【絶対零度シーズン5】ネタバレあらすじ全話!原作&結末は沢口靖子が国を救う?

「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」全話ネタバレあらすじ

沢口靖子月9初主演ドラマ【絶対零度~情報犯罪緊急捜査~】がフジテレビ系・月曜21時枠で2025年秋に放送!

本記事は【絶対零度シーズン5】ネタバレあらすじ全話の紹介とともに、歴代シリーズのおさらい、最終回結末の予想・考察もしていきます。原作や脚本家、主題歌、見どころについても紹介!

「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」は人気刑事ドラマのシリーズ第5弾。主演の沢口靖子さんは「科捜研の女」(テレ朝)に毎年出演していたので、他局のドラマ出演は珍しいです。沢口さんが科捜研の研究員でなく刑事になって、「情報犯罪」をいかに捜査するのか、注目です!

・【最新話】第2話のネタバレ
・【次回】第3話あらすじ&予告動画

本記事にはストーリーのネタバレ、「絶対零度」シリーズの結末ネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。

【絶対零度シーズン5】ネタバレあらすじ全話

月9ドラマ【絶対零度シーズン5】のネタバレあらすじを最終回まで紹介。感想や考察・解説も加えていきます。

1話「情報犯罪―見えない大きな網を破り続けろ―」

あらすじ

本作の舞台は、『情報犯罪特命対策室』通称DICT=ディクト。巧妙化する情報犯罪に対応するため、総理大臣・桐谷杏子(板谷由夏)と内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)直轄のチームとして、半年前に発足した。
主人公・二宮奈美(沢口靖子)は生活安全課で培った観察力を武器に、特殊詐欺やサイバーテロなど〝顔の見えない敵〟に挑んでいく。

2026年。二宮奈美は総理大臣の桐谷(板谷由夏)を援護しながら、カナという女性を捜していた。アジト(?)の中に入って行くと、爆発が起きる。奈美は桐谷を守って…。※カナ(白本彩奈)は娘?

2025年。発足から半年が経過したが、ディクトはまだ目に見えた成果を上げられず、桐谷と佐生はマスコミ対応に追われていた。そんな中、“情報”を悪用した強盗事件が連続して起きる。田辺智代(馬場園梓)は複数の事件の共通点から『匿名・流動型犯罪グループ』、通称トクリュウの犯行ではないかと推測する。

ディクトの調査官・清水紗枝(黒島結菜)が犯行を行った人物を特定。南方睦郎(一ノ瀬颯)と掛川啓(金田哲)が実行犯を逮捕する。しかし、実行犯の男は指示を受けただけで、犯行グループの特定には繋がらなかった。事件の根本的な解決に至らない中、二宮奈美(沢口靖子)は室長の早見浩(松角洋平)に事件現場を直接確認したいと告げ、山内徹(横山裕)を連れて飛び出す。

事件現場に着いた奈美は、近所の老婦人・真田富貴子(梅沢昌代)と事件に関係ない話で盛り上がる。しかし、話の中で「息子と名乗る不審な電話がかかってきた」と聞き出し、今度電話が来たら警察に連絡するよう促す。後日、富貴子の元に電話が来る。電話の相手は警察署の者だと名乗り、銀行口座の情報が漏れている可能性があるため、現金を警察で預からせてほしいと伝える。電話の後、待ち合わせ場所に現れた富貴子の元に、一人の少年が近づく…。

ネタバレ

富貴子の元に、一人の少年が近づくが…。富貴子は警察に通報していたため、奈美たちが少年を逮捕できた。奈美はその現場周辺にいた男を怪しんだ。

奈美は、特殊詐欺は何度も狙われることが多いから戸締まりをしっかりしてほしいと伝える。さらに、奈美は真田家の周りを巡回したいと室長の早見(松角洋平)に進言するが、警察官が重点的に巡回するからと止められた。

