月9ドラマ【PICU 小児集中治療室】のキャスト・登場人物・相関図|吉沢亮がどさんこドクターに!
月9ドラマ【PICU 小児集中治療室】のキャスト・登場人物・相関図
2022年10月期のフジテレビ系・月9ドラマは吉沢亮・主演の『PICU 小児集中治療室』(ピーアイシーユー しょうにしゅうちゅうちりょうしつ)。
「PICU」(読み:ピーアイシーユー)はPediatric(=小児科)Intensive Care Unit(ICU)の略称で「小児専門のICU(集中治療室)」のこと。日本の連ドラで初めて“子どものICU”が舞台!
泣き虫だけどまっすぐな しこちゃん先生(吉沢亮)が「どんな子どもでも受け入れられるPICU」を作るために奔走するメディカル・ヒューマンドラマです。
今回は月9ドラマ【PICU 小児集中治療室】のキャスト・登場人物・相関図・内容・見どころ・スタッフ・放送日を紹介!
【PICU 小児集中治療室】のキャスト・登場人物
ドラマ【PICU 小児集中治療室】のキャスト・登場人物
<主要人物>
- 吉沢亮……役:志子田武四郎〈27〉(丘珠病院に勤務する小児科医)
- 安田顕……役:植野元(丘珠病院PICU科長)
- 木村文乃……役:綿貫りさ(丘珠病院に勤務する救急救命医)
<武四郎の関係者>
- 生田絵梨花……役:涌井桃子(武四郎の同級生で幼馴染。バスガイド)
- 高杉真宙……役:矢野悠太(武四郎の大親友。救命医。網走の病院に勤務)
- 菅野莉央……役:河本舞(武四郎の同級生で幼馴染。小児外科医。丘珠病院に勤務)
- 大竹しのぶ……役:志子田南(武四郎の母親)
<丘珠病院>
- 甲本雅裕……役:今成良平(ベテラン麻酔科医)
- 中尾明慶……役:東上宗介(救命救急医)
- 高梨臨……役:羽生仁子(看護師)
- 正名僕蔵……役:浮田彰(小児外科科長。河本舞の上司)
- 松尾諭……役:鈴木修(小児科科長。武四郎の元上司)
<その他>
- 菊地凛子……役:鮫島立希(北海道知事)
- イッセー尾形……役:山田透(山田医院 院長)
- 東野絢香……役:林遥香(北海道知事の秘書)
- 鬼塚俊秀……役:綿貫順平
【PICU 小児集中治療室】のキャスト
ドラマ【PICU 小児集中治療室】のキャストを紹介します。
吉沢亮(役:志子田武四郎)
キャスト:吉沢亮(よしざわ・りょう)
- 1994年〈平成6年〉2月1日生まれ。
- 東京都出身。
- アミューズ所属。
- 代表作:映画『キングダム』、『連続テレビ小説 なつぞら』 、『青天を衝け』
吉沢亮さんは本作でフジテレビ月9ドラマ初出演・初主演、初の医師役となります。
※中学時代は榎本司、幼少期は佐藤大空が演じます。
登場人物:志子田武四郎(しこた・たけしろう)〈27〉 …不器用で純朴、泣き虫で未熟な“どさんこドクター”。愛称「しこちゃん先生」。
- 小児科医。
- 丘珠(おかだま)病院に勤務。
- 北海道生まれ。地元で母親と二人暮らし。
- 幼少期に父親を亡くしている。
- 母思いで料理上手、家事全般もそつなくこなす。
- 大事な場面で不器用なことも?!
- 実家から通える病院であれば何科でも良いと考え小児科医になった。安定志向?!
- 勤務先に「PICU」が新設されたことで、そこに異動することに。
<吉沢亮さんのコメント>
命とどう向き合うか。人の死から何を学ぶのか。そんなシンプルでありとても深い、普遍的なテーマになんの小細工もなく真っ正面から向き合う作品になると思います。
人の命を救うのは神様でもスーパーマンでもない。救う側の人間としての未熟さ、葛藤などを丁寧に描ければ。
個人的に子供の頃から、“野球と言えばイチロー”、“ドラマと言えば月9”ってくらいお馴染(なじ)み感があるものだと勝手に思ってましたので、その主演をやらせて頂けるっていうのはもう…ありがとうございます。よろしくお願いします。
https://www.fujitv-view.jp/article/post-634053/3/
*志子田武四郎の幼少期は佐藤遥灯・佐藤大空が演じます。
安田顕(役:植野元)
キャスト:安田顕(やすだ・けん)…1973年12月8日生まれ。北海道出身。CREATIVE OFFICE CUE所属、業務提携先はアミューズ。演劇ユニット「TEAM NACS」所属。愛称は「ヤスケン」、
登場人物:植野元(うえの・はじめ)…PICU医。
- 小児集中治療のパイオニア。
- 日本各地でPICUの整備を推し進めてきた。
- 「日本一広大な自然を相手に、医療用ジェット機を運用した日本屈指のPICUを作る」という“最後の大仕事”を達成するため、東京からやってきた。
- 陸路での搬送が難しい北海道で、医療用ジェット機で山を越えて1秒でも早く搬送し、どんな状況のどんな子どももでも全員受け入れられるPICUを作ることが目標。
- 学生の頃からずっと好きな人がいたが、その子が結婚してしまったため、ずっと独身。
植田元のモデルは?
植田元のモデルは植田育也氏です。植田育也医師は日本のPICUのパイオニアの一人で、埼玉県立小児医療センター小児救命救急センター長。
木村文乃(役:綿貫りさ)
キャスト:木村文乃(きむら・ふみの)…1987年〈昭和62年〉10月19日生まれ。東京都出身。トライストーン・エンタテイメント所属。『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』『七人の秘書』『#家族募集します』など出演ドラマ多数。
登場人物:綿貫りさ(わたぬき・りさ)…本作のヒロイン。
- 裁判沙汰を抱えている訳あり救急救命医。
- 札幌共立大病院に勤めていたが、PICU科長・植野元(安田顕)に誘われて武四郎と同じタイミングでPICUに配属される。
- 出身は北海道。
- 精神的にも身体的にもタフで優秀な女医として有名だった。
- プライベートも順調で幸せな日々を送っていたが、ある悲劇に襲われる。
- その悲劇以来、心を閉ざし、仕事の評価も一転。腫れ物のような扱いを受ける。
- 態度は横柄で攻撃的。未熟な武四郎のことを医師として認めない。
- 小児医療に対する思いは人一倍ある。
生田絵梨花(役:涌井桃子)
キャスト:生田絵梨花(いくた えりか)…1997年〈平成9年〉1月22日生まれ。ドイツ・デュッセルドルフ出身。太田プロダクション所属。乃木坂46の元メンバー。乃木坂時代からミュージカル女優としても活躍。ドラマは『オールドルーキー』(TBS)に続き2クール連続レギュラー出演。フジテレビ月9ドラマには初レギュラーとなる。
登場人物:涌井桃子(わくい・ももこ)…武四郎が幼い頃からずっと思いを寄せるマドンナ的存在のバスガイド。
- 武四郎の同級生で幼なじみ。
- クラスのマドンナ的存在だった。
- 容姿端麗だが親しみやすく明るい性格。
- 現在は実家が経営する旅行バス会社で北海道ツアーのバスガイドとして勤務。
- 武四郎の母・南も桃子の会社でバスガイドとして働いていて大の仲良し。
- 武四郎の家にやってきては茶飲み話で盛り上がる。
高杉真宙(役:矢野悠太)
