追悼・梅宮辰夫さん【やすらぎの刻~道】出演シーンの紹介
追悼・梅宮辰夫さん【やすらぎの刻~道】出演シーンの紹介
【やすらぎの刻~道】の主人公・菊村栄(石坂浩二)の父親・栄一役を好演されていた梅宮辰夫さんが2019年12月12日逝去されました。
【やすらぎの刻~道】の出演話、プロフィール、過去作品の動画情報を紹介します。
【やすらぎの刻~道】梅宮辰夫さんの役
キャスト:梅宮辰夫 役:栄一
【やすらぎの刻~道】の主人公、脚本家の菊村栄(石坂浩二)の父親役。
総集編となる大事な場面に登場するのが栄一です。
すでに天国にいる栄一ですが、ときどき、栄のところにやってきて、ドラマのあらすじを聞きにきます。
梅宮辰夫さん【やすらぎの刻~道】出演話
第71話 2019年7月15日放送
菊村栄(石坂浩二)のコテージに突然、亡き父・栄一(梅宮辰夫)が現れます。
菊村の書くドラマが天国では大人気だといい、これまでのあらすじを教えて欲しいと話すのだった。
第72話 2019年7月16日放送
天国からやって来た亡き父・栄一(梅宮辰夫)に頼まれ、菊村栄(石坂浩二)は『やすらぎの郷La Strada』での出来事を語り始めます。
さらに、栄一から執筆中のシナリオ『道』についても聞かれ、菊村は公平が13歳の時からのことを語ります。
第73話 2019年7月17日放送
72話に引き続き、菊村(石坂浩二)は父・栄一(梅宮辰夫)に執筆中の『道』のあらすじを語ります。
第105話 2019年8月30日放送
菊村栄(石坂浩二)のもとに、再び亡くなった父親・栄一(梅宮辰夫)が突然やってきました。栄一はまた「最近の展開を語れ!」と言いだし、菊村は前回の続きを語ります。
第125話 2019年9月27日放送
菊村栄(石坂浩二)のもとに、またもや亡き父・栄一(梅宮辰夫)が突然、現れました。栄一は「最近の展開を語れ!」と言われた栄は、この1カ月間のあらすじを振り返ります。
第146話 2019年10月29日放送
再び菊村栄(石坂浩二)のもとに現れた栄一(梅宮辰夫)。天国で再会した戦友たちに頼まれたといい、あらすじを語ってほしいという。
栄一はしの(清野菜名)のことがお気に入り。栄は、『道』のストーリーを振り返ります。
第147話 2019年10月30日放送
天国からやって来た亡き父・栄一(梅宮辰夫)のために、『道』のあらすじを語る菊村栄(石坂浩二)。146話から続けて物語を語ります。
しの(清野菜名)のファンの栄一は、酒をちびちび飲みながら、栄の話に耳を傾けます。
第148話 2019年10月31日放送
天国から現れた父・栄一(梅宮辰夫)のため、菊村栄(石坂浩二)は、身振り手振りを交えながら『道』のあらすじを語っていきます。
公平(風間俊介)としの(清野菜名)の半生を語り『道』は、昭和から平成へと話が展開することに。
第169話 2019年11月29日放送
『道』が平成編にはいり、執筆していた菊村栄(石坂浩二)のもとに、またもや亡き父・栄一(梅宮辰夫)が。「そろそろ来る頃だと思った」という栄は、栄一のために原稿をまとめておいた。そして『道』の物語を振り返ります。
倉本聰氏の作品は12年ぶり
【やすらぎの刻~道】はふたつの物語が平行していくため、ドラマの流れを視聴者に確認してもらう狙いから、菊村栄(石坂浩二)の父・栄一(梅宮辰夫)の登場に。最初の登場は、7月15日の第71話。天国では視聴率が第2位だといいながら、楽しい親子会話も描かれています。
梅宮辰夫さんは、脚本家・倉本聰氏作品「前略おふくろ様」、そして「拝啓・父上様」に出演。今回の【やすらぎの刻~道】は12年ぶり。
倉本聰氏からオファーが来た時は「倉本さんとは古いつきあいなので、正直いうと“やっぱり来たか!”と思いました。倉本さんから頼まれたら、これは断れないなと感じました」と語っています。
梅宮辰夫さんのコメント
★オファーを聞いたときのお気持ちは?
