【続・続・最後から二番目の恋】あらすじ全話と最終回ネタバレ!アラ還恋愛の結末はやっぱりアレ?
【続・続・最後から二番目の恋】あらすじ全話と最終回ネタバレ!アラ還恋愛の結末はやっぱりアレ?
敏腕ドラマプロデューサー・吉野千明と鎌倉市役所観光推進課に勤める長倉和平。「50歳になんてならない!」と言っていた千明も還暦目前。アラ還の大人だけど、オトナっぽくない2人の恋の行方、長倉家のみんなはどう暮らしているのか。ドラマのあらすじとネタバレをまとめていきます。
過去シリーズの最終回ネタバレから第3期の結末予想も!
【続・続・最後から二番目の恋】1話のあらすじネタバレ
【続・続・最後から二番目の恋】1話。11年ぶりの長倉家は、予告を見る限り、千明と和平の丁々発止ありで相変わらずの賑やかな様子ですが、アラ還になった2人は老いを受け入れながら、どう暮らしているのでしょうか。
1話あらすじ
⋰#最後から二番目の恋
— 『続・続・最後から二番目の恋』フジテレビ新月9ドラマ【公式】 (@zokuzokukoi2025) April 8, 2025
最新の本編映像を加えた
60秒告知映像公開🌸
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“千明&長倉家4兄弟が帰ってくる”
『続・続・最後から二番目の恋』は
4/14(月)よる9時スタート✨
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テレビ局のドラマ制作部でヒットシリーズを手掛けるゼネラルプロデューサーの吉野千明(小泉今日子)。
「50歳になんかならない!」と豪語していた千明も59歳、もうすぐ60歳、つまり還暦を迎える。定年を控えた社員向けのセミナー「これからの人生=セカンドライフについて」に参加するが、仕事一筋で突っ走ってきた千明は、退職後のキャリアを想像したことなんかない。取り残されたような気持ちになる。
千明は電子タバコを吸いに喫煙所に行くがいっぱいで入れない。局での女房役・AP三井道子(久保田磨希)から花束を受け取り、部下の飯田ゆかり(広山詞葉)が監督や脚本を手がけた作品が海外の栄誉ある賞をとったことを祝福。飯田が行きたがっていたしゃぶしゃぶ店を予約しておいたと軍資金を渡す。上司がポケットマネーで部下に奢るところを初めて見たとキョトンとしている後輩プロデューサーの佐久間(上川周作)。それは賞賛ではなく令和的なドン引き?だった。先輩の代で終わりにしましょうと言われる千明。
トラブル処理の合間にナガクラで食事をしようとする和平は、またトラブルで呼び出され食べられない。アニメのロケ地で有名な踏切を撮影しようと群がるたくさんの外国人を誘導する。中国語の通訳が辞めてしまい、大変さを嘆く誘導員。
そんな日の帰り道、相変わらず定期のICカードをどこに入れたか忘れて探す千明、極楽寺駅で遭遇した和平が入っていそうなポケットを当てる。お決まりのパターンはずっと変わっていない。
そんな日の帰り道、極楽寺駅でまたもや一緒になった2人。千明は定期ICカードを探し、和平がイジリながらもフォローしてあげるやりとりも変わっていない。千明は和平とのそんないつもの他愛のない会話の中でふと感じた思いがあった。
気の合う誰かが、隣にいてくれたらいい
――2020年――
千明がそんな心境になった理由の一端は、コロナ禍による未曾有のパンデミックにある。“流行に敏感な”千明はコロナに感染して孤独と恐怖に苛まれていた。 「怖い、怖いよー」。
壁を隔てて、千明に問いかける和平。
万理子は隣の神社で御百度参り。和平は、どんな形であれ、ずっと一緒に生きていくと約束したでしょと襖一枚隔てたところに寄り添っている。
「早く元気になってください。治ってコロナが収束したら何したいですか?」
