ドラマ【死役所】のキャストとあらすじ!松岡昌宏よりも適任は「あな番」のあの人?
テレビ東京では2019年秋より新しい24時からの深夜ドラマ枠「ドラマホリック」がスタートします。記念すべき第一弾は主演・松岡昌宏、大人気漫画を原作とした【死役所】です。
【死役所】を訪れる死者、残された生者、曲者ぞろいの職員を通じて様々な”人間模様”を炙り出します。また、「実写化不可能では?」といわれたグロ表現にもテレ東は攻めて行きます。
今回の記事では【死役所】のキャストとあらすじ等をまとめました。
「死役所」を視聴するには?
【死役所】はパラビで配信中です。
※ 全て2020年2月28日(金)現在の情報です。最新の配信情報はパラビ公式サイトでご確認ください。
【死役所】の放送はいつ?
放送日 | 2019年10月16日(水)~ |
放送時間 | 毎週水曜 24:12~ |
放送局 | テレビ東京系列 |
【死役所】のあらすじと世界観
あらすじ
この世とあの世に狭間に存在する「死役所」。人は死ぬと必ずまずこの場所を訪れ、成仏するための手続きを行うことになる。
「死役所」を舞台に死者と職員達とのやり取りを通じながら
自分の死因が分からない者
自分の死を受け入れられず自暴自棄になる者
生前の生き方は正しかったのかと考える者
残された者達を思う者
など複雑な人間模様を映し出す。ハッピーエンドから救いようの無い結末まで死者によってその物語は異なる。
さらに
死者
残された生きている人間
第三者である死役所の職員
3つの異なる視点から人間模様を見ることが出来るの大きな特徴で「死者は何も知らずに満足していても実は…」といった展開も。
死役所
迷える死者の魂をあの世に導く施設。死者は成仏するためには49日以内に必要書類を書いて提出しなければならない。もし、期限が過ぎれば「冥土の道」へ送られることになる。
職員達は死者の話を聞く、案内する、書類整理、データベースの作成などを行いその仕事の風景・システムなどは現実の役所とほとんど同じ。
そして、この職員達にはある秘密があり…。
成仏
手続きを終えて魂が完全にあの世へ行く事を指す。「成仏 = 幸せ」という事ではなく、天国に昇る(現世への転生も可能)か地獄に堕ちるかは生前の行いで決まるようだ。あまりにも罪が重い者は「冥土の道」に送られることもある。
死役所の職員達は死者の経歴、仕事上、あるいは生前の経験などからこの後どうなるかを推測することはするが、
職員達の仕事はあくまでも事務的な手続きであり、裁くことではない。
冥土の道
成仏できなかった者たちが行く場所。この世と「死役所」にあるとされる暗闇を永遠に彷徨うことになる。
死役所で働く職員達の秘密
死役所で働く職員は全員漏れなく生前に重罪を犯して死刑になった者達でほとんどが人を殺害している。
強制的に職員の採用試験を受けなければならず、拒否すると強制的に「冥途の道」に送り込まれることになる。(不合格の場合どうなるのか不明)働きによっては辞令が下り、成仏することも可能。つまり、死役所で働くことは贖罪の意味も含まれることになる。
職員達は生前どのように生きて、なぜ人を殺したのか?、そして何を思い仕事をするのか?これも重要な物語の1つ。
ちなみに職員は名前のどこかに「シ」の文字が入っており、服装も黒のスーツに黒のネクタイと喪服を連想させる。
【死役所】キャスト 主人公とヒロイン
松岡昌宏(役:シ村/市村正道)
死役所ドラマになるんか!? pic.twitter.com/5E5Dzlch1i
— リパ専の野木氏 (@ripasen_nogishi) 2019年8月20日
総合案内担当:自分の死因が分からない死者を案内する
主人公、スーツをびしっと着込み、七三分け、眼鏡といかにもな役人の男性。
「お客様は仏様です」を口癖に物腰柔らかで丁寧に死者に対応している。だが、皮肉屋で思っていることをすぐ口に出してしまうこともあり無意識に死者の神経を逆なでしてしまうこともしばしば。(本人はたいして気にしていない様子。)
常に笑顔を浮かべ、考えが読めないことが多いがはあるが身勝手な死者に対して怒りをあらわにし辛辣な言葉を浴びせることもある。
なお、生前も役所に勤めていた模様。
シ村の罪
実は冤罪により死刑にされてしまった。この場合は申し出をすれば成仏することが出来るがシ村はある考えのためにあえて職員になることを選んだ。
黒島結菜(役:三樹ミチル)
