【虎に翼】10話ネタバレ・吹き出しあり/よね(土居志央梨)が「甘い」と怒る
【虎に翼】10話ネタバレ・吹き出しあり
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第10話が4月12日(金曜)に放送されました。
裁判の判決の日。寅子(伊藤沙莉)たちの予想は外れ、妻が着物を取り戻すことが認められる。大喜びする女子部一同。しかしよね(土居志央梨)だけは、「甘い」と怒って…。
今回は【虎に翼】第10話のあらすじネタバレと感想について吹き出しありで紹介。
【虎に翼】10話のネタバレ
【虎に翼】10話のあらすじネタバレです。
判決の日。寅子(伊藤沙莉)たちの予想は外れ、妻が着物を取り戻すことが認められる。
裁判長は「夫が妻の財産を責任を持って管理し守るための法律を、妻を苦しめるために悪用・濫用してはならない」と判断したのだ。
大喜びする女子部の面々だったが、よね(土居志央梨)だけは「甘い」と怒りを隠さない。裁判には確かに勝ったが、あの女性の受ける扱いは変わらない、とよね。
あの男は彼女への非道な仕打ちの償いをすることもない。何も反省しない。法は無力な女性たちの唯一の武器であるはずなのに…。
寅子は、着物を返還された妻・峰子(安川まり)の「離婚裁判は続くが、最後まで戦う」という言葉を受けて…
よねさんは「法は悪い人を殴る武器」と言ったけど…。私はね、法は弱い人を守るもの、盾とか傘とか温かい毛布とか、そういうものだと思う。
分かり合えない。
私たちは地獄の道を行く同志よ。考えが違おうが共に学び、共に戦うの。だからもっと、よねさんのことを知りたい。
嫌いな人のことを知るのは時間の無駄だろ
よねさんのこと、わりと好きだけど? 知らない人のために涙を流し憤慨するあなたは素敵。
寅子はよねに握手を求めるが、よねは拒否して去った。
家に帰った寅子は母はるや花江に「私、盾みたいな弁護士になるの」と宣言した。
しかし寅子はまだ知らなかった。自分がどれだけ恵まれていたのかを…。(次週へつづく)
【虎に翼】10話の感想
裁判の結末が描かれた第10話。
女子部のみんなが勝機がないと見ていた裁判で、女性側がまさかの勝訴。
権利の濫用ということでした。
日本評論社のTwitterによると、元ネタの裁判があるそうです↓
本日の「#虎に翼」で、寅子たちが傍聴した裁判の元ネタは、大判昭和6年7月24日民集10巻750頁・物品引渡請求事件のようです。
— 日本評論社 法律編集部 (@nippyo_law) April 12, 2024
日本評論社で刊行した、法律時報4巻3号(1932年)105頁には、弁護士・杉之原舜一による判例評釈が掲載されていました。
「権利の濫用」という単語がここからも読み取れます👇 pic.twitter.com/7v7x0Sl3Ss
よく取材・勉強してシナリオを練っていることが分かります。
しかし、ラストのナレーションからの次週予告は不穏な感じでした。
よねが男装し強がっている(?)理由が分かるのでしょう。壮絶な展開になりそうです。
【虎に翼】10話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,田中要次,小林涼子,安藤輪子,栗原英雄,長谷川忍,じろう,羽瀬川なぎ,筒井真理子 ほか
【作】吉田恵里香【音楽】森優太
画像出典NHK