【IP〜サイバー捜査班】2話のネタバレと視聴率!佐々木蔵之介・福原遥の親子問題がストーリーとリンク!
【IP〜サイバー捜査班】2話のネタバレと視聴率!佐々木蔵之介・福原遥の親子問題がストーリーとリンク!
佐々木蔵之介主演の新ドラマ【IP〜サイバー捜査班】2話が7月8日に放送されました。
第2話は、「遠隔操作」でのSNS炎上から、ネットストーカー殺人へ!?
事件の背後にある、京都祇園の花街に渦巻く女たちの憎悪…そしてその先にある切なくも悲しい真実とは!?
今回は【IP〜サイバー捜査班】2話のネタバレと視聴率について。
【IP〜サイバー捜査班】2話の視聴率
【IP〜サイバー捜査班】2話の視聴率は、10・4%
前回は10.3%。2話連続で二桁視聴率キープです。
【IP〜サイバー捜査班】2話のネタバレ
【IP〜サイバー捜査班】2話のあらすじネタバレを紹介!
SNSの炎上
古宮山絆(福原遥)は安洛一誠(佐々木蔵之介)に母と若い安洛が映っている写真を見せて…「私は この総合事犯係に 安洛主任 あなたが本当の父親かどうか 確かめるために来ました。」と告げる。
しかし、安洛は26年も前だから忘れても無理はない、とごまかして答えない。絆は猶予期間を与えて、母との事をちゃんと思い出してもらうようお願いした。
そんな中、京都府警サイバー総合事犯係(通称:お総事係)に、会社社長・土屋謙信(ぼんちおさむ)が乗り込んできた。土屋は、SNSの炎上をどこも取り合ってくれず、お掃除係のうちに回されてきたようだ。
土屋の問題の写真は、京都で一番の人気芸妓と2ショットで撮影したニヤケ顔の自撮り写真。SNS上に拡散した人物を見つけて逮捕してくれと訴える。
明らかに同意の上で撮った写真で犯罪として成立しない可能性が高い。にもかかわらず、主任・安洛は絆と多和田昭平(間宮祥太朗)に事件を調べるよう命じる。多和田は非効率なのに、なぜと思うが…絆はできるだけ、私を目の前から遠ざけたかったのだという。
絆と多和田は置屋を訪ね、写真の芸妓“舞菊”こと奥村麻衣(川島海荷)から事情を聴いた。麻衣によると、問題の写真は土屋が自分のスマホで撮影したもので、その場で麻衣のスマホに転送されてきた。
麻衣自身はSNSをやっていないと話すが、「自分だけの事やったら我慢できます。けど、うちのせいで土屋の旦さんに迷惑かけたんやったらうちはうちが許せへんのどす。」と怒り心頭。
多和田は麻衣のスマホに不正アクセスがあったか調べたいと申し出るが、置屋の女将・宮原涼花(国生さゆり)はかたくなに拒否した。
絆と多和田が外に出ると、怪しい人物(前原滉)が去っていくのが見えた。
殺人事件発生
そんな中、安洛がIPアドレス(ネットの住所のような役割)から写真を流出させた人物、カメラマンの寺西高広(西村匡生)を特定。絆と多和田が寺西の自宅を訪ねると――彼は刺殺されていた!
安洛が寺西のパソコンを調べると、彼が麻衣の“ネットストーカー”だったとわかる。
絆と多和田は再度、麻衣に話を聞こうと置屋に向かったが、涼花に門前払いされた。仕方なく芸妓たちの身の回りを世話する“男衆(おとこし)”田沼徳夫(飯田基祐)に麻衣の居場所を聞いて、向かうが…そのとき怪しい人物・石山(前原滉)を見かけて捕まる。すると、麻衣が石山のことを「幼馴染なんです」という!
