【月の満ち欠け】原作あらすじネタバレ!生まれ変わりで逢えた奇跡とは?

月の満ち欠け

月の満ち欠け】の原作あらすじネタバレ!

映画【月の満ち欠け】が2022年12月2日に公開!原作は、佐藤正午の同名小説。

「もう一度あなたに逢いたい」という想いが起こす奇跡のラブストーリーです。

今回は【月の満ち欠け】の原作あらすじネタバレについて、分かりやすく紹介!

映画【月の満ち欠け】のキャスト・登場人物・相関図│大泉洋主演・有村架純ら共演!
映画【月の満ち欠け】のキャスト・登場人物・相関図│大泉洋主演・有村架純ら共演!大泉洋主演、佐藤正午さん原作の映画【月の満ち欠け】が12月2日(金)公開!不慮の事故で妻と娘を失った主人公が巻き込まれる数奇で壮大なラブストーリーです。今回は映画【月の満ち欠け】のキャスト・登場人物・相関図などについて。

【月の満ち欠け】の原作あらすじネタバレ

「月の満ち欠け」原作のあらすじネタバレを紹介します。

ストーリーの構成は、大きく2つに分かれています。

(1)主人公・小山内堅(おさない・つよし)(大泉洋)が東京で、緑坂ゆい(伊藤沙莉)と7歳の娘・るり(小山紗愛)と東京で会っていた午前11時から午後1時の間の出来事。現在。

(2)小山内堅、正木瑠璃、正木竜之介、緑坂ゆい、三角哲彦など各人物ごとのエピソード。過去の回想。

とても長いし、時制も現在と過去を行き来して入り組んでいる作品。なので、ここでは分かりやすく、あらすじのポイントをネタバレしていきます。

三角哲彦が語る正木瑠璃の話

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仕事も家庭も順風満帆だった小山内堅は、不慮の事故で妻の梢(柴咲コウ)と娘の瑠璃を亡くしてしまう。悲しみに暮れる小山内の元に、三角哲彦(目黒蓮)と名乗る男がやってくる。

三角は小山内と過去に会っていた。それは15年前の妻と娘の葬儀の後、「(小山内梢の親友の)三角典子の弟です。奥様と娘さんについて話があります。」と話しかけた。だが小山内はそれどころではなかった。

2回目に会ったは、今年の7月。荒谷清美(安藤玉恵)の娘・みずき(尾杉麻友)が、小山内の妻と娘の墓で会ったと言って彼を連れてきた時。

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そして、三角は話し始めた…。15年前に一度、小山内瑠璃と電話で話したこと。電話番号は梢が三角の姉に電話で聞いたこと。梢と瑠璃は三角に会うために車で向かっていた途中に交通事故にあったことを…。

三角は、面識がないはずの小山内の娘・瑠璃と、三角が過去に思いを寄せた同じ名前を持つ人妻の不思議な関係について触れていく。その人妻は正木瑠璃(有村架純)といった。

三角は正木瑠璃との許されざる恋について語り始める…。

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三角は、ある雨の日、バイト先のレンタルビデオ店で、雨宿りしていた正木瑠璃と出会った。三角はタオルの代わりにTシャツを渡して拭いてもらった。三角と瑠璃は青森の同郷であることがわかり、話が弾む。映画館で再会し、待ち合わせもせずに会っていた2人は、次第に仲が深まっていく。

あるとき、瑠璃が三角に、名前の由来は「瑠璃も玻璃も照らせば光る」だと言った。つまらぬものの中に混じっていても、すぐれたものは光を当てれば輝いてすぐにわかる…という意味だ。

そして、2人は体の関係を持った。

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実は瑠璃は、夫の竜之介(田中圭)との関係が上手くいっていなかった。竜之介は子供を持つ計画にとらわれ、義務的に性交渉を求めた。瑠璃は習慣的な性交渉に辛さを感じていた。さらに、夫の浮気が発覚し、離婚を決意していた。

竜之介の先輩が「ちょっと死んでみる」と遺書を残して亡くなった。(そのふざけた遺書の影響で竜之介は精神的にもおかしくなっていた)瑠璃は、生まれ変わっても三角に会いに行く、月が満ちて欠けるように…と語った。

