【死役所】最終回のネタバレと視聴率!ニシ川さんの謎・伏線などは続編に持ち越し?

死役所最終回(10)

ドラマ死役所

画像の引用元:月刊コミック@バンチ公式サイト「死役所」

最終回「お気を付けて」

死後の世界と現世から様々な人間模様を映し出した異色ドラマ【死役所】も最終回が近づいてきました。

最終回では主人公・シ村の過去の冤罪事件、死役所に留まる理由などがいよいよ明かされるようです。

今回の記事では【死役所】最終回に向けて残された謎や伏線、ネタバレ、視聴率などをまとめました。

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目次

【死役所】最終回に残った謎・伏線

ニシ川の過去

職員のハヤシ(清原翔)とイシ間(でんでん)の過去はドラマで明かされましたがニシ川(松本まりか)の過去は明かされていません。

  • 人を殺害して死刑になった
  • 文具用のハサミでは無く美容師用のハサミを愛用している
  • 三樹ミチル(黒島結菜)がニシ川のファイルを見た際、目を背けた

といった描写があるぐらいでほとんど過去に関する手がかりがありません。

他の2人へは同情的だったミチルの反応を見る限り、ニシ川の過去は特に恐ろしいようです。

原作では明かされていますが残り2話では明かされない可能性が高いです。

イシ間の成仏

イシ間は任期が満了し成仏する運びとなりました。成仏はあくまでも魂をあの世に送ることで「=幸せ」ということではありません。

強面ですが根は優しいイシ間は大切な人を守るために人を殺し死刑になってしまいました。イシ間が向かうのは天国なのか地獄なのか、どちらでしょうか。

加護の会の正体

加護の会はシ村の生前のプロフィールにもあった宗教法人、予告によると妻の美幸も妄信しかかっていました。

そして、第9話の予告でシ村は信者だった男性に

「とっとと答えろ!!」

と声を荒げました。誰に対しても笑顔を崩さず丁寧なシ村にはあり得ない対応です。

加護の会は悩める人々を救っているようですがその実態はなんなのでしょうか?

シ村の冤罪事件の真相と目的は?

シ村は自身の娘を殺害した罪で死刑になりました。ですが冤罪であり成仏はせずに死役所の職員として留まっています。

娘の死の真相にはやはり加護の会が関わっているのでしょうか?

【死役所】最終回の視聴率

【死役所】最終回の視聴率は分かり次第お伝えします。

【死役所】最終回のあらすじ

他殺課の職員イシ間と母親に虐待され死亡した少女・凛(佐々木みゆ)が成仏する日を迎え、シ村はイシ間の希望で手続きを行っていた。そして、シ村は凛に自分の娘・美幸(松本笑花)の姿を重ねる。

生前のシ村こと志村正道は市役所で働いていた。やがて最愛の人となる幸子(安達祐実)と出会い、結婚、娘・美幸を授かり幸せに暮らしていた。

ところが美幸はいつまで経っても離乳ができず絵の具を食べるなどの偏食を引き起こしていた。幸子は美幸のために料理を習う、医者に連れているなどを懸命に育児をしていたが一向に良くならない。

苦しい状況の中、市村達は「加護の会」という宗教法人を知り藁にもすがる思いで話を聞いてみることにする。

代表の蓮田栄山(吹越満)からは

「あるがままを受け入れることが心の開放に繋がる」

「病だけではなく、娘さん自身を見てあげる。そこから愛は産まれるのです。」

と教わる。しかし、美幸は一向に良くならずに「自分のせいだ…」と幸子はノイローゼになってしまう。そんな幸子を市村は抱きしめてともに泣くことしか出来なかった。

ある日の夕方、市村が帰宅すると「加護の会へ行ってきます」と置手紙だけ残して幸子と美幸は姿を消していた。

【死役所】最終回のネタバレ

突然の悲劇

死役所ではシ村が昔を思い出しながらイシ間の成仏手続きをしていた。

一方、職員のハヤシ(清原翔)が凛の面倒を見ていた。手を繋ごうとしたが凛にすぐに解かれてしまったことに「人殺しの手だからかな…」とショックを受けていた。その後、ニシ川(松本まりか)にも凛の遊び相手を頼むも「忙しいから」と断られてしまう。

再び回想。夜遅くになっても2人は家に帰って来なかった。翌日、迎えに行くも蓮田からは「奥様は修行中で居場所は自分も知らない。」、「また一週間後」と追い返されてしまう。

美幸は加護の会の本部にいて市村は美幸を家に連れて帰る。美幸にお母さんのことを訪ねるも分らず、相変わらず絵の具ばかり食べていた。そんな様子を見て「これが正しい美幸なんだね….もっと向き合えばよかったね…」と嘆く。