出演を決めたのは、やはり倉本作品だからこそ…という思いはもちろんありますね。倉本さんから頼まれたら、これは断れないな、と感じましたから。彼とは『前略おふくろ様』のころからのつきあいで、当時は“本読み”のあとに“立ち稽古”があってそれから本番ですから、“接触度”が深かった。その分、当時の仲間たちとは厚い絆を感じているんです。
★菊村栄の亡き父で、酒とタバコを愛する男、という役柄についてはどう思われましたか?
倉本さんが最初から計算して書いたのか、ふと思いついたのか、もしかしたら恨みつらみのこもった顔で、僕が夢にでも出てきたのか…(笑)。それはわからないですが、当然、僕に通じるものがあって書かれたのだと思いました。倉本さんからは、監督を通じて「くれぐれもよろしく」というメッセージをいただきました。
★台本を読んだ感想は?
相変わらず、倉本さんの書くセリフだなぁと感じましたね。彼の書くセリフは独特なんですよ。形容詞が最後についたりするから、覚えにくいんです。わざと意地悪しているんじゃないかと勘繰りたくなるぐらい。それでいてきちんと覚えて演じないと怒るんですからね(笑)。
しかし、この『やすらぎの刻~道』は1年間続く長い作品でしょう。しかも、描く世界が2つどころか3つに増えたということで、よくこんがらがらないな、さすが倉本聡だなと思いました。★石坂浩二さんと共演した感想は?
彼と共演したのはかなり昔のことなので今回、初共演の気持ちで臨みました。芝居が細かくて、きちんと計算して演じられているのが素晴らしい! 僕にはとても真似できないなと思いました。
★視聴者の皆様にメッセージを!
ややこしい事は抜きにして、画面で僕の姿を見て、“あぁ、やっぱり昭和の役者はいいな”と思っていただけたらうれしいですね。
https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/news/0015/
梅宮辰夫(うめみやたつお)プロフィール
1938年3月11日生まれ。
娘さんはタレントの梅宮アンナさん。
銀座でスカウトされ東映ニューフェイスとしてデビューした梅宮辰夫さん。
映画『少年探偵団 敵は原子潜航挺』シリーズで主演デビュー。
東映東京の看板スター。『仁義なき戦い』『不良番長シリーズ』『帝王シリーズ 』など昭和の歴史に残る名作に出演。
任侠作品で怖いイメージが強かった梅宮辰夫さんですが、【やすらぎの刻~道】の脚本・倉本聰氏の作品『前略おふくろ様』に出演。板前役を好演し、役柄の幅が広がりました。
『新・夜明けの刑事』『スクール☆ウォーズ』『特命係長 只野仁』など、存在感のある演技で視聴者を魅了しました。
料理の腕前は圧巻。料理番組や釣り番組にも出演されており、トークも楽しくバラエティ番組にも親子やご夫婦でも出演されました。
梅宮辰夫さん出演の「特命係長 只野仁」「仁義なき戦い」「前略おふくろ様」はAmazonプライム・ビデオ で視聴できます。
2019年12月現在
追悼・梅宮辰夫さん
【やすらぎの刻~道】では、とても味のある演技。
ときどき、楽しいことをおっしゃる栄一。いつもお着物を着ています。
菊村先生も父親にははむかえないらしく、いつも丁寧に物語を話してくれます。
振り返りにほどよく、時々、出演されていた梅宮辰夫さん。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
梅宮辰夫さん。ヤクザ映画などで昔から活躍してきた人だけど、役としては個人的にやすらぎで菊村(石坂浩二)の亡父役がなぜか一番好きだった。おかしみがあってときどき登場するのをひそかに楽しみにしてた。ご冥福をお祈りいたします。#やすらぎの刻~道
— sak (@sak93888658) December 12, 2019
やすらぎの刻~道で石坂浩二演じる菊村先生の亡きお父さん役やってて観たばかりなのに 日本全国の観光地で辰っちゃん漬の立て看板たくさんあった時期もありました。お疲れさまでした梅宮辰夫さん
— アスカ (@asuka_smile) December 11, 2019
12月12日、梅宮辰夫さんがお亡くなりになりました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。#梅宮辰夫#やすらぎの刻— やすらぎの刻〜道 (@yasuragino_toki) December 12, 2019
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