【正直不動産】4話のネタバレと感想!事故物件と永瀬のやり甲斐!

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正直不動産4話

【正直不動産】4話のネタバレと感想!事故物件と永瀬のやり甲斐!

ナンバーワンに返り咲きたい永瀬財地(山下智久)は、西国分寺の中古物件を売ろうとする。

「事故物件に住みたい」という老婦人(風吹ジュン)の本心とは!?

今回は、【正直不動産】4話のあらすじ・ネタバレ・感想について

目次

【正直不動産】4話のあらすじ

あんこ業者

登坂社長(草刈正雄)が今月は営業成績ナンバーワンの人には報奨金を2倍にすると宣言。やる気を出す永瀬(山下智久)。

引越し先を探す老婦人の松井節子(風吹ジュン)が、「神妙荘」というアパートに住みたいという。永瀬がそこは以前人が亡くなっている事故物件だと言うと、「事故物件だから住みたい」と譲らない。ただその物件は65歳以上はNGとなっていた。

売れ!と言われている「スカイヒルズ西国分寺」を内見する永瀬と月下(福原遥)は、ミネルヴァ不動産の花澤涼子(倉科カナ)と西岡(伊藤あさひ)に遭遇する。花澤が永瀬は悪どい手口を使うことで有名だと嫌味を言うと、永瀬はそっちは色仕掛けで楽な仕事をしていると言い返す。

なんとか「スカイヒルズ西国分寺」を売りたい永瀬だが、バーテンダーだという客に「近くに保育園があり、昼間はうるさい」と正直に言ってしまう。一方、ライバルの桐山はすでに1部屋を成約させており、2部屋めの商談に入っている。その様子を見た永瀬は「なるほど、あんこか」とつぶやく。

「あんこ業者」とは、売り手側の業者と買い手側の業者の間に立つ業者のこと。まんじゅうのあんこと同じで、食べてみないとわからないからそう呼ばれている。

だったら永瀬もあんこ業者を使えばいいという月下だが、永瀬はデメリットしかないと言う。あんこ業者は売れればいいと思っているからいいことしか言わない。そのためトラブルになることが多いのだ。

月下は、節子に事故物件を紹介中。永瀬は田之上夫妻(黒川智花・)に「スカイヒルズ西国分寺」を紹介する。リフォームしないといけない、徒歩15分とあるが坂道も多く20分はかかるとデメリットを言ってしまう。ただ「不動産を選ぶ極意は諦めること」。なぜなら完璧な物件なんて存在しない。すべての条件が完璧なら、不動産屋はその物件の価格を上げる。

「何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる」

かのスティーブ・ジョブズも言っている。一度ご夫婦で話し合って決めたほうがいいと説得する。

ミネルヴァ不動産の陰謀発覚?

焼き鳥屋「しょうじきもん」で飲んでいる永瀬と月下。機嫌の悪い月下を取り込む美波(泉里香)。

田之上夫妻がキャンセルのために来店。事故物件じゃないか!とクレームをつけるが、それはミネルヴァ不動産の西岡がその場で誰かにメールで指示を出し、事故物件サイトに書き込み妨害していたのだ。それはわかってもらえたものの「なぜ詳しいのか」と問われ、自分もよく使っていた手口と正直に言ってしまう。

最近、成約寸前でのキャンセルが多いのは、ミネルヴァ不動産のせいだと考えた永瀬は、ミネルヴァに乗り込み、クレームをつける。花澤涼子は、その場で西岡に追及。西岡が勝手にやったことと、謝って済まそうとするが、最近の妨害は会社ぐるみだろう、と責める永瀬。

花澤は永瀬もさんざん悪徳営業してきたくせにと返す。月下は「永瀬はまっとうだ」と反論する。「これで終わると思わないでね」と意味深な捨て台詞を言う花澤。

どうしても事故物件じゃないと、と言い張る節子に、ミネルヴァの回し者ではないかと疑惑を持つ永瀬。しかし節子には事故物件に住みたい、ある事情があった。

1年前に夫を亡くした節子。3度目の月命日の夜、眠れずにうつらうつらしていると枕元に夫が座っていた。亡き夫との再会に喜ぶ節子だが、触れようとしたら夫は消えてしまった。

夫はきっと私が心配で会いに来た。でもそれ以降来てくれない。お化けの出る事故物件なら夫も出て来やすいのではないかと思っていた。

事故物件を嫌がる人もいるけれど、そこで亡くなった誰かも誰かにとって大切な人だったはず…。ただ年齢的に部屋探しは難しい…。そう嘆く節子に「この永瀬に任せてください」と豪語してしまう永瀬。

桐山が永瀬を呼び出し、あと3日で成果を上げなければいけないのに、“どうでもいい”物件に必死になっているのか?と問う。“どうでもいい”物件なんてない。どんな部屋にも誰かの人生がそこにあると永瀬。

あんた、誰だ!? 俺の知ってる永瀬財地じゃない…。

月下は、永瀬が話していた「エレベーターが勝手に止まる事故物件」を探し当てる。2人は現場へ。実は怖がりな永瀬はおそるおそるエレベーターに乗る。6階を押しても勝手に4階で停まる…、その噂の通りになって慌てて飛び出す2人。

オーナーの佐々木()が出てくる。「事故物件サイトを見てイタズラに来たのか」「噂のせいで迷惑している」と嘆く。だったら借主を紹介できるが、70歳以上の人だ、と永瀬。それならダメだというオーナーだが、これからますます進む高齢者社会、そんなことを言っていてビジネスチャンスを逃していいのか? 事故物件にしないのもオーナーの役目では? 入居者も責任を持って紹介すると、ある提案をする。

【正直不動産】4話のネタバレ

永瀬と月下は、節子に物件を紹介。すると節子は、息子夫婦が近くに引っ越したいと言っているから、3000万円ぐらいでいい物件はないか?と言ってきた。願ったり叶ったり。永瀬と月下は、「スカイヒルズ西国分寺」を紹介する。近くに保育園があるのも、自分も息子夫婦も子供が大好きだから、むしろ好ましい、と。

また、一度はキャンセルした田之上夫妻が永瀬の正直営業を信頼して成約してくれた。

今月の売り上げは、3件成約させた桐山がナンバーワンとなり、2倍のインセンティブを手にしたが、実質的にはあんこ業者を使わず2件成約させた永瀬のほうが上だったのでは?と社長に問いかける大河部長(長谷川忍)。しかし登坂社長は、永瀬と桐山を切磋琢磨させていきたいようだ。

新しい物件に引っ越した節子。エレベーターに乗ると、自動的に自分の部屋がある4階のランプが点く。永瀬は、これからますます進む高齢化社会に備えてオーナーに、高齢者を見守りするシステムを提案していた。

「ご親切にありがとうございます」「どなたか存じませんが、おじいさんに会ったら、私は元気ですと伝えてください」と微笑む節子。

誰かにとって悪い物件でも、別の誰かにとってはいい物件かもしれない。もしかしたら正直営業でもやっていけるのかも…。永瀬は不動産屋として初めてのやりがいと嬉しさを感じていた。

【正直不動産】4話の感想とまとめ

口八丁で利益優先だった永瀬が、本人の意志と反して正直営業をするしかなくなっていたけれど、顧客の人生を考えて物件を紹介することが“うれしい”と、その充足感を得た回でした。

桐山からも花澤からも「ライアー永瀬」と非難される永瀬。

もちろん過去の悪徳営業が許されるわけではないけれど、人生はやり直せると示したエピソードだったのかもしれません。

記事内画像出典:【正直不動産】公式サイトより

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