絆は「麻衣さん、自分の事なら我慢できますって言われてましたよね。それって麻衣さん自身もネットでストーカー被害に遭われてたからなんじゃないですか?」と麻衣に尋ねる。
たしかに麻衣は知らないうちに撮られた画像がネットに拡散して困っていた。しかし、寺西の顔写真をみせても知らないという麻衣。
そんな中、涼花が仏壇に向かって「絶対に守るさかいな。」と言っていて…
絆と安洛の対立
寺西は盗撮で得た情報を週刊誌などに売るだけではなくて直接本人に買い取らせていたとわかる。恐喝ということか。ストーカーの心理とは一致しないが…捜査一課は恐喝の被害者が口封じのために寺西を殺害した可能性が高いと
踏んでいる。
絆は「私はこの事件にはまだ表には見えていない何かが隠れている気がしてなりません。」と指摘。
安洛は「典型的な刑事の勘症候群だな。こじらせると自分が最初に立てた仮説から抜け出せなくなる。」と反論。
絆:「だったら安洛主任も現場に出てください。」
安洛:「今、急に文脈が飛んだな。」
絆:「主任みたくパソコンの中に引きこもって人に触れなかったら、人の情なんて絶対にわかりっこないって言ってるんです。人と人との繋がりがそんなに大切か。」
安洛:「さすが名前どおりだな。」
絆:「私、絆という自分の名前が嫌いです。自分では抱えきれなくて名前負けしそうで…。それでも 亡くなった母が私に残してくれた名前だから…。」
安洛:「死んだのか…? 彼女…。」
絆:「知らなかったんですか?私が3歳の時だそうです。だから母の口から私の父親が誰か聞く事ができませんでした。母の事もメモリーの無駄だからって記憶から消去したんですか?」
安洛:「忘れてなんかいない…。忘れられるはずがないだろ…。寺西のパソコンに残っていた舞菊の画像を洗い直す。外に出るより そっちのほうがはるかに効率的だ。寺西のパソコンに残っていた奥村麻衣の画像のうち、これらは明らかに盗撮画像だ。」
安洛が調べると、画像が何枚か消去されていた。 カップルに人気の八坂庚申堂に誰かといる麻衣の画像があった。その相手も隠し撮りされていて、消したのか…。麻衣の瞳を拡大すると、相手が映っていた。石山翔太だ。
寺西のパソコンは乗っ取り、遠隔操作した犯人は・石山だった。
全てはウェブの中に
絆と多和田が石山のもとへ行く。麻衣から心当たりがない写真がネットに出回ってると相談を受けた石山は、遠隔操作して写真を入手し、SNSにアップしたという。
「お座敷の写真がネットに出回れば芸妓を辞めなきゃいけなくなるかと思って…。」と石山。石山と麻衣は恋人同士のようだったが…。
石山は捜査一課に逮捕された。寺西の家の近くに石山がいることが、タクシーのドライブレコーダーからわかったという。殺人事件の容疑者になったのだ。
しかし取り調べ室で、石山はなぜか完全黙秘。その理由は、麻衣の何かを守っているはずーー。
お総事係が捜査をしていく…
寺西のPCから削除された画像が復元できた。すると舞菊だけじゃなく女将の画像も残っていた。
寺西への配達記録郵便を調べると、送り主は イデオDNAリサーチ。女将の涼花に妹がいて、イデオDNAリサーチの親子関係の鑑定結果…99.873パーセント!
消去したのは盗撮画像だけでないとにらむ安洛は、「全てはウェブの中にあった」と突き止める。
2話の結末:真犯人と悲しい真実
絆に「人に触れなければ 人の情は わからない。」と言われた安洛は、妹の墓参りをしている涼花に会いに行く。
安洛は推理を披露・・・麻衣の誕生日は9月9日、菊の節句。 涼花の妹の春菜が亡くなったのも25年前の同じ日。 つまり春菜は 麻衣を出産した時に亡くなった、と。
一方、絆と多和田が奥村麻衣の戸籍を調べると、養女として引き取られている、とわかる。
寺西は麻衣が春菜の娘である事を突き止めた。 さらに寺西は麻衣の出生が隠され続けたのは父親に何か秘密があると調べ、ある人物に行きつく・・・
涼花は安洛はに過去の事件を明かす。
「春菜と田沼は あの街で育った 幼なじみどした。 芸妓の道を歩んだ春菜は 田沼と恋に落ち 春菜は 子供を宿しました。 それを聞きつけた 春菜のご贔屓筋の旦那が 血気盛んな若い衆をよこして…」
若い男たちに襲われた春菜を守ろうとした田沼。それで傷害致死の事件を起こしてしまう…。
春奈は世間の目を気にして地方の病院へ行き、麻衣を出産後、亡くなった。
出所後の田沼は、涼花に頼みこみ、正体を明かさずに娘のそばにいさせてもらった。
寺西を殺害した犯人は、田沼だった。
殺人犯の娘とバレるのを恐れた田沼は、恐喝され、お金を支払っていたものの、精一杯のお金でも「足りない」と言われてしまう。娘の体で払ってもらう、と言われた田沼は、逆上して殺害してしまった…。
絆と多和田が田沼のもとで話しを聞いていた。素直に自供する絆。
絆は「それでよかったんですか?だって名乗らなければ父親らしい事、何もできないじゃないですか。」と問う。(自分の父とダブっている?)
多和田は「男親が一人前の娘にできる事なんて何があるでしょう…。私は ただ菊という芸妓さんのおそばにお仕えして…ただただ見守っている事ができたんです。それ以上を望んだらバチが当たります。」と満足していたようだ。
戸の開く音がして「あかん。 もう お座敷 行かんと。」と麻衣が出てきた。
「参りましたね。女将は まだ戻られてなくて…。」
「ほな 田沼さん お願いどす。」
「私なんかで よろしいんか?」
「おたのもうします。」
田沼が切り火を切る。
「ほな お気張りやす。」と送り出す田沼。
「おおきに。」
<警察署にて>
多和田がキーボードを打つ。
「新任の古宮山巡査の着任以来、なぜか安洛主任に変化の兆しが見られる。
それまで捜査現場には いっさい臨場することのなかった主任が現場に自ら足を運び、今回の事件では関係者と接触すら行なった…。
単なる偶然かさもなければ、古宮山巡査は安洛一誠という組織の中のバグに影響を与え得るある種の“触媒”・・・“アンチウイルスソフト”なのかもしれない」
一方、絆と安洛。
絆は安洛はに「安洛主任は人の情がわからないんじゃなくて本当はわかってるけど 見ないふりをしてるんじゃないですか?」と今回の親子の事件を推理したことで指摘。
安洛は認めずに、「人を そんなに父親にしたいか?それなら いいものがある。はっきりさせよう」と、親子鑑定のサイトを開いて・・・(つづく)
【IP〜サイバー捜査班】2話の感想
【IP〜サイバー捜査班】2話は、<遠隔操作>が題材。
なぜ遠隔操作をしたのか。それは、幼馴染で恋人の麻衣が、芸妓を辞めて、普通の人になって欲しかったから。
なぜなら、父の過去の事件のことを知ってほしくなかったから…?
あれ?幼馴染の石山はどこまで親子関係を知っていたのでしょうか。その点は曖昧(あいまい)だったと感じました。
なぜ石山が完全黙秘だったのか、なぜ寺西の家の近くにいたのかは…寺西の家に向かう田沼さんを見たから。
「金は用意しました。今から持っていきます。」という田沼の発言を聞いて、尾行したのですね。
石山が守りたかったのは、田沼ということになってしまいますが…つまり、田沼が麻衣の父と知っていたから(パソコンを遠隔操作で見て?)、完全黙秘したのでしょう。
やはり分かりにくい。
それに引き換え、安洛(佐々木蔵之介)・絆(福原遥)の親子問題が2話のストーリーとリンクしていたのは秀逸だったと思います。
親だと明かさなくていい。ただそばにいられるだけでいい。そんな田沼の心境がとても感動的。
安洛(佐々木蔵之介)の秘密も知らなくていいのではないか、知っても悲しいだけなのではないか…と思ってしまいました。
けれど早速、親子鑑定をするのですね。安洛が会社に手をまわして、あるいはニセの書類を作って、偽造したりしないかな?それともすぐ鑑定結果が出て、そのうえでストーリーを展開するのでしょうか。気になります。
次回3話は7月15日(木)よる8時からです!お見逃しなく!
当記事画像出典:テレビ朝日
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