【天国と地獄】九十九(中尾明慶)が真犯人?日高と入れ替わってる?
【天国と地獄】九十九(中尾明慶)が真犯人?日高と入れ替わってる?
話題のドラマ【天国と地獄~サイコな2人~】の考察です。
第1話でゲスト出演した中尾明慶さん演じる九十九(つくも)が怪しいと話題!
今回は【天国と地獄】九十九(中尾明慶)が真犯人か、を考察!(3話時点での考察です)
【天国と地獄】九十九(中尾明慶)が真犯人?
ドラマ【天国と地獄~サイコな2人~】の真犯人は九十九聖(つくもきよし)(演:中尾明慶)ではないか、と初回からネットでひそかにざわついています。どういうことでしょうか。
九十九(中尾明慶)が明かす日高の過去が怪しい
九十九とは?
氏名:九十九聖(つくもきよし)
キャスト:中尾明慶(なかおあきよし)
アメリカ・ボストン在住
日高(高橋一生)の友人で、マサチューセッツ工科大学(通称:MIT)在籍時の分子生物学の共同研究者。※日高は2017年に帰国。
リモートで都内の彩子(綾瀬はるか)たちから日高について質問を受ける。
ボストンでも連続強姦殺人の容疑者として日高のことを警察に聞かれた、と彩子たちに証言。
アメリカでの殺人事件とは?
アメリカの新聞では、
「Serial murder-robbery case crime by 2 men?」
という見出しで記事になっています。
日本語訳は…
Serial murder-robbery case(連続殺人-強盗事件)
crime by 2 men(2人の男性による犯罪)
3人の女性と、2人の男性の顔写真も記事に掲載!
2人の男性のひとりが日高です。
八巻の報告によると、「日高が親しくしていた男性と日高が二人で連続強姦殺人を行っていたのではないかという話です。共犯の男は失踪し、日高も証拠不十分ということで、その時も起訴には至らなかったんですが、日高は事件後、司法の手から逃れるように帰国したそうです。」
共犯の男(アメリカ人っぽい顔写真です)が失踪!?
怪しいですね。
でも「共犯の男」の名前は1話で紹介されていませんし、顔写真もアップにならなかたので、真犯人からは除外してよさそうです。
そして、この事件を彩子に伝えた九十九聖。怪しい!
八巻が日高のボストン時代を調べて、九十九にたどり着いたのですが、となると八巻も怪しい(笑)
疑いだすとキリがないですね。
九十九(中尾明慶)が真犯人と疑う理由
どうして九十九が怪しいと思うのか、まず整理してみましょう。
理由:知名度ある俳優が1話だけ?(あやしい)
理由:犯人は第1話から登場する(フェアなミステリーになる)
理由:日高が自白しないのはなぜか(九十九が真犯人?入れ替わり説は?)
理由:日高の共犯者が行方不明?(意味深)
順に考察していきましょう。
【天国と地獄】九十九(中尾明慶)が1話だけ?
第1話に登場した九十九(中尾明慶)は、公式サイトのキャスト、相関図に掲載されていません。
視聴者も頭からなくなっていきますよね。けれど、それが逆に怪しい!
完全に忘れられると、九十九が再登場したら「おまえ誰やねん?」状態になりますよね?
けれど、中尾明慶さんなら知名度があります。かつては『ドラゴン桜』『ROOKIES』、2021年1月期の現在も月9『監察医 朝顔』にレギュラー出演するなど、人気ドラマで活躍中ですし。
日高の過去の事件を紹介するためだけなら、他の役者でも良いはず。
なぜ有名な中尾明慶さんが抜擢されたのか。犯人だからか?と思ってしまいます。
ともかく、なんらかの再登場がありそうですよね?
【天国と地獄】真犯人は1話から登場させる!?
ヴァン・ダインの二十則という、本格推理小説を制作する上で守ることを推奨された二十のルールがあります。
その「10」に…
犯人は物語の中で重要な立ち位置にある人物でなければならない。物語の終盤で初登場した人物が犯人となるのはアンフェアである。
とあります。
裏を返せば、真犯人は序盤に出しなさい、ということ。
だから九十九(中尾明慶)を第1話に登場させたのでは?
しかし、九十九が「重要な立ち位置」かというと疑問。なので少しルールから外れるアンフェアになりますが(笑)
まあ、「探偵自身、または探偵役に該当する人物が犯人に急変してはならない。」というルールも推奨しているので、それを逆手にとったトリックは小説ではあります。ドラマでもありますけど、例えば秋元康のドラマなど…。
このルールからの考察は、あくまで参考程度ですかね。
【天国と地獄】九十九(中尾明慶)と日高は入れ替わってる?
ネットでは、九十九と日高が入れ替わっているのではないかと話題です。
#天国と地獄
〜サイコな2人第一話観てわかっちゃった!
あのボストン時代の友人と高橋一生が既に入れ替わってるね。
— ねこちゃんswh (@kuronekocyn) January 17, 2021
面白い説です。
その説がどういう根拠で出てくるのか気になったので、考えてみました。
私(筆者)としては、この入れ替わり説へいきつく契機、きっかけとして、
日高が一度も犯行を自白していない(3話時点)こと
があるんじゃないか、と気になります。
え!もしてかして犯人じゃないの?でも証拠持ってるやん!
と、分からなくなります(笑)
実は日本にいる九十九が犯行をしていて、日高は後始末をしている?
なぜなら、九十九が捕まると、日高の前の体が逮捕されてしまうから。
3話で陸(柄本佑)に文字消しのバイトが入ったとき「ラッキーですね」と彩子(魂・日高)が言いました。
それは、彩子(魂・日高)が頼んだから?仕事が入って良かったねという意味?
