朝ドラ【エール】後半の新キャストとあらすじ!戦中・戦後、あの名曲誕生秘話!
朝ドラ【エール】後半の新キャストとあらすじ!戦中・戦後、名曲誕生秘話!
再放送でコロナをしのいでいた【エール】がいよいよ新作放送開始!
後半の新キャストは? 後半に出てくる名曲とは?
朝ドラ【エール】後半の新キャストとあらすじ、登場する名曲リストについて!
朝ドラ【エール】後半の新キャスト
朝ドラ【エール】後半の新キャストが発表されました。おもな登場人物を紹介します。
吉岡秀隆(役:永田武)
永田武…ながた・たけし。長崎の医師。原爆投下直後の長崎で被爆者の治療を行う。著書『長崎の鐘』 をきっかけに裕一(窪田正孝)と出会う。
古川琴音(役:古山華)
古山華…こやま・はな。裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の娘。やりたいことが見つからず、将来について悩んでいる。
中村ゆり(役:永田ユリカ)
永田ユリカ…ながた・ゆりか。永田武医師(吉岡秀隆)の妹。兄とともに原爆被害にあった長崎の復興に尽力する。
北村有起哉(役:池田二郎)
池田二郎…いけだ・じろう。劇作家、作詞家。戦後、裕一(窪田正孝)とともに数々のラジオドラマや映画、舞台でヒット作を生み出していく。
伊藤あさひ(役:竹中渉)
竹中渉…たけなか・わたる。裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の娘、華(古川琴音)が思いを寄せる高校球児。戦後再開された全国高校野球選手権大会で甲子園を目指す。
片桐仁(役:大倉憲三)
大倉憲三…おおくら・けんぞう。従軍記者。裕一(窪田正孝)と戦地で出会う。戦後、全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」の誕生に関わる。
持田将史(役:初田功)
初田功…はつた・いさお。放送局局員。ラジオドラマのプロデューサーとして、戦後日本のドラマの原型を作っていく。
萩原利久(役:岸本和俊)
岸本和俊…きしもと・かずとし。裕一(窪田正孝)の恩師・藤堂(森山直太朗)率いる戦地部隊の一等兵。民謡歌手の父を持ち、ギターが弾けるため、裕一が戦地で作る楽団のメンバーとなる。
板垣瑞生(役:重森正)
重森正…しげもり・ただし。放送局局員。初田(持田将史)と池田(北村有起哉)の板挟みになりながらも、番組作りに邁進する。
朝ドラ【エール】後半のあらすじ
弟子入りした五郎(岡部大)と、新人小説賞を受賞した梅(森七菜)が、古山家で同居することになり、思わぬ騒動に発展。
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そして、日本は戦争に突入、裕一(窪田正孝)は作曲した戦時歌謡が大ヒットし、次第に時代の波に飲み込まれていく。
戦争が終わり、音(二階堂ふみ)は歌のレッスンを再開するが、戦争で傷ついた裕一はなかなか再起することが出来ない。そんな裕一に池田二郎(北村有起哉)がラジオドラマの音楽を依頼する。戦後復興期の日本に「エール」を送る曲を裕一は次々と生み出していく。
戦中には、兵士たちを励ます歌謡曲を作り大ヒットを飛ばす裕一(窪田正孝)ですが、自分が作った歌を歌いながら戦地に赴く若者たちが命を落としていくことに苦しむことになります。
さらに戦地では実際にその悲惨な現実を目の当たりに…。
絶望に打ちひしがれる裕一を救ったのはやはり音楽。
戦後、傷ついた戦災孤児ら子供達を励ますラジオドラマの主題歌を依頼されたことから、数々の名曲を生み出していきます。
朝ドラ【エール】後半に登場する名曲リスト
朝ドラ【エール】の物語に出てくる、古関裕而(劇中は古山裕一)によるおもな名曲を紹介します。
「露營の歌」(1937)
作詞:薮内喜一郎 作曲:古関裕而 歌:中野忠晴、松平晃、伊藤久男、霧島昇、佐々木章
1937年、日中戦争が勃発。「毎日新聞」が戦意高揚のため「進軍の歌」の歌詞を公募。傑作に入選した薮内喜一郎の歌詞に北原白秋、菊池寛が「露營の歌」名付けた。古関裕而はこの歌詞に感銘し、依頼を受ける前に作曲していたという。
【エール】劇中では50万枚の大ヒット曲として描かれるようです。(予告映像より)
「暁に祈る」(1940)
作詞:野村俊夫 作曲:古関裕而 歌:伊藤久男
映画『征戦愛馬譜 暁に祈る』の主題歌。映画『征戦愛馬譜 暁に祈る』は、佐々木康監督、田中絹代ほか出演、1940年封切りの作品。軍馬を軸に前線の兵士(夫)と銃後の妻(田中絹代)を描いた作品です。
福島三羽ガラスの伊藤久男(劇中は佐藤久志/山崎育三郎)が唄う兵士役で映画にも出演した。
「とんがり帽子」(1947)
作詞:菊田一夫 作曲:古関裕而 歌:川田正子、コロムビアゆりかご会
1947〜1950年にNHKラジオで放送された菊田一夫作ラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の主題歌。『鐘の鳴る丘』は、CIE(連合軍総司令部民間情報教育局)の指令で、戦災孤児や浮浪児を救済するキャンペーンの一環として企画された作品。1948年には映画化された。
「栄冠は君に輝く」(1948)
作詞:加賀大介 作曲:古関裕而 歌:伊藤久男
1948年、学制の改定に伴い「全国中等学校優勝野球大会」が「全国高等学校野球選手権大会」に改称されること、30回目の大会を記念して主催者・朝日新聞社が新しい大会歌を公募。それに選ばれた歌詞に古関裕而(劇中は古山裕一)が曲をつけた。
2020年となった現在もなお“甲子園”「全国高等学校野球選手権大会」のテーマソングとなっている名曲です。
「長崎の鐘」(1949)
サトウハチロー作詞・古関裕而作曲
長崎医科大学(現長崎大学医学部)助教授の永井隆(劇中では永田武/吉岡秀隆)が被爆状況と被爆者の救護活動に当たる様を記録した著書『長崎の鐘』をモチーフにサトウハチロー作詞・古関裕而(劇中・古山裕一)作曲で世に出た大ヒット歌謡曲。
【エール】第1話で、オリンピックの晴れ舞台に尻込みする裕一を鼓舞する人物がこの歌に励まされたという場面が放送されたので、【エール】の中でも重要な楽曲として描かれることでしょう。
朝ドラ【エール】後半新キャストと名曲のまとめ!
朝ドラ【エール】がいよいよ再開!
第13週は梅(森七菜)と弟子志願の五郎(岡部大)、そして久志(山崎育三郎)の三角関係から始まりそうですが、次週からは戦中の物語に突入。
裕一(窪田正孝)や音(二階堂ふみ)だけでなく、視聴者も戦中の混乱に巻き込まれることになります。
どんなときも音楽とともに生きてきた裕一は、戦時歌謡が大ヒットするものの、音楽の役割について、そして自分が今できることについて葛藤に苦しむことに…。
戦後の裕一を支えるのは、放送局スタッフなどの新キャストたち。
裕一や音、まわりの人々は戦争に運命を翻弄されながらもどう生き抜いていくのか。
音楽はどんな役割を担っていくのか。名曲はかく生まれたのか。
見守っていきたいと思います。
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