キャスト:高杉真宙(たかすぎ・まひろ)…1996年7月4日生まれ。福岡県出身。POSTERS所属。主な出演ドラマは『セトウツミ』、『賭ケグルイ』シリーズ、『連続テレビ小説 舞いあがれ!』など。バラエティー番組内の「ゴチになります!23」のメンバーとしても活躍。
登場人物:矢野悠太(やの・ゆうた)
- 武四郎と兄弟のように育った大親友。
- 武四郎と同じ医大を卒業。
- 現在は地元の札幌を離れ、網走の病院で救命医として勤務している
菅野莉央(役:河本舞)
キャスト:菅野莉央(かんの・りお)…1993年9月25日生まれ。女優(元・子役)、タレント。埼玉県出身。アミューズ所属。2002年、『仄暗い水の底から』で映画初出演。主演・黒木瞳の娘役を演じた。主な出演作は『SUPER RICH』『青天を衝け』など。
登場人物:河本舞(かわもと・まい)
- 武四郎の同級生で幼なじみ。
- サバサバした性格で、頼りない武四郎の言動にすかさずツッコむ姉御キャラ。
- 武四郎、桃子、悠太といつも4人でつるんできた。
- 昔から医師になることを夢見てきた。
- 現在は武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として勤務。
- 頭の回転が速く優秀なタイプ。
- まだ駆け出しなので仕事の悩みは尽きない。
- 時々ビデオ通話で武四郎と励まし合っている。
甲本雅裕(役:今成良平)
キャスト:甲本雅裕(こうもと・まさひろ)…1965年6月26日生まれ。岡山県岡山市出身。アルファエージェンシー所属。ミュージシャンの甲本ヒロトは実兄。代表作は『遺留捜査』シリーズなど。
登場人物:今成良平(いまなり・りょうへい)
- 丘珠病院のベテラン麻酔科医
- 経験豊富で、冷静な判断力と正確な麻酔技術を兼ね備える。
- 病院内で引っ張りだこの名医。
- 裏表がない性格で人望も厚い。
- PICU科長・植野元(安田顕)は根気強く熱烈なオファーを送るが、今成は断り続けている。
- 武四郎が落ち込んでいる時はさりげない優しさで手を差し伸べる。
中尾明慶(役:東上宗介)
キャスト:中尾明慶(なかお・あきよし)…1988年〈昭和63年〉6月30日生まれ。東京都中野区出身。ホリプロ所属。妻は女優の仲里依紗。主な出演ドラマは『ドラゴン桜』『ROOKIES』『監察医 朝顔』など。
登場人物:東上宗介(とうじょう そうすけ)
- 丘珠(おかだま)病院の救命救急医。
- 非常に優秀で冷静沈着、口数は少ない。
- 情熱を内に秘めているタイプ。
- 医師や看護師からの信頼も厚く、頼りになる存在。
- 鋼のメンタルと強靱な体力で昼夜を問わず勤務。
高梨臨(役:羽生仁子)
キャスト:高梨臨(たかなし・りん)… 1988年12月17日生まれ。千葉県船橋市出身、スターダストプロモーション所属。夫はプロサッカー選手の槙野智章。『監察医 朝顔』第2シーズン第4話(2020年)以来2年ぶりの月9出演。月9ドラマのレギュラー出演は2015年放送の『5→9~私に恋したお坊さん~』以来7年ぶり。
登場人物:羽生仁子(はぶ・にこ)…PICU科長の植野(安田顕)にヘッドハントされた看護師。愛されキャラ。
- 以前は東京や長野のPICUで勤務し、植野との付き合いも長い。
- 手術室看護師としての経験も豊富。
- 植野の誘いで、即戦力として丘珠(おかだま)病院のPICUにきた。
- 3人の子供をもつ母親。家族総出で北海道へ移住。
- 植野に代わって人員確保に奔走する。
- 元気で明るい性格で、PICUのムードメーカー的存在。
菊地凛子(役:鮫島立希)
キャスト:菊地凛子(きくち・りんこ)…映画『バベル』(2006年)、映画『パシフィック・リム』(2013年)、映画『トレジャーハンター・クミコ』(2014年)など数々の海外作品に出演。月9ドラマには今作で初出演。
登場人物:鮫島立希(さめじま・たつき)…北海道知事。
- 38歳。
- 若いながらも抜群の行動力と率先力で北海道を住みやすい街にするため尽力。
- 3年前に北海道で起きたある少女の死をきっかけに「もう二度とこのような悲劇が起きないように」とPICUの必要性を訴え続ける。
