【なつぞら】安田顕(小畑雪之介役)と山田裕貴(雪次郎)・「雪月」のモデルは?

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なつぞら雪月モデル

なつぞら雪月モデル

【なつぞら】安田顕(小畑雪之介役)と山田裕貴(雪次郎)・「雪月」のモデルは?

広瀬すず主演のNHK朝ドラ【なつぞら】は、北海道十勝地方が舞台のひとつです。

安田顕の演じる小畑雪之介が営む菓子店「雪月」は、北海道の有名な製菓メーカーがモデルと思われますが、果たして?

登場人物のモデルと合わせて調べてみました。

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【なつぞら】安田顕の店「雪月」のモデルは?

「雪月」とは、小畑雪之介(安田顕)の父親の代から北海道帯広市に構える和菓子屋。

雪之介は砂糖が統制品となる中、ビート(砂糖大根)を使ったアイデア商品をつくり、戦後の混乱を乗り切っていきます。

やがて北海道有数の製菓メーカーへと発展させることから、思い出すのは北海道十勝の二大製菓メーカー、「柳月」「六花亭」です。

「雪月」のモデルは「柳月」「六花亭」どっち?

「雪月(せつげつ)」のモデルは「柳月(りゅうげつ)」「六花亭(ろっかてい)」どちらなのでしょうか。

結論から言うと…

「雪月」のモデルは「柳月」+「六花亭」!?

つまり両方です。(笑)

どちらか、と言われたら調べれば調べるほど、

「六花亭」がモデルと言えます。

その理由を説明していきます。

会社名

・「柳月(りゅうげつ)」と「雪月(せつげつ)」は、ひと文字違いで、読み方も似ています。

・「六花亭(ろっかてい)」は名前が違いすぎるものの、社名の中の「六花(りっか)」とはの結晶の意味。

ということは…

「雪月」=「雪の結晶(≒六花)」+柳月の「月」

帯広の菓子店

・「雪月」…帯広の菓子店

・「柳月」…1947年(昭和22年)に帯広市で開業。2019年4月現在の本社は北海道河東郡音更町にあります。しかし本店は帯広市。

・「六花亭」…本社と本店は北海道帯広市が所在地。

⇒3つとも帯広です。

名物

・「柳月」…「三方六(さんぽうろく)」(1965年発売):白樺の薪を模したバウムクーヘン。第27回モンドセレクションにおいて最高金賞を受賞。

・「六花亭」…「マルセイバターサンド」(1977年発売):ビスケットが、ホワイトチョコレートと北海道産生乳100%のバターおよびカリフォルニア州産のレーズンをあわせたクリームをサンドしている菓子。

小畑雪之助(演:安田顕)は、泰樹(演:草刈正雄)が作るバターや牛乳を生かした菓子を創作します。

バームクーヘンの原材料にもバターは使用しますが「バターサンド」にはかないません。

つまり、「六花亭」に軍配が上がります。

⇒「六花亭」が「雪月」のモデルと言っていいかも?

「雪月」モデルはやはり六花亭!?

『なつぞら』第34話(2019年5月9日放送)にて、六花亭の「マルセイバターサンド」ならぬ、バターバターせんべい(商品名「開拓の郷」)が登場しました。

缶のデザインは六花亭の「マルセイバターサンド」そっくりです。

六花亭のリッチランドという菓子(=チーズサブレ)が、雪月のバター煎餅に近いようです。

劇中では洋風の煎餅という表現もされていました。つまりサブレ?

*今後も劇中で新商品や新情報があれば追記します。

【なつぞら】安田顕(小畑雪之介役)のモデルは?

六花亭がよりモデルだと説明するのに、雪月の店主とその息子をみていきます。

「雪月」店主の小畑雪之助(安田顕)のモデルは、小田豊四郎でしょう。

小田豊四郎は、のちに「六花亭」となる「帯広千秋庵」の経営者です。

名前が「小畑」「小田」と近いのも偶然とは言いがたいです。

・小畑雪之介(演:安田顕)とは…

父の代から帯広に和菓子屋を構える。砂糖が統制品となる中、ビート(砂糖大根)を使ったアイデア商品をつくり、戦後の混乱を乗り切る。新しもの好きで次々とおいしいお菓子を開発、北海道有数の製菓メーカーへと発展させる。

出典:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/cast/

・「六花亭」の初代社長・小田豊四郎とは…

1933年に母方の叔父・岡部式二が経営する札幌千秋庵に入社

1937年にもう一人の叔父・岡部勇吉が創業した帯広千秋庵(現在の六花亭の前身)の経営を引き継ぐ

1939年に価格等統制令が敷かれ、他の店が砂糖不足で思うように商品を作れなくなった時、前もって砂糖を大量に購入していた(知人の会社社長の薦めだったという)小田の店は今まで通り製品を作ることが出来、次第に客足が増えるようになった

出典https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E8%B1%8A%E5%9B%9B%E9%83%8E

砂糖が統制される時代背景はぴったり。しかしアイデア商品を作ったわけではないのですが、そこは創作でしょう。

小田豊四郎は、1952年に最中菓子「ひとつ鍋」を作り、ヒット商品へ。その後、日本国内初となる「ホワイトチョコレート」を製造しコチラも人気商品となります。

【なつぞら】山田裕貴(小畑雪次郎役)のモデルは小田豊

山田裕貴が演じる小畑雪次郎(雪之介の息子)のモデルは、小田豊(小田豊四郎の息子)

…ということに必然的になってきます。

小田豊氏は、1972年に帯広千秋庵(現・六花亭/1977年に「六花亭製菓株式会社」と改称)に入社。

「六花亭」社長に就いたのは1995年から。父親から引き継いでいます。

そして2019年4月現在の「六花亭」社長は佐藤哲也氏。2016年4月から引き継がれました。

異なる点も!

モデルとして考えられるものの、修行している場所は以下のように異なります。

・小畑雪次郎(演:山田裕貴)は、東京・新宿のパン店「川村屋」で修行(父の雪之介も修行した店)

・小田豊は、京都の老舗菓子店・鶴屋吉信で修行。

上京するヒロイン・奥原なつ(演:広瀬すず)とからむための、ドラマ上の創作だと思われます。

【なつぞら/安田顕の小畑役と「雪月」、山田裕貴のモデル】まとめ

結論としてまとめると…

・『なつぞら』の菓子店「雪月」は、北海道十勝の二大製菓である「柳月」にも気を遣いながら、

「六花亭」をモデルに創作している、と言えます。

砂糖の統制のピンチを乗り越えたり、十勝の酪農を生かしてお菓子を発明する点。

さらに親子で有名な経営者である点もモデルとして考えられる点でした。

●安田顕・山田裕貴のモデルも必然的に以下の通り。

小畑雪之助(安田顕)のモデルは、小田豊四郎(六花亭の初代社長)

小畑雪次郎(山田裕貴)のモデルは、小田豊(六花亭の第2代社長)

朝ドラ『なつぞら』は、アニメーション草創期が主な舞台となるのですが、

北海道の有名な製菓を取り上げているのは感慨深いものがあります。

サイドストーリーとして、安田顕・山田裕貴のお菓子作りも『なつぞら』の見どころになる、と思います。

なつぞら雪月モデル

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