『セクシー田中さん』問題、ついに言及。「news zero」有働キャスターのコメントに反響

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セクシー田中さん問題に有働さん言及

『セクシー田中さん』問題、ついに言及。「news zero」有働由美子キャスターのコメントに反響
制作側とのトラブルがあったと発信した原作者が亡くなってしまったという悲しい出来事に関し、日テレの対応やコメントに非難の声が上がるなか、注目されていた「news zero」MC有働キャスターの言及。
1月31日深夜の放送時に吐露した有働さんのコメントにさまざまな反響が上がりました。

目次

有働さんのコメント内容

芦原妃名子さんとの件について、お悔やみとともに自己弁護するようなコメントを発表した日本テレビに非難の声が集まるなら、日本テレビの報道番組「News ZERO」でどう報じられるのか、メインキャスターの有働さんは何を語るのかに注目が集まっていました。

有働さんは「あさイチ」の頃から、自分らしく伝えてくれたり、ときには言いにくいだろうこともちゃんと言ってくれるイメージがあったので、何か言ってくれるのではないかと期待していました。

しかし芦原先生が亡くなられたことがわかった1月29日はとくに言及がなく、普通にニュースとして報じられただけで正直がっかり。もちろん日テレサイドの指示なのでしょうが、日テレは当事者だし、有働さんも降板することが決まっているんだし、思い切って言及して欲しかった。

しかし、1月31日、遺族からのコメントを読み上げる有働さんは、目が赤くなっているような思いつめたような表情で、まずお悔やみの言葉を口にしてから、数秒の間、下を向いて原稿を確認するような仕草をした後、覚悟を決めたかのように顔を上げ、次のようにコメント。

芦原妃名子さんの尊い命が失われたことに、本当に悲しいやるせない気持ちです。
原作者の方の意志を尊重するというのは当然のことです。
この件については何がどうして起きていたのか、関係各所の調査が必要です。
そして、その調査は誠実にそして慎重にすることが大事だと思います。

意を決したようなコメントには、有働さんを支持する声が多く上がりました。

日テレへの批判や、もう少し踏み込んで欲しかったという感想もありました。

「有働さん」トレンドが消えた?

「news zero」で有働さんがコメントした後、筆者もトレンドに上がっているのを確認しましたが、その後「トレンドが消えた?」という声が相次いでいました。そのTLを見て100位までのトレンドを確認したところ、たしかに消えていました。時間が少し経過して順位が下がったにしても、100位にも入っていないことがあるのかはちょっと疑問。

『セクシー田中さん』の主演を務めた木南晴夏さんの追悼コメントにも、「なぜからむ?」といった反応も見られたし、話題の脚本家さんのインスタコメントに賛同するようなコメントを書いた方々にも誹謗中傷や非難が向けられています。

ドラマの視聴者や芦原先生のファン、またはそのどちらでもないのにどこかに八つ当たりしたい人も。もう何もかもに疑心暗鬼になっているのかもしれません。「攻撃したかったわけではない」と言い残して亡くなった芦原先生の遺志に反するのに、歯止めが効かなくなってきているような気がします。

日テレ側の真摯な対応が望まれる

有働さんが、おそらくいろいろな葛藤のなかで、「慎重に調査をすべき」と言ってくれたのはよかったのですが、そもそも調査は必要なのでしょうか。

だって日テレは『セクシー田中さん』の公式HPで次のようにコメントしています。

「芦原妃名子さんの訃報に接し、哀悼の意を表するとともに、謹んでお悔やみ申し上げます。
2023年10月期の日曜ドラマ「セクシー田中さん」につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております。
本作品の制作にご尽力いただいた芦原さんには感謝しております。

「映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」

と、はっきり言っているのだから、どんなやりとりをしているか把握しているということ。把握してなかったら、それもかなりおかしな話だし、このコメント自体がいい加減なものということになってしまう。

それに芦原先生がXやブログに投稿した、映像化を許可したときに出した条件が全然守られなかったことについて、「そんな条件は聞いていない」「約束を反故になんてしていない」などの反論もなかった。芦原先生の最初の投稿が1月26日、土日を挟んだとはいえ、世間ではすぐに大きく問題視されていたのに、視聴者にわかる形での対応はなされませんでした。

コメントも結局、芦原先生が亡くなってからやっと出した。しかも「お悔やみ」の後にまるで「自己弁護」のような形で。

だからこの件に関しては、番組や日テレの責任者がこれまでの真実を詳らかにして謝罪するのが先決。

もちろん、原作者と原作に対するリスペクトが足りない、映像化するにあたっての約束を反故にするようなトラブルはこれまでもたびたびあるし、改善しなければいけないこと。昔からの悪しき慣習なのでしょうが、どうしてこういう構図が出来上がり、令和の今でもまかり通っているのか、どうすれば改善できるのかなどの検証は必要ですが、まずは今回の経緯について日テレがきちんと記者会見すればよいのではないでしょうか。

ちゃんと事実を詳らかにしないと、悪意や誹謗中傷の連鎖が止まらない。『セクシー田中さん』で、生きづらさを感じている人たちに、気づきの大切さ、自己解放と成長の連鎖&好循環を心やさしく伝えてくれた芦原先生のためにも、これ以上の誹謗中傷の連鎖を食い止めるためにも、日テレには一刻も早く真摯な対応をしていただきたいと思います。

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