【テイオーの長い休日】7話ネタバレ・感想|熱護がホームレスに?桐林藤吾役はやはりあの名優!

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テイオーの長い休日第7話

熱護がホームレスに?桐林藤吾役はやはりあの名優!

テイオーの長い休日】7話が7月15日に放送されました。
今回、元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)の所属事務所オリプロが出資詐欺にあって多額の負債を抱えてしまいます。

熱護は自宅を処分することになるみたいだよ。

えっ?一緒に住んでいる吉田ゆかりやゆかりの子どもたちはどうなるの?

それも気がかりだし、熱護は公園で寝泊まりするらしいから心配だね。

そして今回は、ついに熱護のライバルの大物俳優桐林藤吾が登場します。
では、【テイオーの長い休日】7話「怒れる男と無責任な現代社会」のネタバレ感想をお届けします。

・IT会社の社長・北條役の俳優は?

・芸能リポーター役として登場するのはあの人!

・熱護の宿敵・桐林藤吾を演じるのは?

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目次

【テイオーの長い休日】7話のネタバレ

オリプロの社長が出資詐欺に!

元2時間サスペンスの帝王、熱護大五郎船越英一郎)は所属事務所オリプロの城戸太一社長(木場勝己)に呼び出されていた。
そこは30年前、オリプロを立ち上げて最初に熱護が主演した「釣り人探偵鮎川御船」のロケ地だった。
城戸社長は熱護に、一世一代の勝負をすることを告げる。
平沢というフリープロデューサーからの話で「薄闇の幻狼」という大作映画に出資することにしたのだ。城戸社長は、出資金を倍の1億円出すことでオリプロを制作委員会の幹事にしてもらい、その権限で熱護を主役に据えることにしたと満足気。
ところが企画した平沢プロデューサーがお金を持ってドバイへ逃亡。
ショックを受けた城戸社長は事務所をたたんで自己破産すると言う。
デスクの藤本千春久保田磨希)かマネージャーの吉田ゆかり戸田菜穂)に後を継いでほしいと言うが、二人は困惑。

そんな中突然、情報システム会社「サイクロン・データ」社長の北條克臣大浦龍宇一)が訪ねてくる。オリプロと同様、「薄闇の幻狼」出資詐欺で平沢に6千万円だまし取られていて、制作委員会の幹事のオリプロに責任を取ってほしいと言うのだ。
声を荒げて威圧的に返済を迫る北條だったが、熱護は圧倒的な存在感で格の違いを見せつけ、ひとまずその場は帰ってもらう。
後日、北條は自分の会社に城戸社長を呼びつけて、6千万円の件を不問にする条件として、オリプロの経営権を譲ってくれと告げる。熱護の知名度と実績をてこに所属タレントを増やしたいと言う北條。
最初から買収目的だったのかもしれないと疑うゆかり。
熱護は何かを思いついて、過去の主演作「釣り人探偵鮎川御船」の台本を確認する。

城戸社長が病に倒れる

城戸社長が心筋梗塞で救急搬送された。
入院先に駆けつけた熱護は城戸社長の頼みで、事務所を立ち上げた時の思い出の味のカップラーメンを用意し二人で食べる。そこで熱護はある決意をした。
病室から帰る熱護をひそかに追う人影があった。ゴシップライター高見沢綾染谷有香)だ。
熱護は追われるふりをして高見沢を待ち伏せしていた。
「刑事ドラマ歴30数年の俺を尾行しようなんて片腹痛いわ」
まだ寿の手足になって動いているのかと問いただす熱護に、高見沢は、誰の指示も受けたことはない、自分の意思で動くと答える。
「金になるネタがあれば書く、それだけ」という高見沢の言葉に熱護は激昂する。
他人の不幸を飯のタネにするのはさぞ気分がいいだろう、君は生まれた瞬間から品性下劣な人間なんだと罵倒されて、高見沢は怒りの表情を浮かべる。

熱護がホームレスに

熱護はオリプロが買収されるのを防ぐため、自宅を手放す決断をした。
ゆかりは、熱護が自分たちに何の相談もなく決めたことに納得できない。
子どもたちも熱護のそばを離れたくないと言うのだったが、熱護は家を出ていくように告げる。
ゆかり一家は一時、千春の家に身を寄せることに。
一つ一つに差し押さえの札が貼られた家財を見ながら、熱護はゆかりや子どもたちとのにぎやかなシーンを思い出していた。そしてそれきり姿を消してしまう。

ネットに高見沢が書いた記事がアップされた。
「2時間ドラマの帝王・熱護大五郎の豪邸が差し押さえ !それにより暴かれた借金地獄。自己破産か?」それ以来オリプロは問い合わせ電話が鳴りっぱなし。
ゆかりは芸能リポーターの駒込千比呂駒井千佳子)に直撃され、カプセルホテルにいるところや公園で野宿している熱護の目撃情報がSNSに寄せられていて自宅は競売にかけられると聞いている、今の状況を教えてほしいとマイクを向けられる。
ゆかりは、「熱護は何もやましいことはしていません、いつの日か必ず皆さんに元気な姿をお見せできると思いますのでそれまでどうか静かに見守ってください」と、涙をぽろぽろこぼしながら訴えた。
北條はその映像を見て困惑しながらもオリプロ買収の意思は変えないと秘書に言う。
熱護は公園で段ボールを敷いて酒瓶を枕に寝ていた。
かつての付き人、萩原匠今井悠貴)は尊敬する人のそんな姿を見て失望と怒りの感情をぶつける。

