【石子と羽男】1話の視聴率とあらすじ!石子の「声を上げて」が刺さる!
【石子と羽男】1話の視聴率とあらすじ!
有村架純・中村倫也W主演のドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』第1話が7月15日(金)に放送されました。
放送後、石子の「声を上げて」が胸に刺さると話題で…。
今回は【石子と羽男】1話の視聴率とあらすじについて!
※本ページの情報は2022年8月時点のものです。最新の配信状況はParavi公式サイトにてご確認ください。
【石子と羽男】1話の視聴率
【石子と羽男】1話の視聴率は6.9%(世帯)
個人視聴率は3.9%でした。
【石子と羽男】1話のあらすじ
1話のあらすじネタバレです。
石子(有村架純)は父・綿郎(さだまさし)が営む「潮法律事務所」で働くパラリーガル。
ある日、ぎっくり腰になった父の代理でやって来た弁護士の羽男(中村倫也)が、依頼人に対して強気な発言と独特のテンションで接する様子をみた石子は「依頼人から訴えられるのでは?」と不安を覚える。
「二度と会うことはない」と思った矢先、羽男が綿郎の采配で「潮法律事務所」に採用されたことを知る。そんな中、羽男に相談の依頼が入った。カフェで携帯電話を充電していたら、店から訴えられたという会社員・大庭蒼生(赤楚衛二)の話を聞き、石子と羽男はカフェを訪れる。意気揚々と店長(田中要次)と対面した羽男だったが…
ここからネタバレを含みます。
充電の窃盗罪の件
店長は電気代と精神的苦痛の慰謝料で、100万円の損害賠償を大庭に請求してきた。実は、少額被害でも正式に刑事事件化された事案があるため、石子は心配する↓
2008年:駅に無断で3銭分の携帯電話の充電行為を行った女子高生が逮捕。懲戒処分。
※これは現実↓
JR相模原駅構内でコンセントに充電器を差し込み、電気0.015ワット時、3銭分を盗んだ疑い。通行人が110番通報し、同署員が厳重注意したうえ、書類送検しない微罪処分にした。女子大生は、反省しているという。
https://www.j-cast.com/2008/09/11026790.html?p=all
2010年:アパートの共用コンセントから自室に電気を引き込んだ男性が懲役1年、執行猶予。
※これも実際のこと↓
最近では2010年に大阪で料金滞納で電気を止められていた男性が,アパートの共用コンセントから自室に電気を引き込んで,2円50銭相当の電気を盗んだとして,懲役1年,執行猶予3年の有罪判決が言い渡されています。
https://keiji-bengosi.com…
羽男は店長の強気な態度に黙ってしまう。示談を諦める羽男。そうなると成功報酬をもらえないため、石子は自分一人で解決策を調べる。そしてついに突き止める。店長がなぜお金が欲しいのか。それは店の家賃を滞納しているからだった。
大家さんに家賃を待ってもらう材料が、今回の請求だった。訴えて勝てばお金が入るから待ってほしい、と。石子と羽男は、今回の損害賠償請求をなしにすれば、大家と交渉するお手伝いをすると申し出る。
店長はこの話に乗った。一件落着だ。
大庭の隠し事
大庭は実は、石子の高校の後輩だったとわかる。
石子と羽男は、その大庭が何か隠し事をしていると気づく。勤務先の整備工場と自宅、そしてカフェの位置関係を見ると、毎日そのカフェに行くのが不自然だから。
カフェの大庭が座っていた場所からカーキャプテン小井手支店が見える。実は、大庭はその支店に勤めていたが左遷されて、整備工場で働いていた。
上司の矢野支店長からパワハラを受けた大庭だが、同僚の沢村(小関裕太)が大庭をかばったことで、沢村もいじめを受けた。その件を会社に告発した大庭。しかし大庭だけ左遷されてしまった。
今も沢村はパワハラを受けているからと…カフェから盗撮して証拠をつかもうとしていたのだ。
羽男は大庭に告げる↓
「いじめは法律で裁かれるべきです。バカや死ねなどの暴言は侮辱罪。根も葉もない噂を流されれば名誉毀損。何かを強要されたら強要罪。誰かを殴ったら暴行罪です。れっきとした。」
大庭の疑惑
夜。大庭と石子・羽男が、沢村を直撃。しかし沢村はおびえているようだった。
その後、支店の社員の男女2人が石子と羽男に、沢村にパワハラしたのは支店長じゃなくて大庭だと教えてきた。まさか大庭がパワハラ?!
しかし証拠となる罵詈雑言のメールが残っていた!
もしかしたら大庭はパワハラをして左遷されたのに逆恨みし、復讐を企んでるのか?
