ドラマ【さらば、佳き日】のキャストと相関図!
山下美月(乃木坂46)と鈴木仁が初共演・ダブル主演でおくる連続ドラマ「さらば、佳き日」(テレビ東京系、毎週月曜午後11時6分)が6月12日スタート!
「私が愛したのは、兄でした」…秘密を抱えた2人を取り巻く人間関係やさまざまな愛の形を描く、心灼くヒューマンラブストーリーです。
今回はドラマ【さらば、佳き日】のキャスト・登場人物・相関図・内容・見どころ・スタッフ・放送日を紹介します。
出演 | 山下美月 鈴木仁 伊藤あさひ 加藤小夏 高月彩良 姜暢雄 小沢真珠 ほか |
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原作 | 茜田千 |
脚本 | 川﨑いづみ |
監督 | 柴山健次、祖山聡、坂梨有剋 |
OPテーマ | 珀「糠星の備忘録」 |
配信 | Paravi、TVer |
放送局 | テレビ東京系 |
放送期間 | 2023年6月12日 - |
【さらば、佳き日】のキャスト
ドラマ【さらば、佳き日】のキャストを紹介します。
山下美月/役:広瀬 晃(ひろせ あきら)
キャスト:山下美月(やました みづき)…1999年〈平成11年〉7月26日生まれ。女性アイドルグループ・乃木坂46の3期生。『連続テレビ小説 舞いあがれ!』で主人公の幼馴染・親友役を演じて話題に。朝ドラ終了後、途切れることなく『スタンドUPスタート』『弁護士ソドム』と3作続けて連ドラに出演している。
登場人物:広瀬 晃(ひろせ あきら) … 桂一の妹。保育園で働く保育士。幼い頃から留守にしがちな両親に代わり、家事などをこなしてきたしっかり者。
しっかり者で、ドジな兄をサポートすることが多い。
●本作の出演オファーを受けた時の感想、原作を読んでみての感想
桜の蕾が開こうとしている瞬間をずっと見ているような、強さと脆さに胸を打たれ、今作に参加させていただくことを決心しました。兄と妹という二本の糸が、友人や母親の存在を通して絡まり合い、2人にしか分からない世界を魅せてくれます。 現実的な問題とそれを超えるような登場人物達のそれぞれの愛の形に、様々な感情がぶつかり合いながら何度も読ませていただきました。
●演じる役どころについての印象
私が演じさせていただく広瀬晃は、家庭的で面倒見が良く、芯がぶれない人だなと感じました。ですが、ちゃんと人間味のある不器用さも持っていて、生きにくさを隠しながら普通を装っているのが、どこか切なく愛らしいです。
●撮影への意気込み
初めてご一緒させていただく皆様と、どんなお芝居が現場で生まれるのか楽しみな気持ちでいっぱいです。 夏の始まりが近づくこの季節に、素敵なチームで撮影ができるのをとても嬉しく思います。 沢山悩んで話し合いぶつかりながら、撮影期間を佳き日にしていきたいです。
●視聴者へ見どころなどメッセージ
大切な人を想う気持ちというのは、どんな壁にも臆することの無い真っ直ぐなものです。 たとえそれが家族という関係であっても、淀むことなく愛は存在するのではないかと、原作を読んで感じました。 晃と桂一の関係をどう表そうと考える日々ですが、共に私自身も喜んだり苦しんだり、2人の日常の中に生まれる感情をすくい取っていきたいと思っております。精一杯演じさせていただきますので、放送を楽しみに待ってくださったら嬉しいです!
鈴木仁/広瀬 桂一(ひろせ けいいち)
キャスト:鈴木仁(すずき じん)…1999年7月22日生まれ。俳優、ファッションモデル。 東京都出身、アミューズ所属。ドラマ出演作は『ホリミヤ』『消えた初恋』『モトカレ←リトライ』『今夜すきやきだよ』など。アミューズ期待の若手俳優のひとり。
登場人物:広瀬 桂一(ひろせ けいいち) … 晃の3歳年上の兄。絵本の出版社に勤務。頼りないが心優しい性格。妹である晃と同居し、表向きは新婚夫婦として暮らしている。
●本作の出演オファーを受けた時の感想、原作を読んでみての感想
表紙からしてとても温かみのある漫画だろうなと思いました。でもその中で入れ混じる様々な人間関係。 ドラマでも細部にこだわって原作の良さを充分に伝えられたらと思いました。
●演じる役どころについての印象
兄なのに、妹に頼ってばかりの弟のような存在だと感じました。
●撮影への意気込み
ヒューマンドラマであり、その中に恋愛の要素が入ってくる。そこを大切に人間味ある作品を共演者の方々、スタッフさん達と一緒に作っていけたらと思います。
