【真犯人フラグ】がめ煮女・菱田朋子の奇行で思い出す、あの怖い映画のサイコパス!
【真犯人フラグ】がめ煮女・菱田朋子の奇行で思い出す、あの怖い映画のサイコパス!
謎のママ友・菱田朋子(桜井ユキ)の暴走が止まらない!
まるで真帆に成り代わろうとでもしているような奇行に思い出す、あのサイコ・スリラー映画とは?
今回は【真犯人フラグ】菱田朋子の奇行で思い出す、怖い映画のサイコパスについて!
菱田朋子の暴走が止まらない
最初から怪しさ満載、相良家と同じ団地に住むシングルマザー・菱田朋子(桜井ユキ)。
真帆(宮沢りえ)失踪中に、カレーや、がめ煮攻撃で凌介(西島秀俊)をロックオン、そして真帆と同じ傘を持っていた…。
息子の清明とサッカーコーチの山田と、真帆たちの失踪当日の秘密を隠していることは間違いないのですが、今回は、菱田朋子が凌介に向ける偏愛とその奇行について考えていきたいと思います。
菱田朋子は真帆に憧れていた
シングルマザーの整体師・菱田朋子は、5年前団地に引っ越してきた。ひとりで心細かったとき、最初に声をかけてくれたのが真帆。それがとてもうれしくて、自分も真帆のような人になりたいと憧れるようになったと凌介に話していた。
真帆から「がめ煮」を教わって一緒に料理するなど仲良くしていた。
菱田朋子は真帆に成り代わるつもり?
菱田朋子の凌介への気持ちはエスカレートしていきます。「いつもそばにいます」とメッセージを書こうとしてやめたり、夕食を持っていくだけでなく、お弁当まで作り始めていました。
5話では、凌介が真帆にプレゼントした、デザイナーのサイン入り100本限定という赤い傘を持っていたことが発覚。凌介のことが純粋に好き、というより、真帆の持っているものが欲しい、真帆になりたい…。
真帆への憧れ→真帆に成り代わるつもりだったのかもしれません。
映画「ルームメイト」に似てる?
憧れの女友達と服や髪型を同じにして恋人を奪う怖い話…。聞いたことありませんか?
1992年にアメリカで製作され、1993年に日本で公開された映画「ルームメイト(原題: Single White Female)」です。
菱田朋子の様子を見ていたら、この映画のことを思い出しました。
恋人のサムとアパートで同棲していたデザイナーのアリー(ブリジット・フォンダ)は、ある日サムと喧嘩してアパートから追い出す。家賃のためにルームメイトを募集して、何人か面接したアリーは、地味でおとなしい女性・ヘディ(ジェニファー・ジェイソン・リー)と暮らすことに。
女同士の共同生活は意外と楽しく、2人は仲良くなっていくが、ヘディはだんだん異常な本性を表し始める。
アリーを美容院に誘ったヘディは、自分もアリーと同じブロンドのショートヘアに。服もアリーと同じものを着て、まるで双子のようになっていく。アリーとサムのよりが戻ると、アリーに成りすましてサムの寝込みを襲い…。
ニューヨークでデザイナーをやっているだけに、おしゃれで魅力的なアリー(ブリジット・フォンダ)と田舎から出てきたって感じの素朴なヘディは、最初は似ても似つかないのですが、後半、ヘディがアリーに成り代わろうとすると、双子みたいに似てくるからコワイ!
ヘディの心が病んだのには悲しい理由もありますが、側から見ていても怖いので、真似された本人は恐怖でしかないですよね!
※ちなみに北川景子と深田恭子が出演した日本映画「ルームメイト」は、今邑彩の小説が原作で、まったく別の内容です。
菱田朋子も成り代わりサイコパスなのか?
映画「ルームメイト」では、このあと異常な本性を表したヘディがサイコパスぶりを発揮していきます。
朋子もヘディのようなサイコパスなのでしょうか?
【真犯人フラグ】ではドラレコの映像で、真帆じゃない人物が真帆の服を着て、赤い傘を持っていたので、菱田朋子が服も同じものを持っていた。ヘディみたいにもっと成り代わりに向けて暴走するかと思いきや、すでに5話のラストで傘のことが凌介にバレてしまった。
失踪当日に、息子の清明と山田コーチと何かしらやっていることは間違いないのですが、黒幕ではない。真帆になりたい願望は強かったから、同じ服や傘を持っていたけど、真帆がいなくなった隙に、シメシメと凌介を奪ってしまおうと考えているだけ。つまり失踪事件を利用しているだけ?
6話では、瑞穂(芳根京子)が朋子の整体院に潜入調査。菱田家の押入れの中身やキヨくんが「ごめんなさい」と後悔する理由、山田コーチとの関係。その秘密が明かされる日はそう遠くなさそうです。
菱田朋子の奇行をきっかけに今回取り上げた映画「ルームメイト」。とっても怖くて面白いので、この機に観てみてください!
【真犯人フラグ】を配信中のHuluで視聴するで見放題ですよ!
※当記事の情報は2021年11月21日現在のものです。最新情報は上記公式サイトで!
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