- 東京にいる植野(安田顕)に直談判し、植野が提示した“ある1つの条件”を承諾してPICUの計画がスタート。
- 3年間の準備期間を経て、丘珠病院にPICUが設立された。
- 植野が提示した“ある1つの条件”が引き金で、道内の他の病院が丘珠病院のPICU設立に猛反発。PICUは人材不足になっている。
正名僕蔵(役:浮田彰)
キャスト:正名僕蔵(まさな・ぼくぞう)…1970年8月11日生まれ。神奈川県川崎市出身、大人計画所属。
登場人物:浮田彰(うきた・あきら)…丘珠病院の小児外科科長。河本舞の上司。
- 札幌市出身。
- 郷土愛が強く、東京の大学を卒業後、地元を守りたい一心で丘珠病院へ。
- 浮田の手術の評判を聞きつけてやって来る患者もいるほど腕の良い小児外科医。
- 後輩には厳しく、河本をはじめ新米医師は浮田の指導に震えている。
- PICUが人材不足に苦しむ中、小児外科も人材不足のため、浮田は断固として応じない。
※浮田先生の名前は医療監修の浮山先生(杏林大学病院)からつけられています。
松尾諭(役:鈴木修)
キャスト:松尾諭(まつお・さとる)
登場人物:鈴木修(すずき・おさむ)…丘珠病院の小児科科長。部下の武四郎にPICUへの異動を命じる元上司。
- 事なかれ主義で「誰からも嫌われたくない」と保身に走る。
- あらゆることをごまかすクセがある。
- 誰も行きたがらないPICUに武四郎を異動させる際も「栄転だよ! 最年少記録!」と偽りの笑顔で武四郎を送り出した。
- 普段からいい加減な立ち振る舞い。
- 医師や看護師からの評判は良くない。
- 温和な診察スタイルで患者からは大人気。
大竹しのぶ(役:志子田南)
キャスト:大竹しのぶ(おおたけ・しのぶ)
登場人物:志子田南(しこた みなみ)…大竹さんが月9ドラマに出演するのは『監察医 朝顔』第2シーズン(2020-2021年)以来2回目。
- 武四郎の母親。
- 北海道出身。
- カラッとした明るい性格
- 札幌で夫と出会い結婚。
- 長年の不妊治療の末に武四郎を授かった。
- 夫を若くして亡くし、それ以来、ひとりで武四郎を育てた。
- 涌井桃子(生田絵梨花)の実家が営む観光バス会社のバスガイドだった。
- 定年後もバスガイドのヘルプに出ることもある。
- 武四郎と二人暮らし中。
- 子育てが一段落した今、ハワイに行くためにフラダンスを特訓中。
ゲスト出演者
1話のゲスト
- イッセー尾形……役:山田透(やまだ とおる) – 稚内市内にある病院「山田医院」の院長。稚内市内の「山田医院」の院長。神崎鏡花のかかりつけ医。初診を誤り処置が遅れ、鏡花が亡くなったことを悔いるが、PICU設立に時間を要したと植野に告げられ、自分だけの責任と考えないようにフォローされる。後日、インフルエンザ脳症が懸念される女児が診察に訪れたため、武四郎に電話をかけ指示を仰ぐと武四郎が札幌からわざわざ「山田医院」を訪れてくれるが、元気がない様子を察し、母が亡くなり、治療に当たった圭吾の命も危うい状態となり、これからどうすればいいか分からなくなり、病院に辞表を出してきたと明かしたため、武四郎を励ます。※第10話も再登場。
- 諏訪結衣………役:星野沙羅(ほしの さら)〈7〉 – 人気子役。朝ドラも出演。2019年、美瑛町でドラマ撮影中に搬送されたが、病院をたらい回しにされた上、死去。
- 入山法子……役:星野直子 – 沙羅の母親。自治体を相手取り、裁判を係争中。
- 土井玲奈 ……役: AP・小林 -ドラマの撮影スタッフ。車を運転して病院まで沙羅を搬送。
- 磯村アメリ……役:神崎鏡花(かんざき きょうか)〈5〉 – 稚内から丘珠病院のPICUに搬送されてきた女児。手術できない状態で、間もなく死亡した。
2話のゲスト
- 野間口徹……役:渡辺純 – 札幌共立大学救急科科長。植野や知事の動きに反対する。
- 田中乃愛……役:佐渡莉子(さわたり・りこ)<10> – 理玖の姉。丘珠病院に火傷で運ばれるが、軽傷のもよう。だが気道を熱傷していた。