●視聴者へ見どころなどメッセージ
自分自身の感情との向き合い方が重要になってくる作品だと思います。1人1人の心の動きや気付き、変化を感じてもらえたらと思います。
伊藤あさひ/牧嶋剛(まきしま ごう)
キャスト:伊藤あさひ(いとう あさひ)…2000年1月19日生まれ。東京都出身、研音所属。主演を務めた特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で』を筆頭に数々のドラマや映画に出演し、新進気鋭の若手俳優のひとり。
登場人物:牧嶋剛(まきしま ごう)…桂一の友人で珠希の幼なじみ。同性愛者。
剛は、マイペースでありながらも凛とした、頼り甲斐のある印象を受けました。と同時に、本当の感情はあまり表には出ることがなく、どこか寂しさを持っているキャラクターでもあります。繊細にお芝居で表現できたらと思っています。 社会的な普通、常識ってなんだろうと考えさせられるドラマになると思います。⾃分⾃⾝もそこに⽴ちすくむことなく、精⼀杯、牧嶋剛を演じます。とても⼈間らしい登場⼈物たちに共感していただけると嬉しいです。放送まで楽しみにお待ちください。
加藤小夏/森珠希(もり たまき)
キャスト:加藤小夏(かとう こなつ)…1999年6月26日生まれ。東京都出身。サンミュージックプロダクション所属。人気漫画「I”s」の実写版で連続ドラマ初出演にしてヒロインの一人に抜擢され、2022年の「鎌倉殿の13人」で大河ドラマ初出演も果たした期待の若手女優。
登場人物:森珠希(もり たまき)…晃の親友。
原作を読んだ時、珠希の温かさと柔らかさ、純粋で真っ直ぐな心がひしひしと伝わってきました。そういった彼女の魅力を常に大切にしたいと思います。そして珠希の周りに居る皆の気持ちを珠希なりに真摯に受け止めていきたいです。 晃、桂一、剛、珠希、皆のことを言葉で表すのは難しすぎて、私にはできません。是非、画面を通して彼らの生き様と心情を皆さんに観ていただきたいです。この作品を全てご覧になったとき、明日を生きていく活力に少しでもなれたらと思います。
高月彩良/岡田敦子(おかだ あつこ)
キャスト:高月彩良(たかつき さら)…1997年〈平成9年〉8月10日生まれ。神奈川県出身。スウィートパワー所属。2023年1月の舞台「進撃の巨人‐the Musical‐」でヒロインを好演して話題に。映画『翔んで埼玉』(2019年)、フジテレビのスペシャルドラマ『教場Ⅱ』(2021年)、テレビ朝日系「必殺仕事人」(2022年)などに出演し活躍。今作でもどんな存在感を放つか注目!
登場人物:岡田敦子(おかだ あつこ)…桂一の大学で演劇サークルの仲間。
敦子は、自分をしっかりと持った人間だなという印象です。夢を明確に持っていて、そこに向かって真っ直ぐに生きているところが、素敵だなと感じました。言葉の端々から伝わる、あっけらかんとした態度が男前な爽やかさを纏っていて、そこが敦子ちゃんの好きな部分なので、パワフルでいることをモットーに演じられたら良いなと思っております。 初めて原作に目を通した時、久しぶりにドキドキと胸が鳴りました。 こんな角度の恋愛漫画があるのだと読み進める手が止まらなかったのですが、一筋縄ではいかない愛のお話しが苦しくも、温かくほっこりさせてくれる、きょうだい2人を応援したくなる作品です。一緒にドキドキしましょう。
姜暢雄/森恭一(もり きょういち)
キャスト:姜暢雄(きょう のぶお)…1979年3月23日生まれ。兵庫県姫路市出身。キューブ所属。 在日韓国人として生まれたが、日本に帰化。『忍風戦隊ハリケンジャー』『メイちゃんの執事』『嘘の戦争』など多くのドラマに出演。
登場人物:森恭一(もり きょういち)…珠希の父。心配性。
今回「さらば、佳き日」に出演できて、大変嬉しいです。 実は、父親役はあまりやったことがないので、今から胸の高鳴りが止まりません。娘役の加藤小夏さんもとてもかわいらしい方で、うざいお父さんにならないようにしなければと思っています(笑)。僕の役は、妻に家を出て行かれて苦悩を背負いながらも、娘と2人仲睦まじく暮らす、少し頼りない父親役です。 台本や原作を読むたびに愛らしくて切なくて、甘酸っぱくて苦くて、いろんな色が描かれています。繊細な心模様を大切に演じさせていただきます。是非、ご覧ください!
小沢真珠/広瀬奈緒美(ひろせ なおみ)
キャスト:小沢真珠(おざわ まじゅ)…1977年1月3日生まれ。東京都出身。ボックスコーポレーション所属。2004年のドラマ『牡丹と薔薇』での迫力あるイジメ役で話題に。近年も『ルパンの娘』シリーズでの強烈なキャラで注目される。本作の奈緒美役は仕事一筋で子供に対して独善的なところもある母役であり、怪演が期待される。
登場人物:広瀬奈緒美…晃と桂一の母。仕事一筋。
私が演じる広瀬奈緒美の第一印象は、子供たちのことより、自分の仕事や人生にしか興味のない女性、という印象でした。が、読み進めていくと、彼女なりに子供たちのことを大切に思っているように感じました。でも過去に自分の両親とのいざこざや、不幸な出来事などがあり、独特の価値観で子育てをしてきたのだと思います。そんな母親の元で育ったから、桂一と晃のような兄妹愛ができてしまった、と思うので、奈緒美の弱さゆえの強がりや、感情の浮き沈みを表現して行けたらと思っています。 今までも何度も感情の起伏が激しい女性を演じてきましたが、今回はまた違ったタイプの激しい女性なので、新しい豹変ぶりを楽しみにしてください。原作の世界観がとても素敵なので、それを壊さないように頑張ります。原作や台本を読んだ時のドキドキする気持ちをドラマを観ている方たちにも感じて頂けると思いますので、是非ご覧ください。
【さらば、佳き日】の相関図
のちほど更新します。
【さらば、佳き日】の内容
絵本の出版社に勤務している桂一と、保育園で保育士として働く晃。2人は新婚夫婦として、ある地方都市に引っ越して、新しい生活をスタートさせた。2人は仲むつまじく、穏やかに生活をするが、実は兄妹。彼らの穏やかな日常やさまざまな人間関係を描いていくストーリー。
【さらば、佳き日】の見どころ
原作となる同名コミックは2015年にKADOKAWAのCOMIC itで連載スタートしたのち、pixivコミック、月刊コミック電撃大王(KADOKAWA)へと移籍。2022年に完結し、単行本は8巻まで刊行されました。2017年には「このマンガがすごい!」のオンナ編にランクインするなど、大きな反響が!
少女マンガでは兄と妹の恋というテーマは昔からありますが、原作漫画はセンセーショナルな題材とは裏腹に優しい作風で、相手を想いあいながらも「兄妹」という壁や周囲の目に戸惑い悩む晃と桂一の恋物語に惹かれる読者が多数。
肉親や知り合いに引っ越し先を告げずにスタートさせた新婚生活。2人をとがめる人は誰もいない安住の地なのに、“逃避行”をしている後ろめたさは常につきまといます。籍を入れることも、子どもを授かることもかなわない…そんな2人の恋の行く末に注目です♪
【さらば、佳き日】のスタッフ
- 原作:茜田千『さらば、佳き日』(it COMICS/KADOKAWA刊)※全8巻(完結)
- 脚本:川﨑いづみ(連ドラ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』『半径5メートル』、映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』他)
- 監督:柴山健次(映画『今はちょっと、ついてないだけ』『パーフェクトワールド 君といる奇跡』他)、祖山聡、坂梨有剋
- オープニングテーマ:珀「糠星の備忘録」
- チーフプロデューサー:大和健太郎(テレビ東京)
- プロデューサー:中島叶(テレビ東京)、祖山聡(PROTX)、難波裕介(PROTX)
- 制作:テレビ東京、PROTX
- 製作著作:「さらば、佳き日」製作委員会
ドラマ化のお話を頂き、嬉しいという気持ちが湧くと共に原作を知らない方が 観てどんな感情を抱くのかとても気になりました。 ドラマの中で描かれる晃や桂一たちの気持ちが、 観てくださる方の心に少しでも寄り添うことができるような、 そんな作品になればいいなと思っています。
「普通とか常識って、いったい何なんでしょうね!?」 台本の打ち合せをしている時に、監督の柴山健次さんと脚本の川﨑いづみさんとこんな話をしていました。 「普通こうだよね」「普通においしい」「常識的に考えて」といったように、仕事でも私生活でも汎用性が高く便利な言葉です。しかし、多様性が認められている世の中で、「普通はこうだから」と自分自身や人に押し付けるように使っていい言葉なのか、この作品を作っていくうちに分からなくなってしまいました。
誰しもがほんのささいなことであっても、人に理解されないと苦しんだことがあるんだと思います。私自身も自分の思いを隠して「普通」や「常識」とされている型に自らはめ込むことで、所属する組織の中で生きやすい方を選択してしまう時があります。でもなんだかモヤモヤしたり…
茜田千さんの素晴らしい原作を元に、山下美月さんには妹・晃役、鈴木仁さんには兄の桂一役でご出演頂き、「普通」とはなんだ!と俳優・スタッフ全員で答えが出ない問答に頭を抱えながらも楽しく制作しています!
同性愛をカミングアウトした親友との友情。
愛ばかりを気にかける仕事一筋の母親の真意。
典型的なパワハラ上司や、手を差し伸べてくれる同僚。
さまざまな人々と交流しながら、兄妹である二人が求め惹かれ合っていくヒューマンラブストーリーを通して「普通」とは何かを考えるきっかけになるようなドラマにできると嬉しいです。
オープニングテーマはシンガーソングライター・珀の新曲「糠星の備忘録」。はかないピアノの旋律が印象的な楽曲。ハイトーンボイスによる刹那的なサビでは、他人や社会の目を気にしながらも、目を背けていた自分の本当の気持ちに気づいてしまった感情を描き、シンプルな言葉ではなく、繊細に表現されている本作の世界観にぴったりな楽曲となっています。
【さらば、佳き日】はいつから放送?
- Q【さらば、佳き日】はいつから放送?
- A
2023年6月12日(月)から放送開始です。
画像出典「さらば佳き日」HP
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