死因:生活事故死(享年20歳)
天真爛漫だがわがままな性格の女子大生。20歳になった記念にサークルの飲み会に参加するが急性アルコール中毒で死亡してしまい死役所を訪れることになる。
「酒を強要されたから」という理由で殺人として手続きされることを主張し、通るまで死役所に居座り続けるとこにする。
その間、シ村の過去に興味を持ち死者や職員達の過去に触れていくことになる。
【死役所】キャスト 死役所の職員
清原翔(役:ハヤシ/林晴也)
生活事故死課:日常生活の中で死亡した者を担当
語尾に「~す」を多用する今時の青年。彼だけはスーツではなくTシャツにジャケット、スニーカーといったラフな格好で仕事をしている。
そんな見た目の一方で時代劇役者だった祖父の影響で「何故(なにゆえ)」など古風な言い回しも多用する。
生前は複雑な家庭環境の下で産まれてしまっていて…。
松本まりか(役:ニシ川/西川実和子)
自殺課:自ら命を絶ったものを担当
ふっくらした唇と左の口元のほくろが特徴的な美女だが、シ村とは対照的に笑顔を見せることはなく淡々と仕事をこなしている。また、シ村同様無意識のうちに毒づくこともしばしば。
生前は美容師として働いていたがある恐ろしい事件を起こしており、それが現在の彼女に繋がっているようだが…。
でんでん(役:イシ間/石間徳治)
他殺課:他人に殺害された者を担当
スキンヘッドで強面の老人だが、涙もろく特に事件や事故に巻き込まれた子供の面倒を見ることも多い。
生前は妻に先立たれて姪を娘のように可愛がっていたが彼女がある事件に巻き込まれたことでイシ間の人生も一変し…。
余貴美子(役:シン宮)
死産課:死産してしまったものを担当
死しても化粧をバッチリしている色気のある女性。男性職員には言い寄っているが女性職員には冷たい。
他の職員たちの生前も知っているようで…
原作者あずみきしが余貴美子をイメージして作ったらキャラでこのたびの実写化で実現することになった。
【死役所】キャスト シ村の親族
安達祐実(役:市村幸子)
生前のシ村の妻。市役所の職員だった彼が彼女の叔母を世話をしたことがきっかけで恋に落ち結婚した。
娘・美幸を授かるも育児ノイローゼとなってしまい宗教団体「加護の会」に傾倒するようになる。
【死役所】キャスト 各話ゲスト
第1話「自殺ですね?」
織山尚大(役:鹿野太一)
死者
義父との関係に悩む中学生。さらに同級生からの執拗ないじめを受けて自殺、死役所にやってくる。
そこである人物を再会して…。
福崎那由他(役:牛尾祟)
生前、太一をいじめていた主犯格の少年。
安部賢一(役:太一の義父)
太一の義理の父親。母親が再婚したことで共に暮らすことになるが会話はほとんど無く、いじめにも手を貸してくれ無かったので太一は憎んでいる。
第2話「母」
酒井若菜(役:荻野泉水)
生者
不妊症になってしまった若い女性。不妊治療に励みやっとの思いで子宝に恵まれるも母子共に生命の危機に陥ってしまう。
それでも前向きに生きようとする。
野間口徹(役:荻野貴宏)
生者
泉水の夫。不妊治療に悩む妻を懸命に支える。
第3話「人を殺す理由」
三浦貴大(役:坂浦眞澄)
死者
父親から受け継いだ定食家を夫婦二人三脚で切り盛りする男。
ところがある因縁の男に殺害されて死役所にやってくる。
第4話「初デート」
豊嶋花(役:伊達夏加)
死者
「好きな人の前では奇麗なままの姿で」と望む女子中学生。
憧れの彼との初デートで不慮の事故で死亡してしまった。
山井飛翔(役:智也)
夏加の初デートの相手。
第5話「林晴也」
伊藤洋三郎(役:林清三)
ハヤシ(林晴也)の祖父。晴也に剣道を教え、晴也は彼に良く懐いていた。
草野康太(役:林雄作)
晴也の父親。3年ほど前から息子とは口も利かないほど疎遠になっている。
清三の死後、晴也の出生を打ち明ける。
土居志央梨(役:林理花)
晴也の姉。晴也の出生の秘密を知ってもなお姉として寄り添う。
岡野真也(役:樋田まりあ)
晴也の幼馴染であり、実質的な恋人関係にある。
第6話「カニの生き方」
中島歩(役:佐尾高茲)
死者
笑いの才能があり、高関とお笑いコンビ「カニすべからく」を組む。だが、遺伝性の難病が発症し志半ばで死亡してしまう。
重岡大毅(役:高関一文)
中島の相方。ネタを作る才能はないが持ち前のキャラクターで万人に愛される男。コンビの頭脳であった中島が死亡し芸人としての岐路に立たされる。
第7話「石間徳治」
田鍋梨々花(役:石間ミチ)
他殺課の職員・イシ間の姪っ子。戦争で両親を亡くしてイシ間に引き取られた。
生活は豊かでは無かったが優しい性格でイシ間を本当の父親のように慕っている。
第8話「あしたのわたし」
小野田凛(佐々木みゆ)
死者
お気に入りの絵本「あしたのわたし」を持ったまま凍死してしまった女の子。
母親からの虐待を疑われていたが「お母さんは優しい」の一点張りで…。
小野田瞳(前田亜季)
凛の母。母子家庭のようだが部屋はゴミだらけ、夜には愛人の夫と遊び歩くと凛の世話はほとんどしていない。
黒川あかね(吉田志織)
凛の保育園の先生。母親の虐待を疑って凛を気にかけていた。
第9話「加護の会」
柄本時生(役:寺井修斗)
三流大学に通う大学生。やりたい事も見つからず、優秀な弟に強いコンプレックスを抱いている。
ある日祖母の勧めで宗教法人「加護の会」の講演を聴きに行く。
濱田龍臣(役:寺井恭平)
修斗の優秀な弟。悩む兄い対して「社会から逃げているだけ」と厳しい言葉を投げかけることもしばしば。
最終回「お気を付けて」
吹越満(役:蓮田栄山)
第9話から引き続き登場。
「加護の会」の代表。信者を家族と呼び、弱さを含めて受け入れている。
【死役所】のみどころ
ネットで話題!著名人も絶賛!
死者と生きている者、それを第三者の立場からみる死役所の職員達を通じて映し出される様々な人間模様が魅力の作品です。
ネットの漫画広告にもよく表示され、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
久しぶりに一気読みした漫画
おもしろい pic.twitter.com/qLZruOOklU— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) 2017年3月31日
歌手・きゃりーぱみゅぱみゅがライブやTwitterで話をしたり、女優・広瀬すず・アリス姉妹が好きな漫画としてあげたり等、有名人にもファンが多い作品です。
このようにネットで火が付き話題になった作品が連続ドラマ化するのは初めてかもしれません。ドラマはどのように描かれるのか今から楽しみですね。
グロ表現にもテレ東は攻める!
10/16(水)から放送開始されるドラマ「死役所」の一話にちらっとですが出演しています!
見る人が見ればわかるあの役をさせていただきました。
なんと頭が半分くらいなくなってるみたいです私もどういう仕上がりになってるのかすごく楽しみです。
ぜひチェックしてくださいね🤟
@tx_shiyakusho pic.twitter.com/vCG8ehLiNo— 桃月なしこ (@nashiko_cos) 2019年10月5日
女優・桃月なしこのTwitterより。クロマキー合成と呼ばれる映像を合成する特殊メイクで撮影に臨んだようです。
これにより実写化が不可能といわれたグロ表現、涼子さんの欠損表現もしっかり行うことが確定しました。
涼子さんの話は死役所の物語の象徴とも言えるので登場は嬉しい限りです。テレビ東京は攻めています。
主演は「あな番」のあの人が適任?
死役所のドラマ化すごい楽しみなんだけど、野間口さんの方が適役な気がする…
バイプレイヤーだから主演になることはあまりないのかもしれないけれど、今回に関してはビジュアルも申し分ないし謎めいた人物だから演じるにはピッタリだと思うんだけどなあ、 pic.twitter.com/l0XeeVwUOg— クロシェ (@cloche_m18) 2019年8月20日
松岡昌宏がシ村を演じるわけですがキャスティングで日本テレビの「あなたの番です」でおなじみの野間口徹が話題となっていました。並べてみるとシ村と野間口徹は笑顔や全体の雰囲気がそっくりで「適任なのでは?」との声もありました。
野間口徹は第2話で不妊治療で悩む妻を支える夫という「あな番」での陰湿なストーカーとは真逆の役で登場します。死役所のスタッフは狙って野間口をキャスティングをしたのでしょうか?
【死役所】の原作を紹介
原作:あずみきし「死役所」
2013年1月より「月刊コミック@バンチ」にて連載中
死役所の原作を読むには?
死役所の原作は【DMMブックス】で購入できます。
この記事で使用している画像の引用元:月刊コミック@バンチ公式サイト「死役所」
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