【虎に翼】最終回ネタバレと感想!寅子の思いは受け継がれている!

虎に翼・最終回

【虎に翼】最終回ネタバレと感想!

伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】最終週・最終(130話)が9月27日(金曜)に放送されました。

「虎に翼」もついに最終回。土曜日(1週間の振り返り)で放送終了ですが、本編は今回で終わりです。

さまざまな仕事を掛け持ちし、多忙な毎日を送る優未(川床明日香)。花江(森田望智)もひ孫に囲まれ平穏に暮らす。優未を見守る寅子(伊藤沙莉)は―。

今回は朝ドラ【虎に翼】最終話のあらすじネタバレ・感想について紹介します。

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目次

【虎に翼】最終回のあらすじネタバレ

【虎に翼】最終回(130話)のあらすじネタバレです。

さまざまな仕事を掛け持ちし、多忙な毎日を送る優未(川床明日香)。花江(森田望智)もひ孫に囲まれ平穏に暮らす。航一(岡田将生)のことはのどか(尾碕真花)、朋一(井上祐貴)、優未が三人で気にかけていた。寅子(伊藤沙莉)は皆の暮らしぶりを見守りながら、桂場(松山ケンイチ)と「法律とは何か」について語り合ってきたことを振り返るとストーリー展開しました。

虎に翼・最終回
虎に翼・最終回

冒頭。

星家での朝、テレビでは、男女共同参画社会基本法のニュースが流れる。

語り(尾野真千子)で「平成11年。寅子が亡くなり、15年が経ちました」と主人公が亡くなった事実が判明。

時代が1999年(平成11年)に進んだのだ。1914年(大正3年)生まれの寅子は存命なら85歳。1943年(昭和18年)生まれの優未は56歳になっている。

優未は着付け&茶道教室を自宅で開き、雀荘&寄生虫研究の雑誌編集、花江とひ孫の面倒を見る生活。ひ孫のケンカを、花江は嘘泣きで仲直りさせている。語り:「花江はすっかり猪爪家の重鎮です」。

優未は一人、甘味&寿司の「笹竹」へ。団子を味わう。あんこの味は変わらない。

ある日。寅子は「何だか元気がないわね。お母さんの面白おかしい顔でも見せてあげられたらな」と優未の後を付いて歩く。  

橋の上で、携帯電話でスーツ姿の並木美雪(片岡凜)が話している。私なりに頑張ったけど仕事をクビになったことについて誰かと話しているらしい。

「私がダメで」と自己卑下する美雪に対し、優未は声を掛け、雇用主には解雇予告義務があると伝え、「みんなが持っている権利なので、使わないと。もしよろしければ、弁護士に相談なさったらどうですか。私の知り合いでよければ、ご紹介します。佐田優未の知り合いと言ってくだされば」とメモを書いて渡す。

美雪は「佐田?」と不思議がる。優未は「法律はあなたの味方です」と美雪を励まし、その場を去った。

星家にて。元妻と息子を迎えに行くという星朋一(井上祐貴)。吉川のどか(尾碕真花)は「お兄ちゃん、離婚してからの方が愛妻家よね」という。

星家に帰宅した優未は航一に「老人ホームじゃなくて、ここで一緒に暮らすのがいいと思うんだけど」と話す。

航一は「子供たちに縛られず自由に暮らしたいんです」と断った。

優未は「秘密の話、聞いてくれる?」と切り出し「さっきね、自分の中にお母さんを凄く感じたというか…。私にとって、法律ってお母さんなんだよなぁって。だからね、今、凄く近くに感じる。感じると心が軽くなる。みーんなの中にあって、寄り添ってくれるものなんだよなぁって」と話す。そして夕食の支度をするのどかの手伝いに台所に向かった。

航一は「だそうですよ」と亡き寅子に話しかける。「何だか照れるわね」と寅子。

航一は「寅子さんがいなくて、とても寂しいけれど、もう少し、こうやって彼らを見守って、この余生を楽しみたいって、自分でも驚いてしまいますが、そう思っているんですよ」 という。

寅子が「やだわ、私が法律って」というと、 航一は「はて?今の僕の話、聞いてました?」

寅子が「あっ、なるほど。ごめんなさい。さっきのがうれしくて、余韻に浸ってしまって、つい」 という。

航一が「その得意げで、幸せそうな顔。懐かしいな。ほら、あの時だよ」と言って、 時は戻り、第129話(9月26日)ラストの続きへ。場所は寅子の横浜家裁所長就任を祝う同窓会が開かれた甘味&寿司の「笹竹」。

桂場:「私は今でも、ご婦人が法律を学ぶことも、職にすることも反対だ。法を知れば知るほど、ご婦人たちはこの社会が不平等で、いびつでおかしいことに傷つき、苦しむ。そんな社会に異を唱えて、何か動いたとしても社会は動かないし、変わらん」

寅子:「でも、今変わらなくても、その声がいつか何かを変えるかもしれない」

桂場:「君はあれだけ、石を穿つことのできない雨垂れは嫌だと、腹を立ててきただろ」  

寅子:「未来の人たちのために、自ら雨垂れを選ぶことは、苦ではありません。むしろ至極光栄です」  

桂場:「それは君が佐田寅子だからだ。君のように血が流れていようとも、その地獄に喜ぶ物好きは、ほんのわずかだ」

山田よね(土居志央梨):「いや、ほんのわずかだろうが、確かにここにいる」  

女子部の面々、玉(羽瀬川なぎ)、轟(戸塚純貴)、航一の顔が映っていく――。

主題歌が流れ始める。

桂場:「失敬。撤回する。君のようなご婦人が特別だった時代は、もう、終わったんだな」  

寅子は「はて?」と口出しし、桂場が団子を口に運ぶのを遮って、「いつだって私のような女はごまんといますよ。ただ時代がそれを許さず、特別にしただけです」と主張し、桂場の額に付いていた桜の花びらを取った。

イマジナリーの猪爪はる(石田ゆり子)が現れ「寅子、どう?地獄の道は」と尋ねる。寅子は「最高、です!」と頭上に両手でOKサインをつくり、子どものような泣き顔で返答した。

航一に声を掛けられ、我に返る寅子は、「ねぇ、皆さんにとって、法とは何かしら」と尋ねて、轟が「約束だと思うなあ」と答え――。

初回からの名場面とエンドロール。そして花びら舞う最高裁大法廷で法服姿の寅子が跳びはねて振り向き、笑みを浮かべ主題歌に合わせて「さよーならまたいつか!」と画面に語り掛ける。(おわり)

【虎に翼】最終回の感想 寅子の思いは受け継がれている!

最終回は未来にジャンプするという驚きの展開。寅子の思いが娘に受け継がれている、未来に繋がっているということを示唆しているのだと感じました。

過去で寅子は雨だれになることは苦じゃないと言っていましたが、平成パートを入れることで、ちゃんと伝わっているのが分かります。もちろんまだまだ変わらないところはあるけれど、団子の味が続いているように、強い想いは誰かから誰かへ、後世へ続いていくのでしょう。

物語は過去へ戻り、桂場との法律談義の続きへ。桂場は現実を見ていて、地獄に進むことができるのは佐田寅子だからと主張。そこで、よねさんらがフォローに入ります。寅子は一人ではない、そして特別でもないのですね。

さらに、寅子の進む道を「地獄」と言って反対していた母はるさんが再登場。寅子との会話は、涙を誘われました。

クランクアップシーンは法服姿の若い寅子だったのですが、主題歌に合わせてのシーンだったのですね。

最後の「わたしの翼」コーナーは、伊藤沙莉さん。さよーならまたいつか の言葉とともに、笑顔で大きく万歳している写真でした。

本作は脚本家の主張が強いなど批判の声もありましたが、おおむね好評で、男女差別への描写は特筆すべきものがあったと思います。脚本家曰く設定ではない同性愛の描写など、詰め込みすぎなところもあったと思いますが、心に残る場面も数多くあったドラマだと思います。半年間の放送、ありがとう&お疲れ様でした。

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【虎に翼】最終回の出演者・スタッフ

【出演】伊藤沙莉,岡田将生,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,戸塚純貴,岩田剛典,高橋克実,余貴美子,平田満,沢村一樹,滝藤賢一 ほか

【語り】尾野真千子

【作】吉田恵里香

【音楽】森優太

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画像出典NHK

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