【貴族探偵】6話あらすじと視聴率!視聴者期待の使用人トリオが!切なく美しい愛の裏には?

目次

【貴族探偵】6話の視聴率

【貴族探偵】6話の視聴率は7.5%。

自身の最低視聴率となってしまいました…。

前後編のストーリーが問題だったのでしょうか?

【貴族探偵】6話のあらすじ

※前回のおさらい

今回の事件関係者

1、桜川家当主・桜川鷹亮(竜雷太)

2、鷹亮の外孫・豊郷皐月(加藤あい)

3、鷹亮の孫・桜川弥生(北香那)

4、製薬会社創業家の子息で婿候補・金山俊市(忍成修吾)

5、商社創業家の子息で婿候補・高宮悟(佐藤祐基)

6、製紙会社創業家の子息で婿候補・水口佳史(金井勇太)

7、出版会社創業家の子息で婿候補・尼子幸介(駒木根隆介)

8、桜川家執事・愛知川真司(篠井英介)

9、桜川家使用人・愛知川友也(白洲迅)

これまでに起こったこと・分かったこと

  • 金山の使っていた盃から毒物が検出(毒殺未遂)
  • 桜色の盃を使うのはキジを射止めた者というのは使用人はみんな知っていた
  • 花婿候補のお世話は使用人・愛知川友也が務めていた
  • キジの儀式について一通り花婿候補には話していた
  • 桜色の盃を使うこと・盃がある場所も候補者全員知っていた
  • 金山が飲まされた毒の成分:コリアミルチン・ツチン
  • 候補者のごみから「毒うつぎ」の写真
  • うつぎにはコリアミルチン・ツチンが含まれる
  • 写真は金井の部屋から見つかった
  • 金井が残した「うつき」の暗号の事と分かる
  • 水口の部屋へ行くと反応はなく、背中を刺され死んでいた
  • まだ温かく、額にコブ
  • 背中に刺さっていたナイフは、すべての部屋に常備されているもの
  • 部屋のナイフがあったことから犯人は他の部屋のナイフを使ったとされる
  • 尼子の部屋へ行くとまたもや反応はなく、仰向けに倒れていた
  • 鈍器で側頭部を2回殴られ殺されていた
  • 殺されて間もなく、凶器はこの建物の玄関にあるオブジェの一部
  • 果物ナイフが無くなっていることから犯人は尼子の部屋のナイフを使った可能性が高い
  • ゴミ箱に果物の皮・机の上の灰皿にはひびが入り少し欠けている尼子の眼鏡があった
  • 最後に高宮の部屋へ行くと背後から首を締められ、そのまま前のめりに倒れていた
  • 手の中にはボタンが残され、抵抗した時に取れた?
  • 建物の窓は全て鍵がかけられ、玄関のドアは内側から施錠されていた
  • 建物内には誰もいなかった
  • 刺殺・撲殺・絞殺、殺し方を全部変えている
  • 完全なる密室、中には3人の遺体しかなかった

今回も使用人の三人に調査を任せる貴族探偵。

佐藤→水口・田中→尼子・山本→高宮の調査を担当することとなった。

引き続き捜査!

『今回の捜査中に起こったこと・分かったこと』

佐藤からの情報

  • 刺されていたナイフには尼子の指紋がついていた
  • おでこに左右コブができていた

田中からの情報

  • 右側頭部が殴られていた
  • 凶器として玄関脇に飾られていたオブジェの一部があった
  • 灰皿の中に壊れたメガネが入っていた
  • 貴族探偵の名刺が灰皿の下敷きになったいた

山本からの情報

  • 背後から首を絞められていた
  • 左手に握られていたボタンは水口のジャケットの左袖のボタン
  • ボタンが取れたジャケットは水口の部屋から発見
  • 凶器の紐は一階の浴室でタオルをまとめるために使われていたもの

愛香と貴族探偵の推理とは?

『愛香の推理』

「見えちゃいました。密室の答え、事件の真相も」

今回の事件は複雑なもの。

毒殺未遂に連続殺人、現場に残された多くの証拠・完全なる密室。

しかし事件の背景にあるのはたった一つの思いだけ。

主と使用人、お互いを思いやる深い絆があった。

その二人は幼いころから兄弟のように育ち、どんなことがあっても自分がお嬢様を守ると決めていた。

そんな友也に心を寄せていた弥生だったが、由緒ある桜川家では許されない。

そして弥生は桜川家のために好きな男性の前でほかの男性を選ばなければならなかった。

花婿候補たちを亡きものにしようと決断。

ただ女性一人の手で男性三人を殺害するのは不可能だったため、協力者を作り出した。

一人で花婿候補たちがいる別棟に行き、一人一人にお互いが狙い合うように言葉巧みに話しかける。

水口には、高宮が水口を殺しそれを尼子のせいにしようとしていると。

元々毒殺未遂によって疑心暗鬼になっていた花婿候補たちは恐怖にあおられ、桜川家当主の座を手に入れたいという欲望にも駆られ次々と強行に走った。

惨劇のあと生き残ったのは水口だったはずで、ナイフという最も力のいらない凶器を使ったのは弥生。

そして本宅に戻り、水口から電話があったように見せかけた。

愛香「私の推理は間違っていましたか?弥生さん」

弥生「(うつむき、黙る)」

友也「お待ちください。別棟は内側から鍵がかかっていて完全に密室でした。弥生お嬢様にはそんな密室は作れないはずです」

愛香「そうです。友也さん、私の推理には続きがあります」

弥生が何かしたのではと予感した友也は、別棟に向かって走った。

三人の遺体を確認した友也は、「弥生がやった」とすぐに理解したはず。

愛香たちが向かってくる中、弥生には作り出せない状況を作り出し密室にした。

愛香「これが事件の真相です」

貴族探偵「弥生さん。反論はよろしいのですか?」

弥生は黙ったままだった。

友也「違う!私がやったんです!」

友也は弥生を部屋に送ったあと現場へと走ったが、着いたとき水口はまだ生きていたという。

水口は本当に弥生に電話をし、嘘はない。

高宮と尼子は水口が殺し、水口は友也が殺したと話した。

そして、罪を逃れるために密室を作ったと。

ついに愛香が勝った。

…かと思われたが。

 