一週間経っても幸子は戻らず市村は迎えに行くが蓮田は「出来ない」の一点張りだった。業を煮やした市村は蓮田を殴り飛ばしてしまう。

「私達は紙一枚ではなく心が繋がった家族同然」

「奥様は自分の意思で来た」

とこんな状況でも蓮田は平然と説き続ける。「お願いします。返してください」と市村は頭を下げるも

「あなたには今心の余裕が無い。この状態で会わせても奥様は不安になる」

と正論を言われてしまう。呆然として家に戻るシ村。

だが、庭で美幸は腹から血を流して死んでしまっていた。

私がやりました

その後、市村は娘を殺した容疑で逮捕されてしまう。取り調べの中、無罪を訴えるも

  • 美幸が絵の具を食べていたので虐待を疑われる
  • 「お前も食えよ!」と絵の具を渡され、食事も取らせて貰えない
  • 「お前がやったんだろ吐けよ!!」と暴行を受ける

と散々な目に合ってしまう。耐え切れなくなった市村は「私がやりました…」とやってもいない罪を認めてしまう。精神的に楽になったのかその顔にはあの笑顔が張り付いていた。

その後、死刑となり死役所にやってくる。冤罪だったが職員として働く道を選んだ。

お気を付けて

「自分の死について書くと不思議と受け入れられるような気がする」

「死んだ自分達は一切関与できない。ひたすら待つだけだ」

「あんたも覚悟しておけよ。だが、あんたなら全てを納得して成仏できるだろう」

「そん時はちゃんと笑えるといいな」

とイシ間はシ村に語り掛ける。

いよいよイシ間の成仏の時がやってきた。ハヤシ、シン宮(余貴美子)も見送りにやってくる。

イシ間「ハヤシ。ここに来た時は人殺しがへらへらしあがってと思っていたが今では気に入っているぜ。」

ハヤシ「光栄です。」

イシ間「シン宮さん。今更いうことはねえや。」

シン宮「語らずとも愛は伝わっているわよ。」

イシ間「シ村さん。皆のことよろしく頼むよ。皆いろいろあってここで働いているけど、皆が死者と自分と向き合っている。」

「俺達死刑囚がここで働くのは一人じゃ向き合えないことに向き合うためなのかもな。」

シ村「ええ…」

イシ間「みんないい成仏が出来るといいな。」

そこにイシ間が面倒を見ていたが結局咲かなかった花と凛へは折り紙の花を持ってニシ川もやってくる。

イシ間「ニシ川さん。あんたがなんでここに来たのか知らなかったけど。あんたの仕事ぶり好きだったぜ。」

ニシ川「ありがとうございます。」

それぞれに挨拶を済ませて成仏申請書に名前を書くイシ間。「また遊ぼうね」と凛はハヤシの手を握ってくれた。

イシ間「じゃあな皆、たっしゃでな…」

ハヤシ「イシ間さんとは生きている間に会いたかったっす。いつになるか分らないけれども生まれ変わったらいっしょに酒飲みましょう。」

イシ間「ああ、飲もう!!」

シ村「イシ間さん。本当にありがとうございました。」

「お気を付けて…」

と頭を下げる一同。「あんまり泣かすんじゃねぇよ。ありがとう皆。」とこうしてイシ間と凛は成仏していった。

シ村の思いは?

イシ間を見送った後、シ村は娘・美幸の成仏申請書を読み返しながら生前を思い返していた。

「産まれてくる子供にはどんな名前をつけましょう?」という幸子の問いに「一文字とって美幸というのはどうでしょう」と答える市村。

そんなことを思い出すシ村の元に新たなお客様がやってくる。

「今日はどうなさいましたか?」

「お客様は仏様ですから」

といつものように仕事に向き合うシ村であった。

【死役所】ニシ川の過去を原作からネタバレ

最終回でも明かされなった職員・ニシ川の過去を原作から軽くネタバレします。(原作「愛する人」)

生前の西川は美容師で不倫の末に相手の男性を殺害してしまいました。

  • 「愛しているままの姿で」、「愛しているなら笑いなさいよ」とハサミで口を切り裂き笑顔を作る
  • 同様の手口で3人も殺害

とハヤシ、イシ間の過去とは明らかに異なりました。実際、被害者遺族の苦しみがテーマの回です。

【死役所】最終回の感想まとめ

死と生に向き合うドラマ

最終回ではシ村親子の謎は残ってしまいましたが、

  • 耐えかねて自殺した者
  • 訳も分らずに死んで未練を残した者
  • 怒りのままに人を殺してしまった者
  • 生前を精一杯生きていた者

死後の世界を舞台にそれぞれの死や生き方に向き合いそれを丁寧に描くいいドラマでした。

個人的には第6話、芸人という夢に生きて死に別れてしまった若者達を描いた「カニの生き方」がお気に入りです。

続編はあるのか?

【死役所】はネットの広告にもよく表示されていた時期もありドラマ化決定時から大反響、放送後もテレビ東京の深夜ドラマ枠では大きな話題となりました。

原作は今でも続いており、まだまだドラマ化されていない人気エピソードは沢山あります。「孤独のグルメ」のようにこの勢いで続編にも期待したいです。

この記事で使用している画像の引用元:テレビ東京ドラマホリック「死役所」公式サイト

死役所最終回(10)

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