その1週間後。瑠璃は、小競り合いが起きた電車のホームで、押しだされる形で線路に飛び出し、電車に轢かれてしまう。

15年前の2月。高校生の小山内瑠璃は、三角(38)に電話した。三角は、彼女が「瑠璃と玻璃も照らせば光る」(=小山内瑠璃と同じ言葉)と言ったことに驚いた。だが冷淡に「それが?」と対応した。母親同伴でなら会うことを決めたが…トンネルの玉突き事故で小山内梢(44)・小山内瑠璃(18)が死亡してしまう…。

誘拐犯・正木竜之介の真相

正木竜之介は、妻・瑠璃が亡くなって以来、すっかり落ちぶれた。そして、地元の会社「小沼工務店」で働くことに。その社長には小学校教員の妻と、希美という娘がいた。

7歳になった希美は原因不明の高熱を出した。回復後、希美は明らかに正木を避けるようになった。

竜之介は、希美が瑠璃の生まれ変わりだと気づき、それがバレるのが嫌なので避けているのだと思う。

希美は瑠璃の生まれ変わりと認め、竜之介に三角を探す手伝いをさせる。

三角が名古屋にいることを突き止めた2人は、三角に会いに向かっている途中のサービスエリアで警察に逮捕された。捕まる直前、道路に飛び出した希美は轢かれてしまい、事故死した。

竜之介は、「船橋女児誘拐事件」の犯人としてニュースになった。これは8年前の事件。(誘拐は誤解だが信じてもらえなかった)

やがて、竜之介は拘置所で死んでしまう。それは5年前くらいのこと。

緑坂ゆいへのサイン

現在。東京。小山内は亡き娘の友人・緑坂ゆいに娘の遺品を渡す。それは油絵で、三角の肖像画だった。

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回想。三角が小山内を訪ねた1カ月後、緑坂ゆいがやってきた。そして、彼女は「前世を記憶する子供たち」というタイトルの本を小山内に渡す。ゆいは、るりが正木瑠璃・小山内瑠璃の生まれ変わりであるのは、一理あると思っている。(その本を小山内は読んでいたが、ゆいには黙っていた)

高校時代、瑠璃は「私は欠けた月が満ちるように生まれ変わって、あなたにサインを送る。その時は受け入れて欲しい」とゆいに言っていた。

ゆいはそのサインを求めて、小山内を訪ねてきたのだ。肖像画で三角を描いていたはずだからと。こうして小山内に遺品を探してもらうことに…。

さらに、ゆいは気になることを言った。高校時代の瑠璃が「母は高校の頃から父を好きで、父を追いかけて東京に行った」と話していた、と。小山内は、梢とは大学で初めて出会ったと思っていたから驚いた。なぜ隠す必要があったのか?

現在、東京。緑坂るりは梢が上京理由を秘密にしていたわけを話す。上京理由を言ったら「つけあがるから」(=調子に乗るから)隠していた…そう梢が言っていた、と。

結末

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小山内は、今日中に青森に帰るつもりで駅へ急ぐ。女優のゆいはファンに囲まれた。るりは小山内を止めようとする。

ゆいはファン対応を終わった。遠くにいる ゆいの隣りに50代の男性・三角がいた。るりが「(あの人が)アキヒコくん。話してく?」と誘った。だが小山内は会わずに帰ることにした。

るりは小山内に「生まれ変わりはあたしだけじゃないかもよ」と意味深なことを言った。るりが三角に会いたい想いから生まれ変わったように、梢もまた強い思いを残して亡くなったから生まれ変わる資格はある。下の名前で呼ぶ人がいたら本物かもと言うるり。

小山内は、荒谷清美(安藤玉恵)と交際している。娘のみずき(尾杉麻友)とも関係は良好だ。その みずきは小山内を下の前で、堅(つよし)さんと呼ぶ。

小山内は、清美との出会いから振り返ると、みずきの策略だったのではないかと思う。スーパーの駐車場でひき逃げ事件があった時、みずきが小山内に「見たよね?」と話しかけてきた。ドラッグストアに勤務していた清美と挨拶する程度にはなったが、ある日、みずきが「お腹すいた」と小山内をファミレスに誘った。

会社の図書室に、新品の生まれ変わりに関する本(緑坂ゆいが持ってきたのと同じ本)があったことも怪しい。図書の予算はなく社員が寄付した本ばかり。あの本を置いたのは、みずき?

みずきは今年、中学3年生。15歳の年齢。梢が亡くなったのは15年前。ちょうど時間的にも合う。

小山内は、みずきは梢の生まれ変わりかもしれない、と思う。では、なぜみずきは正体を明かさないのか。それは言っても信じないからだ、と思い当たる。信じてもらうために外堀を埋めてきたのか。

いろいろと考えをめぐらせながら、小山内が地元に戻っていくところで現在のストーリーは終わる。

・・・三角が小山内を訪ねる1か月前。7歳のるりは、三角の会社を1人で訪ねた。だが、大手ゼネコンの部長・三角(50代)への電話を取り次いでもらえない。るりは再び受付に行き「瑠璃も玻璃も照らせば光る」を三角に伝えるよう頼む。そうしているうち、大人たちに、るりは取り押さえられた。

再会に失敗して亡くなった”あたし”たち(正木瑠璃、小山内瑠璃、小沼希美)の悔しさを思い、るりが「お願い!あたしをアキヒコくんに会わせて!」と懸命に叫ぶ。すると、三角哲彦がやってきて「親戚の子です」と言って、その場は収まる。

三角は笑顔で「瑠璃さん、ずっと待ってたんだよ。」と声をかけた。(おわり)

↑↑以上、原作小説の あらすじネタバレ(概要)でした。

【月の満ち欠け】原作:生まれ変わりで逢えた奇跡とは?

【月の満ち欠け】原作では、生まれ変わりで逢えた奇跡が2つ描かれました。

ひとつは、メインストーリーである正木瑠璃に起きた生まれ変わりの奇跡。三角哲彦との再会。

生まれ変わりの流れを整理すると・・・

(1)正木瑠璃(28)と三角哲彦(20)が交際。しかし正木瑠璃は電車の事故で死亡。小山内瑠璃として生まれ変わった。

(2)15年前、小山内瑠璃(18)は母・梢とともにトンネル事故で死亡。

(3)小山内瑠璃は小沼希美に生まれ変わった。しかし、8年前、希美(7)も事故死してしまう。

(4)希美は緑坂ゆいに生まれ変わった。三角哲彦(53)と再会。

もう一つの奇跡は、梢の生まれ変わり。小山内堅と梢の再会。原作では小山内堅が梢と再会していたことに気づく感じで終わっているのですが、梢が荒谷みずきとして生まれ変わっている(かもしれない)のは驚きな展開でした。

小説では説得力を持たせるように多くの文章を費やしているのですが・・・時間的制約のある映画では、どう表現するのか楽しみです。

また、キャストと役名が発表された感じから、小沼希美の件はカットまたは簡略化するかもしれませんね。

【月の満ち欠け】原作の登場人物(ネタバレあり)

小山内堅(大泉洋)…主人公。青森県八戸市生まれ、在住。

小山内梢(柴咲コウ)…堅の亡き妻。青森県八戸市出身。堅と同じ八戸高校卒業。堅の2年後輩。大学時代、サークル「南部班」で堅と知り合って仲良くなる。実は高校時代から堅が好きで追っかけて上京した。

正木瑠璃(有村架純)…堅の亡き娘と同じ名前。既婚者。哲彦と許されざる恋をする。電車に轢かれて事故死。

三角哲彦(目黒蓮)…正木瑠璃の恋人。

緑阪ゆい(伊藤沙莉)…小山内瑠璃の親友。堅に生まれ変わりの証拠(サイン)となる油絵を探してほしいと依頼し、東京で受け取る。

正木竜之介(田中圭)…瑠璃の夫。浮気をしている。のちに女児誘拐事件で逮捕されて、留置場で死亡。

小山内瑠璃(菊池日菜子)…堅と梢の娘。18歳の時に交通事故で死亡。正木瑠璃の生まれ変わり

荒谷みずき(尾杉麻友)……荒谷清美の娘。小山内梢の生まれ変わりの可能性が高い。

緑坂るり(小山紗愛)……緑坂ゆいの娘。正木瑠璃の生まれ変わり

当記事画像出典:映画「月の満ち欠け」HP

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