『貴族探偵の推理』

貴族探偵「この私が救ってみせましょう」

「山本」「はっ」「田中」「はい」「佐藤」「はい」

「聞かせてやれ」「御意にございます(三人)」

まず山本から推理。

高宮が殺害された事件について。

高宮は左手に水口のジャケットの左袖のボタンを握って死んでいたが、これは偽装工作。

紐で首を絞める時は一度交差させたほうが力が入りやすいが、実際は背後から首に紐をかけ瞬時に首を締めなければならない。

このとき、高宮の左手の後ろにあるのは犯人の右手、抵抗し犯人の袖のボタンを左手でもぎ取ったとしたら右袖のボタンだったはず。

高宮が水口の左袖のボタンを握っていたのは、犯人が左右のことをあまり考えずに握らせてしまったから。

水口を犯人にしようとしていたため、殺したのは尼子ということになる。

証拠は尼子の部屋にあった灰皿。

尼子は証拠を残さないため、高宮の部屋の灰皿と自分の部屋の灰皿を交換、自身の部屋の貴族探偵の名刺の上に灰皿を置いた。

その日のうちに渡された名刺の上に置かれたにもかかわらず灰皿からは尼子の指紋は検出されていない。

尼子が手袋をしていた証拠。

だが、尼子も殺されている。

 

田中が交代して推理、尼子の事件を担当。

尼子は右側頭部を正面から殴られ殺されていた。

一見犯人は左利きの高宮のように思えるが、これも偽装工作。

証拠は、凶器に使われた玄関のオブジェ。

三本並んでいた棒の右側が抜かれていた。

左利きなら左側を抜くはず。

尼子は水口に殺された。

水口が弥生にかけた電話で、おかしな点が。

「頭の左側を殴られている」と言っていたが、実際は右側頭部を殴られていた。

高宮の犯行に見せかけるため左を意識しすぎたのだ。

だが、また、水口も殺されている。

 

佐藤が交代して推理、水口の事件について調べていた。

凶器のナイフは小さく殺傷能力が低いのにもかかわらず、犯人は一度しか刺していない。

尼子の指紋が付いたナイフを使い指紋が消えないよう柄の部分を持ち押し込むようにして犯行に及んだ。

これも尼子が犯人と思わせるため。

水口は高宮に殺された。

 

三人がそれぞれを殺し、他の誰かを犯人に仕立てようとしていたのだ。

最後の一人は誰が殺したのか?

真相はこうだった。

水口がオブジェの棒をとるために部屋を開けている間に、尼子が水口の部屋でボタンを盗み高宮の部屋へ。

高宮は尼子の部屋でナイフを取り、水口の部屋に潜んでいた。

最初の被害者は水口。

尼子の撲殺を計画しオブジェの棒を手に入れ部屋に戻ったが、隠れていた高宮に刺されおでこを打ち付けコブができた。

凶器のナイフは尼子の指紋が付いたものを使用。

尼子の犯行に見せることができると部屋に戻った高宮は尼子に首を絞められてしまう。

その時、尼子の眼鏡が灰皿の上に落ち割れた。

用意していた水口のボタンを高宮の手に握らせると、眼鏡が入った灰皿を手に自分の部屋へ戻り交換。

その頃、隣の部屋で刺された水口が意識を取り戻していた。

小さな果物ナイフだったため、即死は免れていたようだ。

水口は考え、尼子を左手で殴り殺して高宮のせいにすれば自分が婿になれると。

力を振り絞り尼子の部屋へ行き、戻ってきた尼子を左手で殴り殺した。

そして部屋に戻り弥生に電話をしたが、途中で息絶えた。

貴族探偵「愚か者たちには相応しい最期ですね」

事件解決!

貴族探偵「さすがは桜川家。素晴らしい使用人をお持ちですね」

鷹亮「あなたの使用人たちには敵いません」

貴族探偵「それより、毒を食らった金山何某とかいう男…。あれもなかなか優秀でしたね」

鷹亮「何のことでしょう?」

貴族探偵「三匹の子豚という寓話をご存知ですか?藁の家と木の家に住んでいた子豚がレンガの家に逃げ込み、オオカミに食べられずに助かる。なんともぬるいお話ですが、実は、もっと面白い別の結末もあるのですね」

鷹亮「別の結末?」

貴族探偵「レンガの家に逃げ込んだ三匹の子豚達はオオカミの恐怖に耐えきれなくなり、自分だけは助かろうと浅はかにも共食いをしてしまうのです」

鷹亮「そんな恐ろしい結末もあるのですか」

貴族探偵「何をおっしゃいます。伯爵が作ったお話しではありませんか」

鷹亮「私が?」

貴族探偵「桜川伯爵だったんですね。オオカミは。」

全ては鷹亮の指示。

疑心暗鬼に陥れ、事件を起こさせた。

 

鷹亮「そう遠くないうちに気付かれるのではないですか?あなたが喜多見切子を殺したという事実を…」

 

【貴族探偵】6話のまとめ

今回は後編・解決編の放送となりました。

次回は愛香の師匠・喜多見切子が関わった事件となり、貴族探偵との関係や切子について詳しくわかるのでしょうか。

視聴率も後半に向けて何とか挽回してほしいところです!

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