【ひよっこ】102話のあらすじと視聴率！残酷な再会！有村架純のみね子2分間の懇願に絶賛！

朝ドラ【ひよっこ】第102話（7/29・土）のあらすじと視聴率！

有村架純さん主演、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」第17週「運命のひと」第102話が7月29日土曜日に放送されました。

今回は【ひよっこ】第102話の視聴率、ネタバレあらすじ、みんなの感想、感想をまとめます。

【ひよっこ】第102話（7/29放送）の視聴率

第102話の視聴率は20.5%です。

【ひよっこ】第102話（7/29放送）のあらすじ

休みの日にみね子(有村架純)が部屋でのんびり過ごしていると、世津子(菅野美穂)が突然訪ねてくる。「今から出られないか」と言われ、急いで支度をすることに。外で待とうと出てきた世津子は、買い物帰りの愛子(和久井映見)に出会う。少しだけ言葉を交わすと、車に戻っていく世津子。愛子と鈴子(宮本信子)は世津子の思い詰めた様子を不安に思い、みね子を送り出した後「もうつらいことがないといいな」と思いやる。

引用ＮＨＫ

【ネタバレあり】
愛子が実（沢村一樹）のことを鈴子に訊くと「まじめで働き者で家族思い、きちんとされてた」と話す。

みね子が世津子の自宅に入ると実の声が聞こえてきた。お父ちゃんとかけよっても反応がない。何も覚えてないらしい。嘘だ、と現実を受け入れられないみね子は「そんなことあるわけないでしょ。みね子だよ。ねえ」と実を叩き詰め寄る。

みね子「嫌になったんでしょ。私わかっから。ここに居たくて帰りたくないなら、会わなかったことにする。今日のこと忘れるから。それでいいから。生きててくれるだけで嬉しい。お父ちゃんのこと責めるつもりなんて…全然ないから。覚えてないなんて、いわないで」

泣きじゃくるみね子。みね子だよと言っても謝る実。こんなの嫌です、と世津子の説明をさえぎり、マンションを出て雨の中でひとり泣いていると実が傘を差し出してくれた。

【ひよっこ】第102話（7/29放送）のみんなの感想

https://twitter.com/KenzyPowell/status/891106330529849345

急に女優の自宅に連れてこられたことへの漠然とした不安。聞き覚えのある声を聞いて感じて膨らむ驚き。父親を見た驚愕と混乱。聞きたくないことを振り払うような怒り。記憶喪失を父親に否定してほしいという懇願。自暴自棄と無感覚。短い時間でこれら全てを完璧に演じる有村架純。すごい。 #ひよっこ

— PoNR ✈️ (@kikanhunou) July 28, 2017

#ひよっこ 記憶が戻っても戻らなくても、実はどちらかを選ぶことになる。谷田部家と川本世津子は、比べられそれぞれ選択肢になる。そのこと自体がむごい。選ばれた方にも選ばれなかったた方にも深い傷が残る。

— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) July 28, 2017

https://twitter.com/acintosh/status/891067046527516677

世津子さんは相当の覚悟をもってみね子と実さんを会わせたんだね…。ただ保護していたのではないであろう関係性が、世津子さんの苦渋の表情からわかるもの…。みね子たちにとっても、世津子さんにとってもかけがえのない存在になってしまった。そして誰ひとりとして悪くない…。 #ひよっこ

— あさひ (@asako0807) July 28, 2017

https://twitter.com/bub_shimizu/status/891082666480500736

お父さん最後に傘持ってきたけど、記憶はなくしても優しさはなくしていなかった。それだけでも救われた。
でも気持ち的に辛くてなかなか立ち直れない土曜日の午前中…
#ひよっこ

— もこ (@t_mokomasa) July 29, 2017

https://twitter.com/nishinomaru10yd/status/891084642417205249

みね子の目線で考えても、世津子の目線で考えても、実の目線で考えても、誰の気持ちになっても逃げ場のない展開の残酷さ。
実がどの選択をしても必ず誰かが傷つく。
これ誰も傷つかない解決策ってあるの？？
#ひよっこ

— 闇コケシ (@m1203k) July 28, 2017

世津子さんが身に纏っていた喪失感にすぐに気づく愛子さんとすずこさん
彼女達もまた多くのものを失って来たから
失う事とそれに向き合って行く事
このドラマの重要なテーマですよね#ひよっこ

— ねづこ (@neduko0409) July 29, 2017

https://twitter.com/mechan0222/status/891119344729546752

【ひよっこ】第102話（7/29放送）の感想

父の記憶喪失を知ってからたたみかける、みね子役の有村架純さんのひとり語りは2分半近く。ずっと「お父ちゃん」と語りかけてきた積み重ねがあるので、胸を打ちます。視聴者絶賛です。

みね子「わかるよ。わかる。だから…。お父ちゃん、みね子だよ。忘れたなんて言わねえで！」

ああ、みね子はつらいことがあったからわかるのです。嫌になって投げ出してしまいたくなること。思い出すだけで今もドキドキする再会シーンでした。

残酷！そんな声も多いです。なぜなら実さんは、世津子と谷田部家のどちらをとってもつらいからです。

現実に家族が記憶喪失になった方からもツイートがあり「忘れられてつらかった」「本人を責めてはいけない」

…筆者は経験はないですが、たしかにつらいでしょう。そして本人は悪気がないし急に娘だという人に言い寄られ困惑したことでしょう。

みね子は自分が忘れられたことが受け入れられません。嘘であり、演技ではないのかと疑います。そちらの方がよかったのです。

月曜まで待てない、そんな衝撃の土曜日の回でした。ベタだ、予想の範囲という声もありますが、個人的には、それを越えてくる有村架純さん渾身の泣きの場面でした。沢村一樹さん、菅野美穂さんもさすがの受けの演技。

リアクション、静かな見守る演技が多かったみね子役、有村架純さんの本領発揮の第102話でした。脇にまわっても存在感がある人とヒロイン抜擢の際に評されましたが、ついに感情が爆発してきました。

有村さんはコメディエンヌぶりも発揮してナレーションも切なくさせる巧さが朝ドラで際立っています。今後も注目女優さんです。

愛子さん、鈴子さんのことも触れる視聴者がいます。つらい経験をした方だから、世津子の表情に気づくし、みね子のことを想うのですね。

傘を差しだす優しさは失っていない実さん。新しい家族の再生の物語が始まりそうです。