【特捜9season6】最終話のネタバレ！天樹刑事（東山紀之）も参上！

特捜班主任・浅輪直樹（井ノ原快彦）は妻の倫子（中越典子）と参加した地域のゴミ拾い活動で、ボランティアの世話役を担当する真田雅弘（佐戸井けん太）と知り合う。奇しくも、真田は警視庁勤務で留置担当官だという。その矢先、データサービス企業を営む社長・三倉陽平（イワゴウサトシ）が刺殺される事件が発生。捜査をはじめたところ、三倉に恨みを募らせる男の存在が浮かぶ。昨年、三倉の会社でデータ流出騒動が起きた際、犯行を疑われて自殺した社員・橋倉ゆかり（友利恵）の婚約者・小島裕太（永岡佑）だ。
まもなく、青柳靖（吹越満）と矢沢英明（田口浩正）が小島を確保し、彼の所持品から凶器のナイフを発見。やはり三倉を恨んだ末の犯行と思われたが、小島は「ゆかりはあんなこと、やっていません」と亡き婚約者の無実を訴えるだけで、自分のことは何ひとつ語ろうとしなかった。ところが、留置場に入る直前、突然、小島が「お世話になった人に、ひと言書きたい。それができたらすべてを話す」と言いだし、書くものを借りたいと頼んできた。小島の思いを理解した青柳は近くにあったメモ用紙とペンを渡すが、その夜、小島は留置場内で自殺。手には、「警察は無能だ」と書いたメモを握りしめていた…。
警察を非難するメモを遺したということは、誤認逮捕だったのか…!?　特捜班が揺れる中、上層部は青柳が紙とペンを小島に貸したことを問題視。翌日までに被疑者死亡で送検するなら青柳の処分は不問にすると宣告されるが、自らの処遇より真実を明らかにすることを望む青柳の“覚悟”を受けて、特捜班は改めて捜査を開始する。しかし、小島が自殺した夜、当直だった留置担当官には停職処分が下ることが決定。その留置担当者こそ真田だとわかり、直樹はがく然とするが、その真田は直樹に思いもよらぬ相談を持ちかけて…!?　はたして特捜班の執念の捜査で明らかになった衝撃の真相とは…!?