- 中村羽叶……役:佐渡理玖<7>- 莉子の弟。右肩全体に重度の火傷を負って、丘珠病院に姉ととともに運ばれる。
- 紺野まひる……役:佐渡京子 – 火傷で運ばれた姉弟の母親。
3話のゲスト
- 松野晃士……役:杉本淳之介<7> – トラックにはねられ重症を負う。
- 結木滉星……役:杉本亮平<28> – 淳之介の父親。新生児と2歳の子と長男の淳之介の3人の子を持つ。
4話のゲスト
- 田牧そら……役:羽生希子(羽生仁子の娘。長女)
- 中田乃愛……役:深田奈美(RSウイルスに感染した新生児の母親)
5話のゲスト
- 柊木陽太……役:小松圭吾〈12〉(小学4年生のときに拡張型心筋症を患った少年。地元の函館市内の病院で治療を受けてきた。だが、心不全が一段悪化したため、丘珠病院のPICUへ搬送される)
- 小吹奈合緒……役:立花日菜〈10〉(7歳の頃から急性リンパ性白血病により、丘珠病院で治療を受けている少女。武四郎が研修医時代からの知り合い)
- 山田キヌヲ……役:日菜の母親(白血病と闘う娘が報われず、命を粗末にして自殺する人がいることを批判する。
- 大貝瑠美華……役:悠太の元カノ(悠太が中学生の頃に初めてできた彼女)
6話のゲスト
- 稲垣来泉……役:藤原優里(函館に住む小学校6年生。小松圭吾の同級生で、保育園からの幼なじみ)
- 野村麻純……役:小松真美子(圭吾の母親)
7話のゲスト
- 宮崎莉里沙……役:須藤七海(5歳の少女。急性腹症の疑いでPICUに搬送されてきた。血糖値から武四郎にDKA/糖尿病性ケトアシドーシスであることを見抜かれる。以前から症状を訴えていたにも関わらず母親に放置されていたことから、医療ネグレクトを疑われるが…)
- 大川ヒロキ……役:遠藤(心臓外科医。圭吾の腎機能の状態が悪く、補助人工心臓の埋め込み手術にも耐えられないと主張する)
8話のゲスト
- 寺嶋眞秀……役:後藤光〈10〉(心肺停止した少年。友人の大輝とキャッチボールで遊んでいた際、高所から転落して頭部を打ち付け、硬膜外血種に脳挫傷を合併する。蘇生後にERに収容され、緊急で穿頭血種ドレナージと開頭血種除去手術が行われたのち、意識を回復した)
- 森島律斗……役:矢本大輝〈10〉(光の友人。光とキャッチボールで遊んでいた際、高所から転落。消化管穿孔が確認され、開腹手術が行われる。 術後、意識を取り戻すと、光が脳死するかもしれないと知り困惑)
- 須田晶紀子……役:光の母親(意識不明で脳死する可能性のある光の様子を見て、一緒にいた大輝を責める)
- 川村陽介……役:光の父親
- 八重澤ひとみ……役:大輝の母親
- 中野剛……役:小林(志子田南を診察した丘珠病院の腫瘍内科医)
9話のゲスト
- 平原テツ……役:原口裕二(植野の紹介で志子田南が診てもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医)
- 宮菜穂子……役:受付係(東京中央記念病院の受付。車椅子を武四郎に貸し出せると伝える)
- わかばかなめ、落合ひとみ……役:観光客(武四郎と南が都内で乗車した観光バスに同乗していた二人組)
- 久保田磨希……役:スミス桜(武四郎と南が都内で乗車した東京和光観光バスのバスガイド。旦那がオーストラリア人でスミスは本名)
- 阿部久令亜……役:奥野紀來(おくの きら)〈9〉(発熱、喘息発作で倒れているところをPICUに搬送される。肺が過膨張してレントゲン写真が真っ黒に写し出されていた。父親に来院されることに動揺する。ネグレクトを疑われるが…)
- 永岡佑……役:奥野(紀來の父親。シングルファザー。娘の発作に気付かなかったことから虐待を疑われる)
10話のゲスト
- 浜野謙太……役:涌井翔(桃子の夫。バス運転手)
- ト字たかお……役:山田病院の患者。
- 藤田弓子……役:山田病院の患者。
最終話のゲスト
