【アトムの童】のネタバレ・あらすじを最終回まで!那由他がゲーム業界の覇権を獲る!?

【アトムの童】のネタバレ・あらすじを最終回まで!

山﨑賢人主演、TBS日曜劇場『アトムの童(こ)』のネタバレ・あらすじを最終回まで紹介!

現代ゲーム業界を舞台に、大資本との覇権を争う姿を描くオリジナルストーリー。最終回結末はどうなる?

今回は【アトムの童】のネタバレ・あらすじについて!

【アトムの童】の動画はParaviまたはディズニープラスで配信しています。

※本ページの情報は2023年3月時点のものです。最新の配信状況はParaviなど公式サイトにてご確認ください。

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目次

【アトムの童】のネタバレ・あらすじ

【アトムの童】のネタバレ・あらすじを最終回まで紹介します!

【アトムの童】のあらすじ

【アトムの童】は、ゲームと仲間の命を奪われた若き天才ゲームクリエイター・那由他と隼人が、潰れかけの老舗玩具店とタッグを組んで、大逆転を目指し、巨大IT企業に下剋上を挑む物語です。

【アトムの童】1話のネタバレ・あらすじ

アトムの童-01話
(C)TBS

【アトムの童】1話のネタバレ・あらすじを紹介!

 初回のストーリーは安積那由他(山﨑賢人)がアトム玩具に入るまでの物語。

1話のあらすじ

那由他は大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という共同名義で、隼人(松下洸平)と2人で制作していた。だが、突如、業界から姿を消した。現在は自動車整備工場で働いている。
 そんな中、老舗玩具メーカー「アトム玩具」は廃業の危機を迎えていた。さらに火事で会社が全焼。そこで社長の娘・海(岸井ゆきの)が後を継ぐことを決心する。そしてゲーム制作へ参入すべく「ジョン・ドゥ」を探し始めるが…。

1話の詳しいネタバレ

海と那由他はゲームショウで最悪な出会いをした。その後、会社が全焼。社長を継いだ海は「ジョン・ドゥ」を探す。

「ジョン・ドゥ」は連絡先が非公開。そのため、海はゲームのバグを報告して彼とコンタクトを取ろうとする。ネットゲームカフェで再会した海と那由他。6年前のゲームだからバグなんてないのに、必死に頑張る海を見ていた那由他は心動かされた。

海が寝ている間に、那由他がバグがある可能性が高い最終ステージまでゲームを進める。そして、ついに海がバグを発見・報告し、「ジョン・ドゥ」に連絡をとることに成功。

しかしアトム玩具に大手IT企業「SAGAS」社長・興津(オダギリジョー)がやってきて、買収の話を持ちかける。

そこに那由他が姿を現し、自身が「ジョン・ドゥ」だと正体を明かす。那由他は「アイデア」で勝つと宣戦布告。 一方、興津は那由他の旧友で、もう一人の「ジョン・ドゥ」=隼人(松下洸平)にジョン・ドゥ名義で新作ゲームの製作を依頼。

「ジョン・ドゥ」は那由他と隼人、2人の共同名義だった…。

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【アトムの童】2話のネタバレ・あらすじ

アトムの童-第2話
(C)TBS

【アトムの童】2話のネタバレ・あらすじを紹介!

 第2話は新生「アトム玩具」に隼人(松下洸平)が加わり、「ジョン・ドゥ」再結成をするまでの物語。

2話のあらすじ

那由他(山﨑賢人)はゲームの大枠だけ決めたが、それ以上、アイデアが出てこない。社長の海(岸井ゆきの)は「ジョン・ドゥ」再結成を促すが、那由他は拒否する。そのため、ゲームのイベントに参加し、新しいパートナーを探すが、その会場で隼人(松下洸平)とばったり会った。だが喧嘩別れに終わってしまう。
 海は、ネットゲームカフェの店長・森田(岡部大)から那由他がゲーム業界から一度消えた理由を聞く。昔、那由他と隼人がゲーム制作をし、公哉(栁俊太郎)だけが2人のゲームをプレイしていた。やがて踏み出した売れるゲームの開発。そして、興津(オダギリジョー)に裏切られ、起きてしまった悲しい過去とは…。