後日。富貴子は強盗に押し入られ、暴力を振るわれて意識不明の重体に。病院に駆け付けた奈美は家族の涙を見て、やりきれない気持ちを抑え切れず大声を発する。

奈美の慟哭の場面は、ここ病院だよ!声が大きいって!とツッコミを入れざるを得ないです(笑)。病院の外に出てから叫んではダメだったのかなあ。細かいですが視聴していて気になってしまいました。

奈美は見回りすべきだったと、室長に抗議。そこへ内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)がやってきて、犯罪を減らすことしか我々にはできないと伝える。奈美は「目の前の人を助けられないチームに意味なんてあるんですか?」と伝える。新次郎は何も答えず去る。

奈美は防犯カメラから強盗グループのうちの一人の少年のスニーカーに見覚えがあったと気づく。富貴子のおかげで少年を逮捕できた際、現場周辺にいた男と同じ靴だ。その男は報道歴があり、高山蓮(奥智哉)だと判明。奈美と掛川(金田哲)は高山家に行くが、母と会えただけで本人は留守だった。

清水(黒島結菜)は特殊詐欺で捕まえた受け子たちのスマホを解析し、今晩また強盗が起きることを突き止める。開示請求、逮捕状請求をしていく。そして蓮たち5人の強盗グループを奈美たちが逮捕する。

取調室にて。蓮は「最初は簡単な仕事だと言われていたが、仕事を断ったら家族を殺すと…」と言い訳を話す。奈美は「甘ったれるんじゃないわよ。大事な家族を人質にされて、なんとしても守りたかった?でもあなたは被害者じゃない。加害者よ。あたしは許さない。絶対に。」とバッサリ斬った。

沢口靖子さんの毅然とした態度での「許さない!」の一喝、かっこよかったです。悪を憎むヒーローって感じで良いです。脅されてつらかったね。事情があったんだね。とか、同情したらどうしようかと思っていましたが、杞憂でした。奈美のキャラクターが分かるシーンだったと思います。逮捕直前、屋上で蓮と対峙するシーンの奈美も堂々としていましたね。警察は普段から訓練し鍛えているとはいえ、60歳になる沢口さんが若い男と戦うのは少し心配でした。けれど、アッサリ逮捕できました。さすが!

その後、清水は犯人グループのアジトを見つけたが、そこはパソコン1台だけあった。

ラスト。奈美が歩きながら実家の母と話していると、新次郎が現れる。奈美は「あなたが正しかった。私は向いていない。情報犯罪は犯人の顔が見えないから。犯人も同じ人間と思って事件と向き合ってきたのにそれができない」という。新次郎は「私は常に顔の見えない相手と闘ってきました」と説明。

奈美は「私は街の人達の安全を守りたいだけ」というが、新次郎は「国家の危機こそ、国民の安寧を失う。そう思わないか」と言って去る。(つづく)

生活安全課にいた奈美は、目の前の顔を見て犯罪に対応してきたのでしょう。一方、新次郎は目に見えないものと戦ってきたようです。なんだか総理大臣よりも新次郎の方が物語の中で存在感があります。影の総理といわれているようですが、そのまま影で居続けるのでしょうか。奈美と新次郎の価値観の違いが初回でここまで示されるのは意味深。見てる範囲や大きさも違う2人。でも、目の前の個人をないがしろにするのはダメです。とはいえ、警察の見回りにも限界があります。個人と全体のバランスが大事だと思うので、奈美と新次郎のお互いの良いところが発揮されていくといいな、と思います。

初回としては「〜情報犯罪緊急捜査〜」の世界観が分かるストーリーになっていますし、これまでのシリーズを見ていなくても楽しめる作品とはなっていました。一方、桜木泉(上戸彩)から山内徹(横山裕)のスマホに連絡が来るなど、シリーズのファンも歓喜の初回でした。新規視聴者もシリーズのファンでも楽しめる作品と言えるでしょう。
上戸彩さん(シーズン1と2の主役)や沢村一樹さん(シーズン3と4の主役)は何らかの形で登場するのかなあ。じゃないとシリーズ作品とは言えないだろうし。と予想してるのですが、どうなんでしょうね。

【絶対零度5】1話視聴率と感想!桜木泉(上戸彩)の名前にファン歓喜 | dorama9

2話「ロマンス詐欺に潜む闇」

あらすじ

内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)は、SNS型ロマンス詐欺グループ摘発の報告書をDICT〈ディクト〉室長・早見浩(松角洋平)に提示、今回の検挙は氷山の一角に過ぎないと言う。去年の被害総額は1270億円以上、この詐欺によって流出した情報は国外の犯罪組織に流れ、もはや政府として看過できる規模ではない。佐生は、犯罪組織の中枢に迫り「絶対に取り逃すな」と早見に指令する。

早見から情報共有を受けた二宮奈美(沢口靖子)は、掛川啓(金田哲)とロマンス詐欺の被害者・芝田(星田英利)に接触。芝田はマッチングアプリで知り合った自称・アメリカの軍医でエマと名乗る人物に多額の送金をしていた。南方睦郎(一ノ瀬颯)は芝田が振り込んだ金の流れを、田辺智代(馬場園梓)はマッチングアプリの運営元にアカウント情報の照会を頼み、奈美と掛川は類似ケースの共通点を探る。

芝田が振り込んだ金は海外の口座に流れており捜査は難航。しかし送金ルートで1件だけ中継口座に日本人名義のものが見つかった。奈美と掛川が会いに行ったその人物はスーパーで働く橋本咲希(桜井玲香)。奈美が「あなたの口座が盗まれ不正送金に利用されている」と咲希に話すも、心当たりはないと言う。そんな咲希の表情に微かな違和感を覚えた奈美は、スーパーの店長と咲希の同僚、藤井遥香(菜葉菜)から話を聞く。すると咲希が仕事の休憩中、頻繁に恋人と連絡を取り合っていることが分かり…。

ネタバレ

咲希は恋人・パクから別れを告げられるが、「私が守るから」と別れない。奈美は、掛川とともに咲希にもう一度話を聞く。咲希は1ヶ月前、パクに口座を貸したことを認めて、「きっとなにかの間違いです」とスマホを差し出す。

咲希のスマホを調べたところ、暗号資産を送っていたことがわかる。 彼女は口座情報だけではなくてお金も送っていたことから、ロマンス詐欺の被害者なのだが…。

奈美は咲希とパクのやり取りを自分の目で調べる。見かねた山内徹(横山 裕)が終電まで手伝ってくれることに。奈美は飴ちゃんを山内にプレゼント! そのことから奈美は気づいた。パクからプレゼントのお花が咲希に届いたことを…。さすがに日本の花屋で注文しただろう。

元公安の田辺智代(馬場園梓)は花を見ただけで店名を言い当てた。花屋を調べたが氏名や電話番号は偽物。そこで、防犯カメラ映像を調べると、 咲希の同僚・藤井遥香(菜 葉 菜)が依頼主だとが分かる。

遥香は自首してきた 。金に困っていた遥香はネットでバイトを見つけた。闇バイトだったが引き返せなかった。ターゲットのリストが送られてきて、咲希の名前があった。 なぜ同僚を騙したのか?遥香は咲希が嫌いだったからだ。彼女は真面目で優しくて皆から好かれていた が、自分は不器用でいつも比べられていた。

なぜ自首したのか?遥香は「パクでいることに疲れた」と意外な答え。毎日連絡が来て、仕事より大変だったという。ブロックしてフェイドアウトすると咲希が一生パクの返事をまち続けることになってしまう。それでは自由になれない。

やがて咲希が警察に来た。遥香は「私がパクなの! 本当にごめんなさい」と謝る。しかし咲希は「違う。勝手に降りないでよ」と意外な返答。咲希はパクが遥香だと気づいていながら、やり取りを続けていたのだ。

それには奈美も気づいていた。 2人のやり取りに<咲希が好きな向日葵の花束>と書かれていたが、咲希がひまわりを好きだと言っていた会話は残っていなかった。

咲希は「仕事中にパクから返信があるとき、いつも藤井さんの姿が見えなかった。だからわざと職場で向日葵が好きだって話した。パクと話す時間は私にとってかけがえのない時間だったから」という。口座を教えたのはパクと共犯者になりたかったからだという咲希。