「長倉和平を木っ端微塵に論破する」
ふすまを隔てて笑い合う2人。千明は、目覚めるまで壁の向こうにいてくれるという和平に、大きな支え、かけがえのない存在だと実感する。
――2025年現在――
朝から鎌倉の古民家カフェ「ナガクラ」で、店長の真平(坂口憲二)と、海岸に打ち上げられたゴミをアートに加工するアーティストとしても活動する和平の娘・えりな(白本彩奈)が働いている。今でも桜貝を拾ってしまう和平は、集めた桜貝をアートに使えないかとえりなに渡す。
千明は誕生日に和平たちにもらった日めくりをめくながら支度している。日めくりの数字は還暦、定年までの日数だ。
朝食を食べにきた千明に、日めくりを話題にする和平。自分はコロナ禍の最中に還暦、定年になったため心の準備ができなかった。千明に後悔してほしくないからその日を可視化して意識していた方がいい、だからあげたという日めくりに千明はむしろリミットを可視化されると気分が落ちるという。年齢を重ねることには肯定的で、髪型も白髪を活かしてカッコよくとオーダーしたぐらいだ。それなのに、化粧をするときにそれが目に入るとメイクもやり過ぎたり正解がわからなくなる。
顔まわりの白髪は塗り忘れたのかと思っていた。そんなに厚化粧しなくても大丈夫。
ほめたつもりだろうが全然ダメだとえりなに注意され、万理子にはドラマなら好感度が低く視聴者がイラっとするやつだと不評だ。
典子(飯島直子)が相変わらず騒がしくやってきて話の腰を折り、万理子は和平が少年時代にエロ本を母に見つかり7時間詰められて号泣した事件をバラす。面白がる千明とえりな。いつものようにえりなから遅刻すると言われて慌てて出かける一同。一方で自転車で通勤中の成瀬(三浦友和)が江ノ電の窓際に立つ千明を見かけて驚いていた。
夫を亡くし、海外から鎌倉の実家に帰ってきた早田律子(石田ひかり)は、鎌倉の名物スケベおじいちゃん、一条(織本順吉)の娘。一条の仏壇に手を合わせるものの、母から「いざ、キャバクラ」と一条がキャバクラ通いを楽しんでいたと聞き、不快になる。『くらちゃんへ』と書かれた箱を見て固まる。
千明がテレビ局の喫煙所でタバコを吸っているとアホ部長がやってくる。つい、いつものようにアホ部長と呼んでしまう千明。月9の企画を募集していると言われた。任せるとか何とかしろじゃないことを寂しく思う。
その頃、和平は同期の訃報に言葉をなくしていた。
1話ネタバレ
祥子と啓子と飲みながら加齢による身体の不具合などを話している千明。近所にかかりつけ医を作っておいた方がいい、という話で、医者に男性を求めるかどうかと考える独身トリオ。求めない祥子、若いイケメンがいいという啓子。オトナでやさしくて渋くてインテリジェンスがある先生なら、どこも悪くなくても通っちゃうと思う千明。
そこに、今朝会ったばかりのアホ部長の訃報が届き、通夜に行った千明と同期の通夜帰りの和平はまた極楽寺駅で遭遇。飲みに行った2人は、訪問先で知った意外な事実と戸惑いを語り合う。
和平は不倫温泉旅行のアリバイに使われていた。温泉ソムリエの資格を持ってる設定にも驚いた和平は、世話になったと礼を言う奥さんに、それは私じゃないと言ってしまった。自分にウソをつくのがイヤだったからだが、奥さんを傷つけただけかもしれないとも後悔している。
アホ部長は、千明と関係があったようなことをあちこちで吹聴していた。だからいいポジションで仕事できたと思っている人もいたことがわかり、千明は唖然。
以前の千明なら、そんなことあるわけないと怒りをぶつけるところだったが、何も言えなかった。それは、アホ部長と会ったとき、ついアホ部長と言ってしまった千明に彼は、「アホ部長じゃない、アホ局長だ、もうすぐアホ社長になるつもりだ」と切り返した。なんか、いいなと思った。たしかにアホにならないと面白いものは作れない。それで何も言わずに帰ってきた。でもなんか古い女みたいでイヤだな…。