2話の詳しいネタバレ

海が隼人に那由他が開発している”プレイヤーはステージを操作し主人公たちが勝手に動く”ゲームを見せる。すると、「集団で動いてるのは働き蟻みたいな性質がある」とアドバイスする。

その後、海は森田から那由他・隼人・公哉(栁俊太郎)という仲良し3人組の悲しい過去を聞く。

那由他と海は「ダウンウェル」を開発しヒット。しかし次回作の資金が不足。そこで公哉は、SAGASの興津に売り込み。支援してもらった。けれど、興津は那由他たちのゲームを別タイトルにして、SAGAS名義で発売。公哉は責任を感じて自殺した。

那由他はゲーム作りを辞め、隼人はSAGASに入社。しかし隼人はSAGASで取り戻したいものがあった。それは盗まれたゲームの名義を「ジョン・ドゥ」に変更すること。だが代わりに、今後、隼人の作るゲームはSAGAS名義となってしまう。

隼人の目的を知った那由他は一緒に新作ゲームを作ろうと隼人を説得。 一度は断った隼人だが、興津が「ストリートファイターⅡ」すらしたことをないと知り、契約しない。

隼人は那由他の相方としてアトムに入社する。こうして「ジョン・ドゥ」の2人が再結成した。

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放送後の反響(2話まで)

放送後の反響
  • 放送前に香川照之さんが降板したものの、代役のオダギリジョーさんが視聴者に好評。
  • スタッフがTBS火曜ドラマを制作してきた“恋愛ドラマ”チームで不安視されていましたが、第2話終了時点で恋愛要素なし。
  • 本作はモノ作りに挑む「下町ロケット」と巨大な敵と戦う「半沢直樹」の要素あり。
  • 下町ロケット+半沢直樹を足して割ったような作風で、おおむね好評です。

【アトムの童】3話のネタバレ・あらすじ

アトムの童-3話
(C)TBS

【アトムの童】3話のネタバレ・あらすじを紹介!

 第3話は「アトム玩具」に隼人(松下洸平)が加わって1年後。融資金5千万の返金のために奔走するストーリー。

3話のあらすじ

那由他(山﨑賢人)と隼人(松下洸平)が再びタッグを組み「アトム玩具」でゲーム作りを開始。そして1年後…。繁雄(風間杜夫)たちがデザインしたキャラクターがイキイキと動き出し、「アトムワールド」の完成も近い。残るはアウトゲーム(ゲームを中断・再開できるようにセーブ機能をつけることなど)とバグを直して完成する。

ところがその矢先、やよい銀行の小山田(皆川猿時)から突然、融資金5千万の即時返金を迫られる。期限は1カ月。那由他と隼人も含め、従業員総出で資金集めに奔走。

そんな中、パブリッシャーの晶(玄理)が、投資家とゲームクリエイターをつなぐ大規模プレゼン大会の参加を提案。那由他たちはこのラストチャンスに賭ける。

3話の詳しいネタバレ

1年後…。アトム玩具のゲーム開発は順調だった。その矢先、銀行から突然、融資金の即時返金を迫られる。期限は1カ月。那由他と隼人も含めて、従業員総出の資金集めが始まる。

銀行から「アトム玩具」へ出向してきた財務顧問・鵜飼(林泰文)は、会社の売却を提案するなど怪しい動きを見せる。那由他は、鵜飼に私立中学に通う娘がいて、家のローンも残っているのに出世から外れていることを知る。だが、鵜飼はアトム玩具はいい雰囲気で、「社員が一番のアトムのファン」と感じていた。

那由他たちは投資家とゲームクリエイターをつなぐ大規模プレゼン大会に参加。興津から意地悪な質問をされるが、那由他は「ファンは最強なんです俺はアトムの大ファンなんです。」と熱弁。

興津の根回しがされてなかったインド人経営者だけが投資に興味を持ってくれた。最後の望みだ。

だが、第3話ラスト。那由他たちが開発中のゲームのデータが消えてしまい…。

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【アトムの童】4話のネタバレ・あらすじ

アトムの童/4話
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【アトムの童】4話のネタバレ・あらすじを紹介!

