【虎に翼】7話ネタバレ・吹き出し/法改正が延期!諦めムードによね(土居志央梨)が一喝!
【虎に翼】7話ネタバレ・吹き出し!
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第2週第7話が4月9日(火曜)に放送されました。
法律を学び始めた寅子(伊藤沙莉)たちに世間の風は冷たく、新聞は面白おかしく書き立てる。そんな中、女子部の生徒たちの元に法改正が延期になるとの知らせが届く。
今回は【虎に翼】7話のあらすじネタバレ(吹き出しあり)・感想について。
【虎に翼】7話のあらすじ
よねは群れない
入学から1週間が経過った。寅子(伊藤沙莉)は華族の令嬢・涼子(桜井ユキ)、最年長の梅子(平岩紙)、留学生の香淑(ハ・ヨンス)と4人でお昼を食べるようになった。
子供がいる梅子は毎日おにぎりを作ってきて配ってくれるのだが、誰とも群れず読書をしている山田よね(土居志央梨)は受け取らなかった。
新聞報道
ある日、新聞が寅子たち女子部の新入生を面白おかしく取り上げていたことがわかる。
見出しには「女に法律? 全国の変わり者乙女たち一堂に会す」とあった。
内容を読むと穂高(小林薫)が「法律を味方につけてほしい」と言っているが近くにいた新入生は「意味が理解できてるか怪しい」と困り顔で、やはり女に法律に無理なのか?と記されていた。
この新入生は寅子のことだ。たしかに帝都新聞の竹中(高橋努)にインタビューされたとき、寅子は「先生がおっしゃる意味を完全には理解してるか怪しいのですが」と前置きはした。けれど、悪意ある切り抜きだ。寅子は続けて「勉学に励もうと思いました」とやる気を示したはずだったのに…。
寅子は小馬鹿にされたと思い、腹を立てた。
法改正が延期!
翌日。寅子は涼子たちに記事のことを話すと、皆、どこか諦めている様子だ。
好き勝手に書かれるのは、わたくし慣れておりますの
梅子も香淑も世間の反応は女子部に入る時に予想していたことだと言う。
寅子は地獄に飛び込んだ同志のはずなのに、このスンとした諦めた感じは何だろうと不思議がる。
そんな中、廊下から号泣する声が聞こえてきた。
久保田(小林涼子)はがっくり肩を落とし、中山(安藤輪子)は動揺して泣いている。
弁護士資格を女性にも認める法改正が今回も議会で通らない見通しだ…と先生たちが話していたのを小耳に挟んだのだという。
1期も2期も諦めムードだ。寅子が「次がある」と慰める。すると…
諦めムードによね(土居志央梨)が一喝!
メソメソ、ヘラヘラ。全員うっとうしい!やめちまえ!
よねは教室の机を叩き、立ち上がって廊下に出てきて、全員を睨みながら冷たい言葉を浴びせた。
そしてまだ授業が残っているというのに、よねは校舎を飛び出す。
寅子は、よねを追いかける。
すると東京地方裁判所にたどり着いた。
寅子にとって初めての場所だ。よねを見失って、ウロウロとしていると…。
お嬢ちゃん。傍聴をご希望かい?
いかにも江戸っ子な男・笹山(田中要次)に声をかけられて…
(つづく)
【虎に翼】7話の事前レビュー
法改正が延期になってしまいました。1期生たちは今度こそはと希望を持っていたでしょうから、涙するのもわかります。婚約破棄になってまで法律家の道を歩んでいるのですから。
どうせダメなんだという諦めムードの中、山田よね(土居志央梨)が全員を一喝!
ここの演技や掛け合いは楽しみですね。シリアスな雰囲気になりそうです。
ちなみに劇中の年代は、昭和7年(1932年)です。
史実ではいつ法改正されたのでしょうか。調べてみると、1933年(昭和8年)に女性が弁護士資格を取得できる法律改正が行われました。
つまり劇中の翌年です。1期生・2期生は弁護士になれるか分からない中で法律を学んでいるという、苦労の時期。あと1年、みんな頑張ってほしい…と未来からなら簡単に言えるのですけどね(笑)
法改正があるかもしれないという状態で、その道を進む開拓者たちの勇姿を見届けていきたいと思います。
【虎に翼】7話の感想
裁判所へだとりついた寅子。そこで朝ドラファンなら見覚えある役者さんが登場しました。
朝ドラ受けでも大吉さんが「何かの朝ドラで出てきた人だと思うんだよね。あの なんとかー!とか言った裁判所の方ね」とコメント。
ゲストのくわばたさんが「舞いあがれ ですよ。いつもお好み焼き屋に来てくれた人が今はあそこで働いてます」と解説していました。
東京地方裁判所の職員を演じていたのが湯浅崇さん。実は朝ドラの常連で、『ブギウギ』ではツヤ(水川あさみ)の妹タカの旦那さん・ヒデオを演じていました。
なんとなく知ってる俳優さんがまた登場してるくれるのは、隠れミッキーみたいで発見するとうれしいですね。
【虎に翼】7話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,森田望智,上川周作,土居志央梨,桜井ユキ,平岩紙,ハ・ヨンス,田中要次,高橋努,小林涼子,安藤輪子,羽瀬川なぎ,ユンソンモ,小林薫,【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香【音楽】森優太
画像出典NHK