【正義のセ】原作のネタバレ! 続編があるのか気になるサンズイ(汚職)事件編〔4巻〕

【正義のセ】原作のネタバレ!友の小林明日香と事件を追う名誉挽回の大勝負編〔3巻〕

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ドラマ【正義のセ】原作のネタバレ!

出典:Amazon

「正義のセ」の文庫本の表紙は、全て凜々子の立ち姿が描かれていますが、今の凜々子がどういう状態なのか表現されてる良い表紙だなといつも感じます。

4巻の凜々子は、検事6年目で色々な経験をしてきたこともあるのか、ご覧のように自信に満ち溢れた表情をしています。

これまで以上の難事件にも、堂々と立ち向かう凜々子だったが、恋愛では悪戦苦闘?

そして、続編はあるのか気になる最後となっています。

ドラマ「正義のセ」の原作となる4巻「正義のセ 負けっぱなしで終わるもんか!」のネタバレと感想を書いていきます。

【正義のセ】原作のネタバレ① 亭主殺し事件

検事6年目を迎えた凜々子は、神戸地検尼崎支部に勤務。

亭主殺しの事件を担当することになり、被疑者の町田かれんを取り調べることに。

夫婦喧嘩の延長で、1、2回殴っただけだと話していた町田かれんだが、何度も殴ったあとが見つかり、傷は頭蓋骨にまで達していた!

「私、ずっとあの人が死んでくれたらいいのにって思うてました」

ビールジョッキで殴られたあと一度は意識を取り戻すも、ゾンビみたいな夫をさらに殴り絶命させていたのだ。

旦那を憎んでいた町田かれんは、最初殺意はなかったものの、ビールジョッキが当たり倒れた旦那を見てこれはチャンスだと思っていた。

その姿を想像すると、笑みでもこぼしていたのではないかと思えてきて、人間の恐ろしい部分を覗き見たようでゾッとしました。

【正義のセ】原作のネタバレ② 虎子と出会う

野球に興味はないものの、甲子園球場を見ようと野球観戦に1人で行き、豪快な女警察官の虎子と出会う凜々子。

虎子は110番担当をしており、凜々子がひったくりにあったときの電話対応をしていたという偶然も重なり仲良くなる。

虎子も凜々子と同じで、言いたいことは言わないと気が済まないタイプなので喧嘩をすることもあるけど、友達であり、かけがえのない仲間となっていきます!

【正義のセ】原作のネタバレ③ 俳優に恋する凜々子

俳優の朝見桔平の取材をした小林明日香。

朝見桔平が映画で検事役をすることになり、本物の検事に会って話を聞きたいと話すので、凜々子を紹介する。

食事をして話をするだけのはずが、相手が芸能人でイケメンというのも手伝ってか、舞い上がる凜々子。

帰り際にキスをされ、凜々子は完全に恋に落ちる。

しかし、同期の笹原順子から「名うての遊び人」という悪い噂を耳にするが、周りの声は聞こえなくなっていた?

完全にその気になっていたが、朝見桔平の電撃結婚が突然発表され、凜々子の恋は儚く終わってしまう。

【正義のセ】原作のネタバレ④ 飛び降り事件

尼崎私立医大で、女性職員の大宅香織が飛び降りで亡くなるという事件が起こる。

凜々子は仲の良い刑事の青井文彦から飛び降り事件について話を聞いていたが、凜々子のもとに大宅香織は殺された。教授が賄賂を受け取っているという告発状が届き、事件を捜査することになる。

これは事故ではなく事件だったのか?

【正義のセ】原作のネタバレ⑤ サンズイ(汚職)事件

サンズイ(汚職)事件で疑われる高中教授と茂木。

高中教授の部屋から飛び降りた女性職員は、教授と同じ超高級ブランド時計をつけていたということで、ただの転落死ではないと捜査スタート。

病院の機材を茂木の会社から仕入れることで見返りとして、時計や海外旅行など色々な賄賂を受け取っていた教授。

凜々子が取り調べを重ねあと一歩まで追い詰めるも、本庁の上層部に阻まれ、不起訴となってしまう。

悔しい思いをした凜々子だったが、再びチャンスが巡ってくる。

2人を自白させることに1度は成功するも、突然犯行を否認する高中教授。

凜々子の戦いはまだ終わらない。

【正義のセ】原作のネタバレ⑥ 続編が気になってしょうがない

2つのサンズイ(汚職)事件を解決したように思われたが、最後の最後で高中教授がゴネて、完結せず含みを持たせる形で終了となりました。

しかし、「温子とそら豆のその後」「凜々子の神蔵の関係」「虎子のSATでの活躍ぶり」など、まだまだ見たいことが盛りだくさん。

4巻で終わってもおかしくない締めくくり方でしたが、続編も書ける最後だったと思うので、阿川佐和子さんにはぜひ続きを書いてもらいたい!

正義のセの原作[4巻]を読んだ感想

長かった連続強姦事件が終了し、新章となった4巻!

新キャラクターの虎子の登場とインパクトのある内容となりましたが、私としては神蔵が可愛くて仕方ない。

神蔵が凜々子に送るメールが痛さ爆発で、無視され可哀想に思いながらも毎回大爆笑してました。

そして、なんといっても凜々子の成長!

仕事の能力が上がっていることもありますが、最大の強みは頼れる仲間を作れるところ。

凜々子は、尼崎に来て仲間に恵まれたと書かれていましたが、凜々子の真摯に取り組む姿勢に、自然と良き仲間が集まってくるのかもしれません。

仕事の進め方から、仲間の大切さと色々学ぶことのできる良い小説でした!

とても可愛らしい女性をイメージしながら見ていたのですが、時折飛び出す「ざまあみろ、この白ブタめが」「クソババアはそのうち死ぬよ」など凜々子の暴言にはドキドキさせられましたが(笑)

ただ、その人間臭さが、竹村凜々子が本当に存在していると思わせてくれるリアリティを生み出してるのかもしれませんね。

続編があることを信じて待ちたいと思います。

※記事内の画像出典:日本テレビ公式HP

 

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