【笑うマトリョーシカ】ネタバレ全話!原作の結末からラストと犯人を考察!

水川あさみ主演【笑うマトリョーシカ】のネタバレあらすじ全話と原作ネタバレを紹介。原作の結末からドラマのラストと犯人を考察していきます。原作とドラマの違いも紹介!

【笑うマトリョーシカ】はTBS金曜ドラマ枠で放送!櫻井翔が演じる政治家・清家一郎の闇に迫るストーリー展開に考察合戦が繰り広げられ話題沸騰のドラマです。

最新話は、道上(水川あさみ)が清家一郎(櫻井翔)のブレーンに!
>>最新話(最終話)

9月7日、11話ネタバレを更新しました。

本記事にはネタバレ含まれます。

目次

ドラマ【笑うマトリョーシカ】あらすじ(ネタバレなし)

【笑うマトリョーシカ】は、主人公で新聞記者の道上香苗(水川あさみ)が父の事故をきっかけに、若き政治家・清家一郎の周辺で起きた事件の真相を明らかにしていくヒューマンサスペンスです。

あらすじ
抜群の人気を誇る若き政治家・清家一郎(櫻井翔)有能な秘書・鈴木拓哉(玉木鉄二)。
どちらも非の打ちどころがなく完璧に見えますが、清家一郎のインタビューを行った道上は「このふたり、何かがおかしい」と感じます。
道上はふたりの奇妙な関係を暴こうと隠された過去を探る中、清家が政治家にのぼり詰める過程で死亡事故がいくつも起きていたことを知ります。さらに新たな事実や怪しい人物が次々と浮上!それらが、道上の父の死とも繋がっていきます

以下にてドラマ【笑うマトリョーシカ】のネタバレあらすじを最終回まで紹介します。

ドラマ【笑うマトリョーシカ】最終話展開予想(ネタバレあり)

ドラマの展開(最新話)を予想します

道上と浩子が対峙することになります。道上は浩子の現在の夫を見て、その姿から、また浩子が「殺す計画」をしていると考えるのでしょう。

おそらく山内が浩子の過去の情報を仕入れてくるので、浩子の過去はこれによって明らかになってくるでしょう。

亜里沙のペンネームが浩子の名前であることも判明しました。

その後、道上が浩子と対峙。浩子の生い立ちも明らかになりました。

笑うマトリョーシカ・ネタバレ

さらに浩子の家には、もうひとりの女性の姿があります。これが原作と同じであれば亜里沙。

浩子が清家の写真を眺めては微笑むシーンがあり。原作同様に、おそらく、浩子は清家とは今は繋がってはいない。

ドラマでは、清家が総理大臣になることを願っているのだと思います。そのために、裏で動いているという流れになると予想しています。浩子は総理の失脚を企んでいるのでは?

清家一郎がなにかと道上のことを気にかけていることから、道上の命が危ないことを察知していると思われます。清家一郎は犯人に気づいていて、道上に明かすという展開を予想しています。

亜里沙と清家は3年前に縁が切れている。浩子も切れている。鈴木も切れている。
「現在の清家のブレーンは誰?」という流れに。おそらく今は清家にブレーンはいません。

そこで、清家は道上にブレーンを依頼したのでしょう。

道上は清家のブレーンとなりますが、その後、BG事件の全容を記事にして世間に暴くでしょう。
これによって総理は失脚。

清家が次期総理候補に、という流れを予想しています。

すべては11話(最終話)で完結します。お見逃しなく。

ドラマ【笑うマトリョーシカ】あらすじ・ネタバレを最終回まで!

1話ネタバレ『清家一郎を操るのは鈴木!?』

笑うマトリョーシカ

『父は殺されたー?若き政治家と秘書の黒い闇に新聞記者が迫る!』

あらすじ

2022年、4月。
若手議員・清家一郎(櫻井翔)は、新たに発足された内閣の厚生労働大臣として初入閣を果たした。清家は、リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と注目されている若手議員です。
同じころ、東都新聞文芸部の記者・道上香苗(水川あさみ)は、清家が刊行した自叙伝「悲願」の取材で、愛媛県の松山にある「私立福音学園高等学校」を訪ねていた。そこは清家の母校。担任の一色(東根作寿英)の話から、現在の清家の秘書、鈴木俊哉(玉山鉄二)のことを知ります。
鈴木と清家は同級生で清家を生徒会長に押し上げたのが鈴木。つまり、清家のブレーン。
しかし「悲願」には鈴木の名が出てこない。なぜ?と違和感を覚える道上は、その理由を探ろうと意気込みます。
そんな中、父・兼髙(渡辺いっけい)から電話があります。父は社会部の敏腕記者。「調べていることがある」と言う兼髙は、その瞬間に交通事故に遭い命を落としてしまいました。

ネタバレ

兼髙の事故は相手の運転手の居眠り運転が原因と処理されます。しかし、何者かによって仕組まれた事故であり、犯人は兼髙のPCを盗んでいます。

道上は、兼髙の遺品からBG株事件について記されたノートを手にします。その事件には羽生総理(大鷹明良)と諸橋大臣(矢島健一)が関与していると分かります。さらに、兼髙が鈴木(玉山鉄二)と会う約束をしていたと分かり、父の死について疑いを持ち始めます。

BG株事件とは。
28年前に発覚した不動産の利権が絡んだ横領事件で起訴されたのは官僚と宇野耕介。兼高はこの黒幕を追っていたが、その矢先に宇野が自殺を遂げ事件は幕を下ろしていました。

この宇野が鈴木俊哉の父親で鈴木は苗字を母親姓に変えていたのです。
愛媛に移り住み高校に入学した鈴木(西山潤)は、清家(青木柚)と佐々木光一(濱尾ノリタカ)と出会います。そして、清家を政治家にして父の仇を取ろうと考えます。
鈴木は東大を卒業し経済産業省に就職した後、清家の秘書になったのです。

道上は社会部の山中(丸山智己)とともに清家の取材をします。そこで、清家の自叙伝「非願」に鈴木の名前を出さなかったのは、鈴木の指示だと知ります。鈴木曰く、犯罪者の息子の名が載ることは清家に迷惑がかかるから、と。