- 佐渡山順久……役:福田(道東総合病院の救急救命医。余震によるトンネル崩落事故で被害を受けたスキー旅行行きのバスに乗車していた。負傷した小学生たちの救命応援を丘珠病院のPICUに要請する)
- 太田琉星……役:鈴木希(すずき のぞむ)〈11〉(トンネル崩落事故の被害に遭った小学生。右の第四肋骨を開放骨折する重傷を負い、丘珠病院のPICUに救急搬送される)
- 岡本望来……役:木下沙耶(きのした さや)(トンネル崩落事故の被害に遭った小学生。負傷者が運ばれた小学校の体育館に設けられた軽症者ゾーンで息苦しそうにしていた。悠太に気付かれ、心タンポナーデの疑いから綿貫が処置。結果的に救急搬送され一命を取り留める)
- 原田琥之佑……役:野口朔太(のぐち さくた)〈11〉(トンネル崩落事故の被害に遭った小学生。腹腔内出血で丘珠病院のPICUへ搬送される。カテーテル治療を受け、意識を回復する)
- 竹野谷咲……役:当間ふき(とうま ふき) ※当初「ゆき」ちゃんと聞き間違いされていた。(トンネル崩落事故の被害に遭った小学生。長時間、雪が降り続ける屋外に投げ出されていたが救護される。天候悪化でドクターヘリが飛べないため、道東空港へ移動。ドクタージェットを準備し、丘珠病院のPICUに救急搬送され助かった。)
- 中村優月……役:石川蛍(いしかわ ほたる)(トンネル崩落事故の被害に遭った小学生。トンネル内に閉じ込められ発見が遅れたため、低体温症で亡くなった状態で発見された)
- 谷口翔太……役:フライトドクター
- 鎌倉梓、大山真絵子、古谷佳也、斉木テツ……役:北海道庁の職員
【PICU 小児集中治療室】の相関図
<相関図>
【PICU 小児集中治療室】の内容
北海道で生まれ育った27歳の小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)は、幼い頃に父を亡くしており、女手一つで育ててくれた母・南(みなみ)と二人暮らし。
ある日、武四郎は勤務先の病院に新設されたPICUに異動することになった。そこでPICU医の植野元(うえの・はじめ)と出会う。植野は東京からやってきた小児集中治療のパイオニア。
植野は、陸路での搬送が絶望的な北海道において、医療用ジェット機で搬送し、どんな状況のどんな子どもであっても全員を受け入れられるPICUを作る…という覚悟を持ってやってきた。
武四郎は何科でも良いと考え小児科医になった。だが、植野との出会いを通して、彼の小児科医人生が大きく変わっていく。
しかし、立ち上げ直後のPICUは深刻な人材不足。急患を受け入れられる状態ではない。そんな中、稚内市の病院から連絡が入り、発症から4時間経過した少女が運ばれてくる。
不器用で純朴、泣き虫で未熟な“どさんこドクター”が、子どもたちの生死を分ける過酷な職場・PICUで、現実に直面するーー。
「…僕は、初めてでした。こんなに自分がばかだと思ったのも、嫌いになったのも、患者が死ぬところを目の前で見たのも、人前で声を上げて泣いたのも、全部初めてでした」――。
https://www.fujitv.co.jp/PICU/index.html
植野は「志子田くんにとって医者の仕事って何なの?」と問いかけるーー。
武四郎は正面から医者の仕事と向き合っていく…。
武四郎が子供の死という「現実」と向き合うことになりそう。辛いけど、立ち上がる姿も見せてくれるよね!
【PICU 小児集中治療室】の見どころ
吉沢亮にあて書き
ドラマ『PICU 小児集中治療室』の主演は吉沢亮さん。昨年、大河ドラマ『青天を衝け』で主演を務めた吉沢さん。テレビドラマはその作品以来となります。
本作で北海道生まれ・育ちの主人公を演じますが、吉沢さんは北海道に縁があるのかも。朝ドラ『なつぞら』ヒロイン・なつの初恋の人で幼馴染の山田天陽を演じた時も舞台は北海道でしたし。
医師役は初めてですが、『キングダム』などの共演者・山﨑賢人さんも『グッド・ドクター』で医師役に初挑戦し、好演していました。吉沢亮さんにも期待がふくらみます!