咲希は奈美に、「パクは本当にいるの! 放っておいてと言ったのに、どうして放っておいてくれなかったの? あなたのせいで私の幸せが壊れた」と怒鳴る。

奈美は冷静に「咲希さん。ひとつだけ聞かせて。あなたは本当に幸せだったんですか? あなたが一番この関係を終わらせたかったんじゃないですか?」と、痛いところを突く。咲希は泣き崩れた…。

遥香のスマホを調べたが組織には繋がらなかった。奈美が外に出ると、佐生新次郎(安田 顕)とバッタリ会う。新次郎は「国際犯罪グループの中枢を叩けと言ったんですがね」と不満げだ。奈美は「私は私にできることをするだけです」と言う。

佐生は早見浩(松角洋平)から闇バイトに渡されたマニュアルを受け取る。マニュアルの出どころを探さなければならない。

一方、総理の娘・カナ(白本彩奈)がSNSで知り合った"スコット"(樋口幸平)と喫茶店で会う。スコットは「カナちゃんのスキルがいかせる最高の仕事だから」と話す。

SNS型ロマンス詐欺が今回の犯罪でした。人の恋愛感情につけこんだ犯罪ですが、なんと、今回の被害者・咲希は騙されていると知りながらも共犯になっていきました。意外なストーリー展開で、見ごたえありましたよ。

咲希はパクとのやり取りが楽しかったのでしょうね。だから騙されてると知りつつ、続けたがったのでしょう。これって、人間のアイドルに恋をするのも似てるなあと思います。人気アイドルと恋が成就するのは難しいとファンも分かっています。分かっていても、その上で楽しむものだし、あんなカッコイイ・可愛いアイドルに彼氏・彼女がいるのは当然と分かっていても、ウソでもいいから恋をしていたいという感じですよね。多分。

いや、漫画「推しの子」のアイドルが子持ちでも嘘をつき続けて、ファンに「愛している」とステージ上で言っていたあの言葉は一応、真実。その感情はウソではないようです。ドラマに戻ると、咲希は「パクはいる!」と言っていました。咲希の中ではパクが存在してたんですよ。「放っておいて」という言葉は、幻想から覚めさせないで!という願いに聞こえましたよ。奇(く)しくも、咲希を演じていた俳優は乃木坂46の1期生で初代キャプテンの桜井玲香さん。怪演というか、鬼気迫る演技で凄かったです。

【絶対零度5】2話視聴率と感想!桜井玲香に「演技力凄い」「上手かった」と賞賛の声 | dorama9

3話

あらすじ

町工場を営む「ミズハラ製作所」の社長・水原明人(小林三十朗)は経営不振に悩んでいた。そこで商工会で紹介された税理士の上村元也(松岡広大)に助けを求める。相談を受けた上村は「外部の力を借りるべき」と助言し、水原に資金力のある株式会社「ネッブス」との経営統合を提案する。「ネッブス」の社長、奥田真斗(町田悠宇)もこの求めに応じた。水原はこれで経営が保てると安心するも、数日後、工場の口座の金が全て消えて
いた。資金を失い負債だけを押し付けられた水原は、自ら命を断ってしまう。

一方、佐生新次郎(安田顕)は黒澤道文(今井清隆)に目を付けていた。「宗教法人ルミナス」の教祖として宗教法人を母体とする「黒澤ホールディングス」を立ち上げた男だ。その実態は信者には高額な商品を買わせ、後継者不足や資金難に苦しむ企業には“承継ビジネス”を持ちかけるなど、さまざまな方法で金をだまし取る悪人だった。「ミズハラ製作所」のような被害報告も複数上がっており、佐生は、DICT室長・早見浩(松角洋平)に調査を指令。二宮奈美(沢口靖子)と南方睦郎(一ノ瀬颯)は、手始めに被害を受けた和菓子店で事情聴取を行う。すると、ここも奥田の会社と経営統合しており、店主に奥田を紹介したのは上村だった。その事実に衝撃を受ける南方。実は上村は南方の大学時代の友人だったのだ。南方は、複雑な思いを抱きながら捜査を進める中で、ある真実にたどり着く。

ネタバレ

放送後に更新します。

【絶対零度シーズン5】原作と脚本家

原作や脚本は、誰が書いているのでしょうか?

