【PICUスペシャル2024】のキャスト相関図・ネタバレあらすじ!吉沢亮主演作、待望の続編!
【PICUスペシャル2024】のキャスト相関図・ネタバレあらすじ!
吉沢亮主演の月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」(2022年10月期)、待望の続編が4月13日(土曜)に放送!
PICUとは小児専門の集中治療室のこと。本作は北海道のPICUを舞台に、駆け出しの小児科医“しこちゃん先生”こと志子田武四郎が、幼い命を救うために奮闘するメディカル・ヒューマンドラマです。
今回は【PICUスペシャル2024】のキャスト相関図・ネタバレあらすじ等について。
【PICUスペシャル2024】のキャスト
- 吉沢亮 …役:志子田武四郎(しこた たけしろう) – 小児科医。
- 安田顕…役:植野元(うえの はじめ) – 丘珠病院PICU科長。
- 木村文乃…役:綿貫りさ(わたぬき りさ) – 救命救急医。
- 高杉真宙…役:矢野悠太(やの ゆうた) – 稚内の救命医。武四郎の親友。
- 高梨臨…役:羽生仁子(はぶ にこ) – 看護師。
- 菅野莉央…役:河本舞(かわもと まい) – 武四郎の同級生で幼馴染。
- 小林虎之介…役:瀬戸廉(せと・れん) – 研修医。サラブレッド。
- 武田玲奈…役:七尾乃亜(ななお・のあ) – 研修医。
- 生田絵梨花…役:涌井桃子(わくい ももこ) – 武四郎の同級生で幼馴染。
- 中尾明慶…役:東上宗介(とうじょう そうすけ) – 救命救急医。
- 正名僕蔵…役:浮田彰(うきた あきら) – 小児外科科長。
- 甲本雅裕…役:今成良平(いまなり りょうへい) – 麻酔科医。
- 大竹しのぶ…役:志子田南(しこた みなみ) – 武四郎の亡き母。
- ともさかりえ…役:野島美代子(のじま・みよこ)- みどりの母。
- ここな(子役)…役:野島みどり- 10年間意識不明で寝たきり。
- 関美琴(子役)…役:涌井南々子(桃子の娘)
- 塚尾桜雅(子役)…役:笠間義和(持久走中に倒れた救急患者)
- 太田結乃(子役)…役:佐藤真子(元太の姉。救急患者)
- 湯田幸希(子役)…役:佐藤元太(真子の弟。救急患者)
- 前田亜希…役:佐藤美春(真子と元太の母)
- 白鳥廉(子役)…役:紺野綾人
- 小吹奈合緒(子役)…役:立花日菜(急性リンパ性白血病の患者)
- 山田キヌヲ…役:日菜の母親
- 柊木陽太(子役)…役:小松圭吾
- 野村麻純…役:小松真美子(圭吾の母)
【PICUスペシャル2024】の相関図
【PICUスペシャル2024】のネタバレあらすじ
【あらすじ】、武四郎がPICUに配属されてから1年後――。武四郎は後期臨床研修でやってきた2人の研修医の指導を担当することに。先輩らしい姿を見せたいところだが、研修医の2人は頼りない武四郎のことを小馬鹿にし、「無理に良いこと言おうとかしなくていいんで。僕は植野先生から学びたいので」と言われてしまう。
ある日、生後間もない女の子が搬送されてくる。公園に捨てられていたところを通行人によって発見されたのだが、へその緒を雑に切られたことが原因で皮膚が傷つき、蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症していた。患部は赤黒く腫れ、高熱も続いていたため、受け入れ後すぐにオペへ。術後管理を武四郎、綿貫りさが担当することになる。だが、予断を許さない状況が続く…。
そんな矢先、利尻島で起きた事故で重傷を負った姉弟が搬送される。10歳の姉、8歳の弟ともに重症で緊急オペが必要だが、オペ室は1室しか空いていない。武四郎はPICUへの搬送を指示するが…。
2018年、母との思い出
2018年、武四郎(吉沢亮)は母・南(大竹しのぶ)が育った家の清掃に駆り出される。維持費などかかるため売りに出したのだ。いつも通り、言い合いながらも手伝う武四郎。
しこちゃん先生が先輩に
2023年、武四郎はソファーで寝ていて、起きる。
武四郎は後期臨床研修でやってきた2人の研修医の指導を見ることになった。
持久走で倒れた笠間義和くんがドクタージェットで丘珠病院のPICUに運ばれてくる。なんとか一命を取り留めた。
置き去りにされた新生児も命をつないだ。武四郎、綿貫りさが術後管理を担当することになる。緊急患者「あ」と呼ばれているため、武四郎が名前を考えてつけることになる。
患者の日菜は武四郎のファンだったが、研修医の瀬戸がアイドルのリクに似てることから推し変したようだ。
10年間意識不明のみどりちゃん
植野は青森県の病院へ向かった。そこで10年間意識不明のみどりちゃんとその母(ともさかりえ)に会った。母親の言葉から先が見えないながら看病し続けることがどれだけ苦しいか伝わってくる。
植野はみどりちゃんを延命措置したことが間違いだったかもしれないと思い悩む。そんな植野に羽生(高梨臨)は「私たちの領域じゃない」と伝える。
圭吾くんとの再会
武四郎は函館で開催された勉強会に参加する。その会には矢野(高杉真宙)もいた。そんな中、日菜が発熱し始めた。留守を任されていた瀬戸は武四郎に連絡せず、薬を投与した。勉強会が終わった後、元患者の圭吾(柊木陽太)と再会し、喫茶店へ。圭吾と優里ちゃん(稲垣来泉)とは冷却期間らしい。圭吾はしこちゃん先生みたいになる夢を持ち続けていて勉強はしているそうだ。
しこちゃん先生と日菜ちゃん
PICUにて。日菜がかゆみを訴えたため、麻酔科医の今成(甲本雅裕)が体を診る。すると発疹ができていた。カルテを見た今成は武四郎に電話する。圭吾と別れた武四郎は急いで戻る。
武四郎が病院に戻った。制吐剤とステロイドを投与して、落ち着いてきてはいた。瀬戸が効果が高いと判断してバンコマイシンを使ったゆえの副作用だった。武四郎は「僕の指導不足です」と植野に頭を下げた。
その後、武四郎は瀬戸をフォローしようとするが、瀬戸は「植野先生から学びたい」と話を聞かない。
武四郎は日菜と話す。日菜は「しこちゃん先生おそいよ。かゆいし、気持ち悪かった。もうやだ。なんにも良いことない。ずっと病院で具合悪くなったり良くなったり…。どうして私だけこんな体なの。ママがもっと丈夫に産んでくれたらよかったのに。合唱コンクールにも出られないし。もう死んじゃいたい」と弱音を吐く。
武四郎は「お母さんはさ、日菜ちゃんに会いたくて会いたくて、日菜ちゃんを産んだんだよ。病気は誰のせいでもない。先生たちは日菜ちゃんや日菜ちゃんのお母さんを苦しめる病気を許さない。絶対やっつけるから。死にたいなんて言わないでよ」と優しく語り掛けた。
日菜は嗚咽した。その様子を見ていた瀬戸。植野が瀬戸の体を軽く叩く。
重症を負った姉弟
そんな矢先、利尻島で起きた交通事故で重傷を負った姉弟がヘリ2機で搬送される。10歳の姉・真子、8歳の弟・元太ともに重症で緊急オペが必要だが、オペ室は1室しか空いていない。そこで指示を受けた武四郎は元太くんをPICUへ搬送する。医師たちで負傷個所を仮固定する。植野に「おさえて」と指示された七尾だが、暴れる元太を押さえることができない。
真子は肝損傷と硬膜外血腫があったが、処置できた。だが脳のむくみが取れなかったり再び出血したら危険な状態だ。同じ車で事故にあった両親は稚内市の病院に入院中で、父親は骨折、母親はICUに入っている。数日後に来れるといいが…。元太は明日、整復手術後に様子観察し病棟を移れたら移る方向だ。
植野は七尾に現場で固まらないよう動きを確認しておくよう指示。七尾は今成先生が邪魔だったからと言い訳した。
愛衣の治療をどうすべきか
武四郎は新生児の下の名前を考えたが苗字に困っていた。浮田先生(正名僕蔵)の提案もあり、新生児を浮田愛衣(うきたあい)と命名した。
武四郎の指示で瀬戸は日菜に小児病棟へ移れそうだと伝えにいく。日菜はしこちゃん先生から聞きたかったが、「瀬戸先生も大事な先生だよ」と気遣った。瀬戸は日菜に「ごめん」と謝る。
壊死層が全身に拡大してきている愛衣ちゃんの治療を続けるかどうか議論をする。敗血症性ショックでステロイドも使えないが…。武四郎は「もう少し調べたいので時間ください」と植野らにお願いした。
責任を感じる元太
元太が目を覚ました。一方、術後の真子は眠り続けている。両親たちが駆けつけて、真子に声をかけ続ける。
元太は武四郎に「両親には会いたくない、嫌われてるから。僕のせいだから、僕が死ねって言ったから」ともらす。
事故に遭う前・・・車内で、元太はお土産屋さんに行きたかったのに姉が具合が悪くて行けないことで「お姉ちゃんなんて死ねばいい」と言ってしまった。
元太は姉にも両親にも会いたくないと嘆く。
セクハラ
人事担当者に呼ばれた植野は、七尾から「食事に誘われた」「触られた」とセクハラ行為の訴えがあると知らされる。無自覚だったことを反省する植野。
居酒屋にて。植野は今成・浮田・東上(中尾明慶)と飲んだ。植野は「言い過ぎてしまった」と反省する。生きにくい時代の中、飲んで忘れようとする4人。
脳死判定の可能性?
武四郎が帰宅すると、南が夕食を準備している姿が思い出された。我に返った武四郎は遺影に「ただいま」とあいさつする。
真子の脳浮腫がなかなか取れない。こういった場合、目覚めないケースもある。真子の母・美春(前田亜希)は瀬戸先生が脳死判定基準の本を持っていたのを見て、「この子は助からないんですか!」と取り乱す。瀬戸は「あらゆる可能性を考えている」と説明するが、聞き入れられない。そこへ武四郎が駆けつけて、真子の母を落ち着かせた。
廊下にて。武四郎は「真子ちゃんの前でどういつもりだ。聞かれたら何を答えてもいいのか!」と瀬戸を詰問する。
その後、控え室にて。植野がPICUの医師が脳死判定の本を持っていると患者を不安にさせることを想像して欲しいと瀬戸を指導する。
しかし瀬戸は勉強していただけだと開き直る。武四郎は「違うと思う。絶対に違う」と口を出し、「お母さんに恐怖を突き付けた。聞こえてるかもしれない真子ちゃんの前ですべきでもない」と注意する。
元太の涙
羽生は美春に、「元太くんを抱きしめてほしい、素直な気持ちをぶつけてあげてほしい」とアドバイス。
後日。美春は、元太を「痛かったでしょう。ひとりにしてごめんね」と優しく抱きしめる。元太は「ごめんなさい」と涙ながらに謝った。
その後、姉の病室にも行った元太は、眠り続ける姉にも謝って、「起きてよ」と声をかけた。
武四郎と植野が外を歩いている。植野は目覚めない可能性に関して「魔法使いじゃない」「命を救ったからって心まで救えない。医者が決められない」と語る。
武四郎は「僕はやれることはなんでもやりたいです」と答える。
圭吾と優里のけんかの理由
体調はどう?
この前はけんかになっちゃってごめんね。
圭吾の病気が早く治ってほしかったから。
圭吾のこと大好きだよ。
検査がんばってね!
戻ってきたらおいしいもの食べに行こうね!
早くい会いたいな。
優里より
圭吾は優里からの手紙を読んだ。そこへ武四郎が来た。
優里が毎日、圭吾のための心臓がみつかりますようにお祈りしていた。そのことを知った圭吾は「やめて」と言った。早く子供が死んでほしいと祈っているみたいだから、と。それでケンカになった。
圭吾は「俺もどっかで思ってるんだよね。なのに優里にだけ怒るなんて小さい男だよね」という。
武四郎は「ちゃんと考えてるんだね。心臓くれる人の気持ちも、待ってくれる優里ちゃんの気持ちもさ。えらいよ。そんな風に考えてくれるところにくる心臓は、きっと幸せになると思う」と伝えた。
命の終わりを決める決断
綿貫(木村文乃)は七尾にパラハラセクハラじゃなくて、怖くなってるんじゃないかと指摘。
綿貫は「私たち真剣にやってるの」と言い、だから植野先生たちの時間を奪わないでほしいと七尾に伝える。
日菜が一般病棟へ移ることになった。
愛衣についてのカンファレンスにて。治療をやめるべき決断が迫られていた。武四郎はいくつか案を出すが、どれも植野に却下された。
親がいない愛衣なので、このPICUで決断しなくてはいけない。延命をするということは苦痛を与え続けることになる。医療の限界を考えるべき時だ。
武四郎は「それじゃ生きられないじゃないですか。こんな短いミーティングで決めるには、あの子の命は重すぎます」と涙ぐむ。
綿貫はそんな武四郎に理解を示す。
その後、武四郎は各病院の医師たちに電話して愛衣の件で相談する。そんな様子を廊下で立ち聞きする瀬戸。
桃子にネグレクト疑惑!?