誰よりもお芝居が好きな人

オリプロに北條がやってきた。城戸社長は経営権譲渡契約書に判を押そうとする。
そこへボロボロの姿になった熱護が入って来た。
もう自分には役者としての商品価値はない、最高の役者人生だったと城戸社長に礼を言って、よろよろと部屋を出て行ってしまう。これまでの主演作品のポスターに見送られながら。
城戸社長は北條に、「気が変わった、ここは誰にも渡さない」ときっぱり言う。
「オリジンプロダクションは私と熱護の青春そのものだからだ」
二人の想いを感じた北條は、「経営権についてはひとまず忘れる、6千万円の支払いは半年までは待つ」と言ってくれた。
熱護大五郎を役者として返り咲かせることを条件に。
ゆかりは「言われなくてもそのつもりです!」と力強く言う。

熱護の家にゆかりと子どもたちが呼ばれた。
熱護の姿は見えないが、制服を来た3人の男がやってくる。家財を運び出しに来たのだろうか。
すると熱護が姿を見せた。誰にも扮していない、二時間サスペンスの帝王、熱護大五郎だ。
熱護の合図で3人の男たちは差し押さえの札を次々と外していく。
3人の中のひとりは美術スタッフ東山恒三諏訪太朗)だった。差し押さえの札は美術の小道具。
競売騒ぎは、メディアが裏も取らずに勝手に噂を結び付けたものだったのだ。
高見沢に記事を書かせ、メディアとSNSを利用し、城戸社長にも演技させた一連のことは、熱護が仕組んだ大芝居。
ただゆかりは何も知らなかった。突撃された時のゆかりの心からの涙が記事に信憑性を与えたのだった。
熱護は、最初に北條がオリプロに来た日、28年前主演したドラマ「釣り人探偵鮎川御船」の台本を見て、北條が釣り人Bの役を演じていたことを確認していた。
若い頃役者を志していた北條は、父親の家業を継がなくてはならず社長になってからも業界に未練が残っていたのだろう。それに気づいた熱護の大芝居が功を奏したのだった。

ある日、ハリウッドから桐林藤吾大和田伸也)が凱旋帰国した。
ネットスフィンクス映画監督ジョディ・ハリス太田緑ロランス)とともに。

【テイオーの長い休日】7話のポイントと感想

IT会社の社長・北條役は大浦龍宇一

テイオーの長い休日大浦龍宇一

IT会社の社長・北條を演じたのは、大浦龍宇一(おおうら りゅういち)さんです。 
1968年11月17日生まれ。京都市出身。
1994年、『この世の果て』(フジテレビ)のオーディションに合格後俳優デビューして以来数々の作品で活躍。若い頃は爽やかで優しい青年役が多いイメージでしたが、今では多彩な役柄を演じています。
本作の北條は、ドライでクールな社長役と思いきや、昔の夢や情熱を忘れない一面も見せてくれました。最初にオリプロにやってきた時は威圧的で感じ悪い態度でしたが、帰り際に熱護が手を差し出した時、北條はまず片手をそしてすぐ両手を出して握手するんですよね。昔共演した時から熱護を尊敬していたのかもしれません。北條は本心から熱護の再生を願っていたのでしょう。
6話の寿にしても、7話の北條や高見沢にしても、100%の悪役にせず、それぞれのきらりと光る真心を見せてくれるドラマです。

芸能リポーター役は駒井千佳子

テイオーの長い休日駒井千佳子

芸能リポーター・駒込千比呂役は駒井千佳子(こまい ちかこ)さんです。
1965年9月7日生まれ。山梨県出身。
テレビ朝日甲府支局に入社し記者兼リポーターを務め、同支局退社後は、『スーパーワイド』(TBSテレビ)の芸能リポーターとして出演、以後数々のワイドショー番組で活躍。軽快で温かなリポートに定評があります。
本作では、登場人物がマスコミに囲まれるシーンにリアリティが欲しいということで駒井さんにオファーしたそうです。駒込リポーターの熱を帯びた質問がゆかりの涙に繋がった白熱の場面でした。

熱護の宿敵・桐林藤吾を演じるのは大和田伸也

テイオーの長い休日大和田伸也

熱護がやる気満々だった「ゼロの頂点」の主演に決まった桐林藤吾、「刑事風来坊」のゲストをドタキャンした桐林藤吾、熱護曰く「視聴者に媚びたケーハクな芝居しかできない」桐林藤吾がついに登場です。
演じるのは、このドラマのナレーションを務めている大和田伸也(おおわだ しんや)さん。
1947年10月25日生まれ。福井県出身。
NHK連続テレビ小説『藍より青く』(1972年)でのヒロインの夫役、TBS『水戸黄門』(1978年~1983年)の格さん役をはじめとして多くの作品で活躍する名優です。
本作【テイオーの長い休日】ではナレーターとして時にコミカルに、時にしみじみと温かくドラマを支えてきました。
第7話と最終話では、熱護の宿敵である大物俳優・桐林藤吾として登場します。
最終話は熱護と桐林の戦いで波乱の予感ですね。

【テイオーの長い休日】7話の感想

7話は、熱護がゆかりを、ゆかりが熱護をどんなに信頼しているかが伝わってきた回でした。
これまでと違い、熱護が過去に演じた人物に扮装することなく熱護大五郎自身で登場したシーンは最高に格好良かったです。
ゆかりの「あの人は熱護大五郎を演じたのよ。自分の大切な物を守るために」という言葉が印象的でした。

いよいよ次は最終話。熱護たちとのお別れはとても寂しいです。
熱護は果たしてテイオーに返り咲くことができるのでしょうか?
来週は27時間テレビのため放送休止で、最終話は7月29日(土)23:40からの放送です。
どうぞお見逃しなく!

記事内画像出典:テイオーの長い休日 | 東海テレビ

テイオーの長い休日第7話

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