【約束 16年目の真実】4話のネタバレと考察!尾藤親子の嘘と若菜殺人の犯人

約束4話

【約束 16年目の真実】4話のネタバレと考察!尾藤親子の嘘と若菜殺人の犯人
ライターの梅崎若菜を殺した犯人を追う葵と香坂は、恵の父・尾藤を怪しむ。そんな中、恵の娘が誘拐される。犯人から16年前の真実を語れと要求された尾藤家の運命が急転。真犯人がそろそろ動き出した!
【約束 16年目の真実】4話のあらすじ・ネタバレ・考察をお届けします。

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目次

【約束 16年目の真実】4話のあらすじ

康男に裏の顔?

葵(中村アン)と香坂(横山裕)は、梅崎若菜と会っていた尾藤誠(井上肇)に事情聴取する。尾藤はセキュリティシステムについての取材を受けただけと証言する。そして尾藤の娘で葵の親友・恵(佐津川愛美)が、実は16年前に葵の父・康男(長谷川朝晴)を目撃したのは自分だと打ち明ける。

しかし警察では、若菜を殺したのは不破翔(細田善彦)だとして捜査は打ち切り、16年前の事件の再捜査もしないと一条(岡部たかし)が決定する。

不破は若菜がスクープをとりたいネタがある、でもまだ弱いと編集長に言われたと言っていたことを葵に教える。編集長に聞くと、それはBITOコーポレーションが何者かに賄賂を渡した件だったが、相手がわからなかった。相手ぐらいわからないと、ということで却下したという。

葵は、康男が持っていた150万円の泰都商事の領収書を思い出す。当時尾藤は街に防犯カメラを付けようとしていたが、自治会長である康男は反対していた。その件に関する賄賂かもしれない。さらに、桃(織田梨沙)が、当時不破の妹で被害者の玲が、康男に付きまとわれていると言っていたことを明かす。

人間は誰にも表と裏の顔がある。父の裏の顔を初めて見たような気になってきた葵。

まだ真実と向き合うことが怖いんですか。そんな葵を奮い立たせたのは意外にも香坂だった。

葵はBITOと康男の関係を知るために、恵の家を訪ね、誠が康男について何か言っているのを聞いたことがないかと尋ねる。

BITOコーポレーションはもともと小さな警備会社だった。でも誠はもっとみんなが安全に暮らせるようにと防犯カメラやセキュリティシステムを開発して会社を大きくした。葵と同じように恵もまた父親を信じている。

誘拐事件と尾藤家の秘密

ふと気づくと恵の娘・志歩がいない。待ちきれずに1人で公園に行ったのかもしれないと公園に走る2人だが、志歩のうさぎのポーチだけが残されていた。その中の携帯が鳴る。電話に出ると誘拐犯からだった。機械音声で、16年前の真実を話す動画をHPにアップしなければ志歩を殺すと要求する。

要求されていることに恵は心あたりがあった。誠に相談するが、尾藤は悪いことはしていない。相手の要求通りにしたからといって志歩が帰ってくるとは限らない、と要求を飲むつもりがない。バイク便でビー玉が届く。

手が込みすぎていることに葵は疑問を持つ。尾藤親子を揺さぶるなら志歩の悲鳴を聞かせるとかもっと簡単な方法がある。志歩を傷つけないようにしているのではないか。志歩が安心できる場所と考えると自宅、そして…。葵が考えていると、香坂が捜査に進展があったと言う。

志歩は保育園にいた。犯人はウサギの着ぐるみを着ていたから、志歩は犯人の顔は見ていない。ほっとして葵に感謝する尾藤家一同。葵は、恵が取り乱した際に口走ったことを聞き逃さなかった。「だって、あの犯人は女の子ばかり…」。恵は、16年前の犯人はまだ捕まっていないと思っているはずだ。

恵は耐えられず、葵に告白する。事件の日に康男を見たのは事実だが、時間はあやふやだった。それを「事件発生時刻だった」と証言しなさいと誠が言いきかせた。康男を犯人と特定する決め手に欠けていた警察がそれを求めていたからだ。

【約束 16年目の真実】4話のネタバレ

香坂の言っていた「進展」とは、康男が持っていた領収書から間宮奈緒議員(山田キヌヲ)の指紋が出たことだった。間宮と尾藤は癒着関係にあったのだ。香坂はさらに若菜の殺人事件のことを尾藤に説明させる。

あれは事故だった。若菜は康男と揉めていた件について話を聞きたいと望見野神社に来るように言った。尾藤は間宮に連絡する。若菜は、尾藤が何度康男に賄賂を渡してもダメだから娘に証言させて犯人に仕立て上げた。それとも尾藤自身が犯人で罪をなすりつけたのか。激しく追及する若菜を、尾藤が突き飛ばしてしまった。若菜は低い柵を越えて転落して死んでしまった。若菜の死は事故だったのだ。

康男はいつも正しかった。不破玲のことも、素行が悪くなった頃から心配して見守っていた。自分はそういう人になれなかった。恵は、みんなが安心して暮らせる世界を目指した父のことを尊敬していたと話す。

若菜の口にビー玉を詰めた不破は偽計業務妨害の罰金刑で釈放される。桃のレストランで集まる同級生5人。来づらいだろうと心配した恵も現れて、天草は集合写真を撮り、「こんな日が来るなんて…」と涙ぐむ。

帰り道、葵の携帯に暗号が届く。「みつかってよかったね」。これは誘拐犯が送ってきたものだろう。その頃、何者かが「サクリファイス」という小説かシナリオを書いていた。作者の名は不破翔になってはいるが、いったい誰なのか — —!?

警察では、尾藤誠がタオルで首を吊って自殺していた。

【約束 16年目の真実】4話の考察

最初から何か秘密を抱えている気配を匂わせていた恵が、消えていた目撃証言をしたその人でした。康男を見たのは本当だけど、時間があやふやだった。父の言うことなら大丈夫だろうと、偽証した。尾藤は康男に間宮との癒着の証拠を握られていた。

そして若菜を殺したのは尾藤誠。事故だったから、ちゃんと通報していればよかったのに…。間宮議員との癒着も早々と暴かれた。

尾藤が自殺した、または殺されたことを考えると、真犯人かそれを庇う人物が警察関係者の中にいるということになります。いちばん怪しいのはやっぱり一条(岡部たかし)だけど、隠蔽の指揮をとっているのは有村刑事部長(杉本哲太)っぽい。康男は不正を許せない正義感の強い人だったようだから、警察関係者の悪事を知ってしまったから冤罪で捕まり、殺されたのかもしれません。

ただシナリオを読んでいて、不破の暗号を知っている人物とすると、天草もやはり怪しいですね。

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