第4話は那由他・隼人らがデータ復元に奮闘し、投資家へのプレゼンに挑むストーリー。

4話のあらすじ

アトム玩具の新作ゲームが完成目前、データが消える事件が発生する。

10日後までにゲームを復元できないと、インド人投資家へのプレゼンに間に合わない。そうなると、融資は到底受けられず、アトム玩具は倒産する。時間が迫る中、那由他(山﨑賢人)らは急ピッチで復元を試みる。

だが、那由他と隼人(松下洸平)は作業の進め方をめぐり衝突してしまう。社長の海(岸井ゆきの)は社内の険悪ムードを変えられず、焦る。

そんな中、SAGASの興津(オダギリジョー)は次なる一手を進めていた…。

4話の詳しいネタバレ

データの復元に挑む那由他と隼人は、衝突しながらも、徹夜で取り組む。そんな中、裏切り者の鵜飼がもう一度、データ消失に挑むが、翻意。そしてインド人投資家へのプレゼンに成功へ。一方、興津社長は経産省事務次官と会っていて…。

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【アトムの童】5話のネタバレ・あらすじ

アトムの童/第5話
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【アトムの童】5話のネタバレ・あらすじを紹介!

第5話は「アトム玩具」のゲームがSAGASの影響で配信できず苦戦。だが、那由他らはオモチャ屋としてのアイデアで勝負していくというストーリー。

5話のあらすじ

「アトム玩具」初のゲーム『アトムワールド』がようやく完成した。販売に向けて早速、配信サイトに申請を出す。だが、どのサイトからも審査で落とされる。その理由がわからず悩む那由他(山﨑賢人)たちに、興津(オダギリジョー)が「SAGAS」が運営する世界最大のゲーム配信サイトで新作ゲームを扱わないかと持ち掛ける。

那由他たちは興津の力を借りず、自社のホームページで細々と配信スタート。『アトムワールド』体験会のイベントも開催。販促用のゲッチャリロボも配るが、ゲームの売り上げは伸びない。万策尽きた「アトム玩具」に、一通の問合せメールが届いて…。

5話の詳しいネタバレ

万策尽きたアトム玩具への問い合わせメールはアメリカから届いたもの。「ゲッチャリロボをいくらでもいいから買いたい」という内容だった。体験会に参加してくれた人たちの投稿写真がSNSで拡散し、「ゲッチャリロボ」は大人気になっていたのだ。

那由他(山崎賢人)は「ヒットするゲームの法則」はキャラクターが人気者になることだとこのクチコミを喜ぶ。ソニック、ロックマン、パックマンといった有名キャラを例に出した那由他。

それにこれは、老舗(しにせ)おもちゃメーカー「アトム玩具」らしい売り方だ。ゲッチャリロボをおもちゃとして販売すればSAGASから邪魔されない。足のところにさりげなく新作ゲーム「アトムワールド」へつながるQRコードを仕込んでおけばあゲームの宣伝にもなる。

だが、販促用ノベルティでなく商品となると精巧に作る必要がある。人手不足のため大量生産は不可能だが…那由他たちは諦めない。フィギュアを作る工程で一番大変なのは色を塗る工程だ。那由他はその工程を省いた。だが狙いは2つあった。

(1)プラモデルのように「自分で色を塗る」というアナログなおもちゃ体験。
(2)自分で色を塗った「世界でたった一つのロボット」を使ってゲーム内で遊べるというデジタル体験。

アトム玩具は、その両方を提供。那由他は興津にかつて宣言したようにアイデア勝負に出た。

一方、興津は経産省の堂島(西田尚美)からeスポーツ公認のため、わかりやすい指標として「ジャパンゲーム大賞(ゲーム界のアカデミー賞のようなもの)」を獲得するよう指示される。

「ジャパンゲーム大賞」にはアトム玩具もノミネートされていた。だが、大賞はSAGASが獲得。組織票があったようだ。代わりに、アトム玩具は「アジアゲームアワード」ベストワン賞を受賞。それは海外ユーザーが選ぶ賞なので、興津の組織票は関係なかった。那由他は隼人(松下洸平)とともに公哉(栁俊太郎)の墓へ行き、グータッチで祝った。

