【カムカムエヴリバディ】82話│ひなた(川栄李奈)の回転焼き
【カムカムエヴリバディ】82話
朝ドラ【カムカムエヴリバディ】第17週 第82話が2022年2月25日に放送されました。
第82話では、ひなた(川栄李奈)が初めて回転焼きを売り物として焼いて…。
今回は【カムカムエヴリバディ】82話のあらすじネタバレと感想について。
【カムカムエヴリバディ】82話のあらすじネタバレ
【カムカムエヴリバディ】82話のあらすじネタバレです。
五十嵐(本郷奏多)の頼み
五十嵐(本郷奏多)は、雑巾がけをしていた。
そこへ虚無蔵(松重豊)が来たので、「左近の殺陣を教えてください。お願いします。」と五十嵐がお願いする。
虚無蔵:「断ると言ったはずだ」
さらに、ひなた(川栄李奈)もやってきて、虚無蔵へ一緒に頼む。
ひなた:「虚無蔵さん!私からもお願いします。私ら見に行ったんです。虚無蔵さんが出てはった妖術七変化。」
五十嵐:「感動しました」
ひなた:「私も!」
五十嵐:「あの殺陣を超えたいんです。お願いします」
ひなた:「なんでアカンのですか。虚無蔵さん。今さら再映画化やなんて一世一代の嫌みや、思うからですか?」
ひなたは雑巾がけの途中、頭を壁にぶつける。
五十嵐・ひなた:「大丈夫か。どうしてそんなにバカなんだよ」「バカバカいわんといて」
虚無蔵も雑巾がけをやめ、立ち上がって「殺陣を教えやれんのは、拙者も受けるからだ。オーディションを。」と現代語で語った。
噂の真相
稽古場(道場)にて。虚無蔵が五十嵐・ひなたに過去の真相を語る。
虚無蔵:「あの映画のいきさつは、皆が言うてるんようことやない。モモケンさんが初代との親子共演を拒否したんやない。初代がモモケンさんを拒否したんや。」
ひなた:「え?」
虚無蔵:「当時、モモケンさんは団五郎を名乗ってはった。それまで仲違いしていた剣之介・団五郎親子を共演させて仲直りさせて映画を当てる。それが条映のもくろみやった。団五郎さんも乗り気やったて聞いてた。」
ひなた:「けど先代が?」
虚無蔵:「映画を見限った団五郎さんを映画には出さんと」
五十嵐:「それで、どうして虚無蔵さんが出ることに?」
虚無蔵:「先代が声をかけてくれはった。」
五十嵐:「先代モモケンさん自身が虚無蔵さんを抜擢したんですか」
虚無蔵:「うむ。先代は、わしのことをようかわいがってくれはった。団五郎さんと年も近いし、団五郎さんにしてやれんことを、わしにしてくれてはるところがあった。けど、決してわしに期待して抜擢してくれはったんやないと思う。きっとあれは…団五郎さんへの一世一代の当てつけやったと思う。自分の代わりは無名の大部屋。団五郎さんはさぞかしコケにされた気分やったろう」
虚無蔵はセリフが苦手でNGばかり出して編集でたくさん切られた。虚無蔵はあの映画が当たらなかったのは自分のせいで、先代の遺作となったため悔恨が募るばかり。日々、虚無蔵がサムライの言葉を語るのは日々の鍛錬を忘れないためだった。
虚無蔵:「文四郎!こたびの左近役、必ずや拙者が勝ち取る。ゆえに今は己の鍛錬に励みたいのだ」
五十嵐:「御意のままに。それがしも励みまする」
ひなた(川栄李奈)のお願い
オーデイションは全国から1000人を超える応募があった。最終選考の50人の発表があった。
虚無像や五十嵐は残った。
ひなたは、五十嵐の殺陣の練習に付き合おうとするが、すぐにたたかれてしまう。
「何がごじゅう嵐や。落ちてしまえばいいんや」と愚痴をもらしながら家に帰ったひなた。
るいが回転焼きを焼いているのを見て、ひなたはあるお願いをする。
モモケンは、先代の映画を劇場へ見に行っていた。
かつて「どうしてあんな大部屋俳優を」と質問したら、先代は「お前よりいい役者だからだ」と言われたことを思い出し歯がゆいモモケン。
結末
最終選考の前日。
小野寺左近役オーデイション最終選考会(7月8日日曜午前10時)の「殺陣 組み合わせ」が発表された。
2人1組で黍之条と左近の殺陣を披露するが…五十嵐の相手役は、虚無蔵だった。
五十嵐は、「大月」へ回転焼きを買いにきた。すると店頭にひなたがいた。
五十嵐:「おばさんは?」
ひなた:「今ちょっと」
五十嵐は、るいがいないと知り帰る。ひなたが呼び止めるが、言いたいことを言えない。
ひなた:「五十嵐~だから、あの、もうええわ、あほ!」
素直になれない、ひなた。るい(深津絵里)が店の奥から出て来て…
るい:「五十嵐君、明日最終選考なんやってね。ひなたが、五十嵐君に熱々の回転焼き焼いてあげたいんやって。毎日帰ってから練習してた。良かったあ、ひなたが店番できるようなってくれて…」
奥にもどるるい。五十嵐は「熱々、ひとつ」と注文。
ひなたは回転焼きを焼く。綺麗にできて、熱々を紙袋に入れて渡す。五十嵐は代金を渡す。
ひなた:「明日、頑張って。」
五十嵐:「うん。ありがとう。これで、頑張れる。」
翌日。最終選考のオーディションが行われる。
受付係をしていたひなたは、道場の外からオーデイションの様子をみる。
オーデイションが進み、ついに2人の番がきた。
五十嵐:「おはようございます。五十嵐文四郎です。五十の嵐と書いて五十嵐。アラカンの50倍です。よろしくお願いいたします。」
虚無蔵:「伴虚無蔵です。よろしくお願いします。」
五十嵐が落ち着いてると思って安心するひなた。
そしてついに2人の殺陣が始まる…。
(TO BE CONTINUED)
【カムカムエヴリバディ】82話の感想
ひなた(川栄李奈)の回転焼き
82話は、ひなた(川栄李奈)が五十嵐(本郷奏多)のために、回転焼きを焼きました。
最終選考への通過者が発表された日から毎日練習してたんですね。毎日ってどれくらいか分からないんんですが、あれだけ上手くなったのだから、1週間くらいあったんでしょうかね?
しかし、五十嵐の回転焼きで生き返ったエピソードがここで繋がるとは!
そして、ひなたの初めての回転焼きの大失敗も、ここにきて伏線になって生かされています。
好きな人を応援するために、がんばって作って出来るようになった回転焼き、というのが胸を打ちますね。
ひなたが五十嵐のことを好きになっていく過程がほんとに丁寧で、リアル。現実って、気になって、だんだん好きになっていくのが多いと思います。
最終選考の結果は次週へ。待ち遠しいですね。
画像出典:NHK
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