羽男は大庭が信用ならなくなり、ブランドに傷がつくからと降りる。
石子も羽男とやってられないと思う。そこで父・綿郎に直談判すると…綿郎が羽男と出会ったときのことを話す↓
羽男は綿郎と出会ったとき求職中だった。羽男は高卒ながら予備試験・司法試験ともに一発で合格した優秀な弁護士だ。しかし事務所をクビになっていたらしい。法律を覚えることは天才的だが、依頼人の望む形にもっていけないのだ。状況に合わせて応用ができないという。
石子は店長の恫喝に何も言えなくなった羽男の様子を思い出す。その後、石子が羽男に電話すると、彼は小井手支店にいるようで…。
1話の結末
大庭が小井手支店にヘルプで行くことになった。羽男もプライベートタイム(?)で来ていた。石子もあわててやってきた。
そんな中、支店長から「走行距離 少なくして売りつけたろ」と怒られる大庭。大庭は沢村の指示で売ったのだと弁解するが聞き入れてくれない。そこへ羽男がやってきて、大庭・沢村を車に乗せて連れ出す。石子も同乗。
沢村は支店長から大庭を陥れる作戦を指示されていた。
大庭が沢村に送ったパワハラのメールは、沢村がすきをみて(大庭のパソコンから)送ったことだった。それを大庭も気づいていた。支店長に強要されたのだろうと思ったから…。
支店長が車で追いかけてきた。羽男たちの車も止まる。
羽男は、沢村に「あなたが証拠を提出すれば全てが終わります」と求める。沢村はボイスレコーダーで日常のパワハラも今日のも録音していた。(大庭の盗撮で、沢村がボイスレコーダーを確認する姿が映ってもいる)
しかし沢村はボイスレコーダーを出さない。万事休すか?!?!
そこで石子が熱く語る!
「皆さん、なぜ 声を上げないんですか?大庭さんは いじめを告発したのに、もみ消された。あの時なぜすぐ弁護士に相談しなかったんです?カフェからカメラを向け始める前に。
人間関係を円滑にするためにあるルール。それが法律なんです。憲法第14条で全ての国民は法の下に平等であるということが規定されています。法律を知っていれば守れること 避けられることもある。傷を最小限にとどめることもできる。そのお手伝いをするのが我々です。
ただ 声を上げていただかなければお手伝いできません」
声を上げる重要性を説いた石子。その言葉を受けて、沢村がボイスレコーダーで支店長を告発した。
支店長は憤る。だが羽男は「あなたは あなたで声を上げればいいじゃないですか」と支店長にも歩み寄る。会社から無謀な業績を迫られたり、労基に触れることがあるのなら、相談に乗る、と。
その後。大庭は退職し、潮法律事務所のアルバイトスタッフになった。(つづく)
【石子と羽男】1話の感想
石子の「声を上げて」が刺さる!
赤楚くん目当てで見たけど、このチームの伝えたいメッセージ性がとても好き…
— さく🦈 (@sakumomone) July 15, 2022
“声をあげてくれたら助けられる”って我慢が美徳みたいになっちゃってる日本人に刺さる言葉じゃないかな?
#石子と羽男
#石子と羽男 期待してたけど期待以上!
— ジャム (@jamko29) July 15, 2022
豪速球&コミカルなバディの会話ラリーで引き込みながら、職場いじめをテーマに、立場の弱いものはもっと声を上げていいのだと、それを守るのが法律であり憲法なのだと、当たり前の言葉が刺さる今。
“雨で濡れてる人がいたら傘をさしかける”
善良さに癒されるよ…
「声を上げることは恥ずかしいことではない」パワーワードきた!!世界中のすべての人へのメッセージでは!?
— みみ (@km_dorama) July 15, 2022
パワハラ上司をやり込めるだけじゃなく、そういう環境を生み出した会社を訴えることができますよとまくし立てる=彼が「声を上げる」ために手を差し伸べる羽男にもグッときた🥹#石子と羽男
「声を上げて頂かなければお手伝い出来ません」
— ruru💍 (@r75olhrmk) July 15, 2022
困ってる人が声を上げることは、大切なことなんだよね。
日本ではそれ自体を憚りがちだし、声を上げる人を揶揄したりするけど。
#石子と羽男
爽快な終わり方だったな…。『声を上げる』大人たち。その勇気、団結、正義。法の元で全ての人が平等である、というケア。皆、平等。#石子と羽男
— 海月🎐 (@hanbunkosiyouyo) July 15, 2022
石子の「声を上げて」くれないと法律家が手伝えないというメッセージがとても刺さりますね。
ネットでも話題でした…。
もちろん石子のメッセージは第1話のハイライトでしょう。けれど私(筆者)は、羽男が支店長にも法律をまくしたてるシーンが一見コミカルですけど、とても良ったと思いました。あなたも声を上げていいんだ!ってこと。支店長も中間管理職としてのつらさ、事情はあったはずですよね。
勧善懲悪で割りきれない世の中の複雑さも、羽男と支店長のシーンが表現していました。みんな平等とも言えます。
会社、たとえば「和民」の訴訟を見ると、従業員の自殺の責任は社長までいきつきますし。おかしい、と思ったら誰でも声を上げて改善していける世の中になって欲しいです。
最近も、安倍元総理の銃撃事件の山上容疑者は、旧統一教会への恨みを供述。全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士・紀藤正樹氏が2022年7月13日放送の日本テレビ「ミヤネ屋」に出演し、こう語っています。↓
「窓口として、山上容疑者が我々のところに相談に来てくれたら、この事件はなかったかもしれない。その意味で力不足を痛感している」
https://www.daily.co.jp/…
母の多額の献金で家庭崩壊したため協会に恨みがあった、と供述していることからのコメントです。
声を上げてくれれば、この事件は防げたということですね。(正確には、知らせることが不足していたと紀藤氏は自身を責めていたように思いますが…声を上げることも、声を拾うことも両方大事だと思います)
弁護士や訴訟ってまだまだ日本ではハードルが高いし、相談料が気になったり、誰かに頼るのは情けないと思ったりと、ためらいがちですが…。このドラマを通して、少しでも声を上げやすくなるといいな、と思いました。
>>第2話
画像出典「石子と羽男」HP
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