海(岸井ゆきの)は小山田支店長(皆川猿時)の元へ行き、手形とは別に「証書貸付」で融資してもらった残り1億を来月返せると報告。その後はメインバンクを変更すると決別宣言。だが、小山田は「アトム玩具は売上の条件を一つ満たしていなかったので、財務制限条項に従い、アトムの債務 1億は株式に置き換わった」と言い出す。

つまり、やよい銀行がアトム玩具の筆頭株主になった。そして小山田はその株をSAGASに売り渡していた。「安定株主に託した」と言い訳する小山田。こうしてアトム玩具はSAGASに買収された

【アトムの童】6話のネタバレ・あらすじ

アトムの童・6話
(C)TBS

【アトムの童】6話のネタバレ・あらすじを紹介!

6話は1年後の物語。那由他たちがバラバラに働いている中、ゲーム開発をきっかけに再始動してくストーリー。

6話のあらすじ

「アトム玩具」は興津率いるSAGASと銀行の策によって、SAGASへ買収されてしまった―ー。 それから1年後。那由他(山﨑賢人)をはじめとする元社員たちや、それぞれの思いが動き出していく。

6話の詳しいネタバレ

那由他たちのアトム玩具は、興津率いるSAGASと銀行によって買収されてしまった―。 その1年後。海(岸井ゆきの)は銀行に復職。那由他(山崎賢人)は工場で勤務しながら学童保育でも働く日々を送っている。隼人はゲーム開発のノウハウを活かして自動車メーカーと仕事をしていた。

那由他は学童保育で子供の面倒をみながら、子供たちにゲームをやってもらい楽しんでいた。すると…PTAのお母さんたちがゲームは全て禁止と言い出す。

そんな中、那由他が児童の翔太と翔太のお母さん(加藤ローサ)と一緒に帰った。その時、翔太が信号機の点滅を渡ろうとしてしまい、危機一髪だった。

那由他は翔太との体験をヒントに、隼人とともに登下校をシミュレーション(=模擬演習)できるゲームを開発。このゲームで通学路を疑似体験した翔太は、ひとりで下校できるまでになった。那由他らのゲームは、お母さんたちの間でも大評判に。

だが、PTAはまた反対した。那由他は「ゲームは親子のコミュニケーションツールになれる。ゲームは決して有害ではない」とプレゼンする。結果はダメだったが…那由他はいつかゲームに否定的な人も良さに気づいてほしいと思った。

那由他らのゲームは保険会社が5千万で買い取ってくれた。そのお金で那由他たちは、旧・アトム玩具の跡地を買い取り、富永海に「もう一度社長やってほしい」と頼んだ。もちろん他のメンバーも戻った。アトム玩具の社名は買収されたが、海は新会社を「アトムの童(こ)」と名付け、看板を掲げた。海は「『アトム』の社名は買収されましたが、私たちはアトムの子供だから」と説明した。

タイトル回収が話題に!

6話ラスト、「アトム玩具」が「アトムの童(こ)」として再スタートする様子が描かれました。SNSでは「見事なタイトル回収。素晴らしい」「ここでタイトル回収か!」「タイトルは新会社名だったのね!」などの投稿が相次ぎました。「泣いた」「胸アツな展開」と感情移入するコメントなど、多くの反響がありました。

【アトムの童】7話のネタバレ・あらすじ

アトムの童-第7話
(C)TBS

【アトムの童】7話のネタバレ・あらすじを紹介!

7話のあらすじ

「アトム玩具」が「アトムの童」に社名を変更し、新たなスタートを切って数年後。従業員も増え、会社は以前の活気を取り戻していた。

そんな中、那由他(山﨑賢人)と隼人(松下洸平)はゲームクリエイターの交流会での出会いを通し、次のステージを見つめる。その思いを知った海(岸井ゆきの)は社長として、複雑な気持ちを抱えていた。

一方、アトム玩具を買収したSAGASにも異変が起こる。大財閥の「宮沢ファミリー オフィス」がSAGASの株式を買い集める動きが出てきたのだ。「SAGAS」の興津社長(オダギリジョー)が危機感を覚えていた中、同社の社長・宮沢沙織(麻生祐未)が突然やって来て…。 

7話の詳しいネタバレ

那由他と隼人は交流会で出会ったティムにシアトルで会社をやろうと誘われる。2人は、退職して次のステージへ向かうことを決める。海たちも応援することにした。

宮沢ファミリーオフィスの影響で、アトムの童は塗料などの関連会社との取引中止になってピンチに。だが、海たちは持ちこたえる。

興津のもとに、宮沢沙織がやってきた。アトムロイドという特許を狙っているようだ。興津社長は経産省の堂島(西田尚美)に会うが、堂島は技術の市場開放に賛同し、沙織に力を貸すようだ。実は、堂島は沙織から賄賂(?)を受け取っていた。

興津はアトムの童にやって来て「助けてほしい」と那由他らに頼む。買収されないため、オリンピックで初めてeスポーツに採用されるゲームを開発すると言う。その開発に、那由他・隼人たちの力が必要なのだ。だが、隼人・海たちは反対。

興津は手伝ってくれれば、アトムロイドの技術を返すと条件を出す。返事は翌日まで。

那由他だけは、引き受けることを決断。隼人は「俺はやらない」と対立。3日後、那由他と隼人はシアトルに発つのだが…どうなってしまうのか。

翌日、海は興津に断りの返事をする。だが、那由他だけSAGASへ。アトムのファンだから最高の形でオモチャを再開してほしいという思いで参加。

隼人は「俺と同じことしてる」と那由他を止めに行く。シアトル行きは2週間遅れるだけと那由他は言うが、隼人は分かっていた。那由他が開発にのめり込み、デモンストレーションだけで満足できないことを。

隼人は「俺はティムと行く」と別れる。隼人は彼のうしろ姿に「じゃあな」と声を掛けた…。

【アトムの童】8話のネタバレ・あらすじ

アトムの童・第8話
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【アトムの童】8話のネタバレ・あらすじを紹介!

8話のあらすじ

「宮沢ファミリーオフィス」による「SAGAS」の買収問題が浮上し、興津(オダギリジョー)は「アトムの童」に助けてほしいと依頼。海(岸井ゆきの)は断ったが、那由他(山﨑賢人)はアトムの技術を取り返すために、宿敵・興津のもとでゲーム開発をする。

一方、隼人(松下洸平)は那由他と一緒に新しいステージへ行くはずだったが、一人シアトルへ向かうことを決めた。那由他と隼人の溝は深まり、決別へ。

那由他は「SAGAS」の経営存続を賭けた株主総会までに、新作ゲームの開発に取り組む。期日が迫る中、アイデアが出てこなくなり苦戦。

不利な状況を察した興津は、最後の頼みの綱である、ある男(山﨑努)の元へ向かうが…。
そんな中、運命の株主総会が開幕する。 

8話の詳しいネタバレ

株主総会まで後12日。宮沢ファミリーオフィスとSAGASの間でプロキシーファイト(委任状闘争、委任状争奪合戦などと訳される)が行われる。両社は経営権をめぐって、株主たちの委任状(Proxy)を争奪することに…。

株主総会まで後11日。那由他は新作ゲームの開発に苦戦中。「その程度なのか?」と興津社長はいらだつ。

興津は、伊原総一郎(山﨑努)に会えることに。伊原は双方の言い分を聞いてから委任状を決めると言う。そんな中、隼人がシアトルに行かなかったことが分かって、那由他は驚く。

隼人は宮沢ファミリーオフィスに引き抜かれていた。伊原に会いに行く隼人。SAGASには恨みがあるから潰したいのだ。実は、伊原は隼人の作るゲームに目をかけていた。

興津社長は那由他に、宮沢ファミリーオフィス側についた隼人を「我々のだ」と報告。連絡も一切しないよう指示した。

伊原は宮沢ファミリーオフィスの市場開放について興味を示す。一方、那由他のアパートに興津社長がやってきて「朝までに打開策をしめせ」と告げる。那由他と興津は「ぷよぷよ」で対決。だが、意外に興津は強かった。

興津は「俺をどう思う?」と聞く。那由他は「金儲けのためにゲームを奪った」と告げる。だが、興津は「誤解だよ。ほれ込んだんだよ」と言った。公哉はSAGASに断られたら外資系企業に持ち込むつもりだった。だから先に奪うことになった。守るために。