香苗は清家が鈴木にコントロールされていると感じます。実際、清家の記者会見などはすべて鈴木が原稿を作っています。
そんな中、道上は清家から直々に連絡を貰い、ふたりだけで会食をします。帰り際、清家は「これからも僕を見ていてくださいね」と告げました。

後日、この時道上が話した里親制度のことを清家は定例会見で語ってみせました。まるで、自分が全てを見つけ出したかのように、人々を魅了するすばらしい会見です。

道上は思います。
清家は理想の人間を演じる才能がある、と…。

ラスト・結末
道上宛に、清家の卒論と思われる原稿が送られてきました。内容は、ヒトラーをコントロールするエリック・ヤン・ハヌッセンのこと。ヒトラーが清家でエリック・ヤン・ハヌッセンが鈴木とも思える内容です。
道上は清家が自分にSOSを送っているのかと思うのですが…。

そんな矢先、道上の家に何者が侵入。
その者によって兼髙のノートが焼かれていて…。

<続く>

1話の関連記事!感想を紹介しています。↓

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2話ネタバレ『美恵子が清家を操っていた?』

笑うマトリョーシカ・2話

鈴木が父の死に関わっていると考えていた道上香苗は、その後、清家一郎を操る女が存在していることに気付きます。その女は美恵子と言い大学時代の彼女で…。

2話は、道上香苗が離婚するきっかけになった事件や息子とのホロリとするドラマオリジナル要素を加えてのストーリーになっています。

2話の詳細を以下の記事で紹介しています。

【笑うマトリョーシカ】2話感想と視聴率!高岡早紀は清家の彼

3話ネタバレ『美和子は偽名』

あらすじ

清家から、今後一切の取材を拒否された道上香苗(水川あさみ)。道上は、清家の大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子)について知ろうと、当時の清家の同級生を取材。自叙伝「悲願」で美恵子と呼ばれていた女性は「三好美和子」だと判明します。さらに出身大学や将来の夢など、美和子を探すヒントを得ることに成功しました。
同じ頃、事故で入院している鈴木(玉山鉄二)も美和子のことを思い出していました。
道上は、大学時代の清家、鈴木、そして、美和子の情報を得るため、清家が師事していた武智(小木茂光)の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れます。
年老いた藤田は、介護施設に入所していました。

ネタバレ

香苗は藤田から、清家は鈴木を友人とも思っておらず「何とも思っていない」と聞き驚きます。さらに、美和子は清家を27歳で政治家にすると言っていたことも。武智には愛人がいて、それが美和子ではないか。だとしても、武智を殺す理由が見つからないと藤田は言います。

一方、鈴木は美和子に清家と別れるように告げたことを思い出します。大学4年生の頃の事です。
清家をモデルにしてシナリオを書いたという美和子。タイトルは「最後に笑うマトリョーシカ」。「誰が一郎のマトリョーシカ人形の芯の部分で笑っているか」という意味を込めていました。鈴木の言い分など聞かず、一郎とは別れないとキッパリ。

回想シーン
清家が政治家になったとき、鈴木と清家は約束を交わします。
この時から、鈴木は清家を先生と呼び敬語を使うことに。清家は俊哉君と呼んでいたが「鈴木」と呼ぶことに。
そして、最終的な判断は清家が決めることになります。清家は、武智の死後、秘書を希望していた藤田を不採用にしたです。

ラスト・結末
その後、鈴木の協力を得ることに成功した香苗は、シナリオライターを目指していた美和子の原稿を手に入れます。そして、三好美和子が偽名であることに気付きます。
香苗は、清家と会い「どうして取材拒否をしたのか?」と問うと「あなたのため」だと清家は答えました。

3話の感想記事

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4話ネタバレ『清家母・浩子が道上の前に!』

笑うマトリョーシカ


手に入れた美和子(田辺桃子)のシナリオによって美和子は真中亜里沙だと知った道上香苗(水川あさみ)は、その内容に驚きます。
登場人物は明らかに清家をモデルにしたものでした。

シナリオ・内容
・秘書が代議士をコントロールし、その後、代議士の妻が現れ、秘書を出し抜いていく。
・秘書はハヌッセンと同じ43歳で妻によって葬られた。物語上は自殺となっている。
・終盤に代議士の母が登場。母は代議士を抱きしめて「大丈夫だから。お母さんに任せておけば大丈夫」と言って終わる。
代議士が清家で秘書が鈴木俊哉(玉山鉄二)。妻が亜里沙。シナリオ通りなら、亜里沙が鈴木を狙ったことに。

その直後、道上は「これ以上関わるな」と政界から新聞社に圧力がかかり、父と清家の事件を追うために自ら退社。フリージャーナリストとして活動を始めます。その後、山中(丸山智己)も新聞社を退社。道上は山中とともに行動をしていくことに。

亜里沙の素性を調べた道上は、清家の母・浩子(高岡早紀)のことを調べ、浩子が清家となった経緯を知ることに。
浩子は清家嘉和(梨本謙次郎)と結婚。その後、嘉和は交通事故で亡くなっていました。

ラスト・結末
・浩子は佐々木(渡辺大)と連絡を取っています。
・清家は総理、諸橋と会食後、開設した道上のSNSをチェック。
道上は浩子が清家を操っていると思い始めます。

4話の考察(ネタバレあり)は以下の記事にて紹介しています。

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5話ネタバレ『鈴木と浩子は肉体関係があった!』

笑うマトリョーシカ

5話のあらすじ

清家(櫻井翔)の実母である浩子(高岡早紀)は、元夫・清家嘉和(梨本謙次郎)の死亡事故、さらに武智議員(小木茂光の死亡事故をも仕組んだのではないか。

浩子を怪しむ道上は、浩子の行方を探すために再び愛媛を訪れます。そこで、鈴木(玉山鉄二)が浩子と面識があったにも関わらず、「何も知らない」と嘘をついていたことを知ります。

5話のネタバレ

一方、山中(丸山智己)は香苗の父・兼髙(渡辺いっけい)の事故の加害者の黒瀬と会う。黒瀬は、反省している様子もなく、浩子のことも鈴木のことも知らないと言います。

高村官房長官のスキャンダルが週刊誌に掲載されます。それは鈴木が記者に売ったスキャンダル。そして、次期官房長菅に清家の名が挙がります。愛南町では、高村辞任のニュースをみて、浩子はひとり微笑んでいました。

