【澪つくし】2話のネタバレと感想!「恋は危険な訪問者」のナレーションが濃すぎる!
【澪つくし】2話のネタバレと感想!「恋は危険な訪問者」のナレーションが濃すぎる!
画家の個展に行ったかをる(沢口靖子)は、絵を買ったのが漁師(川野太郎)だと知りトキメキます。
漁師の目当てはかをるか船か…。
そして醤油屋「入兆」当主の妾の娘としての運命がかをるを翻弄し始める。
【澪つくし】2話のネタバレと感想について!
【澪つくし】2話のあらすじネタバレ
【澪つくし】2話のあらすじネタバレです。
吉武(川野太郎)が絵を買った理由は?
恋は危険な訪問者である。人を傷つけ、鎖に繋ぎ、熱い涙を流させる。時には甘い顔をして油断させ、突然、不幸の海に突き落とす。
澪つくしナレーションより
しかし、人は誰でも恋を待っている。恋に巡り合わない人生は、むなしく寂しい。
古川かをる(沢口靖子)は、沖田の個展に行く。モデルをした絵はすでに売約済み。あの漁師の青年が買っていったという。
個展には調子文学作家の河原畑(石丸謙二郎)も来ていた。
「アポリネールだ」と絵を褒め、かをるがモデルをしたことで怒られたと聞くと、銚子は遅れている!と嘆く。
かをるは絵を買った青年の名前を聞きたかった。
帰宅したかをるが、絵を買ってくれた人が漁師だったというと、るい(加賀まりこ)とツエ(鷲尾真知子)は、その船が描いてあったからだ、と笑う。納得したくないかをる。
3人娘、外川の海での誓い
銚子女学校ではバレーボールをしている。どことなく元気がない由岐(高橋珠美子)。
帰りの電車のなかで、かをるは、みずえ(香川三千)と由岐と海に行こうと盛り上がる。せっかくなら外川まで行こうと提案するかをる。
卒業後、みずえは師範学校に行くこと、由岐は歯医者との縁談が決まっている。会ったこともない相手との結婚に不安を感じる由岐。
きっと幸せになれるわ、というかをるに、楽天家なのがかをるのいいところと親友たち。
不安と寂しさを感じる由岐は、ずっと友達でいてね、といい、2人もうなづく。
かをるは入兆11代目当主の妾の子供!
かをる(沢口靖子)が家に帰ると、父・久兵衛(津川雅彦)の車があった。勝手に来て機嫌を取りに来る父親が疎ましく、家に入りたくないかをる。神社に行くと子猫の鳴き声がする。
夜、制服を来てうろうろしていたことで、たまたま通りがかった巡査に叱られ、駐在所に連れていかれる。
かをるの素性をあれこれ聴取する巡査。母のるい(加賀まりこ)は無職だというと、無職でどう生計を立て、娘を女学校に入れたのか!? 家に行って確かめるという。
帰宅するとるいが毅然と対応する。
女の分際で逆らうな、と怒鳴る巡査に、男親から連絡させると啖呵を切るるい。
かをるの父親は入兆の11代目の坂東久兵衛だというと、態度を翻してすごすごと退散する巡査。
当時の銚子では醤油屋が経済の中心で勢力をふるっており、政界、官界にも影響を及ぼしていた。
入兆の名前なんか出すことないのに、というかをる。
どこに行っていたのかと問い詰めるるいに、かをるは久兵衛の車を見て神社に行ったという。
るいは、久兵衛が正式にかをるを認知して、女学校卒業と同時に引き取る。花嫁修行をさせ、入兆からしかるべきところに嫁に出すといっているという。
ありがたいことだと喜ぶるいに対し、自分の人生をそうやすやすと決められてはたまらないと思っていた。
【澪つくし】2話の感想
第1週は、登場人物の紹介を兼ねたエピソードが続きます。
かをるは、醤油産業が盛んな銚子で屈指の老舗醤油屋の当主の妾の子。
「妾の子」というと陰で慎ましく生きるようなイメージがありましたが、父親が地元の名士だと警官もびびるような存在なんですね。
それを象徴するのがるい役の加賀まりこさん。不倫はダメだけど、るいは毅然としていてカッコイイ。
大正最後の年の時代背景も描かれています。
そして1話に続いて濃いナレーション。歴代朝ドラでもこんなに濃く恋愛を語るナレーションは後にも先にもなかったような。
初恋にウキウキしているかをるが、いつ恋を叶えてそして不幸の海に突き落とされてしまうのか…。
恋の行方が気になります!
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