『監察医 朝顔』シリーズの制作陣が集結して製作される本作。制作スタッフは吉沢さんをイメージして志子田武四郎を作り上げたそうです。いわゆる当て書き。これは魅力的なキャラクターになりそうです。
吉沢亮君のどさんこドクター役、楽しみ。撮影、大変そうだけど頑張って
子どものICUは初の題材
PICUとは、Pediatric Intensive Care Unit(ピディアトゥリック・インテンシブ・ケア・ユニット)の略称で「小児専門の集中治療室」の意味。
PICUは、難病を患っていたり、怪我あるい急病により身体が重篤な状態で、集中治療を必要とする15歳までの小児患者を対象に専門的に治療を行う場所のこと。
いわゆる「子どものICU」。ドラマで題材として扱うのは今作が初めてとなります。
「医療ドラマ」それ自体は多く制作されていますが、新鮮な題材ですね。
日本は、先進国でありながらも小児死亡率の高さが深刻な課題だそうです。ドラマ『コード・ブルー』シリーズが実際の医療現場に影響をもたらしドクターヘリの配備が進んだように…ドラマ『PICU 小児集中治療室』がPICUの普及にも貢献するかも?
北海道ロケ映像も期待
今作の舞台は、北海道。雄大な自然、広い空、地平線が果てしなく広がる、美しい北の大地…。
一方、広すぎるがゆえ搬送までに長時間かかることもあり、急患の子どもたちにとっては残酷な土地なのも現実。
本作は「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われる北海道で、どんな子供も受け入れられるPICUを作り、医療用ジェット機の運用も可能にするため奮闘していきます。
思い出すのは離島医療の現実を描いた医療ドラマの名作『Dr.コトー診療所』。 架空の志木那島(しきなじま)が舞台でしたが、与那国島がロケ地。美しい風景は見どころのひとつでした。
ドラマ『PICU 小児集中治療室』も北海道ロケで、風景や雰囲気が楽しめると期待しています♪
【PICU 小児集中治療室】のスタッフ
- 脚本:倉光泰子(『ラヴソング』『刑事ゆがみ』『アライブ がん専門医のカルテ』『うきわ -友達以上、不倫未満-』『純愛ディソナンス』ほか)
- 音楽:眞鍋昭大(『SUITS』『モンテ・クリスト伯』『アライブ がん専門医のカルテ』ほか)
- 主題歌:中島みゆき「俱に」
- 医療監修:浮山越史(杏林大学医学部 教授、日本小児外科学会理事日本小児救急医学会理事)
- 医療監修:渡邉佳子(杏林大学医学部 小児外科学内講師)
- PICU監修:植田育也(埼玉県立小児医療センター長)
- 取材協力:宮城久之 (旭川医科大学)
- プロデューサー: 金城綾香(『グッドドクター』『監察医 朝顔』『SUPER RICH』『元彼の遺言状』ほか))
- 演出:平野眞((『監察医 朝顔』シリーズ、『SUITS/スーツ2』『SUPER RICH』ほか))、相沢秀幸、阿部雅和
- 制作・著作:フジテレビ
脚本
倉光 泰子(くらみつ やすこ)さんのプロフィール:1983年8月22日生まれ。埼玉県熊谷市出身。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業、東京芸術大学大学院映像研究科脚本領域修了。2014年、第26回フジテレビヤングシナリオ大賞を『隣のレジの梅木さん』で受賞。2021年3月、『アライブ がん専門医のカルテ』(2020年1月期)が評価され、第9回市川森一脚本賞(2020年度)を受賞。
プロデューサー
<プロデューサー・金城綾香さんのコメント>
“PICUをドラマにしてみてはどうか”と、2018年に『グッド・ドクター』で医療監修を担当してくださった杏林大学病院の浮山先生からお声がけいただいたことが、本作のきっかけでした。私自身不勉強でPICUという存在を知りませんでしたし、お話を伺えば伺うほど、ドラマとして描きたいという思いが強くなっていきました。そして、その仕事に新鮮な気持ちで取り組んでいく若き医師は、吉沢亮さんに演じていただきたいと強く思いました。吉沢さんの眼差(まなざ)しは力強く、そして堪(こら)えるような繊細なお芝居は稀有(けう)なものだと思います。本作において、主人公を演じて頂けるのは吉沢さんをおいて他にいないと思いましたし、制作陣は吉沢さんをイメージして志子田武四郎を作り上げました。小さな命の灯火(ともしび)をどうにか絶やさないように人生を懸けて力を尽くされている先生方の姿を通して、生活の温かさや命の大切さを少しでも表現していきたいと思います。
金城綾香(かねしろ あやか)さんのプロフィール:1987年5月、兵庫県生まれ。2012年にフジテレビジョンに入局。月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(2015年)で初めてプロデュースに携わり、以降『営業部長 吉良奈津子』(2016年)、『グッド・ドクター』(2018年)、SPドラマ『犬神家の一族』(2018年)などの作品を担当。『監察医 朝顔』(2019年)で初の連続ドラマ単独プロデューサーを務めた。
医療監修
<医療監修・浮山越史さんのコメント>
2018年、医療監修で携わらせていただいた小児外科医のドラマ『グッド・ドクター』は、私にとってもすごく大切な作品でした。
一方、小児救急は大切だけれど、全国的に見ると不十分なところがあるのも事実です。
このドラマを通じて認知度が上がって、小児救急・PICUが日本中に広まり、すべての子どもたちが医療の恩恵を受けられるよう期待しています。
https://www.fujitv-view.jp/article/post-634053/4/
<PICU監修>植田育也(うえた いくや)さんのプロフィール
- 1991年:千葉大学医学部卒業。以後、千葉大関連施設にて小児科研修。
- 1994年-1998年:米国(オハイオ州)シンシナティ小児病院にて小児集中治療の専門研修、および小児科シニアレジデント研修。
- 1998年:帰国。以後、長野県立こども病院、静岡県立こども病院にて、小児集中治療室(PICU)の設立・運営にかかわる。
- 2016年:埼玉県立小児医療センターに、救命救急センターを開設、運営。現在に至る。
主題歌
主題歌は、中島みゆきさんの新曲「俱(とも)に」。
中島さんにとってフジテレビ系ドラマ主題歌を担当するのは『Dr.コトー診療所』以来16年ぶり。月9ドラマの主題歌としては初めてとなります。
■中島みゆきさんのコメント
「ドラマ主題歌のお話をいただきまして、折よく新アルバム制作中でしたので、その中の曲を試聴に、フジテレビのスタッフさんにレコーディングスタジオまで、御出を願いました。採用かどうかの結果を待つあいだは、まるで、我が子の、お受験に付き添う親のような気持ちでした。ドラマの完成を、とても楽しみに待っております」
■吉沢亮さんのコメント
「不安に苛(さいな)まれる時や、極限状態であればある程、人間は“あの人がいるから”“あの人の為(ため)に”と他人に依存する生き物なのだと思います。全く先の見えない暗闇に新たに道を作ろうとする志子田先生たちに、そっと明かりを灯(とも)してくれるようにも、生死を彷徨(さまよ)う患者さんたちに対する応援歌のようにも聞こえました」
■プロデュース 金城綾香さんのコメント
「拝聴した時、最初は優しくて柔らかく、その後にどんどん力強くなっていく中島さんの歌声が、お腹の奥に響き渡るように感じて、その力強さに感激しました。歌詞に込めて下さった思いを、ドラマの中でも大切にしたいと思っております」
【PICU 小児集中治療室】の放送日
【PICU 小児集中治療室】の放送開始日は、フジテレビ系で2022年10月10日(月)スタートです。
【PICU 小児集中治療室】の基本情報
PICU 小児集中治療室 | |
キャスト・出演者 | 吉沢亮、安田顕、木村文乃、高杉真宙、高梨臨、菅野莉央、生田絵梨花、中尾明慶、菊地凛子、松尾諭、正名僕蔵、甲本雅裕、イッセー尾形、大竹しのぶ、ほか |
主題歌 | 中島みゆき「俱(とも)に」 |
原作 | なし |
脚本 | 倉光泰子 |
プロデューサー | 金城綾香 |
監督 | 平野眞、相沢秀幸、阿部雅和 |
放送日 | 2022年10月10日(月)スタート 毎週月曜よる9時(フジテレビ系全国ネット) |
公式情報 | 公式サイト、公式Twitter、公式Instagram |
画像出典:フジテレビ