原作は?

原作は無しです。

脚本家は?

鈴木洋介、市東さやか、阿部凌大の3名が担当します。

鈴木洋介…東京都出身、明治学院大学卒業。大学卒業後に2年間カナダへ留学。帰国後、アニメ制作会社のスタッフを経験。その後、映画美学校にて脚本を学び、脚本家へ。2014年に脚本家として独立し、アニメを中心に活動中。

鈴木洋介さんの主な作品は、ドラマ「恋するゆうれい」(前編・後編/TOKYO MX、2023年)、劇場アニメ「映画 窓ぎわのトットちゃん」共同脚本、など。


市東さやか(しとうさやか)… 1992年兵庫県生まれ。鹿児島育ち。神戸市看護大学大学院修了。 神戸大学医学部保健学科卒業後、看護師として病院勤務。 その後、大学院にで看護研究に取り組む。2021年から独学で脚本を書き、2022年にコンクールで受賞。
【受賞歴】 2022年 第34回フジテレビヤングシナリオ大賞 大賞受賞「瑠璃も玻璃も照らせば光る」

市東さやかさんの主な作品は、「Dr.アシュラ」(2025、フジテレビ)全話、「真夏のシンデレラ」(2023、フジテレビ)全話、ほか。


阿部凌大(あべりょうた)… 1999年6月23日生まれ。新潟県出身、長岡工業高等専門学校の専攻科、物質工学専攻卒業。
【受賞歴】 2023年 第35回フジテレビヤングシナリオ大賞 大賞受賞「高額当選しちゃいました」

阿部凌大さんの過去作品は、「晩餐ブルース」第7・8話脚本、「高額当選しちゃいました」脚本担当。他にラジオでの脚本あり。


【キャリアについて】3人の中では、市東さんが連ドラ執筆の経験が一番あります。けれど、鈴木さんが一番ベテランで10年以上の経験者。逆に阿部さんが2年前に公募の賞を取ったばかりの若い脚本家となっています。市東さんは2人の間くらいのキャリアですね。

【得意分野】3人の得意とする分野や学んできたことが違うのが興味深いです。鈴木さんは「ドラえもん」などアニメを担当してきて、市東さんは「看護師」経験者&研究者、阿部さんは物質工学専攻という理系。

エピソードごとに完全に分けるのか、共同執筆していくのか不明ですが、これまでにない刑事ドラマになる予感がします。

【絶対零度】歴代シリーズのおさらい

シーズン5の最終回結末予想の前に、予想の材料として、シリーズの過去作品をおさらいしましょう。

「絶対零度」シリーズは過去に4作、制作されてきました。

各シーズンの最終回ネタバレを簡単にみていきましょう↓

シーズン1「絶対零度~未解決事件特命捜査~」

絶対零度 未解決事件

画像出典フジテレビ

内容:「コールドケース」と言われる「時効寸前の未解決事件」を調査するため、警視庁捜査一課に新設された「未解決事件特命捜査対策室第4係」。そこに配属されたのは新人刑事・桜木泉(上戸彩)。泉は塚本圭吾(宮迫博之)とバディを組んで捜査に挑み、成長していく…。

最終回の事件は、12年前の「巡査部長射殺事件」。1998年、巡査部長の百瀬は殺人容疑で指名手配中だった橋本幸生を追いつめるが逆に射殺されてしまった。橋本は百瀬の遺体を焼き、逃走。百瀬は名誉の殉職とされ、警部に昇格した。

