【35歳の少女】8話のネタバレと感想!灰色の女になった望美と多恵が無理心中!

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35歳の少女8話

【35歳の少女】8話のネタバレと感想!灰色の女になった望美と多恵が無理心中!

結人(坂口健太郎)のアパートを出た望美(柴咲コウ)は、まるで別人になっていた!灰色の女になった望美は、結人や家族を痛烈に批判。最後の訪問者、多恵(鈴木保奈美)は意外な行動に…。

この記事でわかること
  • 【35歳の少女】8話の視聴率
  • あらすじネタバレ
  • みんなの感想
目次

【35歳の少女】8話の視聴率

【35歳の少女】8話の視聴率は9.4%でした。急展開の連続に前回より1.7%アップ!

【35歳の少女】8話のあらすじ

【35歳の少女】8話のあらすじです。

結人の夢

望美(柴咲コウ)と結人(坂口健太郎)の結婚式。

愛美(橋本愛)や進次(田中哲司)、結人の両親や達也、加奈まで、みんなが望美のおかげで幸せをつかんだと微笑み祝福する。

これからもたくさんの人を幸せにするために頑張っていこう。結人が望美にそういうと、望美が消えてしまう。

結人は夢から目が覚める。

望美、灰色の女になる

結人は、クラスで浮いている生徒(石田星空)をフォローしようとするが、ほかの生徒たちが「時間の無駄」とそれを許さない。

多恵(鈴木保奈美)は家を売りに出し、内見に来た家族の子供に望美の姿を重ねる。

結人は望美の手がかりを求めて愛美(橋本愛)に連絡。愛美は結人が登録していた代行業の会社に登録して「彼女代行」の仕事に忙しくしていた。こんなことして何になるという結人に、望美のことはどうするんだと返す愛美。客が来て依頼通りにぶりっ子を演じる。

離婚危機の続く今村家では進次(田中哲司)がカレーを作り、一緒に食べようと言うが、加奈(富田靖子)は口を聞いてくれない。達也(竜星涼)は加奈と実の父親から手に入れた大金を手に「でっかいことやってやる」と家を出る。進次が跡を追うと行き先は競馬場。賭けた馬は負けて残りの100万円を賭けるという達也を進次は止める。金は加奈に返すことにしたが、素直になれない達也。

加奈は「自分の娘の心配をしたら」とある動画のURLを送ってくる。

動画の中で、望美は灰色の部屋で灰色の洋服を着て、「時間を無駄にしている人は私に時間を売ってください」と話していた。それはまるで「モモ」に出てくる、時間を食い物にする「灰色の男たち」にそっくり。進次は達也の手を借りて望美の居場所をつきとめて訪ねていく。

生活を心配する進次に望美は、時間を売買したときの手数料とアクセスによる広告収入で、進次の年収ぐらい1か月で稼いでいるという。

加奈や達也、みんなからドアを閉められ、望美にも閉められ…。うちひしがれる進次は加奈になんて言えばいいのか教えてくれと言う。

望美は「手紙を書けば」と教える。それはかつて進次と多恵が仲直りするときに使っていた方法だった。

家に帰った進次は加奈に手紙を書いていたがうまくまとまらない。達也は、加奈がムカついているのは進次が本心言わないからだと言う。

進次は、本心をぶちまける。

・望美が目を覚ましたとき、正直多恵とよりを戻してやり直したいと思った。
・家族写真が捨てられないのも自分の絶頂期だったから。
・ずっと過去ばかりウジウジ振り返っているダメな男なんだ。
・俺といても加奈も達也も幸せになれない、離婚しよう。

これで本当に終わった、と達也。

加奈が出てきて掃除を始めるが、署名捺印した離婚届は受け取らない。進次は達也に100万円を返せというが、達也は心の準備ができてないと部屋にこもる。

結人(坂口健太郎)は、生徒(石田星空)に声をかける。「大丈夫」と答える少年。「大丈夫」って言葉を信じないようにしているという結人に、「本当に大丈夫。僕みたいなバカは放っておいて」というと去ってしまう。愛美から「望美が見つかった」と電話がある。

愛美が望美と縁を切る

灰色の部屋で過ごす望美のところに愛美がやってくる。結人にも一緒に行こうといったが、「いちばん一緒にいたくない」と言われたから来なかったという。

望美は愛美の痛いところをついてくる。

・自分をごまかしてばかり。
・本当は今でもグラフィックデザイナーになりたいし、ママのそばにもいたい。
・昔、私のおもちゃを欲しがっていたころと全然変わっていない。
・何でもかんでも欲しがるだけで手に入れる努力を何もしない。

さらに結人が好きなら好きにしろ、望美がいなくなってママが寂しがっている今はチャンス。家に戻ってママと暮らせばいいと続ける。

図星をつかれすぎた愛美はブチギレ、もう姉とは思わないと言い捨てて出ていく。望美は動画で次のように語る。

これからは無駄なものは全部捨てましょう。家族、友人、恋人。そんなものには裏切られるだけ。

私たちに必要なのは、情報と金、自分だけです。


それを視聴した結人は、望美のテープの中から「ゆうと君」というテープを聞いてみる。

望美は亀のぬいぐるみのデデに、結人への告白を相談していた。結人が好きな理由を語る。

ぶっきらぼうな顔してるけどさ、本当はやさしいんだよ。感想文が書けない私に「モモ」を貸してくれたり、逆上がりができない子に付き合ったり、いじめられている子にもいつも通りに声をかけたり…。