桃子の娘・南々子が頭部を床に打ち付けて、丘珠病院に搬送された。
南々子は体重が増えていなかった。そこで桃子にネグレクト疑惑がかかり、医師たちが事情を聴いた。
CT検査で南々子は異常なしだった。武四郎と河本(菅野莉央)が廊下のベンチで話を聞く。
桃子は「泣きやんでくれなくて。ご飯も食べてくれなくて。可愛くて大好きだけど、腹が立つし逃げ出すときがある。時々とかじゃなくて割とずっと」と言う。でも、食べないと心配だし、排便ないと心配だ。まったく寝れなかった桃子は変な時間に寝てしまい、南々子の転落させてしまった。
母になるべきじゃなかったという桃子だが南々子のことが心配でたまらない。武四郎は「桃子は立派な母ちゃんだよ」と励ました。河本も桃子の肩を抱いた。
【PICUスペシャル2024】の結末ネタバレ
ある日、真子が目覚めた。家族は歓喜した。元太は姉にちゃんと謝った。
一方、愛衣は敗血症性ショックから立ち直れず、これ以上はもたない状態に。残念ながら、強心剤の量はもう限界で、心停止しても蘇生なしに。今夜が山だ。
夜。武四郎は愛衣に付き添う。やがて愛衣の心臓が止まり、植野が19時30分に死亡確認をした。
関わったスタッフたちはそれぞれの場所で涙した。
武四郎は愛衣に「よーく頑張ったね。えらかったぞ。母ちゃん、桃子の許可取ったからさ、わりいけど、この子にあげてくれな。向こうでも頼むよ」と声をかけ、服を着せる。
武四郎は愛衣を初めて抱いて「生まれてきてくれてありがとう。ゆっくり休んでな」と伝えた。
ある日。桃子と南々子が公園の滑り台で楽しく遊んでいる。
丘珠病院に入院していた圭吾の退院の日がきた。圭吾は武四郎に「もらった心臓で一生懸命生きる」と明るく伝える。
自販機前で、瀬戸は武四郎におごった。瀬戸は「いろいろとすみませんでした。これからも教えてください」と告げた。武四郎は「しょうがねえなあ」と笑った。
七尾が訴えた植野のパワハラ・セクハラ行為は取り下げられた。だが院内に噂は広まっているため、綿貫は「気を付けて」と注意を促した。
空港にて。武四郎は、ジェット機が常駐していたら真子ちゃんはもう少し早く目を覚ましたかもしれないと思う。
植野は、「それは分からないが、常駐させないといけない」と息巻く。
武四郎は夢で母から「親より先に死ぬなよ」と言われたことを思い出したという。
植野は「それが親御さんの一番の願いですね」という。
ある日の朝。武四郎は遺影に「おはよう」と声をかけ、ひとりでちゃんと朝食を食べる。そして遺影に「行ってきます」と声をかける。
携帯電話が鳴った。武四郎は「瀬戸くん、それ前にも言ったよね」と答える。
武四郎は家を出る。雪が降る中、武四郎は歩いていく。
(おわり)
【PICUスペシャル2024】の事前レビュー
ヒューマンドラマとして大反響だった「PICU」がスペシャルドラマとして帰ってきます。多くの連ドラレギュラー出演者が続投。大竹しのぶさんも医大生時代の武四郎と南のやりとりを描く、ファン待望の新撮シーンで登場します。連ドラ版での親子の会話は泣けましたね。
今回は武四郎が研修医2人の指導をします。成長したドクターが若手を指導するのは、コードブルーのシーズン3でもありましたが、定番。けれどもどんな関係になるのか、楽しみです。下っ端で情けない姿を見せていたしこちゃん先生が先輩になる!というのは今回の見どころですね。
そして、あらすじを読むと、武四郎はある決断を迫られる可能性が高いです。重症を負った姉弟のどちらを先にオペするのか。もしかすると誰か命を失う展開が待ち受けているのかもしれませんね。
【PICUスペシャル2024】のスタッフ
- 【脚本】 倉光泰子 (『PICU 小児集中治療室』、『アライブ がん専門医のカルテ』他)
- 【音楽】 眞鍋昭大
- 【主題歌】 中島みゆき『俱ともに』
- 【医療監修】 浮山越史(杏林大学病院) 渡邉佳子(杏林大学病院) 植田育也(埼玉県立小児医療センター) 川嶋 寛(埼玉県立小児医療センター) 齊藤 修(東京都立小児総合医療センター)
- 【取材協力】 宮城久之(旭川医科大学)
- 【プロデュース】 金城綾香 (『PICU 小児集中治療室』、『監察医 朝顔』シリーズ、『うちの弁護士は手がかかる』他) 栗原彩乃 (『ナンバMG5』、『SUPER RICH』、『監察医 朝顔』スピンオフ他)
- 【演出】 平野 眞 (『PICU 小児集中治療室』、『監察医 朝顔』シリーズ他)
- 【制作】 フジテレビ ドラマ・映画制作部
- 【制作著作】 フジテレビジョン
【PICUスペシャル2024】の放送日
放送日 | 2024年4月13日(土曜) |
放送時間 | 21:00~23:10 |
放送局 | フジテレビ系 |
画像出典「PICUスペシャル」HP