お互いに新しいんだか古いんだか。アップデートしてるのかもよくわからない。そもそもオトナになれているのか。
でも同期の死はこたえる、と和平。人って死んじゃうんですね…と千明。
翌朝、通訳のアルバイトとして律子が和平に挨拶する。ナガクラという名前を聞いて、『くらちゃん』かと聞き、わけもわからずスタッフのユニフォームを差し出す和平を警戒する。一条が残した『くらちゃん箱』には「未亡人開発」というエロ本がはいっていたからだ。
一方、成瀬のクリニックに行った千明。受付の森下さん(山野海)が千明の顔をジッと見る。診察室に入ると、千明は思い描いていた医師像にピッタリとハマった成瀬にときめき、成瀬は『ウソだろ』と呟く。それもそのはず、千明は成瀬の妻に瓜2つだったのだ。
【続・続・最後から二番目の恋】2話のネタバレあらすじ
鎌倉市観光協会課に新たな通訳スタッフとしてやってきた早田律子(石田ひかり)に挨拶する長倉和平(中井貴一)。
「市役所のナガクラ」、和平の名前を聞いた律子は、亡き父(織本順吉)が「くらちゃん」宛てに残していたエロ本のタイトルが「未亡人開発」だったりというのを見ていたので、思わず警戒して身構える。
一方、胸の動悸を感じ、「近所にかかりつけ医が必要」との旧友たちの助言も取り入れ、前から気になっていた地元の病院を訪れた吉野千明(小泉今日子)は、目の前に現れた医師・成瀬千次(三浦友和)の爽やかさや、「こんな先生だったらいいな」とイメージした医師像に重なったところからトキメキを感じ、成瀬も亡き妻とそっくりな千明に驚いていた。
【続・続・最後から二番目の恋】最終回ネタバレ・結末予想
そもそも、「最後から二番目の恋」というタイトルは、年齢を重ねるうちに恋愛と縁遠くなると「これが最後の恋」だとしがみついてしまうことをやめよう、次に恋するときは「最後から二番目の恋」だと思えば、楽しめるし、人生はファンキーだ。
というところから来ています。(第1期最終回より)
たしかに、何にしても「これが最後のチャンス」だと思うと、本当に必要なものなのかはさておき、「もう手に入らない」としがみついてしまいますよね。
かつて、新人脚本家の「ポストイット男」(加瀬亮)にハマってしまった千明もそう思いました。しかも「もう無理」というポストイットへの走り書き1つで別れを告げられたこともトラウマになってしまったのです。
人生、何事も、決着がついていないことって、尾を引きますよね。あれって結局何だったの?って。
しかし、第2期にカムバックした涼太に真相を問い詰めた千明は、自分がテレビ局の有力者であったがために利用されただけ、その状況に耐えられなくなった涼太が失踪したことを知ります。
この涼太のことも「最後から二番目の恋」と最初から捉えられていれば状況も変わったでしょうし、この一件があったからこそ、千明はそう思ったのです。
一方、いろいろなすったもんだを経て「どんな状況であれ、ずっと一緒に暮らしていこう」と約束を交わした千明と和平。 彼らの恋は、「最後の恋」になるのか、 別の恋に走り出した2人が「最後から二番目の恋」だと位置付けるのか!?
毎回、千明役のキョンキョンがモノローグでまとめているこのドラマシリーズ。
今回は千明が、「最後の恋はやっぱりすぐそばにあった」とするのか、和平とのかけがえのない日々と恋も「最後から二番目の恋」だったとするのか!?
いざ、その時が来たとき、千明はいったいどんな告白をするのでしょうか――!?
アレ=最後の恋だと断言してほしいような、「結末なんてまだないし、結末なんて一生来ない」と言ってほしいような…。2人がどんな結論を出すのか出さないのかを見守っていきましょう!