以下の別記事では、その文字の意味を検証。日高が黒幕に指示されている実行犯では?という考察コラムをお届けしました。↓
しかし別角度から考察した今、日高が無罪で、証拠隠滅に走っている、と予想したいと思います。
第3話の、あの「4」は殺害順で、殺害予告の可能性は高いです。
しかし、「指示」ではないかも。
「これから4のつく人物を殺害するよ」と彩子(魂・日高)を挑発しているのでは?
誰が?それは、九十九(中尾明慶)でしょう。
第4話予告動画で、彩子(魂・日高)が日高(魂・彩子)に「だから私はあなたと入れ替わったんですよ」と告げるシーンがあります。
「だから」とは何でしょうか。
1話で、彩子が日高を訪ねた時、誰も知らない捜査情報(被害者がひとり暮らし)を日高はしゃべってしまいました。
「あれってわざと?」って思った視聴者も多いはず。
もし日高は、九十九の体での犯行を止めたい立場だとしたら…。
そして、彩子と入れ替わって、自らが捜査一課になって九十九の体を見つけて、止めたいのだとしたら…。
彩子に自分を近づけさせたのでは?
第3話ラストの彩子(魂・日高)による殺害動画もフェイク動画では?
【天国と地獄】九十九(中尾明慶)はサイコパスで、日高の共犯者を殺害?
(ボストンの犯行時の)日高の共犯者が「失踪」していることも怪しいです。
見つからないということは、もう死んでいるのではないでしょうか。
誰に殺された?
と、考察していくと、2つのケースが考えられます。
(1):連続強姦殺害の犯人は九十九のケース
ボストンの犯行は九十九で、九十九が日高に入れ替わった末に犯行の証拠を残していた、だから逮捕・捜査されたのかも。
このケースの欠点は九十九がサイコパスで殺人犯だとして、日高に入れ替わって日本でなぜ犯行をし、自白しないで、彩子と入れ替わったのか、いろいろ疑問です。
(2):連続強姦殺害の犯人は日高のケース
ボストンの犯行は日高で、罪を逃れるために、九十九と入れ替わった。
しかしなぜ不起訴になったのかのか疑問です。
二つのケースを比べると、ボストンの犯人は日高のケースが論理的か?
まとめると…
・ボストンの犯行は日高!
→日高が逃亡するため九十九と入れ替わり。(この点は情報不足のため推理不可)
→九十九(魂・日高)はボストンから日本へ帰国。(リモートは日本から。背景は合成?)
→九十九(魂・日高)が、日本でも連続殺人をしている。(横浜法務省官僚殺人事件、パチンコチェーン社長殺人事件、目黒区での殺人事件)
・ボストンで犯人と報じられた日高は、証拠不十分で釈放。(この点は情報不足のため推理不可)
→日高(魂・九十九)は元へ入れ替わりたいので、日本へ帰国。
→日高(魂・九十九)は真犯人を止めたいがために、彩子へ近づいて、入れ替わってる。(根拠:入れ替わる前も後も日高の殺害の自供はない)
【天国と地獄】九十九(中尾明慶)は入れ替わりを研究?
そもそも、日高と九十九が研究していたのは「分子生物学」。
分子レベルでは人の細胞は日々変わっている。5年もたてば別人などの説があります。
この研究の派生として、ひそかに日本の入れ替わり伝説に着目して研究していたのかも?
この説をネットで提唱している方もいました↓
#天国と地獄
日高がボストンのMITで学んだという分子生物学について調べてみた。”見た目は変わらなくても細胞の中の分子レベルでは常に入れ替わっている。生物・無生物でも分子レベルでは一緒で、長い目で見ると別の生物だったり無生物と入れ替わり続けている”みたいな話があり(続く→)— なつめ🌞🌝 (@natsume45156938) January 26, 2021
#天国と地獄
研究が進む中で”魂”の入れ替わりに発展したのかな?と(いきなりの飛躍)九十九は何か知ってるはず…
日高in望月はアメリカで入れ替わり経験済、というか入れ替わり続けて逃げ果せてる?そして最終的に望月in日高(イセ子)は、本来の日高の魂を探しに行く…というストーリー?(続く→)— なつめ🌞🌝 (@natsume45156938) January 26, 2021
いろいろ考えると、日高が逃亡するため九十九と入れ替わり、九十九(魂・日高)が日本で犯行を繰り返している説が有力です。
まとめ
以上、【天国と地獄/考察】九十九(中尾明慶)が真犯人?日高と入れ替わってる?
について紹介しました。
日高(魂・九十九?)が3話まで自白していない点から、真犯人(黒幕)がいそうです。
なので、日高⇔九十九の入れ替わり説が濃厚。
九十九と日高が入れ替わって、次に日高と望月が入れ替わってる、という流れ。
日高(魂・九十九?)は、入れ替わりが初めてじゃなさそうですしね。
ともかく、第1話の九十九の存在、要注意ですよ!
日高に嫉妬していた人物と判明(追記)
第5話(参照:【天国と地獄】5話のネタバレと視聴率!綾瀬はるかの女スパイが美しすぎる!)にて、九十九が再登場。
しかし「九十九と日高の入れ替わり説」の線は薄くなりました。
九十九は、日高の会社の製品「バニッシュワンダー」の特許を日高と九十九が共同で持っていました。その特許を独り占めするため、ライバル社とともに、日高に企業買収をしかけます。
お金も目的ですが、九十九は日高に嫉妬していた人物でした。だから一泡ふかせたかったのです。
結果的に、九十九の賭博の現場に踏み込み、彩子(魂・日高)が九十九に手錠をかけました。共同研究をしてきた友人(?)を逮捕するカタチになりました。
この流れから、九十九の入れ替わりや、真犯人という線はなくなったように思います。
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