ラヴソング視聴率低迷の本当の理由【月9爆死はマツコのせいじゃなかった】

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ラヴソング視聴率低迷の本当の理由【月9爆死はマツコのせいじゃなかった】

ラヴソング視聴率

主演の月9『ラヴソング』の視聴率低迷が止まらない。

初回放送では10.6%と前回クールで叩かれまくった『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』よりも低い数字を記録。

『裏番組でマツコデラックスの月曜から夜ふかしの特番が放送されていた』というのを理由に挙げていた。

そして2話目の視聴率は9.1%まで下がった。

今度は『裏番組のしゃべくり×深イイ合体で有村加純が出ていたせい…』

これはさすがに人のせいにしすぎ。

そんなこと言い出したら『裏番組のニュースで可愛い猫の映像が流れてた』とか『今日の料理が人気の鶏肉料理だった』なんてとんでもない理由もまかり通ってしまう。

有村加純がドラマでもバラエティでもラヴソングに勝った!ということを言いたいだけだろう。

3話は9.4%と停滞。

 

真の理由は1つ。

『ターゲティングが下手すぎる』

つまりどんな人に見て欲しいドラマなのかが明確ではないということ。

その根拠を挙げていく。

 

福山雅治の起用

まずこのドラマは大前提として福山雅治が主軸ということで話を進めていく。

福山雅治は老若男女に人気と言われるが圧倒的に女性人気が強い。

男性にも人気はあるが男性限定ライブ『野郎夜』でも満席にならないくらいなのでやはり女性がメインターゲットなのは間違いない。

そして世代的には『ひとつ屋根の下世代』、つまり30代以上。

よって、ラヴソングのターゲット層は30歳以上の女性ということになる。

 

ゲスト

ラヴソングではカウンセリングを受ける人にゲストを採用している模様。

1話では高畑淳子、2話では由紀さおりが少しだけ出演した。

何を狙った起用なのか全く理解できない。

視聴者としては『あ、○○出てる。豪華だなー。』くらいにしか思わないだろう。

どうせやるなら同じフジテレビの今季ドラマ『僕のヤバイ妻』に出演するが『うちの妻がヤバイんですよー』とカウンセリングを受ける方が圧倒的に話題も呼べるし見ている側も楽しいだろう。

現に、前回クールで主演の『怪盗山猫』に同クールの『ヒガンバナ』主演のがゲスト出演したことは大きな話題となった。

こういう遊び心が日テレにあってフジテレビに無い物なのかもしれない。

 

挿入歌500マイル

話題の挿入歌『500マイル』。

日本では忌野清志郎がカバーている。

しかし忌野清志郎のアルバムのボーナストラックであるこの曲の存在を知っている人は少ない。

そして原曲はヘディウエスト(Hedy West)の1961年のアルバムに収録。

古すぎる。

良い曲だとは思う、しかし既存の知らない曲を使うより新曲を作った方が効果的。

 

『懐かしいなー。この曲はおじいちゃんの若い頃の曲でな…』

『あ、この曲私も知ってる!忌野清志郎さんが歌ってた!』

そんな家族内でそんな会話があった人手挙げて!

シーン。

 

シーンと言えば…

このドラマにはターゲット層である30歳以上の女性に受け入れがたいシーンが多い。

 

①宇崎竜童のお店での喧嘩シーンではに喧嘩を仲裁しろと背中を押され『無理だって、俺弱いから。』と必死に断るシーンがある。

そこは、『おいやめろって!』と仲裁に入っても良かったのではないだろうか。

音楽に向き合えないのはわかるが目の前で、知り合いの店で起きたイザコザにも向き合えないなんて…福山雅治の人気を少し心配した。

『月9主演は福山じゃなくてディーンにして!』というのが話題になっていたが、ディーンフジオカは恐らくこの軟弱なシーンは拒否するだろう。

こう考えると『ディーンフジオカにも月9オファーがあった説』っていうのも面白いかもしれない。

 

②妙に出てくる喫煙シーン。

喫煙シーン自体受け入れがたいなんていう軽い話ではない。

注目すべきはさくらがタバコを吸う理由に『喉に良い、吃音が治る』と言っている事。

吃音の人が自発的にそんなこと思うはずがない→誰かに吹き込まれた→こんな酷い噂流したの誰だよ!

という風に嫌な気分になる視聴者の気持ちを考えているのだろうか。

実際に吃音の人の事を考えると心が痛む。

こういうデリケートな設定を使うなら常識的なモラルを持つべき。

地震の時に地震のシーンを自重するならこういうところにも気を遣って欲しい。

 

恋愛対象の年齢

これは既に各方面で騒がれていることだが、福山雅治は47歳、藤原さくらは20歳、この年齢差の恋愛はさすがに…ということだ。

福山雅治自身も恋愛色を薄めたいと希望しているらしいのだが、どうやっても『ラヴ』ソングだし、既にさくらちゃんにはときめきフラグ立っちゃってるし。

でもこの批判をしている人には一言だけ言いたい。

 

あなたは福山雅治にときめかないと断言できますか?

 

 

福山雅治に恋

自分の為だけに歌ってくれても?

 

 

福山雅治に恋しないのか

電車で密着しても?

 

『それはさすがに無理ー!!絶対恋しちゃう!』という人が10%でもいればこの年齢差の恋愛ドラマはアリなのだ。

 

ラヴソングが大ヒットする為には?

最近のドラマの傾向として

  1. 話が暗い
  2. 主役のキャラが弱い
  3. 話題性が無い

この3つの要素を持ったドラマはヒットしない。

例えば今季のコアタイムドラマでNO.1の視聴率15.4%を叩き出している『99.9-刑事専門弁護士-』は

  1. 1話完結のサクセスストーリー
  2. 耳キャラ、破天荒キャラ
  3. 松潤主演

この3要素を完全に潰している。

一方のラヴソングは

  1. 話が暗い
  2. 福山のキャラ設定が弱すぎる
  3. 話題性はあった(過去形)

その結果、『悲しみの押し付けはもう勘弁』と批判されたり、口コミにの事ばかり書かれており『福山』の文字が全く出て来ないなんていう事態になっているのだ。

このままでは車の下に籠るモグラちゃんのまま終わってしまいそうだ。

 

ちなみに徳間書店が運営するAsagei+ではこう書かれていました。

「ここまで視聴率が低迷した原因は、まず福山の結婚による人気急落、そして放送前の番宣における、ヒロイン・藤原さくらの印象がよくなかったことなどが考えられます。さらに47歳と20歳の親子ほど年の離れた2人が恋愛をするというストーリーも、視聴者から敬遠されてしまったのでしょう」(テレビ誌記者)

Asagei+とdorama9、どっちが説得力ありますかね。

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