那由他は「あんたが人を大事にしなかったから」嫌われてるんだと告げる。ゲームは那由他が勝った。そして第二ラウンドへ…。

興津は一晩中、那由他とゲームした。その足で、伊原の家を訪問。人を大事にしてこなかったことを反省し、初心に返って経営していきたいと告げる。そして孫の手をプレゼントした。

那由他が久しぶりにアトムの童を訪問。一緒にやってほしいと頼み込む。そして興津のことを性格は悪いが「あいつの技術を守りたいって思いは嘘はない」と言う。だからSAGASでなくアトムのために手伝ってほしいと頭を下げる。

株主総会まで後6日。繁雄と海がSAGASを訪問。断りに来たはずだが・・・繁雄はゲームを見て口を出さずにいられなくなる。キャラクターの走り方ひとつとっても、「リアルを追求しすぎてワクワクを失くしてる。夢を与えるのがゲームだろ?」と助言。開発者たちは、繁雄の話に耳を傾ける。

結果的に、アトムの童の社員たちがSAGASのゲーム開発に協力することに。

そして株式総会当日。隼人は伊原の委任状を宮沢社長に渡す。ここまで、SAGASは22億株、宮沢ファミリーオフィスは34億株。つまり今日出席している株主の全員の票が必要になった。那由他のプレゼンテーションがキーになる。

そんな時、興津のもとに警察がきた。顧客データの不正使用の取り調べだそうだ。興津は那由他らに後を任せて任意同行に応じた。

株主総会は予定通りに始まる。宮沢社長は「今すぐ(社長と役員解任の)決議を取りましょう」と、開会の冒頭から宣言。そこへ那由他がマイクを取って、語り始める。

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【アトムの童】最終回(9話)のネタバレ・あらすじ

【アトムの童】最終回(9話)のネタバレ・あらすじを紹介!

最終回のあらすじ

興津(オダギリジョー)が警察に連行された。興津の指示通り、株主総会は予定通りに進めようとしたが、宮沢(麻生祐未)が決議を取ると言い出して、拍手で盛り上がる。代表不在で有力な委任状も奪われ、勝つ見込みがないSAGAS。劣勢を強いられる中、那由他(山﨑賢人)が壇上に上がって……。

これまでに様々な局面で仲間と共に闘ってきた那由他。ゲーム業界の未来をかけた大勝負はついにラストステージへ。軍配はどちらに上がるかー。 

最終回の詳しいネタバレ

 那由他は伊原に感謝し、見えない人も楽しめるゲームを作るからと約束した。

 アトムの童の特許「アトムロイド」は興津から返される。後日。那由他と隼人は公哉の墓参りに行く。那由他は、隼人と世界中どこにいても今後も一緒にゲームを作り続けたいと話す。

那由他「ずっとジョン・ドゥでいよう。一緒に新しいゲーム、作り続けよう」

 月日が経ち、IOC(国際オリンピック委員会)の発表会見にて、次回のオリンピック大会で正式にeスポーツが競技に採用される。オリンピック初となるeスポーツ種目に那由他たちが作ったサガスのゲームが選ばれた。※注:eスポーツの採用はフィクションです。

 隼人はシアトルのティムの会社でゲームを作っていて、那由他は大きなLEDパネルの前で話している。那由他はそこで、新たなゲームを考えていた。後日、那由他が帰国。カプセルトイの台がずらりと並ぶ中に、アトムの台を見つけた那由他は二礼二拍手一礼をして、台を回す。そこに隼人と海もやってきた。那由他は「ワクワクするな」と言って、カプセルを開ける――。

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【アトムの童】「那由他がゲーム業界から消えた理由」のネタバレ

那由他山崎賢人はゲーム業界から姿を消していました。その理由とは?

