【虎に翼】96話あらすじと感想!結婚は幸せの選択肢か終着点か?
【虎に翼】96話あらすじと感想
伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼】第96話が8月12日(月曜)に放送。
寅子と優未(毎田暖乃)が登戸に戻ることになり…。新潟の人々に別れを告げ、東京編が再び…。
放送後、劇中で描かれた正反対の意見、「結婚は幸せの選択肢か終着点か?」の結婚観の違いが興味深くて…。
今回は【虎に翼】第96話のあらすじネタバレと感想について。
【虎に翼】96話のあらすじ
昭和28年(1953年)春、寅子と航一(岡田将生)はお互いに納得する認識を見つける。家に帰った寅子は、航一と「永遠を誓わない愛」を試すことになったと優未(竹澤咲子)に報告。優未は簡単に承諾しつつ、「お母さんに何でも言えるから心配しないで」と伝える。寅子は優未と航一と海へ行ってはしゃぐ。
時が過ぎ、昭和30年(1955年)、東京に戻ることになった寅子は、地元の弁護士、杉田太郎(高橋克実)らに盛大に見送られる。
寅子と優未(毎田暖乃)が神奈川・登戸の猪爪家に着くと、何やら不穏な雰囲気。猪爪家では、結婚したら家を出るべきだという花江(森田望智)と、結婚しても同居し続けたいと主張する寅子の弟、直明(三山凌輝)が対立していて…。
【虎に翼】96話のネタバレ
寅子が東京に戻ることになった理由とは、1955年度の春から東京地裁に転勤することになったからです。
三条支部の人々や涼子様&玉ちゃんとの別れの挨拶の場面も描かれます。
ちなみに田中真弓さん演じる稲さんは1955年の初頭に他界。
また、このタイミングで航一(岡田将生)も最高裁判所の調査官に任命され、東京に戻ることになっています。遠距離恋愛にならずに済みますね。
直明(三山凌輝)には婚約者がいて、結婚後も同居したいと義姉・花江(森田望智)に要望。
花江は同居に大反対で、2人の意見は平行線となっています。
花江は寅子に自分の体験を踏まえ「姑みたいな義理の姉と同居したい嫁なんてこの世に存在しません!」と告げました。
花江は結婚というニンジンをぶら下げつつ同居を持ちかける直明に怒っているそうです。
寅子はいまいち理解できていない様子でした。
【虎に翼】96話の感想 結婚は幸せの選択肢か終着点か?
結婚は幸せの選択肢?幸せの終着点?……96話では、寅子と花江の「結婚」への考えの違いがとても興味深かったです。
寅子は猪爪家でお付き合いをしている人がいるという話になったとき、必ず結婚するわけでないと説明していました。
寅子は「結婚は幸せの終着点ではなくて、選択肢の一つにすぎないわ。一つの価値観に縛られてはダメよ」と発言。
一方、花江は寅子のような考えの持ち主ばかりでない!とバッサリ斬ります。だから結婚がニンジン=メリットなのですね。
まあ、この議論のカギは、婚約者が同居を望んでいるのか、それとも舞い上がってニンジンに飛びつくために同居もOKしているのか?彼女の気持ちしだいかな、と思います。
話を「結婚は幸せの選択肢」か「幸せの終着点」かに戻すと、これは現代でも人それぞれだと思います。正解はないというか、人の数だけ結婚観があるというか。
とはいえ、恋愛ドラマでは結婚がゴールイン!というものが多いですけど。まあ、それは若者向けドラマなので希望を抱いてもらった方がいいでしょうしね(笑)
【虎に翼】96話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,岡田将生,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,桜井ユキ,三山凌輝,毎田暖乃,田口浩正,遠山俊也,望月歩,堺小春,羽瀬川なぎ,岡部ひろき,田中真弓,青山凌大,今井悠貴,和田庵ほか
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK