【虎に翼】4話ネタバレ・吹き出し/寅子は「したたか大作戦」を疑問に思う

伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼第4話が4月4日(木曜)に放送されました。

寅子(伊藤沙莉)は母・はる(石田ゆり子)に女子部に願書を出したことを言えずにいる。そうこうするうちに花江(森田望智)と直道(上川周作)の結婚式が迫る…。

寅子は女がスンッとする姿を見て、「したたか大作戦」を疑問に思い…。

今回は【虎に翼】4話のあらすじネタバレ・吹き出しと感想について。

あわせて読みたい
朝ドラ【虎に翼】あらすじネタバレ・吹き出し・最終回結末予想! 伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』(とらにつばさ)のあらすじネタバレを最終回までざっくりとまとめます。 これまでの全話を振り返ると共に最終回の結末も予想...

第3話ネタバレ<【第1週】>第5話ネタバレ

目次

【虎に翼】4話のあらすじネタバレ

ブギウギ第4話

【虎に翼】4話のあらすじネタバレを吹き出しありで紹介します。

したたか大作戦

花江は自分の方が先に直道に一目ぼれしたことを寅子に明かす。でも直道は自分から好きになったと思い込んでいる。「したたか」に直道の心を射止めたらしい。

花江

寅子も「したたか」にした方がいい。
どんな道でも女が好きな方へ行くのは大変なのよ。

やるか。したたか

こうして寅子の『したたか大作戦』が始まる。といっても、おとなしく家事をしてはるのご機嫌を取るだけだが…。

結婚式にて

そして花江と直道(上川周作)の結婚式の日がやってきた。

披露宴で寅子は2人のために「モン・パパ」(原題「C’est Pour Mon Papa」)という曲を歌った。

みんな笑顔で、ここには幸せが溢れている。しかし寅子は親友の幸せを願えても、自分が結婚して幸せになるイメージが描けない。

寅子は(なんだ?したたかって?なんで女だけニコニコして顔色をうかがわうんだ?)と内心、疑問に思う。

盛り上がっているのは男性だけ。そんな男性の横で「スンッ」としている母はるや女性たちの姿に納得できない寅子。

式が終わり、いよいよ寅子ははるの説得を決意する。だが、招待客をうれしそうに見送る両親をみると今日じゃないかとくじけてしまう。だが、花江はもう話していいと許可してくれた。

すると、男性から声をかけられる寅子。

穂高

ん?猪爪くん?

穂高は父・直言と母・はると知り合いだった。

寅子も穂高教授から声をかけられる。そして、受験のことが母はるにバレてしまう…。

虎に翼4話

父・直言は穂高と飲みに行き、自宅で2人きりになった寅子とはる。

寅子は黙っていたことを謝ったが、はるは明日呉服屋に行って、寅子のお見合い用に買いに行こうと言う。

つまり、はるは受験を認めていなかった。言い合いになる2人。寅子は母を説得できるのか…。(つづく)

【虎に翼】4話の事前レビュー

寅子は「したたか大作戦」を疑問に思う

4話は花江と寅子の兄の結婚式が描かれます。

それに前後して、花江のアドバイスを受けた寅子は「したたか大作戦」を決行。しかし「したたかって何?」と疑問に思うのでした。

日本の女性は下がって、男性を立てる。男性を敬う。そんな関係性が世の常識の時代でした。

そんな当時の価値観に疑問を投げかける寅子は自分の心にとても真っ直ぐで、正直な人だと思います。

まあ、花江みたいに「したたか」に生き抜くことも大事ですが、ちょっと疲れますね(笑)

現代でも、常識を疑うことはとても大事です。

イノベーション(技術革新、新たな価値の創造)には、 常に常識を疑うことが必須ともいわれています。例えばヒット商品でいうと、「パイロットの消せるボールペン」は消えてはいけないことが常識であるボールペンのインクを消せるようにして、顧客のニーズをガッチリとつかんだことがヒットの要因です。

また、日常生活でも疑うことは必要です。小林製薬の機能性表示食品のサプリメントを摂取した複数の人から腎疾患などの健康被害が報告されて問題になっています。3月28日現在、まだ原因不明ですが…。これは日本メーカーの安全神話が崩れ、サプリメントは健康にいいという常識(?)も見直しが必要になってきましたね。

ともかく、寅子の疑う姿勢は現代でも見習いたい考えです。

【虎に翼】4話の感想

4話が放送されました。意外にも尾野真千子さんのナレーションが多めで、寅子の内面を語っていきます。

そこまで語らなくても分かるような気もするのですが、まあ、好みの問題ですかね。

結婚式は笑顔や幸せにあふれていても、自分の未来を描けない寅子。

そして、ひょんなことから受験がバレてしまいます。

世間は狭いというか、ちょっと作者の手つきが見えてしまうような、偶然すぎる感じでしたが…。

その後の自宅での寅子とはるの言い合いシーンはとても緊張感があって、魅力的。

寅子が謝ったり説明しているとき、台所でお米を研いでいた母はるの顔は映りません。

ピントがズレて、ぼんやりと画面左端にはるは映っていて、はるのセリフもあります。

これは寅子の視点では母の表情が見えないことを表現しているのでしょう。

また、視聴者がはるに表情を想像させる効果もあります。

私(筆者)は、はるは声のトーンは落ち着いてますが、静かに怒っているので、すごく真顔なんじゃないかなと想像しながら視聴していました。

はるが反対するわけでなく、大学はもちろんダメで、お見合い結婚をするのが当然という感じの態度でしたね。

さあ。次回、明日の金曜日で決着がつくと思います。もちろん弁護士になる寅子が大学に行くことは史実でネタバレしているのですが、親子それぞれの思いを見届けたいと思います♪

【虎に翼】4話の出演者・スタッフ

【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,赤間麻里子,横堀悦夫,小須田康人,松山ケンイチ,小林薫,【語り】尾野真千子

【作】吉田恵里香【音楽】森優太

画像出典NHK

虎に翼4話

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

SNSシェアはこちら
目次