【虎に翼】第11週ネタバレ/家庭裁判所設立へ、轟・よね再登場

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【虎に翼】第11週ネタバレ/家庭裁判所設立へ、轟・よね再登場

伊藤沙莉主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)【虎に翼】第11週「女子と小人は養い難し?」(6月10日から14日放送)のあらすじネタバレを紹介します。「女子と小人(しょうじん)は養い難し」の意味とは?

今回は朝ドラ【虎に翼】第11週のあらすじネタバレと考察について紹介します。

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【虎に翼】第11週ネタバレ

第11週のあらすじネタバレです。

花岡は栄養失調で死亡

虎に翼11週
(C)NHK

花岡(岩田剛典)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなった。寅子(伊藤沙莉)は花岡の訃報を聞き、衝撃を受ける。

寅子は花岡とお昼を食べたベンチに座り、涙ぐみながら「どうしていくのが正しいのか、何も納得できてないけれど、花岡さんが守ろうとしたもの、私も守っていくから」とつぶやいた。

轟(戸塚純貴)/よね(土居志央梨)が再登場

虎に翼11週
(C)NHK

戦地から戻った轟(戸塚純貴)はよね(土居志央梨)と再会し、苦しい胸の内を打ち明ける。

二人とも生きてたんだね!

家庭裁判所設立準備室

昭和23年(1948年)10月、花岡が亡くなって1年。桂場(松山ケンイチ)が初代最高裁人事課長、久藤(沢村一樹)は初代最高裁秘書課長として働いている。そんなある日、寅子は桂場(松山ケンイチ)に呼び出される。そして寅子は家庭裁判所設立準備室への異動を命じられる。

大正時代から続く少年審判所と新設間もない家事審判所を合併させ、翌年1月1日に家庭裁判所を発足させることが寅子の任務だった。GHQからの通達であり、残り2カ月で発足させなくてはならない。

家庭裁判所設立準備室のメンバーはこちら↓

  • 室長・多岐川幸四郎(滝藤賢一)
  • 室長補佐・汐見圭(平埜生成)
  • 小橋浩之(名村辰)
  • 稲垣雄二(松川尚瑠輝)

上司の多岐川(滝藤賢一)からはやる気が感じられなくて、不安になる寅子。

愛の裁判所

東京家事審判所の所長・浦野と東京少年審判所の壇は、どららも合併に反対だった。多岐川は2人を前に「家庭裁判所は愛の裁判所なんだ」と訴えた。

多岐川は、困惑する寅子を久藤(沢村一樹)の元へ連れて行く。久藤はアメリカで視察してきた家庭裁判所の温かな雰囲気を話してくれた。

崔香淑(ハ・ヨンス)との再会

ある日、寅子は酔いつぶれた汐見を多岐川とともに家まで送っていった。多岐川と汐見の表札が並んでいるが、汐見は居候しているようだ。

多岐川が「香子ちゃん。君の愛しの旦那さんが酔いつぶれたよ」と声をかける。玄関から出てきたお腹のふっくらした汐見の妻は、なんと崔香淑(ハ・ヨンス)だった。

寅子は「ヒャンちゃん!」と声をかける。

補足:崔香淑…「さいこうしゅく」と読むが、朝鮮の言葉でチェ・ヒャンスクと読み、寅子たち女子部の同期は「ヒャンちゃん」と呼ぼうと決めた。

香淑は「その名前は呼ばないで」と言って、奥に隠れてしまう。

多岐川は「香子ちゃんに佐田くんを家に連れてくるなって言われてた」ことを思い出し、寅子に「今のことは忘れてくれ」と頼む。

女子部同期との再会は、意外なカタチで叶った…。

その後、汐見は多岐川とともに朝鮮半島の裁判所にいたことが判明。労働争議を扇動した疑いをかけられた香淑の兄の予審判事を多岐川が担当していたという。それがきっかけで、香淑と汐見は知り合い、結婚に至った。

日本に一緒にきた香淑は今は香子(きょうこ)と名乗っている。香淑は日本人と結婚したことで兄から冷たくされてしまい、心を閉じているという。

花岡の妻との再会

昭和23年(1948年)11月。寅子は桂場(松山ケンイチ)に案内され、花岡の妻・奈津子(古畑奈和)と会った。奈津子は寅子が花岡に渡したチョコレートのお礼を述べる。チョコレートがきっかけで家族が久しぶりに笑顔になれた、と。花岡は子供たちに、寅子みたいに優しく強く育ってほしいと言っていたらしい。奈津子は今、子供たちと佐賀に戻って暮らしているという。

桂場は寅子に、家族に恵まれた婦人ばかりでないから家庭裁判所の設立を急ぐよう伝え、「正論に勝るものはない」と助言した。

家庭裁判所が設立

同年12月。大学生になった直明(三山凌輝)が関わるボランティア団体・東京少年少女保護連盟の学生たちが、準備室を訪れ、活動報告をする。そこには壇と浦野もいた。

壇と浦野は直明の純粋な訴えに心打たれた。こうして合併がようやく進み始める。

法曹会館の4階の宴会場を家庭裁判所の事務所として借りられることも決定。

12月31日、事務所の設立の作業が完了。除夜の鐘が鳴る直前だった。

寅子は汐見から、多岐川が戦災孤児を見て彼らのために人生を捧げる決心をした話を聞く。

こうして家庭裁判所が誕生し、元日の朝を迎えた。(つづく)

【虎に翼】第11週の考察

「女子と小人(しょうじん)は養い難し」の意味とは?

週タイトルの「女子と小人(しょうじん)は養い難し」の意味は、女性と徳のない人間は、近づけると図に乗るし、遠ざければ怨むので、扱いにくいものである、です。

この週タイトルがどうストーリーに関わるのか、予測できません(笑)

11週で寅子は、東京少年審判所と東京家事審判所を合併させることに苦労します。女子と小人ではないですが、この2つの審判所が扱いにくいものになっているとは感じます。

女子は母親のことで、徳のない人間は不良少年・不良少女のことかも。つまり家事審判所と少年審判所。

この扱いにくい2つの組織の合併を寅子たちはどうするのかが、11週の見どころでもありますね。

【虎に翼】番組情報

キャスト 伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作 / 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴 / 松山ケンイチ 小林 薫 他
吉田恵里香
音楽 森優太
主題歌 「さよーならまたいつか!」米津玄師
語り 尾野真千子

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画像出典NHK