捜査する中、百瀬が息子・望の病気を治すために橋本が働く金融業者から借金をしていたことが判明。

さらなる調べで百瀬と橋本が入れ替わっていることが分かり、焼死体は百瀬ではなく橋本だったのが判明。

かつて事件を担当していた殺人犯係の中馬が橋本を脅迫していたことがわかる。
泉は、村岡と名乗って生きていた百瀬を発見し、逮捕することができた。

補足:シーズン1後に放送された『絶対零度~未解決事件特命捜査~Special~』で塚本圭吾(宮迫博之)が殉職してしまいます。

<タイトル「絶対零度」の意味とは?>
絶対零度とはマイナス273.15度のこと。実際この温度に到達することは理論的に不可能。そこから、どんな事件も完全に凍ることはない!未解決のまま終わらせない!との意味が込められています。

シーズン2「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」

絶対零度シリーズシーズン2

画像出典フジテレビ

【内容】:桜木泉がSeason1の課から、特殊犯罪潜入捜査対策室へ異動。瀧河信次郎(桐谷健太)が、泉の新しいパートナーになる。特殊犯罪を扱うストーリー。

最終回は「柴崎外務大臣の息女誘拐事件&柴崎外務大臣誘拐事件 - 連続情報操作犯捜査」です。

塚本殺害の容疑者、畑山昭子(堀内敬子)は情報テロリスト・木幡(ユースケ・サンタマリア)の指示でトイレに行くフリをしてそのまま逃走。調べて行くうちに、この畑山が戸籍上死亡していることが判明し、捜査していく。

逃走した畑山は、木幡に「自分たちの子供のへその緒と逃走用IDとを交換しよう」と申し出るも、木幡に裏切られ、へその緒を取りに来た川島(中村倫也)に銃で撃たれてしまう。現場近くに瀧河(桐谷健太)がいたため、川島を逮捕できた。しかし畑山は死亡。

柴崎大臣の誘拐監禁の場所が特定された。桜木が畑山になりすまして取引のメールを送り交渉が成立。待ち合わせ場所で待機し木幡を発見したが、木幡に逃げられる。

木幡を追う桜木は、仲間と連携し、無事に木幡を逮捕し、柴崎大臣も無事保護する。

ラスト。事件が終息したため、目を患っていた瀧河は警察を辞職。桜木泉は、新たに「特殊犯罪捜査対策室」に配属された山内徹(横山裕)の教育係を命じられた。泉は、まるで瀧河のように、厳しく教育していく。

コールドケース(長期の未解決事件。冷たいという意味のコールドは、事件が起きたばかりで捜査も活発でホットな状態に対比した表現。ケースとは案件の意味。)を扱うけど、決して凍らせない!という意味から、「絶対零度」というタイトルになっていたのですが、あまり関係なくなってきましたね。(笑)

シーズン3「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」

絶対零度 未然犯罪潜入捜査2

画像出典フジテレビ

【内容】:警視庁公安部のエースだった井沢範人(沢村一樹)は、ある事件がきっかけで窓際部署である「総務部資料課分室」に左遷される。しかし、それは表向きで、裏ではキャリア警察官の東堂定春(伊藤淳史)が指揮を執り、"ミハンシステム"の導いた危険人物の情報によって、これから起こりうる犯罪を未然に阻止するミッションを負った試験的な秘密部隊である未然犯罪捜査班・通称「ミハン」で…。

【桜木泉の部下が引き続き登場】特殊犯罪捜査対策室への配属から7年が経ち、一流の捜査官となっていた桜木泉が突如謎の失踪をしてしまう。バディを組んでいた山内徹(横山徹)は、桜木の行方を追うも上層部とトラブルを起こし、「総務部資料課分室」に左遷された。そこで井沢たちととともに捜査していく。

ベトナムで焼死体となって発見されたはずの桜木泉(上戸彩)の生存が判明。井沢(沢村一樹)たちは次の危険人物「桜木泉」の捜査をする。 しかし桜木はミハンとしてベトナムで谷口という男を探っていて、彼女の相棒の赤川は谷口を射殺した後に不審死していた。

