【アバランチ】最終回ネタバレ感想!羽生が逮捕⁈雪崩は起きたか?
【アバランチ】最終回が12月20日に放送されました。
偽装テロ事件以来、3年ぶりに再会した羽生(綾野剛)と藤田(駿河太郎)ですが、大山(渡部篤郎)への協力を拒んだ羽生は藤田に撃たれてしまいます。
指名手配され、もう身動きが取れないアバランチ。
このまま大山の思い通りになってしまうのでしょうか…。
それぞれの正義を貫く最終回のネタバレです。
【アバランチ】はFODプレミアムで配信中。
【アバランチ】最終回のネタバレ
藤田の任務
3年前の偽装テロが起こる前、藤田は大山からの特務を命じられていた。
それは大山の野望=日本版CIAの設立の為、偽装テロを起こすというものだった。
警察の身内に犠牲者が出れば政府はテロに対して警戒心を持つことになり、政府直轄の情報機関を設立の糸口になる。
「私は何をすれば…。」
「君はただ、部下が敵陣に向かうのを見送ればいい。」
そして大山の作戦は成功し、藤田は羽生を除く4人の部下の命を失った。
大山は藤田が死んだことにし、今後も藤田には任務を遂行するように命じた。
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藤田の銃口は羽生に向いていた。既に1発目は羽生の肩を貫いていた。
「藤田さん、自分だけで背負おうとしてません?
自分だけが犠牲になれば俺や山守さん守れると思ってません?
大山の命令でこんな事やってんですよね?
死んだ仲間の為にもう引けねえって思ってんならまだ間に合いますよ。」
「目覚ませよ!藤田!」
「もう二度と俺の前に現れるな。」
藤田は羽生の前から去っていった。
西城尚也の決断
西城(福祉蒼汰)は神奈川県警を訪れ、父・尚也(飯田基祐)と会っていた。
遠山(田島亮)と収集した県警の不正の証拠を提示し、自らがアバランチメンバーであることを告白した。
西城は父が不正を闇に葬るのであれば、ガルシアの逃亡の関与、押収品の横流しの事実を公表すると告げる。
「どうするかは父さんが決めてよ。」
セーフハウス
身に着けていたGPSで居場所を共有していた羽生はリナ(高橋メアリージュン)と牧原(千葉雄大)に助けられ、セーフハウスで傷の手当てを受ける。
山守(木村佳乃)・西城も合流し、そこで山守はリナと牧原に出頭するように頼むが交渉は決裂してしまう。
山守の後を追ってきた極東リサーチは羽生・リナ・牧原の捕獲に挑むが、今は亡き打本の残したレーザー光線の爆破物と羽生とリナの活躍によって失敗に終わる。
羽生は会見を行う予定の総理に会うために、リナと牧原と共にセーフハウスを後にした。
羽生の逮捕とリナと牧原の出頭
会談を終え、会見会場へ移動する総理へマスクを着け近づく羽生。
テロリストとされる羽生から総理を守る為、SPたちは羽生を阻止しようと必死だ。
大山から羽生を射殺するよう指示されていた藤田は羽生に銃を向けていた。
藤田の姿を見つけた羽生はマスクを取り、両手を上げ降伏の姿勢を見せる。
藤田が銃を下した、その時に極東リサーチの久米(仁村紗和)によって羽生は狙撃されてしまう。
確保されるも何かを渡そうとしている羽生の姿を総理はしっかりと見ていた。
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その頃、リナと牧原は山守の言う通り、警察に出頭した。
雪崩のはじまり
私は平成30年から銃刀法違反で押収してきた様々な武器を民間の調査会社「極東リサーチ」に横流しするよう指示してきました。
西城尚也が記者会見を開き、これまでの不正を自白した。
毎朝ジャーナルの遠山の元には尚也本人からの告発文が届いており、この件に合わせてアバランチの真実を世に出すことを編集長に提案。
週刊毎朝の記事や打本が爆発物を抱え民衆を助けた動画も拡散され、民衆のアバランチへの世論が動いた。
郷原総理が大山内閣服官房長官の更迭を発表致しました。
テレビの画面ではニュース速報が流れた。
自らの更迭処分に驚き、大山は総理の元を訪ねた。
総理は羽生から直接、3年前の偽装テロ事件を始めとした全ての事を聞いていた。
更には藤田が大山の指示で加担していた内容の動画を手に入れていた。
この動画は打本の置き土産とも言える、打本特製のペンダント型の小型カメラで撮影されたものだった。
「国民は彼らを信じようとしている。そして私も同じ気持ち。
総理は国民の声なんて聞かないものだと思っていた?
大山さん、やりすぎちゃったね」
大山は愕然として、総理の部屋から出ていった。
最後の作戦
一度は大山に寝返ったと思われた山守だったが、それは全て芝居であった。
羽生たち仲間の命を守る為、一人で全てを抱えていた山守だったが羽生の「もう一人で戦わなくていいんじゃないんですか。」という言葉が変えてくれた。
新たに作戦を練り直し、リナと牧原は自首、羽生は総理暗殺を企てた男として現行犯逮捕で国民の注目を最大限アバランチに向ける。
そのタイミングで神奈川県警の不正自白と藤田との動画を公にすることで国民が動く。
もう一度信じてみないか、正義の力ってやつを。
この言葉を合言葉にして大山との形勢逆転が始まっていくことになったのだ。
全てが終わって
数週間後
病室から羽生がいなくなった。
藤田の行方も分からなくなっていた。
西城は警察に残り内部を変えていく。
山守は内調の話を断った。
「羽生は何者でもない、私たちと同じ」山守は言った。
アバランチという時代」
アバランチとは私たちと同じこの国に住む名もなき人間たちです。
永い事私たちは行動をすることを忘れていたんだと思います。自分が動いても何にも変わんないって。私もそう思っていたけど。
180度角度を変える必要もないし、360度見渡す必要もない。
些細な日常を守りたい、そう願う人たちが行動を起こした結果がアバランチだったと思います。
たった1度だけ、角度を変える勇気を持てばきっと小さな動きがやがて大きな雪崩になる…はず。
アバランチと出会って行動することで救われる誰かがいる。
後の遠山のインタビューに山守・リナ・牧原は答えている。
「羽生君、彼は必ず帰ってくると思います。だって彼の役目はまだ終わってませんから。」
山守はそう言って締めくくった。
西城君、成長したな。
西城は羽生の声がして振り返るがそこに羽生の姿はない。
「羽生君、彼は必ず帰ってくると思います。だって彼の役目はまだ終わってませんから。」
山守はそう言って締めくくった。
【アバランチ】最終回の見どころと感想
ゆるふわ総理に大絶賛!!
大山の失脚のキーパーソンはやっぱり総理でしたね!誘拐されたときは頼りなく見えましたが、あの時感じた違和感が今回の大山の更迭につながったのですね。
国民の声を聞きのは大切なこと。現実にも十分あてはまりますよね。
続編?映画化?
最後の山守さんの「羽生君、彼は必ず帰ってくると思います。だって彼の役目はまだ終わってませんから。」のセリフに続編、映画化の予告ととらえるツイートが多数ありました。
日本にはまだ巨悪な人間がいる、また新たなターゲットを裁くためにアバランチは続くのでしょうか?
局を超えて…加瀬さんからのメッセージ
12月17日に最終回を迎えた【最愛】の加瀬さん役の井浦新さんからのツイッターに羽生さんからの返信でアバランチファンは大盛上がり!
局を超えた二人のやりとりに、その後を想像しちゃう人が続出。バディを組んでの共演を願い声も!
大人2人の粋な気遣いはしびれますよね。消えてしまったけれど、共に過ごした人たちの幸せを遠くから祈っていると思います。
【アバランチ】まとめ
偽装テロをきっかけに山守が羽生・リナ・牧原・打本・西城に声をかけて結成されたアバランチ。
桐島、藤田、尚也、遠山、総理、それぞれの力を借りて最後には巨悪の大山を失脚させることに成功しました。。
ウチさんの置き土産であるペンダント型カメラや爆破装置がアバランチ反撃に力を添えました。
最後まで己の正義の力を信じることの大切さが描かれていた作品だと思いました。
番組開始30分を過ぎてからのアバランチのどんでん返しは爽快であり、ラストでは、その後のストーリーを感じさせてくれる展開でした。
またいつかアバランチに会えたら…。
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