【虎に翼】68話ネタバレと感想/「おかしいと声を上げた人の声は決して消えない」が名言と話題

虎に翼68話
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【虎に翼】68話ネタバレと感想/「おかしいと声を上げた人の声は決して消えない」が名言と話題

伊藤沙莉さん主演の朝ドラ【虎に翼第68話が7月3日(水曜)に放送。

寅子(伊藤沙莉)は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当。二人の間に生まれた栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。

今回は【虎に翼】第68話のあらすじネタバレと感想について。

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【虎に翼】68話のあらすじネタバレ

【虎に翼】68話のあらすじネタバレです。

離婚調停を担当

昭和25年(1950年)、10月。初代最高裁判所長官・星朋彦が亡くなって数か月後。

寅子(伊藤沙莉)は日本人男性・梶山裕司(菟田高城)とフランス人女性・梶山ルイーズ(太田緑ロランス)のの離婚調停を担当。二人の間に生まれた梶山栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。責任を押し付け合う姿に心を閉ざしていく栄二。

寅子は栄二を救う方法を模索する。少年部と家事部が連携して事件にあたることで光が見えてくると訴えるが、追い返されてしまう。

生理休暇は取れない

寅子は生理がきたため早めに家に帰る。すると、娘が80点台のテストを嬉しそうにみせてくれた。しかし寅子は褒めず、間違ったところを復習すれば次は百点を取れるとアドバイスする。

翌朝。優未は母の見送りなく、登校。「だって、優未とじゃキラキラしないから…」と猪爪直明(三山凌輝)に明かし、寂しげだった。

寅子は月経痛がひどい。3年前に生理休暇が労働基準法に盛り込まれたが、家裁の人手不足や「これだから女は…」と言われたくないので、痛みに耐えて出勤する。

航一(岡田将生)と会う寅子

寅子は航一(岡田将生)と甘味処で会う。航一は義母にねだられたからと、寅子にサインをもらった。そして父の病気のことを黙っていたことを謝った。寅子は「なんとなくわかっていました」と答える。

寅子は星長官の言葉をよく思い出すと切り出す。民法だけでなく、新しく理想的なことをするには相当の工夫や努力と日時を要する、と。

寅子「学生時代から心底わかっているはずなのに、うまくいかないと腹が立つ……ごめんなさい。愚痴です」

航一「悩む意味あります? 言ってたでしょ? 『その時の自分にしかできない役目があるかもしれない』って。だから、うまくいかなくても腹が立っても意味はあります。必ず

尊属殺の規定は合憲?!

昭和25年10月。最高裁では「尊属殺の規定」に関するある判決が言い渡される。15人の最高裁の裁判官の中には穂高(小林薫)がいた。

猪爪家にて。寅子は新聞記事を前に、弟や花江の子供たちに説明する。

尊属殺(そんぞくさつ)とは自分より上の世代の人を殺すこと。刑罰は、死刑か無期懲役になる。

最高裁で存属殺は憲法違反ではないか?と議論された。

被告は、暴力をふるう父に対し、ついカッとなって鉄瓶を投げ返して、父を死なせてしまった。

1審の判決では執行猶予がつけられ、死刑や無期懲役にはできないとされた。

だが検察は最高裁に上告した。

尊属殺が憲法違反かどうかが、裁判やり直しのカギとなった。

新聞では尊属殺規定は合憲と報じられている。

15人の最高裁の裁判官の中で反対意見を出したのは矢野と穂高の2人だけだった。

直治は「2人なんて、それっぽっちじゃ何も変わらないよ」と言う。

寅子は、「そうとも言い切れない。判例は残る。たとえ2人でも、判決が覆らなくても、おかしいと声を上げた人の声は決して消えない。その声がいつか誰かの力になる日がきっと来る。私の声だって、みんなの声だって、決して消えることはないわ。何度落ち込んで腹が立ったって、私も声を上げる役目を、果たし続けなきゃね」」

ナレーション(尾野真千子)「諦めるもんか、絶対に」

(つづく)

【虎に翼】68話の感想

寅子の言葉「おかしいと声を上げた人の声は決して消えない」が名言と話題で…↓

寅子の言葉は心に響きましたね。

数の論理で採決されてしまい、反対した少数派の声は届かった。

そう筆者も思ってしまいましたが、寅子はそれでも、“おかしいと声を上げた人の声は決して消えない”と言いました。

寅子は、その時の自分にしかできない役目があるとも言っていました。悩んだり怒ってることにも意味があります。

寅子は、自分が果たすべき役目を考えて行動していくことでしょう。

まあ、視聴者目線では、仕事ばかりでなく、優未ちゃんのことも褒めたり、かまってあげたりして欲しいなと少し心配ですが…。

【虎に翼】68話の出演者・スタッフ

【出演】伊藤沙莉,岡田将生,仲野太賀,森田望智,土居志央梨,平岩紙,戸塚純貴,平埜生成,三山凌輝,名村辰,松川尚瑠輝,ドンペイ,和田庵,木場勝己,矢島健一,滝藤賢一,小林薫,

【語り】尾野真千子

【作】吉田恵里香

【音楽】森優太

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画像出典NHK