鈴木の妻・由紀(真飛聖)は、新日本新聞の関連会社に勤務。過去に由紀と仕事のことで話したことがありました。道上はその事を思い出します。由紀のことを怪しむ道上は、直接会って話すことにしました。

そこで、論文を送って来たのは由紀だと判明します。鈴木宛に届いた論文に差出人がなく「浩子に殺される」という鈴木の寝言に不安を覚えていた由紀は、その論文を読み愕然としました。そして、道上ならどうにかしてくれるだろうと思い論文を送ったていたのです。

道上と由紀は鈴木が操られていると感じ鈴木に詰め寄ります。「本当のハヌッセンは浩子だ」と…。

ラスト・結末
鈴木は浩子と関係を持っていましたが、すでに縁は切れていました。現在の浩子がどこにいるかも知らないという鈴木。道上は鈴木と手を組み、清家を政治家から引きずり落とそうとしますが、鈴木は清家を官房長官にしようと熱い想いを香苗にぶつけます。鈴木にとって清家一郎は「友達」であり「自分の夢を叶えてくれる男」だったのです。
黒瀬が自殺。山中は「消されたんだ」と…。

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6話ネタバレ『鈴木をクビにする清家一郎』

笑うマトリョーシカ6話ネタバレ

6話のあらすじ

道上香苗(水川あさみ)は、次期官房長官として清家(櫻井翔)に白羽の矢が立つ中、ヒトラーの危険思想を持つ浩子(高岡早紀)が清家をコントロールしていると確信。このまま清家に権力を持たせてはいけないと危機感を募らせます。
その矢先、道上はとある場所で浩子と遭遇し、浩子を尾行。
そして辿り着いた先で道上は、清家のこれまでの発言につながる新たな事実をつかみます。
そんな中、清家がついに官房長官に就任。
清家との出会いからこれまでの軌跡を思いながら、2人の“悲願”が達成されたことに胸を熱くする鈴木(玉山鉄二)だったが…。

6話のネタバレ1(清家一郎・高校時代)

1995年。高校1年。

鈴木俊哉(西山潤)は父・宇野耕介が逮捕され、逃げるようにして松山で暮らすことに。高校に入学すると間もなく清家一郎(青木柚)が「友達になって」と声をかけてきました。

その後、父が自殺。葬儀には佐々木(濱尾ノリタカ)と一郎も訪れ、鈴木の力になってくれました。

この日、鈴木は清家に政治家の第一歩として生徒会長の立候補を促します。一郎は清家に抱き着き「ありがとう俊哉君」と言いました。

高校2年になり、鈴木は清家一郎を生徒会長にするため、清家の父である和田島芳孝(加藤雅也)の演説を参考にすることを提案。佐々木を交えて3人で演説を鑑賞。この時、清家は、父に会ったことはなく、父は自分が息子だと知らないと打ち明けます。

「知らなくてもいいじゃん。お前の体には和田島の血が流れている。自信を持て」
鈴木は清家を励まします。

こうして、生徒会長選に…。
演説では、鈴木が「感極まっても絶対に泣くな」と言ったのにも関わらず、清家一郎は泣いてしまいます。それが生徒たちの胸を打ち、清家は見事に生徒会長になりました。

6話のネタバレ2(2006年と現在)

2006年。清家一郎の選挙演説の応援に和田島が来ました。ふたりは握手をして抱き合います。その姿を見守る鈴木。遠くでは、浩子もふたりを見ていました。

現在、国会の傍で浩子を見かけた香苗は、その行方をたどり高場町の在留外国人機構に行ったことを突き止めます。浩子はそこに寄付をしていました。
「ヘイトスピーチを終わらせ、そろそろ政府に本腰を入れてもらわないと」と浩子が言っていたと知った香苗は、その後、同じことを清家が言っているのを見て驚きます。

鈴木の暴露記事が掲載されます。父がBG事件の犯人だという内容です。
香苗は浩子が週刊誌に売ったと思い鈴木に「今でも浩子は清家に強い影響を与えている」と訴えます。
しかし、鈴木は「清家が私を裏切るはずはない。私がいなければだめなんだ」と聞く耳を持たず。

清家を信じていた鈴木ですが、清家から思わぬ言葉を受けることに…。

清家は「ありがとう、俊哉君。ここまで引っ張ってくれて。俊哉君。君が友達になってくれたから今の僕があるんだ。それは嘘じゃない。僕には君が必要だ。それも嘘じゃない」と言いながら、高校時代の思い出話をします。

政治家にすると言われたことが嬉しかったこと、そして、浩子から「俊哉君と仲良くしなさい、俊哉君は手放さないように」と言われたことも。

「でもこれだけは信じてほしい。君は僕にとって特別な友達だった。だから秘書になって欲しいと頼んだんだ。できればこの国のトップに立つところを君にそばで見届けてほしかった」

「出会いと別れを繰り返す。時に心を鬼にして古いものと決別しなければならない。これは母に貰った物だよ」
と飾ってある【生者必滅会者定離】の額を手にします。
清家の言葉に鈴木は衝撃をうけます。
そして「この先、何が起きても君のことは忘れない。話はそれだけだよ
清家はそう言って話を終わらせました。

結末・ラスト
坂本(中山麻聖)から「しばらくは謹慎をしてくれ」と言われる鈴木。それはクビを意味していました。
清家は囲み取材があり、原稿は坂本が準備していました。
鈴木はバッジを外し、清家との数々の思い出を思い浮かべ嗚咽。
清家の囲み取材を見て、道上は鈴木に電話をしますが留守電に切り替わります。

清家はマトリョーシカ人形を見つめ…。
ここで6話が終わります。

鈴木がクビになりました。清家を信じていた鈴木の心はズタズタです。号泣シーンには思わずもらい泣き。
清家は本気で鈴木を切ったのか。奥深い何かが隠されていそうです。

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7話ネタバレ『BG事件を追う道上が狙われる』

笑うマトリョーシカ・ネタバレ

7話のあらすじ

清家(櫻井翔)から簡単に切り捨てられた鈴木(玉山鉄二)は、清家をコントロールしてきた本当のハヌッセンは自分ではなく浩子(高岡早紀)だったことに愕然とし、廃人のように。
一方、清家は官房長官としてより一層存在感を高めていきます。組閣早々不祥事続きの新内閣の支持率維持に貢献していました。
そんな中、道上香苗(水川あさみ)は、浩子の行方を突き止めるべく動いていました。その矢先、街頭演説の場で久々に対面した清家から思わぬ言葉をかけられ…。
道上は、B G株事件に関わっていた可能性がある政治家たちの資料を鈴木に託します。父に罪をなすりつけた政治家を突き止めるべく動き出す鈴木。
すると過去の記事の中から、与党ナンバー2で外務大臣の諸橋(矢島健一)に関する新たな疑惑が浮かび上がります。