那由他と隼人(松下洸平)は もともと遊びでゲームを作って、それを公哉に見せて2人は満足していました。那由他と隼人の二人だとケンカになることも、公哉がいて三人だと上手く回っていました。

公哉は二人の才能に気づいて、もっと沢山の人に遊んで欲しいと願い出ます。そうして共同名義「ジョン・ドゥ」として作ったのがダウンウェルで、業界内から高く注目されました。

それで自信をつけた那由他と隼人は、2作目として大作に取りかかります。しかしバイト代だけでは資金不足になり、「僕が何とかするよ。二人は作るのに集中して」と公哉が頼った先がSAGASの興津(オダギリジョー)でした。

興津は良い企画には支援していたのですが…。

那由他たちのゲーム「スライドブーン」はSAGASにパクられ、しかも名前を変えて先行発売されてしまいます。

そのゲームがスマッシュスライド。SAGASのヒット作です。

契約書を読み返すと・・・契約日から半年以内のリリースが間に合わない場合は所有権、著作権などをSAGASに無償で譲渡するものと書かれていました。

責任を感じた公哉は自ら命を絶ってしまい…。その後、那由他は償いとしてゲームから一切手を引き、隼人はSAGASに就職しました。

那由他がゲーム業界から消えた理由

那由他は亡き友人の償いのために、ゲーム業界から消えました。

これもネタバレですが、第2話ラストで、隼人はスマッシュライドの権利を「ジョン・ドゥ」に取り戻すために入社していたのです。けれど引き換えに、隼人が今後、制作するゲームの権利が全てSAGASに帰属してしまいます。…結果的にこの取り引きは破談。隼人は那由他と再タッグを組むことになりました。

【アトムの童】「隼人がSAGASに入社した理由」のネタバレ

隼人がSAGASに入社した理由は、「スマッシュスライド」 の制作名義をSAGASから 「ジョン・ドゥ」 に変更するため。

つまり、隼人は那由他と公哉との思い出のゲームを取り戻したかったのです。

では、SAGAS入社の本当の理由を秘密にしたのはなぜ?

もし那由他に本当の目的を話せば…「自分も入社する」となるか、「必死で止めたか」どちらかになるから。

那由他が、どんな思いでゲーム制作ををやめたのか…。

隼人は、那由他のその気持ちを誰よりも分かってるから巻き込みたくなかったのでした。

那由他は「そんなこと」のために取り戻すな!と隼人を引き止めます。名義を取り戻す条件に、今後、SAGASでゲーム作りをするとあるから。SAGASでの隼人が全然楽しそうじゃないから…。

隼人は一度は断りました。彼は自身の思いをこう語ります↓

隼人:「俺にとっては大事なことなんだよ。俺には…お前と公哉と三人でゲーム作った時間は【そんなこと】じゃねえんだよ!」

けれど、SAGASの興津がストⅡすらプレイしたことない人物と分かった隼人は、那由他のもとに戻ってきました。男の友情って、とってもイイですね。

【アトムの童】「アトムワールド」のデータ消失の犯人ネタバレ

第3話ラスト、「アトム玩具」初のゲーム「アトムワールド」が完成目前、データが消える事件が発生しました。一体、犯人は誰なのか?

第4話で、ゲームのデータを消した犯人は鵜飼(林泰文)と判明。

鵜飼は出世コースからハズレており、興津社長・小山田支店長の刺客だった。小山田から「いいポストにつけてやる」と言われ、欲に目がくらんでデータを消したのです。

けれど、復元作業中のデータを「もう一度消せ」と強要された鵜飼は、朝4時、消すチャンスがありました。徹夜した那由他が作業完了したと思って寝てしまった時、「再試行」「キャンセル」のボタンが画面に現れたのです。

鵜飼は「再試行」を押しました。そのおかげで、ゲームは完成し、無事に投資家へプレゼンできました。

那由他たちは鵜飼のファインプレーに感謝しました。けれど、データ消失の犯行を告白して土下座し謝る鵜飼。そしてアトムで働くことが楽しかったこと、できることなら普通にアトムで働きたかったことを涙ながらに話します。鵜飼は「あんなことして居られない」と、辞めるつもりでした。

けれど、社長の海(岸井ゆきの)が「あんなことしでかしたんですから、そう簡単にやめられたら困ります」と引きとめます。

さらに那由他も「言ったじゃないですか。何度だってやり直せばいい、って」と、鵜飼に言いました。

鵜飼は、ゲームのデータを消した犯人でしたが、こうして許されてアトム玩具の新しい仲間になったのでした。

【アトムの童】の最終回と展開予想

【アトムの童】最終回と展開の予想です。

最終回はハッピーエンド?

