【虎に翼】117話あらすじと感想!桂場が最高裁長官に!
【虎に翼】117話あらすじと感想!
伊藤沙莉さん主演の連続テレビ小説【虎に翼】第117話が9月10日(火曜)に放送。
昭和44年1月、桂場(松山ケンイチ)が最高裁長官に就任して…。
今回は朝ドラ【虎に翼】第117話のあらすじネタバレ・感想について。
【虎に翼】117話のあらすじ
【虎に翼】117話のあらすじネタバレです。
桂場(松山ケンイチ)が最高裁長官に
1969年(昭和44年)1月、桂場(松山ケンイチ)が最高裁長官に就任。その祝賀会が梅子(平岩紙)と道男(和田庵)の店「笹竹」で盛大に開かれる。
「この国を、司法を頼むぞ」という多岐川(滝藤賢一)の言葉に、桂場は顔をしかめる。
安田講堂事件
汐見(平埜生成)は事務総局の事務次長として司法行政を担当、航一(岡田将生)は上告された事件をどの法定で取り扱うのか制定する最高裁調査官室の中枢として活躍していた。
そんな中、戦後生まれの学生たちが中心となった運動が激化し、東大で安田講堂事件が発生。香淑(ハ・ヨンス)の娘・薫(池田朱那)が逮捕されてしまう。
尊属殺人
ある日、寅子(伊藤沙莉)はよね(土居志央梨)から呼び出される。
その場には、香淑と夫の汐見(平埜生成)いて、薫の弁護について相談をしていた。司法試験に合格した香淑が自分で娘を弁護すると言い出していた。しかし、よねは「お前がなんとかしろ」と寅子に助けを求めた。
すると斧ヶ岳美位子(おのがたけ・みいこ)(石橋菜津美)という女性が現れた。事務所を手伝っているという。美位子は「いま弁護をお願いしていて。私、実は父親を殺しちゃって」と笑顔でサラリと告白。
美位子が部屋を出た後に、よねと轟(戸塚純貴)は寅子に説明した。
よねは「あいつは尊属殺人の罪で起訴されて、つい先日保釈が認められたんだ」という。
轟は「美位子さんは父親からの虐待に長年耐えてきた。母親が家を出てから、何年も彼女は…。父親と夫婦同然の生活を余儀なくされ、2人も子どもを産まされた。仕事先で恋人ができた美位子さんは、相手と結婚しようとしたが、父親は怒り狂い、彼女を家に閉じ込め、暴力を振るい…」と明かした。
以前、刑法200条の尊属殺人罪について、穂高(小林薫)が最高裁判決に反対したが、その努力もむなしく合憲とされてしまった。
よねは「私たちは最後まで戦う。こんな理不尽が許されてたまるか」と語った。
1歳、2歳の差で異なる処遇
昭和44年3月、安田講堂事件の逮捕者のうち二十歳未満の少年が東京家庭裁判所に送致されてきた。寅子は一人ひとりにじっくりと向き合う。
そんなある日、「原爆裁判」で国側の被告代理人を務めた反町(川島潤哉)が汐見のもとへやってくる。反町は現在、政民党幹事長の秘書をしている。反町によると、幹事長の地元の名士が21歳であることを理由にいまだ勾留されていることに不満を抱いているらしい。
家裁に送致された多くの少年が不処分となる中で、たった1歳、2歳の差で異なる処遇となることがおかしいというのだ。汐見がそのことを桂場に報告すると、桂場は険しい表情になって…。
(つづく)
【虎に翼】117話の感想
尊属殺人の問題が再び。穂高教授ともう一人が反対したけれど、合憲となってしまった問題。
どれだけヒドイことをされたとしても、なぜ親を殺すと罪がより重くなってしまうのか。
轟とよねの戦いが始まりました。
最高裁長官になった桂場との対決!という感じですね。
もちろん寅子も薫(池田朱那)の弁護も注目ですね。
【虎に翼】117話の出演者・スタッフ
【出演】伊藤沙莉,岡田将生,土居志央梨,平岩紙,ハ・ヨンス,戸塚純貴,平埜生成,川島潤哉,川床明日香,和田庵,井上祐貴,尾碕真花,石橋菜津美,円井わん,木場勝己,矢島健一,沢村一樹,滝藤賢一 ほか
【語り】尾野真千子
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
画像出典NHK