【虎に翼】17話ネタバレと感想/轟(戸塚純貴)は意外といい奴!?
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第17話が4月23日(火曜)に放送。
特別講師として梅子(平岩紙)の夫・徹男(飯田基祐)がやってくる。梅子の様子がおかしいことに気付く寅子(伊藤沙莉)。徹男の言動に憤りを感じた寅子たちは―。
今回は【虎に翼】第17話のあらすじネタバレと感想について。
【虎に翼】17話のあらすじネタバレ
梅子(平岩紙)がスンッ
特別講師として梅子(平岩紙)の夫・徹男(飯田基祐)がやってくる。梅子が“スンッ”となっていて様子がおかしいことに気付く寅子(伊藤沙莉)。授業の内容は未婚の女性が犬にかまれて顔に大けがを負ったことを両親が訴えた事件について。高額の慰謝料を取れた事例で、寅子は驚いた。しかし梅子をおとしめるような言動の徹男と、それを聞いて喜んでいる様子の男子学生たちに憤りを隠せない寅子やよね(土居志央梨)たち。だが、当の梅子はすっかり諦めている様子だ。
花岡たちもスンッ
そんな梅子がみんなを誘い、寅子たちはもちろん、花岡(岩田剛典)ら男子学生もいつもの甘味処へ行く。そこで偶然、梅子の長男・徹太(見津賢)と遭遇する。寅子は、普段から梅子にとても世話になっていることを伝えるが、花岡ら男子学生はみんな“スンッ”。
寅子は男でもスンッてなることを知って意外に思った。家に戻って優三(仲野大河)に聞いてみると、徹太が帝大生であり、花岡ら明律大学法学部にとっては雲の上の存在だからだった。
轟は意外といい奴!?
ハイキングに行く日。寅子が待ち合わせ場所に行こうとすると、香淑(ハ・ヨンス)と出くわす。花岡(岩田剛典)たちが女性を下に見るような発言をしているから、行くに行けないらしい。
寅子と香淑が話を聞いていると、花岡は「女ってのはやさしくするとつけあがるんだ」と話していた。そんな花岡に対し、轟(戸塚純貴)が「誠意がない態度はいただけない。今の言葉を撤回しろ」と迫る。
寅子は内心で「意外といいやつ」と思い、轟を見直した。(つづく)
【虎に翼】17話の感想
17話では、夫・撤男の前で梅子がスンとなってしまいます。ふだん、あれだけ明るい梅子も夫の前ではおとなしくなってしまうのですね。
女性の容姿が傷つけられると高額な慰謝料がとれるケースに対し、撤男はうちの妻なら慰謝料が少ないとさげすみ、笑いをとります。
笑えませんよね。
そんな中、男子学生も学歴コンプレックスからスンっとしてしまうことが発覚。
女性差別だけじゃない描写を取り入れてきたのは、好印象です。
女性差別のテーマが前に出過ぎていたので、学歴社会の中で、男子だって差別されています。
おそらくですが、寅子の父も休日出勤していて過重労働ですし、何かしら圧がかかっていそう…。
そしてラスト。轟(戸塚純貴)は意外といい奴とわかりました。
轟が女を一番見下していたと思われていたのですが、よく知らずに人を判断してはいけないですね。
さあ。次回はハイキングの回へ。どうなってしまうのか、注目です。
【虎に翼】17話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,戸塚純貴,岩田剛典,飯田基祐,羽瀬川なぎ,名村辰,松川尚瑠輝,小林薫 ほか
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK