【虎に翼】125話あらすじと感想!美佐江は交通事故死ではない?!
【虎に翼】125話あらすじと感想!
伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第125話が9月20日(金曜)に放送。
桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見した航一(岡田将生)だが、心ならずも寅子(伊藤沙莉)にまで心配をかける事態を引き起こしてしまい…。
放送後、美佐江(片岡凛)は交通事故死ではない?!とSNSで反響が…。
今回は朝ドラ【虎に翼】第125話のあらすじネタバレ・感想について紹介します。
【虎に翼】125話のあらすじ
【虎に翼】125話のあらすじネタバレです。
航一が声を荒らげる
桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見した航一(岡田将生)。
航一は反対されて帰ろうとするが、「いや、やっぱり分かりません。時期尚早とは、つまりどういうことでしょうか?」と書類を机に叩きつけた。
航一「法は法、道徳は道徳だと思いますが」
桂場「机上の理想論ではな。人は間違える。だから法がある。だから法について考える際にに万全な時を選ぶ。尊属殺の規定が違憲であるかどうかを問う裁判をするならばなおさらだ」
航一「反発は来るかもしれない。でもたとえどんな結果になろうとも、判決文は残る!ただ何もせず、人権蹂躙から目を逸らすことの何が司法な独立ですか!」
航一が声を荒らげる。すると、鼻から血が流れ、気を失った。
全部含めてずっと私
やがて寅子(伊藤沙莉)が駆けつける。
航一は桂場の膝に頭を乗せて横になっていた。
目覚めた航一は「ええ、長官!」と起き上がる。
桂場は足が痺れて動けない。航一が桂場の足を伸ばそうとすると「触るな」という。寅子は吹き出した。
寅子は“左遷人事”を指示した桂場に「桂場さんは、若き判事たちに取り返しのつかない大きな傷を残しました。きっと一生許されない。私は彼らには、許さず、恨む権利があると思う。私自身、桂場さんに怒り、失望して、傷つきもしました。私が邪魔で面倒で距離を置きたくても、司法の独立のために、共に最後まで闘い続けるしかないんですよ」
桂場「何を君は、ガキのような青臭いことを」
寅子「分かります?実は私一周回って、心が折れる前の、いえ、法律を知った若い頃の、本当の自分に戻ったようなんです。いや、でも、どの私も私、つまり全部含めてずっと私なのか。とにもかくにも、流石、桂田さんです」
航一「少し妬けるな」
桂場は、航一が持ってきた書類に手をかけると、「おいてけ」と指示。
その後、桂場はその書類を読んで、神妙な顔つきに・・・。
心が軽くなった
航一と寅子が帰宅すると、星家には子供たちが集まっていた。航一はワインを開けた。
航一は「心が軽くなった。一区切りついたような」と寅子にいうが、戦争のトラウマのせいか、そんなこと思っていいのかわからない。
寅子は少しずつ分かるまで、軽くしていこうと寄り添う。
15人の裁判官による大法廷
1972年(昭和47年)4月。最高裁は斧ヶ岳美位子(石橋菜津美)の事件の上告を受理。
尊属殺の重罰規定が合憲か違憲か、15人の裁判官による大法廷が開かれることになった。
梅子のおにぎりを食べる轟やよねたち…。
美佐江の最期の言葉
美雪の祖母・佐江子(辻沢杏子)が家裁を訪ねてきた。
佐江子は寅子に驚がくの事実を突きつける。
それは佐江子が美佐江の母だということ。そして美佐江は亡くなったということ。
美雪が3歳になってすぐ、車にひかれたという。
佐江子は「ここに美佐江が最後に残した言葉が書かれているんです」と伝え、美佐江の手帳を寅子に見せるのだった。
手帳を開くと「美雪 愛してあげられなくてごめんね」と書かれていた。
めくっても白紙が続くが、赤い腕飾りが挟まれていたところを開くと・・・
「私はたしかに特別だった。私が望めばすべてが手に入った。すべてが思い通りになった。盗みも体を売らせることもできた」と仲間に窃盗や売春を指示していたことがつづられていた。
それから「けど、この東京で私はただの女にすぎず、掌で転がすはずが、知らぬ間に転がされていた。次々に沸く予期せぬことに翻弄された。身籠れば特別な何かになれるかと期待したが無駄だった。私の中に辛うじて残る『特別な私』が消えぬうちに消えるしかない」と東京大学に進学してからの苦しい思いが記されていた。
最後のページには「あの人を拒まなければ何か変わったの?あの人は私を特別にしてくれたのだろうか?」とつづられていた。
あの人は、寅子のことだ。
涙を浮かべながら彼女の最期の言葉を読む寅子は、美佐江を遠ざけてしまった日を思い浮かべる。
ナレーション(尾野真千子)「あの日、あと1歩だったのだ…。それなのに…。それなのに私は…。私のせいで…」
【虎に翼】125話の感想 美佐江は交通事故死ではない?!
美佐江は交通事故死ではない?!
なぜ交通事故でないとわかるのか。
なぜなら、「消えるしかない」という言葉が残されていたから。
特別な私が消えないうちに、おそらく自分から道路に飛び込んだ?
恐怖のキャラ・美佐江の悲しい最後に対してSNSで反響が…↓↓
美佐江は東京に行って自分が井の中の蛙だったことに気づいて焦っちゃったのかな
— 8 (@8_potch_station) September 19, 2024
子供さえできれば…と思っちゃったのか
交通事故だったんじゃなくて自ら飛び込んだのかなこれは#虎に翼
#虎に翼 第125回
— るる (@not758not) September 19, 2024
偶然の事故ではなく自ら絶ったわけか…。
自分が世界の中心だと勘違いしてしまった狭い環境から飛び出して突きつけられた事実。東京での等身大の自分を受け入れられず、自己愛の鎧ごと永遠に、「特別な私」が消えないうちに…。
美佐江は人を殺してはいけない理由に辿り着けたのかな。
たぶん未婚で娘を産んだ? そして自殺かぁ… それはそれで切ないけど 美佐江のキャラはちゃんと娘に受け継がれて生きてるのがなんか怖い。#虎に翼
— Ben Cat Shahn (@ShahnCat) September 20, 2024
朝ドラの美佐江さん、車に飛び込んでの自殺だったら、最後まで傍迷惑な女だったなあと。
— 飯田 老 (@inkyoB) September 20, 2024
彼女を轢き殺しちゃった運転手さんが可哀想😿
なかなか驚きの美佐江の結末でした。美雪のことはどうなるのでしょうね。同級生を突き落としたことに悪意はあったようにおもうのですが・・・。最終週で再登場はあるのでしょうか…。
【虎に翼】125話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,岡田将生,土居志央梨,平岩紙,戸塚純貴,川床明日香,竹澤咲子,井上祐貴,尾碕真花,石橋菜津美,円井わん,木場勝己,矢島健一,松山ケンイチ,小林薫,
【出演】
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK