【乱反射】のネタバレと視聴率!妻夫木聡のラストの家庭ゴミ投棄の意味とは?

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乱反射ドラマ3

スペシャルドラマ【乱反射】のネタバレと視聴率!

×、が注目の初共演!

重厚なミステリー小説を『舟を編む』の石井裕也監督で実写化した本作あらすじをネタバレ!

法では裁けぬ『殺人』。息子を殺したのは誰?

今回は【乱反射】のネタバレと視聴率について。

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目次

【乱反射】の視聴率

乱反射ドラマ1

【乱反射】の視聴率は、分かり次第更新します。

【乱反射】のネタバレあらすじ

乱反射ドラマ2

愛する息子はなぜ死んでしまったのか―。
原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、
「誰にでも心当たりのある」小さな罪の連鎖だった―。

決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するほかないのか―。

─自らの虚栄心を満たすために、街路樹伐採の反対運動を起こす主婦
─定年後に家に居場所を無くし、救いを求めて飼っている愛犬のフンを腰が痛いからという理由で始末しない老人
─医師としての責任を負うのが嫌で、救急要請を断ってしまうアルバイト当直医
─犬のフンを拾うために公務員になったんじゃないと、仕事を放置した市の職員
─極度の潔癖症を患い、不潔なものに触れられないことを隠している造園業者

本当は悪いことだとわかっているけれど、目をつむってこっそりする「小さな罪」。誰もがどこかで身に覚えがあるものばかりです。しかし、そんな「小さな罪」が連鎖して積み重なり、2歳の男の子の命が奪われる事故が起こります。

新聞記者である被害者の父親は、息子の死の真相を突き止めようとし、「小さな罪」を働いた人たちに次々に接触していきます。ですが、彼らは自分のしたことが「殺人」だとは認めません。それどころか、なぜ自分が責められなければならないのか、誰もが怒りをあらわにし、追及する父親を逆に非難するのです。

誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない。責任を追及しようにも、法で裁くことができません。

追い込まれた父親と母親は、幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、
自分自身に向けていくことを余儀なくされていく─

『事故当日』

田丸ハナ(梅沢昌代)らが、造園業者の足達()と石橋()の伐採に反対。

その後、光恵(井上真央)が押すベビーカーに街路樹が倒れてきてぶつかった。

光恵と聡(妻夫木聡)の2才の息子・翔太(小岸洸琉)が大ケガをする。

事故の後、2時間経っても救急車の中。翔太の母・光恵は「どうしたらいいの?」と聡に電話して泣いた。

…翔太は死亡。それを聞いて、近くの病院のアルバイト内科医・久米川(三浦貴大)は受け入れなくて良かったと言う。

病院にて、聡は光恵に「俺に任せろ」と伝えた…。

『事故発生1週間後』

聡は過失がなかったのか真実を調べ始める。…街路樹の検査の業者を尋ねるが、刑事は教えない。市の道路管理課・小林(芹澤興人)でも委託先業者を分からないと言うが、あきらめずに詰問。「街路樹メンテナンス協会」と判明。

石橋造園土木の社長・石橋忠行(鶴見辰吾)のもとへ行っても「しばらくお待ちください」と言われてしまう。

足達(萩原聖人)は聡に謝罪して真実を説明。潔癖症の足達が、あの街路樹の根元に犬のフンがあって近づけなかったと言う。しかし石橋はその日、反対運動で後日改めて検査することになった、と市役所に許可も取ったという。その事実は市の小林に口止めされていた…。

聡は市の道路管理課へ行く。しかし責任者は知らないという。小林が検査延期を独断で決めたらしい。責任を押し付けられそうな小林は犬のフンの駆除と事故は関係ない、責任は(潔癖症な)業者にあると泣きわめいた。

聡は事故当時の医師・久米川(三浦貴大)に問い詰めた。が、久米川は急患のふりをして風邪の治療で病院にくる学生のせいだと言う。

聡は調査をあきらめる、と光恵に告げた。「長生きしてほしい」と光恵は夫にいう。その後、遺影の前で2人はもらい物を食べた…

『事故発生2か月後』

聡は49日も過ぎて落ち着いた。公園に家庭ごみを捨てる聡。変わらぬ日常。そして、また風邪の学生が病院へ…。

【乱反射】の感想

妻夫木聡のラストの家庭ゴミ投棄の意味とは?

妻夫木聡の家庭ゴミの不法投棄について、多様な解釈がネットで飛び交いました。

原作では、コンビニで買ったおにぎりの包装袋をゴミ箱に捨てたときに、「1回だけと言い訳して」家庭ゴミをサービスエリアに捨てたことを思い出します。旅行に行く際に家庭ゴミが溜まっていたからです。加山聡は体が震え、自分が息子を殺したと自覚し、絶叫します…。(参照:『乱反射』単行本P504-505)

ドラマでも、聡(妻夫木聡)は自分の罪に気づいたように思えましたが、そのままゴミを放置して去りましたので、復讐とも言えそうですが…。果たして?

主演の妻夫木聡さんはラストについて

「結末は難しいものがありますが、生きるということがどれだけ素晴らしいことなのか、もっともっと、深く考えてもらえるきっかけになれば嬉しいです」

とコメントを残しています。

生きる素晴らしさは、井上真央さんと一緒に食べるシーンなど随所に感じられました。

しかし結末は原作の描写と違って、視聴者の解釈の数だけある、ということでしょう…。

【乱反射】のまとめ

小さな罪の連鎖が引き起こした悲劇。

イライラする展開ですが、映画を観ているような演技・映像でした。

自分の行動がどんな影響を与えているのか、考えてしまうドラマでもあります。

妻夫木聡さん、井上真央さんをはじめキャスト陣、石井裕也監督はじめスタッフの熱意が伝わるドラマでした。

※記事内の画像出典:公式サイト

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