桜木が死を偽装してまで追う幻の事件「ケースゼロ」が暴かれていく。

谷口は未来の犯罪者ではなかった。総責任者の東堂(伊藤淳史)がシステムのミスを隠ぺいするため、この事件の関係者を消していたのが真相だった。その裏には次長の町田(中村育二)がいた。井沢の妻は赤川の元同僚で、ケースゼロに巻き込まれる形で命を落とした。井沢は復讐心から町田を殺そうとするが、思いとどまった。東堂と町田は逮捕された。システムの法制化は延期されることになった……。

「ミハン」を指揮していた東堂(伊藤淳史)が悪いやつだったという衝撃結末。ミハンのシステムの法制化が先送りになってしまいました。

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シーズン4「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」

絶対零度4

画像出典フジテレビ

【内容】ミハンのテストケース0号に関する事実が表沙汰になってからおよそ1年半ーー。ミハンは警察内で公の組織になり、法制化に向けて事件の捜査を続けている。井沢はとある理由から新たな統括責任者である香坂朱里(水野美紀)に対して警戒心を抱いていた。警務部人事課へと異動して「井沢の監視」という新たな指令を受けた山内、捜査中に出会った篠田( 高杉真宙)に心開き始める小田切(本田翼)、それぞれの思いを抱いて法制化に向けた捜査を精力的に続けていく…。

統括責任者・香坂(水野美紀)は途中で死亡しています。ミハンの実用性をアピールする為に、爆弾を東京サミット直前にミハンに発見させる自作自演の爆破テロ未遂を公安部長・曽根崎( 浜田学 )と共に計画。しかし、肝心の爆弾が何者かに持ち去られて本当の爆破テロへとすり替わってしまいました。香坂は爆弾を回収するため単独で動き、追ってきた井沢に制止されるも突然キスをし「あなたに出会わなければよかった」と言って彼を振り払い、去ります。その後、SAT隊員に扮したテロの首謀者にして実弟の篠田(高杉真宙)に銃で撃たれ、再び追いついた井沢に看取られながら香坂は死亡しました…。

シーズン4最終回では…。テロの首謀者・水島歩が篠田浩輝(高杉真宙)だと判明。殺人の無い世界を夢見てミハンのことを水島に教えた加賀美(柄本明)だったが、逆に殺人鬼を生み出すことになった。

加賀美は罪悪感に苛まれ、自らの手で水島を葬るためにミハンに志願した。しかし入院しているはずの病室に篠田はいなかった。

そんな中、ミハンが篠田を危険人物として割り出す。篠田はミハン法制化の大きな壁である南雲元総理( 浜田晃)の暗殺を計画していた。

南雲が手術を受けている病院に爆弾が仕掛けられていることが判明。 篠田が始まりの場所で全てを終わらせようとしていると考えた井沢は、水島恵一が神経ガスをまいた映画館へ向かう。

井沢は自分の家族を殺害したのが篠田だと突き止めていた。篠田はミハンを法制化するために、ミハンの冤罪を知ってしまった井沢の妻と娘を口封じのために殺害したのだ。

井沢は怒りながらも、犯罪をこの世から無くしたいという思いは自分と一緒だと思い、「僕は君を許す」と告げる。篠田は「僕は罰を受けなければいけない」と言い残して死亡。

病院に仕掛けられた爆弾は解除され、テロに協力していた曽根崎(浜田学)が逮捕された。ミハンの再始動が決定し、南雲元総理が今までのミハンの実績を評価して、法制化に期待が持てる展開に。

ミハンの法制化を予感させて、終わりました。最終回放送後の「特別編」では、1年後、未然犯罪防止法案が成立したこと、警視庁で未然犯罪捜査課の任命式が行われることが描かれました。