7話のネタバレ

BG事件の1年後、諸橋の秘書だった中島真一が自殺。中島は事件後に秘書を辞めている。その直後、第二秘書の富樫稜が辞めて行方不明に。

道上と鈴木は中島の妻(舟木幸)に会いに行くことに。

道すがら「清家は自己実現の道具でしかなかった。表情も心もない入れ物。だから私が相応しい仮面をかぶせてやった、ずっとそう思ってたが違った」と鈴木は語ります。

清家は道上の耳元で「切りたくて切ったわけじゃない」と告げていました。道上は鈴木に「それが清家さん本心だ」と思いを伝えます。

しかし、鈴木は清家は感情をほとんど現さないと…。
過去に清家が感情を表にしたの3度。高校時代に加地に腕時計を返してもらえなかったとき、鈴木が美和子と別れるよう言った時、政治家になってから保守層から反発を受けた時だ。
それを聞いた道上は「清家さんに心はあります」と。

道上と鈴木は中島の妻から、兼高が訪れていたことを知ります。
中島はBG事件に政治家が関わっている証拠データを持っていました。
告発しようとして殺されたと言う妻。中島は、妻に「証拠のことは忘れろ。誰にも言うな」と告げていました。命の危険にさらされるからです。

証拠がどこにあるのかわからないという妻。
鈴木と道上は中島の遺品から、中島が副音学園の鈴木宛に送った可能性があると考察します。

道上は福音学園の一色に会いに行きます。
一色は「知らない」と言いますが…。怪しい目の動きを道上は見逃しません。

鈴木の話から道上は一色の裏の顔を突き止めました。
一色は、清家が生徒会長になるべく裏工作をしていました。浩子と関係があったと睨んだ道上は、それを種に一色から証拠データの在処を聞き出しました。
鈴木が1年生の時、中島から鈴木宛に送られてきたのはカセットテープ。一色は鈴木に渡さずに開封し、それを浩子に渡していました。

一色は浩子とは清家が卒業と同時に切れている。

「これで全てが浩子に繋がった」
鈴木に報告する道上。鈴木は「狙われるから気をつけろ」と忠告します。

ラスト・結末
諸橋は清家に道上が何か調べていることについて「何か知っているかな」と問う。
「いえ、私は何も」と清家。
浩子をさがす道上は、男に追いかけられます。
逃げる道上の前に、浩子が現れ…。

【笑うマトリョーシカ】7話はラストに浩子が道上の前に!深まる謎に止まらぬ考察! | 【dorama9】

8話ネタバレ『清家一郎の中国のルーツが明らかに』

笑うマトリョーシカ

8話のあらすじ

道上(水川あさみ)の前に浩子(高岡早紀)が姿を現しました。道上はこれまでの不審な事故死について問い詰めますが、浩子は詳しく話してはくれません。それどころか、意味ありげに道上の息子・勇気(森優理斗)に身を案ずる発言をします。
「夫が待っている」と言い立ち去る浩子を道上は尾行。
浩子の家で夫・小松政重(梨本謙次郎)の姿を見た道上は、再婚を不気味に思い、浩子への疑念をさらに募らせていきます。
その後、清家(櫻井翔)が、松山に帰ってきていると知り、佐々木(渡辺大)の店を訪ねます。道上は「くれぐれも無茶はしないで」と清家からの伝言を受け取りました。翌日の講演会で清家と顔を合わせたのだが…。
清家の政策に反論する道上は歓迎されず仕切り直しとなってしまいました。結局、清家とは話すことができず…。
そんな中、山中(丸山智己)が浩子について新たな情報を入手します。

8話のネタバレ1(浩子の復讐)

ホステス時代の浩子は劉浩子と名乗っていました。亜里沙のシナリオのペンネームは劉綺蘭。苗字が同じことから関連があると考える道上。
そこで、清家義和の事故当日、清家親子は御徒町の親戚の家にいたと知った道上は御徒町で聞き込みをします。そこで、浩子の母の名前がは劉英華(りゅういんふぁん)だと知ります。浩子の父は日本人。つまり、清家一郎は中国の血をひくクオーター。劉綺蘭は浩子の旧名。日本に来てから浩子は名前を変えていたと考察。

一方、鈴木はBG事件をうことになり、中島の妻・弥生から行方不明の富樫(吉岡睦雄)の写真を貰います。弥生は富樫はかなり威圧的な男だと教えます。

清家は祖母の影響で政治家になったと一色が言っていたことを思い出す道上は、浩子もまた母の影響を受けていたのだと思うのでした。

ラスト・結末
御徒町で清家の祖母は酔うと「空調」「封筒」と泣き叫んでいたと聞いてきた道上。山中と青山も加わりその意味は?と思案していましたが、凛々(咲耶)によって言葉は復讐だと知ります。
道上「浩子は何に復讐をしたいの?
一方、浩子は政重の介護をしていました。政重は体が不自由で…。
清家が無言でどこかに向かう…というシーンで8話は終わりました。

8話のネタバレ2(道上と勇気)

8話は道上香苗の家族関係。夫や子供のことも描かれています。

道上の元夫・旗手健太郎(和田正人)が入院し、勇気(森優理斗)が道上の家に泊まることになりました。香苗(筒井真理子)も大歓迎。勇気も「ママと一緒」だと大喜びです。

休日にはお弁当を持って公園に行く道上と勇気。けれど、ここでで香苗を追うマスコミによって、動画がSNSにアップされてしまいました。すると道上に対する誹謗中傷が。

仕事ばかりで勇気との時間がとれない香苗は胸を痛めます。そんな中、病院で偶然、柏木(高松克弥)と会います。柏木はかつて香苗が横領事件で関わった男。事件がクローズアップされたとき、自殺を図りました。この事件で香苗は世間から反発を受け、離婚まで追いやられていました。
自殺未遂で一命をとりとめた柏木は、道上に勇気を貰い告発することができたのだといいます。柏木は道上に感謝をしていました。
それを聞き道上は安堵の顔を浮かべます。

