウイカさまの妊婦姿に???急すぎる展開

永沢くん&アイナの結婚式で梨花に心を奪われた、たくみ。
きれいでしたもんね、ウイカさん。授かった子は男の子のようです。
お幸せに!

10年後のすっくんは城桧吏(じょうかいり)くん

10年後のすっくんは1話から冒頭のナレーションを担当していた城桧吏(じょうかいり)くん。
予想通り、最終回に登場してくれました。
すっくんはかっちゃんと同じ高校に通っているのかな?

城桧吏(じょうかいり)くんについてこちらでご紹介しています。

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キャストの皆さんからのメッセージ

奈緒さんのコメント

皆さん、お疲れ様でした。このドラマのお話をいただいた時、「本当に私でいいのかな?」という気持ちもありましたが、原作者の坪内知佳さんにお会いして、色んな方の想いが詰まった素敵なドラマで、この役をいただけたのはとても幸せなことだと思っています。時々、「今日、大丈夫かな?このシーンできるかな?」と不安に思うことがあっても、現場に行けば、温かい共演者・スタッフの皆さんがいて、皆さんがいるからこそ、全てのシーンを無事に撮り切ることができました。座長として頼りない部分もあったと思いますが、共演者の先輩方が支えてくださって、“見たことのない景色”を、皆さんのおかげで見ることができました。SNSなどを通して、視聴者の方からも多くの感想をいただいて、その中には、「今までやりたいことがなかったけど、『ファーストペンギン!』を見て、水産のお仕事に興味を持ちました」というメッセージもあったり、漁師さんからも沢山の感想をいただきました。「ドラマを作るって、本当にすごいな…」と思いましたし、ドラマを作っている皆さんのことを、私は心から尊敬しています。また皆さんとお仕事ができるように、これからももっともっと精進したいと思います。本当にありがとうございました。

https://www.ntv.co.jp/first-penguin/articles/3063emp8073fou7z6uqd.html

堤真一さんのコメント

とても雰囲気が良い現場で、スタッフや役者たちと仲良く、楽しく撮影ができたと思っています。それは何よりも、奈緒ちゃんの頑張りのおかげだと思います。終わるのが寂しいような、嬉しいような…。でも、しばらくはこの現場(漁港)に来なくてもいいかな?と思っています(笑)。それと、現場の雰囲気を良くしてくれた梶原善にも感謝しております!ありがとうございました。

https://www.ntv.co.jp/first-penguin/articles/3063emp8073fou7z6uqd.html

鈴木信之さんのコメント

スタッフの皆さんも、毎回撮影場所が遠かったり、朝早くから夜遅くまでの撮影で大変だったと思いますが、3か月間お世話になりました。奈緒さん、堤さんはじめとするさんし船団丸のみんなが心から大好きです!みんなに囲まれた撮影がとても楽しかったです。本当にありがとうございました!

https://www.ntv.co.jp/first-penguin/articles/3063dclzn9jeumrx6acj.html

吹越満さんのコメント

「ファーストペンギン!」は、出演者もスタッフも大所帯なのに、これだけまとまって、最後まで無事に撮影できたのは、優秀なスタッフの皆さんのおかげだと思っています。共演者のみなさんもとても楽しい方ばかりで、魅力的なメンバーで、一緒に演じることができて良かったなと思っています。僕もその魅力的なメンバーのひとりなんですが・・・(笑)。そして、堤さんと梶原さんが現場に揃うと場が和みますし、そういった雰囲気を作ってくれたので感謝です。そして何といっても、僕らは奈緒ちゃんの頑張りに助けられたな…と思っています。これから普段の生活でスーパーマーケットや食卓などで魚を見るたびにこの「ファーストペンギン!」という作品を思い出すと思います。皆さんまたお会いしましょう。お疲れ様でした!

https://www.ntv.co.jp/first-penguin/articles/3063dclzn9jeumrx6acj.html

梶原善さんのコメント

さんし船団丸の皆さんと、チームワークができかけたところで終わり…っていうのが寂しいですし、今回、堤さんと吹越さんとトリオとして演じられたことも、とても嬉しかったです。そして、みんな大好き奈緒ちゃん!第1話の啖呵を切るシーン。あんなにスムーズに演じられて、尊敬の念が尽きません。僕は、よくへこたれるんですが、そんな時は、奈緒ちゃんの姿を思い出して頑張ります!毎回毎回、楽しくて温かい現場にしてくれたスタッフの皆さん、本当ありがとうございました!

https://www.ntv.co.jp/first-penguin/articles/3063dclzn9jeumrx6acj.html

志田未来さんのコメント

途中からでしたが、さんし船団丸の仲間に入れていただけて、すごく嬉しかったです。奈緒ちゃんのお芝居を近くで見ていて、いつも『すごいな!』と思っていましたし、勉強させてもらっていました。撮影、とっても楽しかったです。ありがとうございました。

https://www.ntv.co.jp/first-penguin/articles/3063dclzn9jeumrx6acj.html

上村侑さんのコメント

梅沢富美男さんのコメント

ファーストサマーウイカさんのコメント

北川尚弥さんのコメント

【ファーストペンギン】最終回のまとめ

毎回、前向きな気持ちにさせてくれる素敵なドラマでした。
和佳はいつも怒り心頭で啖呵を切っていましたが、最後の啖呵は涙がこぼれていました。

さんし船団丸の「お魚BOX]を通じて、沢山の妨害がありましたが、海の未来を想う心はみな同じ。

水産資源や漁村存続の危機から日本の海の防衛問題まで、政治圧力まで現在進行形の問題としてリアルに描かれていたと思います。

ストレートな表現とテンポのよい展開で、爽快感がありました。

出演者、スタッフの皆様、ありがとうございました。

画像出典:「ファーストペンギン」公式サイト

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