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【絶対零度シーズン5】最終回結末の予想&考察

「絶対零度」シリーズは原作がありません。

なので、シーズン5となる「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」も結末が読めません。

ですが、過去シリーズの傾向をもとに、なんとか振り絞って予想&考察してみます。

これまでの題材は以下の通り↓

  • シーズン1(2010年)はコールド・ケースと呼ばれる「未解決事件」を追う。
  • シーズン2(2011年)は「潜入捜査」がテーマ。
  • シーズン3(2018年)とシーズン4(2020年)は未来の犯罪を予測して捜査する「未然犯罪捜査班(通称ミハン)」の物語。

そして新作のシーズン5は、情報犯罪です。

沢村一樹の出演がありそう

これまで、上戸彩さんが「絶対零度」シーズン1と2の主演で、シーズン3にも関わってきて、次の主演俳優にシリーズを引き継いだわけですが…。

シーズン5は、「新章」といわれるように、キャストも新しくして、別物という感じになりそうです。

でも、沢村一樹さんくらいは何かしら出演して、シリーズの連続性を感じさせてくれると予想。

味方に裏の顔?!

過去シリーズを振り返ると、主人公の上司である東堂(伊藤淳史)や香坂(水野美紀)が実は悪いことをしていました。

また、シリーズ初期の主人公・桜木泉(上戸彩)が危険人物とマークされたり、味方だと思っていた人物に裏の顔がある可能性もあります。

「情報犯罪特命対策室」を管轄している総理と内閣官房副長官…。総理の椅子を狙うため、官房長官が怪しいです。あるいは、官房副長官の裏切りパターンもあり得そう。

ともかく二転三転な展開になりそうです。この点はストーリーが進み次第、考察していきたいです。

シーズン5最終回結末は沢口靖子が国を救う?

シーズン5「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」は、「情報犯罪特命対策室」通称:DICT(ディクト)が、高度な情報技術を悪用して国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追っていくストーリーです。

捜査対象となるのは、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など。

さらに、国家の安全を脅かす大規模な犯罪も描かれるとのこと。となると結末は…。

結末予想は、沢口靖子さん演じる主人公・二宮奈美が国家を救うことになると予想。

【絶対零度シーズン5】主題歌

 十明(読み:とあか)さんの「GRAY」に決定。十明さんは、この作品のために書き下ろした楽曲『GRAY』で、自身初となるドラマ主題歌を担当することとなります。

■十明さんのコメント

私たちの生活には、膨大な情報やつながりが張り巡らされ、便利であると同時に惑わされてしまうこともあります。
思いがけないものとつながってしまったとき、私たちは何を信じればいいのか、その思いいをこの楽曲に込めました。
リアルな社会の姿を映し出す『絶対零度』という作品に、“声”として参加し、みなさんとつながれることをとてもうれしく思っています。

【絶対零度シーズン5】見どころ

沢口靖子の新作ドラマ

沢口靖子の新作ドラマ!というのが一番の見どころでしょう。

沢口靖子といえば、毎年のように放送されてきた『科捜研の女』で榊マリコを演じてきましたが、2024年に放送されたシーズン24をもって静かに幕を下ろしたといわれています。公式発表はないものの局内では事実上の最終シーズンと認識されているとか。

そんな中、2025年の沢口靖子を見れるのはフジテレビ月9ドラマ!となっていて、貴重です。

60歳を迎えた沢口さんの節目の1作であり、シリーズ化して「新たな代表作」となる可能性がありますね。

上戸彩・沢村一樹の再登場

「絶対零度」は、これまで全4シーズンとも平均世帯視聴率が二桁を記録した人気シリーズ。シーズン1(2010年)と2(2011年)では上戸彩演じる女性刑事・桜木泉が主人公。同3(2018年)と4(2020年)では沢村一樹扮する元公安のエリート刑事・井沢範人が主人公でした。

2人の再登場も期待されますね。

【絶対零度シーズン5】ネタバレあらすじ、まとめ

  • ネタバレあらすじ全話
  • 原作と脚本家
  • 歴代シリーズのおさらい
  • 最終回・結末の予想
  • 主題歌
  • 見どころ

についてまとめました。

本記事はネタバレあらすじを毎話更新していきます。