本作は、天才ゲーム開発者の那由他(山崎賢人)が中心となり、隼人(松下洸平)と海(岸井ゆきの)を巻き込んで、巨大資本の企業を相手に挑戦していくストーリー。

世の中のすべての挑戦者たちに贈る」という触れ込みなので、最終回では、那由他たち「アトム玩具」がゲーム業界の覇権を獲るというハッピーエンド…を予想します。

【アトムの童】のモデル

【アトムの童】は原作なしですが、気になる人物がいます。

劇中に登場するゲーム「Downwell(ダウンウェル)」。

このゲームを開発したのは「もっぴん」こと麓旺二郎(ふもと おうじろう)氏という若きゲームクリエーター。

もっぴん氏は、2018年1月に任天堂に入社。けれど2018年末には退社したそうです。作りたいものを作りたいからと、インディーズゲーム開発者になりました。

【アトムの童】の主人公・那由他も大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する「インディー」というゲーム開発者です。

本作はモデルなしですが、もっぴん氏に取材したり、参考にするかもしれませんね。

【アトムの童】は恋愛ドラマ制作陣

【アトムの童】は原作なしで、脚本家・神森万里江さんによるオリジナルストーリーです。

神森万里江さんの過去作品は「この恋あたためますか(恋あた)」(TBS)、「相棒」(テレビ朝日)、「やんごとなき一族」(フジテレビ)、「記憶」(フジテレビ、J:COM)などを手がけています。

ちなみに、神森さんがTBSで手掛けた「恋あた」は胸キュン枠といわれるTBS火曜ドラマであり、日曜劇場のターゲットの中高年層とは雰囲気が違います。本作【アトムの童】を担当する4人の演出家も火曜ドラマ制作が多いとのこと。

脚本・制作陣がいわゆる“恋愛ドラマ”チームなので今までとは違う作風になりそう。「日曜劇場」の新たなファン層を獲得なるか、大コケするのか?注目です。

放送後:2話時点ですが、意外(?)にも恋愛パートなしで熱い展開が続き、視聴者から大好評です。

【アトムの童】の出演者

主要人物

  • 山﨑賢人……役:安積那由他(あづみ なゆた) – 若き天才ゲーム開発者。*主人公
  • 松下洸平……役:菅生隼人(すごう はやと) – 那由他の過去を知る男。*主人公の相棒
  • 岸井ゆきの……役:富永海(とみなが うみ) – 「アトム玩具」三代目社長。*主人公への依頼者
  • オダギリジョー……役:興津晃彦(おきつ あきひこ) – インターネット検索サービス「SAGAS」の社長。*主人公の敵

アトム玩具の人々

  • 塚地武雅(ドランクドラゴン)……役:各務英次(かがみ えいじ) – アトム玩具社員。造形師。
  • でんでん……役:八重樫謙吾(やえがし けんご) – アトム玩具の専務。
  • 風間杜夫……役:富永繁雄(とみなが しげお) – アトム玩具の二代目社長。海の父親。

ネットゲームカフェの人々

  • 岡部大(ハナコ)……役:森田聡(もりた さとし) – ネットゲームカフェ店長。那由他の学生時代の後輩。
  • 飯沼愛……役:杉野結衣(すぎの ゆい) – 森田聡の店のアルバイト。

やよい銀行

  • 馬場徹……役:井手大(いで まさる) – やよい銀行 融資担当。
  • 皆川猿時……役:小山田賢雄(おやまだ けんゆう)- やよい銀行 神田支店の支店長。

緒方家

  • 栁俊太郎……役:緒方公哉(おがた こうや) – 奏絵の息子。故人。那由他のせいで亡くなった?
  • 戸田菜穂……役:緒方奏絵(おがた かなえ) – 那由他と隼人の過去を知る人物。

その他

  • 六角慎司……役:吉崎誠(よしざき まこと) – SAGAS(サガス)の社長秘書。
  • 玄理……役:相良晶(さがら あき) – ゲーム販売やインディー開発者の手助けをするパブリッシャー。

TBS日曜劇場のネタバレ記事

当記事画像出典「アトムの童」HP

アトムの童

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