【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】最終回の視聴率とあらすじ!柚木の死に隠された真実!

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サイン―法医学者 柚木貴志の事件―最終回

サイン―法医学者 柚木貴志の事件―

前回はついに中園景にも究極の選択が要求されました。果たしてどういう選択をするのでしょうか?

それでは、【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】最終回の視聴率、あらすじ、感想について紹介します。

目次

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】最終回の視聴率

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】最終回の視聴率は12.1%。

上がったり下がったりしていた視聴率も最終回は有終の美を飾りました。

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】最終回あらすじ

サイン―法医学者 柚木貴志の事件―最終回

国民的人気歌手・北見永士(横山涼)殺害の凶器とみられる青いぬいぐるみを押収した警視庁捜査一課の管理官・和泉千聖(松雪泰子)とその部下・高橋紀理人(高杉真宙)は、新人解剖医・中園景(飯豊まりえ)が持つ青い繊維と照合しようと考えます。

連絡を受けた中園は青い繊維をもって日本法医学研究院を訪れますが、繊維を渡すと結果を待たずに出て行ってしまいます。

様子が気になった柚木貴志(大森南朋)は中園の後を追い話を聞きます。中園は院長の伊達明義(仲村トオル)に妹のことで交換条件を持ち出されたことを話しますが「繊維は渡しませんでした」と胸を張ります。

そこへ検査結果が出たと連絡がありました。しかし結果は一致しませんでした。意外な結果に柚木も苛立ちます。

実は検査の時に助手の四方田隼斗(小久保寿人)がこっそりとすり替えていたのでした。四方田から繊維を受け取った伊達は風に飛ばして証拠を隠滅します。

伊達の仕業だと気づいた柚木は伊達の元を訪れて問い詰めますが伊達は認めません。「一人の人間として恥ずかしくないんですか?」と問う柚木に「私は革命を起こす」と言います。

熱い思いを語る伊達に柚木は「この先も権力に服従し続けるだけだ。解剖医の仕事は天の声を聞くことじゃない。死んだ人間の声を聴くことだ」と言います。

一方、警察では次期総裁候補の家を家宅捜索した結果、証拠品が見つからなかったことで和泉と上司の下山益男(利重剛)が責任を取り異動することになりました。

それを聞いていた高橋は「1週間以内に証拠を見つければ」と言いますが「無理よ」と一蹴します。「諦めるんですか?」という声にも答えません。

そして、監視カメラの映像をチェックしていた柚木は映像が約4分間途切れていることに気が付きます。何者かが削除したと考え和泉に調べるように頼みますが、和泉は無言で電話を切ります。

話を聞いていた高橋は柚木の元に行き、マスターデータが残っている可能性があることを伝えます。奥野という鑑識官が事件後に病気で退職しており何か知っている可能性があると言います。

病院を訪れた柚木と高橋が話を聞きますが、奥野は何も知らないと言います。

しかし、その夜、柚木の元に奥野から電話が入ります。映像を削除したことを認め、マスターデータを渡そうとしたのですが翌日柚木たちが現れる前に柚木の代理と名乗った島崎議員の秘書・佐々岡充(木下ほうか)によって持ち去られてしまいます。

「やれることは全てやった」という和泉に柚木は「俺は諦めるつもりはない」と宣言します。そして和泉にも「諦めないのがお前の良いところ。絶対に変わるなよ」と伝えます。

また、柚木は中園から亜硝酸アミルという薬品を受け取ります。何に使うのかを訊ねるが「何でも人に聞かずに自分で考えろ」と突き放します。

そして「遺体と真摯に向き合い、遺体の発するサインを見逃すな」と忠告します。

柚木は楓に連絡を取り「事件当夜、あなたが北見永士の楽屋に入り出てくる映像が見つかった」と伝えます。また中園には「確認して欲しいものがあるので1時間後に家に来て欲しい」と伝えます。

言われた通り、柚木の家を訪れた中園が発見したものは柚木の遺体でした。佐々岡は伊達に自らが解剖するように伝え、死因は何でもよいと言います。

しかし、そんな矢先、柚木の遺体が無くなったという報告があがります。柚木の遺体は中園が解剖室に運んでいました。

駆け付けた伊達に佐々岡は「あの女を止めろ」と命じますが伊達は「彼女を止めることは出来ない」と言います。そして「ここは真実を明らかにする神聖な場だ。我々は断じて欲にまみれた権力者の言いなりにはならない。出て行け」と言い放ちます。

柚木の家宅捜索をしている捜査一課に撤収命令が下されますが、和泉は捜査を続けるように指示をします。「これ以上、上に逆らったらクビになりますよ。」と言われても「クビになっても私は残る」と宣言し捜査を続けます。

解剖の結果、柚木の死因は北見永士と同じ窒息死で他殺だと断言します。そして、柚木の自宅からは隠しカメラの映像が発見されました。

カメラの映像と解剖結果をすり合わせるために映像を皆で確認します。そこには柚木が殺害される場面がはっきりと残されていました。

「柚木が席を立つシーンからもう一度見せて欲しい」という伊達。映像を見ると柚木は楓が薬を出しているところを鏡で見ており、自らの体に証拠のサインを残すために死を選んだと言います。

しかし、柚木の衣服のポケットから亜硝酸アミルが見つかったという報告があり、中園は万が一の時には解毒しようとしていたと言います。柚木は生きるのをあきらめたのではなく生きようとしていたのでした。

和泉は楓の元に行き殺害容疑で逮捕します。「私を誰だと思っているの?」という楓に対して「ただの人殺し」と言い返します。そして、父親の島崎藤一郎(小木茂光)も議員辞職しました。

病院で妹に事件の報告をしていた中園に父親は柚木が褒めていたことを伝えます。それを聞いた中園は柚木との思い出を振り返りながら、柚木の後をついで解剖医として頑張る決意をします。

伊達は柚木の墓参りをし「一からやり直すよ。たとえ何年、何十年かかっても、私は法医学会の未来を諦めない」と伝えるのでした。

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】最終回の感想

【サインー法医学者 柚木貴志の事件ー】最終回のまとめ

やはり最後は柚木先生が自らの遺体をサインとして使うという韓国版と同じ結末を迎えてしまいました。

ただ、一方で単に柚木先生が死を選ぶのでは前向きではないということで解毒剤で生きようとしていたということなんでしょう。

死を選んでしまうと、今回の事件は解決できるかもしれませんが、今後遺体の声を聴くことは出来なくなり、今後解決できる事件が解決できない可能性がありますからね。

また、カメラの映像があれば、柚木先生は死ななくても殺人未遂では逮捕できるし、映像の中の発言で北見永士の件に関しても追及できますので決して死は必須ではないですね。

そして伊達院長も手段こそ違えど、柚木先生のことを認めていたのでしょう。だからこそ、「邪魔者」と言われたことは許せなかったでしょう。

対立はしていても邪魔者とは考えてなかったはずです。むしろ、協力して欲しいと願っていたはずです。自らの命を懸けて真実を明らかにする姿勢に解剖医としての本質を思い出したのでしょう。

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記事内の画像出典:ドラマ公式サイト

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