【トットちゃん!】第13話(10月18日)のあらすじと感想!小林校長に視聴者も子育て学ぶ
【トットちゃん!】第13話のあらすじと感想!
昼帯劇場第二弾は黒柳徹子さんの半生を描く「トットちゃん!」
第13話が10月18日(水)に放送されました。
今回は【トットちゃん!】第13話のあらすじと感想まとめ!
【トットちゃん!】第13話のあらすじ
連隊に1日入隊するトットの元同級生たち。
守綱は軍歌の演奏を休みました。そんな夫を朝は尊敬します。
トモエ学園は戦争の練習はしないので、校長は「相撲大会を頑張りなさい。相撲は作物を実ることを祈る伝統文化。戦争とはちがうよ」
相撲大会が開催も…
『トモエ学園』で、相撲大会が開催されました。“トットの海”こと徹子(豊嶋花)は大好きな幸司(ささきゆうた)と対戦するが、思いきり投げ飛ばしてしまう。トットは幸司を倒します。
幸司「大きくなって君がどんなに頼んでも僕のお嫁さんにはしてあげないから」
好きな人に言われて茫然のトット。鉛筆を削ってあげたいほど好きな人をなぜコトンと転ばせてしまったのか激しく後悔しました。それでも「鉛筆はまた明日削ろう」と思うトットでした。
そのころ、検閲の17回目の戦いに向かう上原さん。
エミー「ケンカできる相手がいてうらましい」
華子「初めていい男だと思ったわ」
黒柳家では…軍歌を歌う息子に「やめなさい」と叱る朝。
教育とは何か。瀕死の折鶴が問う…
トモエ学園にて、校長の母にお見舞いとして千羽鶴を折ることに。
三輪先生(宮﨑香蓮)が体が不自由な郁夫を「やってあげる」と手伝います。
郁夫は嫌がり徹子に紙を抑えてもらうも破れてしまいます。郁夫は紙を見て、戦争で負傷か病気なのかなとつぶやき、バレエの瀕死の白鳥みたいと想像ふくらますトット。
「トットちゃん、そんなこと言うものじゃありません。
ちゃんとした鶴を折ろう」
先生が手伝うも、郁夫はトイレに行ってしまいました。
三輪先生の初志とは…
校長は三輪が「痛ましいから」手を貸したことを注意しました。
郁夫は頭を使い工夫していました。それを劣等感を感じさせてしまったのです。
小林「全ての子供には平等にチャンスがある
不自由だからこそ独創的な創意を生むことがある
それを尊ぶことがこの学校の理念
あなたがこの学校に入りたいと来たとき、
お国のために命を捨てよと教育するのでなく、
どんな命も重く尊いことを伝えたい、
と言いましたね。そのことを忘れないでください。」
郁夫に謝ろうとする三輪を止めて
小林「これも試練です
心が強い子ですから自分で自分の傷を癒すでしょう
私たちは見守っていればいいんです」
子供たちは立ち聞きしていたようでした。
また、徹子は小児麻痺で手足が不自由なクラスメート・郁夫(横山歩)が木登りをしたことがないと知って手伝います。しかし何度も挑戦したが登れませんでした。
春になり、朝は娘と息子を連れて里帰りをします。
【トットちゃん!】第13話の感想
ああ、すごい。何が「平等」なのかを千羽鶴を折るというたった一つの行為に鮮明に象徴させた。プロセスが違うことを否定せず、1人1人それぞれのプロセスを尊重するということ。
#トットちゃん— ☆日暮☆「真田丸」ありがとう (@JkReine) 2017年10月18日
トットちゃんの素晴らしいところは、郁夫くんが1人では登れないと知った後の行動。木登りを諦めるのではなく、どうしたら出来るのか、考えて行動した。
諦める事もできたけど、手伝うから一緒に登ろうと言える。
みんな一緒、というトモエ学園の理念そのものの行動ができるところ。#トットちゃん— おにぎりママ (@onigiri91mama) 2017年10月18日
#トットちゃん
親切心からの行動でも相手を傷付けてしまう事がある。でも子供達はちゃんと判っていますよ。三輪先生の一生懸命な優しさ。人は失敗から学んで成長するんだな。三輪先生、ファイトです。それにしても小林校長先生の指導カ、児童だけじゃなく新任教師や保護者に対しても神レベル!
— たぶんソーナンス (@jICRi8ybjW964Uh) 2017年10月18日
出したくなる手を意識して引っ込めるというのは子育てにおいて大変難しい。全体主義の世の中でこの教育を貫いた校長先生。その先生に出会えた幸せで運のいい子どもたち。ほのぼのというよりじんわり泣ける。 #トットちゃん
— ぴのりん (@okan_rakuda) 2017年10月18日
なんか泣きそうになった今日の #トットちゃん
郁夫くんに手を貸そうとした三輪先生の気持ちも分かるから尚更考えさせられたわ。
手を貸すことで 平等に与えられた伸びるチャンスを奪い、自立の芽も摘んでしまう。
障害のあるなしに拘わらず子育て全般に言えることでもあるよね。— みぃ (@me_me_50kara) 2017年10月18日
平等にチャンスがあるのにその機会を摘んでしまうこと。
子育てにも通じます。
「強い子です。傷ついた心は自分で癒します」
校長先生のこの言葉にも驚きです。試練も含めて、成長の機会であると考えさせられました。
もし立ち直れなかったらその時は手を差し伸べるのでしょう。
今回の小林校長の話しを聞いて、漢字の「親」を思い出しました。親とは「木」に「立ち」「見る」と書きます。見守ることが親、というよくある例ですが。
トットは逆にその人の限界を決めません。対比される構成も巧く、「じんわり泣ける」という視聴者の声が多いのも納得。
そういえば相撲もトットは手を抜きませんでした。恋の駆け引きや計算なんてしないトットが素敵です。
三輪先生も間違いを認めて初心にもどります。応援したくなる健気さ。お国のために命を捧げる教育が嫌だと気づいた先生。先生だって、大人だって毎日が成長ですね。
何度か言っていますが、「トットちゃん!」は胸に響くおすすめドラマです。たくさんの人に見てほしいです。
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