健太郎は3人で暮らしたいなと言います。
道上は事件を追いかけていると言いそびれしまいます。

そんな道上を母の香織は「応援している」と優しく包みこんくれました。

9話ネタバレ『道上父の事故は諸橋が指示・浩子はやってない!』

9話のあらすじ

清家一郎の祖母・劉英華は生前「復讐」の意味を持つ中国語をよく口にしていました。その言葉にどんな意味が隠されているのか。道上(水川あさみ)が考えを巡らせる中、清家一郎(櫻井翔)は新たに、国民の直接投票で総理大臣が選ばれる「首相公選制」の採用を提案します。
それは、国民から絶大な人気を誇る清家が総理となるための布石とも取れる発言です。
道上は、浩子が清家一郎を操っていると改めて感じます。
一方、B G株事件への関与が疑われる諸橋大臣(矢島健一)の失踪中の元秘書・富樫(吉岡睦雄)の行方を追う鈴木(玉山鉄二)は、富樫が裏社会で生きているという情報をつかみます。
道上たちはB G株事件への諸橋の関与を隠ぺいしたのは富樫であると考察。富樫の行方を追うのですが…。

9話のネタバレ

笑うマトリョーシカ・ネタバレ

富樫の死体が発見。事件性の色が濃く、富樫の部下である村井輝夫(宮嶋剛史)も殺されかけていました。村井は事件の全容を自供します。

村井に指示をしていたのは富樫。その富樫に指示を出していたのは諸橋。
道上の父(渡辺いっけい)の事故は、村井が黒瀬を雇い、自身がBG関連の資料を始末していたのです。

道上は愛媛県愛南町まで出向き浩子(高岡早紀)と会い話を聞くことに成功します。

清家の悲願にも出てきた想い出の場所「外泊」で浩子は自分の生い立ち、これまでことを赤裸々に道上に明かしました。

浩子の母・劉英華(小山萌子)は戦時中、日本人の貿易商と結婚し日本に。しかし中国人ということで結婚できず孤独の身に。お金がない英華は水商売をし、そこで無理矢理に迫られた男(日本人)との間に子供ができました。それが浩子。
英華は男に弄ばれお酒に溺れる生活に。日本への「復讐」が心の支えになっていました。

浩子は英華とは違い男に溺れない生き方を選び、他人だけではなく自分もコントロール。教養も身につけたが退屈になっていきます。
そんなときに代議士の和田島(加藤雅也)に出会います。和田島は母に操られていました。その母が亡くなりやる気が失せた和田島。

浩子は、日本に復讐をするチャンスだと思い、和田島に出生のことを話します。和田島は浩子の思惑通り、外国人が生きやすい世の中を目指し政治家としての力を発揮していきます。

その矢先、浩子は妊娠。和田島が中国人のハーフと結婚することは政治家の道の障害になります。

浩子は、妊娠を告げずに和田島から離れました。
そして、劉英華から、子どもが味方になると聞き、男の子だったら私と母の願い(復讐)を叶えてくれると思いたったのです。

そこで苗字を変えるために清家嘉和と結婚。しかし、嘉和は暴力が酷く、1度だけ和田島に電話で泣きついたことがありました。
そんな中、嘉和の事故が起きたのです。

事故は浩子が指示をしたと思う道上に浩子は「彼がやったという証拠はない」と告げます。彼とは和田島のこと。

その後、和田島は結婚。浩子は1度だけ和田島と会っています。その時に和田島から「息子に」と時計を貰いました。それが、一郎がしている時計です。

一郎は和田島のいいところだけを受け継いで素直に成長したという浩子。

ラスト・結末
道上はまだ未解決のBG事件のテープのことを問いますが答えません。さらに「論文を鈴木に送ったのは何故?」と問います。
「私は送っていない」と浩子。

一方、諸橋は総理の指示で入院を強いられ退く形に。
そして、清家一郎の案が採用されました。
かすかに微笑んだようなそれでいて暗いような…。清家一郎の顔に魅入られ9話は終わりました。

【笑うマトリョーシカ】9話は浩子(高岡早紀)の無実と中国人の生きづらさに迫る! | 【dorama9】

浩子の身の上が明らかになった9話。清家一郎はもしや総理大臣になるかも!?と思われる展開です。
清家一郎は道上のSNSに「いいね」とつけています。道上は清家の政策には反対しているのに。かなりの疑問。何かしらの思惑があると思うのですが…。これも清家の計画のひとつ?

10話のネタバレ『清家のハヌッセンは誰?』

笑うマトリョーシカ・ネタバレ

10話あらすじ

道上(水川あさみ)は浩子(高岡早紀)から話を聞いたものの、清家一郎(櫻井翔)の裏で暗躍するハヌッセンが本当に浩子なのか、浩子とBG株事件との関連についてなど、肝心なことは聞き出せずモヤモヤ。さらに、清家が書いたハヌッセンの論文を鈴木(玉山鉄二)に送ったのは浩子ではないと言われ新たな謎に。
論文を送ったのは一体誰なのか。答えを探すため、道上は、浩子の今の夫・小松(堀内正美)を尋ねます。そこで、ある人物に疑惑が!
そんな中、清家は「首相公選制」の実現に向けて憲法改正案を提案するなど、官房長官としては前代未聞の言動をとり始めていました。

10話ネタバレ

道上は、浩子が一郎が議員に就任したときに縁を切られており、以後、会ってはいないと知ります。
さらに、小松家にいたヘルパーの田所は真中亜里沙だと突き止めます。そこで、鈴木、浩子らを集めすべてを明らかにするこに。

亜里沙は浩子と鈴木には内緒にして清家一郎と続いていました。しかし、3年前、一郎から別れを告げられます。そこで顔を整形し浩子に接近。論文を手に入れて鈴木に送ったのです。亜里沙は武智の愛人となり事故を起こしていましたが、鈴木の事故とは無関係でした。

清家のことを知りたい浩子は、佐々木に頼んで、清家のことを教えてもらっていました。佐々木は連絡係という役割を務めていたのです。

浩子は病気。長くはありません。浩子は、道上にBG事件の証拠データであるカセットテープを託します。カセットから、諸橋とともに羽生総理が関与していることが判明します。
3年前の鈴木の事故、そして、BG事件に関与する人物の不審死は、羽生の指示か?と疑う道上ら。

亜里沙と3年前に別れていたことで、清家の現在のハヌッセンは誰かと思いを巡らす道上。
そんな中、清家から会いたいと言われ…。

結末
清家は道上に「あなたが僕のブレーンになってくれませんか」と真剣な眼差しを向けました。

【笑うマトリョーシカ】10話でヘルパーが亜里沙と判明?10時23分に注目! | 【dorama9】

清家から道上にブレーンの依頼!原作にはない物語に。予測不可能な面白い展開です。いったいどうなるの??