そのとき結人がやってくる。照れて「お前のことなんか好きじゃない」と言ってしまう。望美が事故にあったのはその翌日だった。

【35歳の少女】8話のネタバレ

【35歳の少女】8話のネタバレです。閲覧ご注意を。

結人(坂口健太郎)が望美(柴崎コウ)に会いにいく

結人は望美にラジカセとカセットテープ、「モモ」の本を持っていく。体調が悪そうな望美を心配するが、キリンの睡眠時間は1日20分、私もそれぐらいでいい、とよけいなお世話扱い。

差別を煽り、弱者を切り捨てることばかりしていると非難する結人。

私はあなたたちと同じになっただけ、何が悪いの。これからは都合のいい情報を与えて大衆の心を左右する自分の利益を追求するものだけが生き残る。

お前にはみんなを幸せにするすげー才能があったじゃないか。そう訴える結人は結婚式の夢について話す。

結婚式ではみんな心から笑ってたんだ。お前のおかげで本当の自分を取り戻せたって。

俺たちはその世界を諦めちゃいけない。俺が好きだった時岡望美に戻ってくれよ。

鼻で笑う望美。どうして人って自分のことは棚に上げて他人のことばかり責めるのか。ああしろ、こうしろ説教する暇があるなら自分のことをちゃんとしたら。学校のこと、両親のこと。

あなたは子供の頃から全然成長してない。自分自身をさらけ出す勇気がないのよ。

私はもうこの世界で生きていくことに不安はないの、あなたと違って。わかったらこんなもの持って帰って、とカセットテープやぬいぐるみ、本を投げる。

わかった、もう本当に終わりなんだな、俺たち。

この前古い映画を見ていたら、私たちにぴったりのセリフがあった。

私たちはさよならを言うために出会った。

結人はその足で実家へ。父親の容体が悪化したのに、母は「放っておけば」と言っている。「早く死ねばいいと思ってるんだろ」などと相変わらずの醜い口ゲンカを始める2人に嫌気がさす。

もうわかった、もういい。あんたたちとは縁を切らせてもらう。

2人も好き合って結婚したんだろ。この前夢で2人が幸せそうに笑ってるの見てたら、そんな幸せなときもあったんだろうなって思ったけど、人間がどんどん腐っていくのを見てるみたいで堪えられない。

結人が次に向かったのは多恵(鈴木保奈美)のところだった。

多恵は望美が今やっていることを知っていた。

あいつを助けてください。灰色の男みたいになっている。望美を救えるのはお母さんだけ。俺の責任だし、二度と会わないと約束するから、望美を元に戻してくれ、と土下座する。

4番目の訪問者

4番目の訪問者は、10歳の望美だった。

35歳になって今幸せですか。仕事は楽しい?結人くんとはどうなったの?みんな元気?とインタビューを始める。

何やってるの? ひとりぼっちで全然幸せそうじゃない。あんたがいちばん時間を無駄にしてる。

10歳の望美にそう言われた35歳の望美は夢から覚める。

多恵(鈴木保奈美)がやってくる。カメラスタンドを倒して、もうこんなことはやめろと言う。

たくさんの人を不幸にする人はいるけど、たくさんの人を幸せにできる人は少ししかいない。

それなのに何をやってるの?

ママだって結局自分のために介護をしていただけ。

いっとくけど、もう子供の頃の自分に戻るつもりはない。戻っても傷つくだけ。

どいつもこいつも私を悪者扱いするけど、私をこんなふうにしたのはあなたたち。もうほうっておいてよ。今のこの私が本当の時岡望美なの。

じゃあ、一緒に死のう。

覚えてる?あんたが眠ってるときでも同じように思った。そのときはトンボが止めてくれた。あんたの爪や髪が伸びるのを見て。この子は生きてる、生きたがっていると思って25年毎日リハビリを続けてきた。

自分の生き方が正しいか怖くて自信がなかったけど、必死に奮い立たせてきた。

でも間違っていた!私はあなたをこんな人間にするために25年頑張ったんじゃない。

多恵に窓から突き落とされそうになり、空を見上げる望美。まぶしい太陽の光を見ながら、そうか、私は、こうやって死ぬんだ…。

そう思った瞬間、鈍い音がする。多恵が床に倒れていた。

何、これ…。

【35歳の少女】8話の感想とまとめ

【35歳の少女】8話の感想をまとめました。

遊川脚本の無理くり展開に反響!

ついに来ました!遊川和彦脚本ならではの急展開。

聞いていて耳が痛くなるセリフが多かったですね。

多恵はきっとしばらく眠り続けるのでしょう。

自分のダメなところとイイところ、理想と現実の間で苦しむ登場人物たち。でも大切なのはこれからの続いていく未来です。

8話までは望美の成長のようでいて家族の破壊・崩壊の話でしたが、結人(坂口健太郎)はついに再生に向けて動き出しました。

いったいどんな未来を切り開いていくのでしょうか。

最終回まで後2、3回? どういう結末を迎えるのか、今からドキドキしますね。

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