【特捜9season6】最終話のネタバレ！ここに注目！

データ会社の社長が殺害される！

浅輪（井ノ原快彦）は妻の倫子（中越典子）と清掃のボランティアに参加する。

そこで、浅輪は留置場担当の警察官、真田（佐戸井けん太）と知り合う。

その直後、事件発生し、捜査に向かう。

データサービス会社の三倉社長が背中を複数回刺され、殺害されていた。

死因は出血性ショック死。

胃の内容物は、鴨肉、牛肉、白身魚。

コース料理のあるレストランで出されるものだった。

会社の部下である志崎によると、前夜は3人で会食していた。

20:40にレストランを出て、30、40分後には殺害された。

凶器を持つ男を確保するが

背中を刺されており、怨恨が有力だった。

昨年、データ流出事件があり、女子社員の橋倉が捕まったが、証拠不十分で釈放された後、自殺する騒動があった。

その恋人の小島（永岡佑）は会社を恨んでいた。介護施設で働いていたが、退職。

青柳（吹越満）が会いにいくと、逃走を図ろうとして、カバンからは三倉の血がついたナイフがみつかった。

しかし、小島は橋倉の無実を主張するばかり。

留置場へ行くと、青柳にペンを貸して欲しいと言い出す。

お世話になった人へ礼を書き、全て話すという。

留置場で自殺！きっかけは青柳

しばらくして、留置担当の真田が見回りに行くと、小島が自殺していた。手にはメモを握りしめていた。

「警察は無能だ」と書かれていた。

小島の所持品には吹興寺のお守りがあった。

スマホの着信相手は、かつて養護施設で働いていた女性で、小島と橋倉は幼い頃から同じ境遇でそこで過ごしていたといい、2人はお互いが生きる支えだった。

橋倉が亡くなり、小島は絶望していたので、心配で連絡をとっていた。そのとき、「（小島との）約束があるので、まだ死ねません」と話していたという。

介護施設で、小島は入所者みんなに感謝されていた。

一方、小島にペンを渡したのが青柳であることが判明。留置担当の真田は依願退職となるが、青柳は翌日までに被疑者死亡で送検すれば、問題にはならないという。

真犯人は別にいる？

浅輪は、小島が出したハガキの文字と死亡時のメモの文字が違うことに気づく。

しかも小島は右手親指をねんざしており、ナイフで刺すのは、難しい状態であることも判明する。

浅輪は真田に会う。

真田は、小島の遺骨を引き取って供養させてほしい、と申し出る。

実は、真田は、父の介護で小島に世話なっていた顔見知りだった。

しかし、留置場では何も話していないという。

青柳は妙子の退院に付き添う。

「警察辞めるかも」と告げ、「えぇ、辞めたら別れようか」と言われる。

捜査支援分析センターの三ツ矢（向井康二）の元へ、天樹（東山紀之）が来ていた。そこで浅輪に遭遇する。

天樹は「暴露チャンネルの投稿の件でな。そっちも大変そうだな」と浅輪に声をかける。

小島の行動を追うと

小島のアリバイの映像が見つかり、真犯人は別にいることが確実に。

三倉が死んで得する人物は誰か？

会社はデータ流出騒動以降、経営が傾いていた。

そして、なぜ小島は自分はやってないと言わなかったのか。

真犯人は小島にナイフを渡すため、接触しているはず。

処分に関わる青柳を気になるメンバーだが

「俺のことは気にしなくていいよ、と」。

レストランは休日にも関わらず、初めての予約客である三倉らのために店を開けていた。

警察上層部は、こんな事件早く終わらせろというが、

国木田班長（中村梅雀）は「真犯人は別にいるかもしれないのに。

身内の処分を優先するなんて警察の正常な姿ですか」と反発する。

聞き込みをする中、浅輪は転倒しそうになった女の子を助けるため、小島は右手を痛めていたことが判明する。

そして、お守りの寺へ。

2日前にも来て、妻のお墓を建てたいと、大金を持ってきていた。

そして真犯人は！

「警察は無能だ」と書いたのは真田だった。筆跡が一致した。

村瀬（津田寛治）は、三倉の父には愛人がいて、三倉には母親違いの兄弟がいることが判明する。

小島はお金を受け取るために、真犯人の身代わりになったのだった。真犯人は志崎だった。三倉とは兄弟だった。

金を払い、スナックにいたというアリバイ工作をしていた。

小島が持ち込んだ300万円の封筒からも志崎の指紋が出た。

愛人の子供として、逆恨みしていた。

データ流出事件も志崎の仕業。

橋倉を犯人のようにしたて、バレそうになり、殺害した。

三倉は会社が傾いて苦しむ姿を見て満足し、殺害を計画。

金が必要な、小島に身代わり出頭をさせることにしたのだ。

小島は死場所を探していた。

浅輪は真田を連れて、小島が橋倉のために用意した墓の場所へ行く。

メモは真田に向けて書いたものだった。

そこには「僕の遺骨を吹興寺へ」と書かれていた。

実は真田は父の介護に疲れ、ヒートショックで死ぬ可能性がありながら風呂に入るのを黙認。

駆けつけた小島は、不整脈の既往症があったことにし、奥様を守るためだったのなら、と黙認してくれたのだという。

小島のおかげで夫婦は壊れなかった。メモは恩を返せと言われているように感じたが、明るみにでると、父親に対する罪もバレてしまう。そのため、とっさに別のメモを書いたのだった。

浅輪は「誰かを思う気持ちが。

誰かに支えられて生きている。

時々おせっかいもありますがね。

小島さんは最後の願いを託したんだと。

おかえりの大切さを誰よりも知っている人だから」と話す。

真田は泣き崩れる。

青柳の処分は下らなかった。

捜査班みんなでケーキを食べる。

そこへ新藤（山田裕貴）が帰ってくるのだった。