11話(最終話)あらすじ・ネタバレ

あらすじ
清家から「僕のブレーンになってほしい」といわれた道上香苗(水川あさみ)は、ブレーンとしてそばにいることで清家のハヌッセンを突き止められると考え承諾します。
ことあるごとに道上に意見を求め、道上の考えをそのまま吸収して自分の言葉にする清家。そんな清家を目の当たりにし、道上はある種の充実感を抱き始めます。
そんな中、山中(丸山智己)から一刻も早く羽生と諸橋がBG株事件に関与していた証拠を公開し、2人を失脚させるべきだと促されます。となれば、政権と敵対すると清家のブレーンを降りなければいけない。道上は悩みます。

ネタバレ

【笑うマトリョーシカ】最終回ネタバレ感想!小説にはない結末・櫻井翔視聴者を魅了! | 【dorama9】

詳しいネタバレは放送後に更新します。

【笑うマトリョーシカ】原作から犯人を考察!(ネタバレあり)

事故の犯人はそれぞれに違う!

原作小説では不審な事故がいくつかあります。ドラマで同様の事故が描かれています。

原作での犯人は以下のとおり。犯人は結末に明かされます。

・愛媛の選挙区の代議士の武智和宏の事故。→犯人は美和子(亜里沙)→ドラマは10話で判明
・鈴木俊哉の交通事故。→犯人は清家一郎→ドラマ最終回でニオワセ。
・清家嘉和の交通事故→犯人は和田島。→(ドラマは9話で判明)
・論文を送った犯人は亜里沙。(亜里沙が鈴木に→鈴木の妻が道上に)→ドラマは10話で判明

どれも証拠はなく事故として扱われています。
ドラマは犯人が変わる可能性もありそうです。

道上父の事故の犯人は?

さらに、ドラマでは道上香苗の父・兼髙(渡辺いっけい)の交通事故が1話冒頭から描かれました。

この事件の真相が最終回で判明するはず。おそらく清家が絡んでいると思われます。

鈴木が怪しいという展開ですが、鈴木はフェイクでしょう。

2話で鈴木が事故に遭いました。このことから、鈴木も命を狙われていると考えられ、犯人は鈴木ではないという展開に!

兼髙の事故の加害者が自殺をしました。この自殺にも裏がありそうです。

(途中経過・考察)
道上が新聞社を辞めることになったりしていることから、政治家が裏にで動いている可能性大。もしや総理大臣が黒幕?

兼髙は諸橋の秘書・中島の死を不審に思っていた。証拠データを探していて殺された。証拠データを持っているのは浩子だが、さらなる裏がありそうです。(7話)

●諸橋の秘書の富樫が行方不明。→裏で動いている可能性がありそう。

●兼髙の事故を指示したのは諸橋でした。(9話)

ドラマオリジナル不可解な事故の連続・犯人は?

BG事件を深掘りしているドラマオリジナルストーリーでは、不可解な事故が連続で起きています。原作にはない事故ゆえに、犯人はネタバレ不可能。いったい誰が?

①兼髙の事故は上記の通り。
②兼髙の事故の加害者の黒瀬の自殺。→おそらくは諸橋が富樫を使って片付けている。
③道上を襲おうとしていた男は富樫の手下。
④富樫を殺害、村井の殺人未遂事件。
⑤中島の自殺。

④が未解決状態です。諸橋の敵か?あるいは諸橋が口封じで殺したのかもしれません。→羽生総理が何者かに依頼している。
⑤は自殺で片付けられていますが、②と同様にこれは富樫の仕業でしょう。

10話で展開あり!
BG事件には羽生総理がかかわっていたことが判明しました。諸橋を利用し一連の事故を起こしていたと考えられています。裏で手を引いていたのはズバリ!羽生総理という展開に。

羽生と諸橋は逮捕。④と⑤については、詳細はなしですが、羽生であろうという結末。

考察は随時、更新予定です!

高岡早紀の正体は清家浩子と判明!

【笑うマトリョーシカ】に高岡早紀さんが出演します。

役柄は「謎の女」。

年齢から察するにおそらく、元カノじゃないかと考察しています。三好美和子ですね。

若き頃は田辺桃子さんが演じています!

●2話で佐々木と連絡を取り合っていました。

●4話で清家一郎の母・浩子と判明!→浩子が鈴木の事故を起こしたのかも?という展開です。原作と違ってくるかも?

●その後、浩子は事故とは無関係と判明!

分かり次第、お知らせします。

【笑うマトリョーシカ】原作ネタバレ

笑うマトリョーシカ

ドラマ【笑うマトリョーシカ】の原作は小説「笑うマトリョーシカ」(著・早見和真)で脚本をいずみ吉紘、神田優が手掛けます。

原作者は早見和真

『笑うマトリョーシカ」 わらうマトリョーシカ
原作者 早見和真
出版社 文藝春秋

ドラマ【笑うマトリョーシカ】の原作者は早見和真(はやみかずまさ)氏です。

小説『笑うマトリョーシカ』(わらうマトリョーシカ)は2021年に文藝春秋より出版された作品です。
マトリョーシカの殻を外していくように、次々と事件や登場人物の心情変化が描かれていきます。物語は4部構成となっており、謎解きとともに、主人公の清家一郎の闇を描くヒューマンサスペンスストーリーとなっています。口コミ評価も高く、読み応えは十分!一気読みしたくなる作品です。

原作者の早見和真氏の作品は【笑うマトリョーシカ】のほか、近作では髙橋海人さん主演で「95」がドラマ化になっています。「イノセント・デイズ」「小説王」「マルとアンナの愛顔道中」もドラマ化になっています。

道上香苗が事件を追うストーリー

物語当初は愛媛が舞台。清家一郎と鈴木俊也の高校時代の出会いから始まります。その後、一郎は世間から注目をあびる政治家となっていきます。

一方、新聞記者の道上香苗は、上司の指示で清家一郎のインタビューをすることに。インタビューで清家一郎を「ニセモノ」みたいだと思います。
香苗は、清家一郎の自叙伝に違和感覚えます。違和感を覚えたのは恋人・美恵子の部分。そこだけが文体が違った事。(のちに、その部分だけを清家一郎が記したと判明。自叙伝は秘書の鈴木が執筆したものでした)
さらに道上のもとに清家一郎の卒論とおぼしき原稿送られてきました。

道上は清家一郎の裏には何かがあると、清家一郎のことを調べます。

物語が進むにつれ、ある事実が発覚します。
清家一郎を政治家に成し遂げたのは裏で清家を洗脳しシナリオ通りに動かすブレーンが存在していたのです。
ブレーンは、秘書の鈴木俊哉、清家の母の浩子、そして、元カノの美和子(本名は真中亜里沙)でした。

清家浩子のネタバレ

清家一郎は元ホステスの母・浩子に育てられた一人っ子。政治家の和田島芳孝が父だが会ったことはない。

浩子が一郎を出産するまで
・清家の母の浩子は中国人の母と日本人の間に生まれた。本名は劉浩麗(りゅうはおりー)。
・父は兵士で名前も顔もわからない。
・遊ばれて出産をした浩子の母は中国にいられず、浩子を連れて日本に。浩子は名前を変え劉浩子になる。
・美しい浩子は銀座のホステスになり、そこで、和田島芳孝と出会い妊娠。和田島の足かせにならないために別れるが、「自分の味方となる」子どもを産むことに。
・和田島のブレーンは当時は母だった。このことから、浩子は男の子だったら自分がブレーンになろうと決意。
・中国姓では出世はできない。そのため、苗字を変えるために清家善和と結婚。そして一郎が生まれた。
・清家善和はその後交通事故で死亡。(浩子にアリバイがあり事故のままで片付く)

一郎は友達を選ぶのも浩子任せ。浩子がOKを出したのが高校の同級生の鈴木拓哉と佐々木光一。

母の浩子によって「政治家になること」を目標としてきた一郎は、同級生で秘書の鈴木とのちに出会う恋人の美和子の力でのし上がっていきます。

一郎は美和子に傾き27歳で母の浩子と縁を切ります。

浩子はその後、再婚。

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鈴木俊哉のネタバレ

鈴木俊也は不動産を営む父が株事件で逮捕され、東京にいられず愛媛の高校に進学。そこで、一郎とクラスメイトに。佐々木光一とともに清家を生徒会長にすることに成功する。

この時、一郎は鈴木が与えた原稿を見事に演説し、人々を魅了したのです。
鈴木は一郎の才能に惚れこみます。

その後、親が犯罪者ということで、自身が政治家になれない鈴木は大学時代に浩子と関係を持ち、一郎を政治家にすることに力を注ぎます。
一郎と彼女・美和子を別れさせ、さらに、政治家の武智和宏との関係を築いていきます。

この武智和宏の突然の事故によって、清家は27歳にして代議士となったのでした。

三好美和子(真中亜里沙)のネタバレ

一郎は大学時代に三好美和子と出会い夢中になります。

鈴木と浩子から反対されるも交際を続けていく中、美和子は突然行方不明に。
しかし、一郎と美和子の関係は続いていました。

浩子と縁を切らせ政治家にすることは美和子の描いたシナリオです。

この美和子は武智和宏の愛人でもあり、名前も偽っていました。(本名は真中亜里沙)

美和子は清家との関係はしばらく続きますが、武智和宏の愛人だったことが原因で一郎の方から縁を切られます。

その後、歳をとった美和子は、再婚した浩子の家で田所と名乗り家政婦として働きます。
ラストに清家浩子、鈴木俊哉と再会します。

下記の記事で美和子のことを詳しく紹介しています。ネタバレありです。

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清家一郎の父・和田島芳孝も操られていた!

政治家の和田島芳孝(加藤雅也)は、若手のやり手だが、女性には奥手。浩子が初めての女性で関係を持つと夢中になっていきます。

浩子が突然、姿を消した後、浩子のことは調べていた様子。

その後、他の女性と結婚し病気で亡くなっています。

清家一郎は和田島ととてもよく似ています。和田島も母や妻がブレーンとなっていました。

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【笑うマトリョーシカ】原作結末!清家一郎が最後に笑う!

若くして政治家になった清家一郎という人物は、与えられたキャラを自分のものとして演じ切る才能がありました。

一郎を自分の描いた人物にすることが母の浩子、秘書の鈴木俊哉、恋人の三好美和子(亜里沙)の生きがいになっていたのです。

しかし、一郎は最終的に3者を切りすてます。

芯がなく空っぽだと思えた一郎ですが実は3者を操っていたとも思える、ある意味怖いラストになっています。

一郎は、新たに坂本を秘書に迎えて政治家を続けていきます。しかし、坂本はブレーンになる器じゃないと断言しています。おそらく、坂本も切るでしょう。

エピローグにて。
最後に一郎は道上香苗に「僕は誰かを喜ばすために生きるこができる人間だ。今は国民を喜ばせたい」と語ります。

そして総理に会いに行くというエンディング。
最後に笑うのは清家一郎だったのです。

清家一郎は決して悪い政治家ではありません。笑顔を絶やさず紳士的です。それは、鈴木の教育の賜物ともいえますが、笑顔の下には友情も愛情も感じない清家一郎が存在しています。

【笑うマトリョーシカ】ドラマと原作の違いは?

主人公の違い

主人公に違いがあります。ドラマの主人公は水川あさみさんが演じる道上香苗ですが、原作は清家一郎です。
鈴木俊也の語り、そして、清家一郎の著書「悲願」を引用しながらストーリーが展開。そこに、道上香苗らも加わり、それぞれの視点で事件や心情が描かれています。

大きな違いは、道上香苗のキャラクター設定です。原作小説の道上香苗に家族は登場していません。ドラマでは香苗の両親(筒井真理子、渡辺いっけい)が登場します。また、ドラマは子どもがいるバツイチ設定です。

交通事故の違い

香苗の父・兼髙(渡辺いっけい)が交通事故に遭うというのは、ドラマオリジナルです。兼髙はそもそも原作には登場していないので、完全なるオリジナルです。
ドラマではこの交通事故が物語の鍵となっています。

他にも違いがある!

上記以外にもドラマと原作には違いがあります。(物語の基本部分は変えられていません)

・清家一郎が道上香苗と会食をする。(原作ではインタビューのみで個人的に会うことはありません)
・道上香苗が鈴木俊哉に協力を求める。
・清家浩子が道上香苗に接触する。(道上香苗の母が営業する飲み屋は原作にはなし)
・道上香苗がSNSを開設する。(清家一郎がいいねをするのもオリジナル。ここに清家一郎の思惑が隠されていそうです)
・道上香苗が新聞社を辞めるのは原作と同じですが、政界からの圧力があるのはオリジナル要素。
・学生時代、鈴木の父の葬儀に清家と佐々木が参列する。(原作に葬儀の描写はなし)

【笑うマトリョーシカ】最終回ネタバレ・予想考察

小説原作からドラマ「笑うマトリョーシカ」の最終回がどうなるか、予想していきます。

清家一郎はブレーンを切る!


複雑に絡む3者(鈴木、浩子、美和子)ですが、最終的に清家は3者を切っていますね。
つまり、清家は3者の言いなりではなかったということです。

ドラマも全員を切って最終回を迎えるのでは。

※6話で鈴木俊哉をバッサリと切りました!

最後に笑うマトリョーシカの伏線回収

原作にはマトリョーシカが2つ登場します。ひとつは、清家のデスクに飾られたマトリョーシカ人形

もう一つは元カノ・美和子が執筆した脚本「最後に笑うマトリョーシカ」です。

「最後に笑うマトリョーシカ」は清家の43歳までを描いた作品で、執筆したのは大学生の頃。つまりフィクションですが、これがそのまま現実化していきます。

道上がそのことを突き止め、事件の真相に迫ります。マトリョーシカ人形はストーリーの冒頭とラストシーンに登場。

清家はマトリョーシカ人形の最後に出てくる少年の顔を「怒りに満ちている」と表現。それが清家自身のことだと感じるラストになっています。
このキーアイテムとなるマトリョーシカはドラマにも登場し伏線回収もすると予想します。

1話にて。
マトリョーシカ人形を見た道上は、清家に似ていると語っています。

3話にて。
【笑うマトリョーシカ】のタイトル回収がありました。(詳細は3話で記載)

4話にて。
美和子のシナリオ内容が明かされました(詳細は4話に記載)

最後に清家が総理大臣に!?

原作の結末は、道上香苗のインタビューを上手くかわし、清家一郎は総理大臣になるかも?という展開。

ドラマでは清家が総理大臣になるまでを描くのでは、と予想しています。

果たして結末は?

→予想通り、清家一郎が総理大臣になりました!

【笑うマトリョーシカ】登場人物

笑うマトリョーシカ・相関図
  • 道上香苗(水川あさみ):東都新聞の記者→のちに山中の出版社に入社。
  • 鈴木俊哉(玉山鉄二):清家の同級生。政務秘書官
    高校時代は西山潤が演じる。
  • 清家一郎(櫻井翔):厚生労働大臣
    高校時代は青木柚が演じる。
  • 山中尊志(丸山智己):社会部の記者→のちに独立
  • 佐々木光一(渡辺大):清家の同級生、料亭の店主
    高校時代は濱尾ノリタカが演じる。
  • 羽生雅文(大鷹明良):内閣総理大臣
  • 諸橋育夫(矢島健一):外務大臣
  • 藤田則永(国広富之):武智の元政策担当秘書。
  • 武智和宏(小木茂光):愛媛出身の代議士。福音学園出身。交通事故で死亡。
  • 和田島芳孝(加藤雅也):清家の実父、元官房長官
  • 小松浩子(高岡早紀):清家一郎の母、中国人と日本人のハーフ。
  • 真中亜里沙(田辺桃子):三好美和子、田所礼子と名乗る。一郎の彼女。
  • 一色清彦(東根作寿英):清家たちの福音学園時代の元担任。
  • 鈴木由紀(真飛聖):俊哉の妻。
  • 清家善和:浩子の元夫。死亡。
  • 小松政重:浩子の再婚相手。
  • 坂本一紀(中山麻聖):清家一郎の秘書。
  • 劉英華(小山萌子):清家一郎の祖母。浩子の母。中国人。

以下はドラマのみに登場。

  • 青山直樹(曽田陵介):文芸部の記者
  • 旗手健太郎(和田正人):香苗の元夫
  • 道上兼髙(渡辺いっけい):香苗の父
  • 道上香織(筒井真理子):香苗の母
  • 旗手勇気(森優理斗):香苗の息子。

()内は出演者。

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【笑うマトリョーシカ】脚本家・主題歌・スタッフ

原作早見和真
「笑うマトリョーシカ」
(文春文庫)
脚本いずみ吉紘
神田 優
音楽大間々 昂
主題歌由薫「Sunshade」(Polydor Records)
政治監修須山義正
武田一顕
法律監修岡本直也
児童福祉監修永野 咲
警察監修石坂隆昌
医療監修中澤暁雄
プロデューサー橋本芙美(共同テレビ)
演出岩田和行(共同テレビ)
城宝秀則(共同テレビ)
小林義則(共同テレビ)
編成杉田彩佳
製作共同テレビ
TBS

脚本家

脚本家:いずみ吉紘(いずみよしひろ)
【ROOKIES】【デスノート】など原作ありの人気ドラマを手掛けています。TBS金曜ドラマは【インビジブル】以来の脚本担当です。近作は【ACMA:GAME アクマゲーム】。

脚本家:神田優(かんだゆう)
【泥濘の食卓】【うちの弁護士は手がかかる】など。

ドラマ【笑うマトリョーシカ】はTBS金曜ドラマ枠で放送。
本記事は、最終回まで更新していきます。
9月6日に最終回を迎えました。本記事は、最終回までネタバレとあらすじなど詳しくお届けしています。

画像引用:【笑うマトリョーシカ】公式サイト

笑うマトリョーシカネタバレ

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