【わろてんか】97回視聴率18.1%!藤吉(松坂桃李)ロスも視聴者納得の最期?

2017年度後期のNHK朝ドラ【わろてんか

第17週「ずっと、わろてんか」、第97回が1月27日(土)に放送されました。

17週は「藤吉死亡フラグ」とネットで話題。

週タイトルも意味深で、明らかにてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)の最期の日々が描かれてています。

視聴者も覚悟が問われる土曜の放送回!ついに藤吉の容態が急変し・・・

今回は「わろてんか」97回の視聴率、あらすじ、感想まとめ。

目次

【わろてんか】97回の視聴率

【わろてんか】97回の視聴率は18.1%!

第17週平均視聴率は19.9%!

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【わろてんか】97回のあらすじ

新しい万歳が完成した3日後、藤吉(松坂桃李)は容体が急変する。

てん(葵わかな)は病室のベッド脇で、ずっと藤吉の手を握り静かに見守っていた。目を覚ました藤吉は尋ねた。「笑いは何色か」茶色や、と答える。

次は「笑いの味は何か」と聞くが、てんはわからない。

藤吉「柿の味や」

昔てんが実家の蔵に閉じ込められて、藤吉はてんに柿を渡した。その時…

「ちょっとだけ笑うてくれた。嬉しかった」

藤吉ぬ瀕死の状態で、今つくづく気づいたことをてんに伝える。

「北村を大きくするのが夢ではなく、

ホンマはたった一人の女の子を笑わせたかったんや

てん、笑うてくれてありがとう

これからも、ずっと笑うてんか」

へえ…てんは頷く。

「なんや幸せで、ねむとうなってきたわ、隼也のこと、北村笑店を頼むな。」

へえ。てんは涙を隠すように、いとおしそうに藤吉のそばに顔を埋めて返答した。

「大丈夫、大丈夫…」

藤吉は呟きながら眠るように逝った。

てんはしずから結婚の際にもらった白装束で葬儀へ向かった。

風太は隼也が後を継ぐまで北村笑店を守っていく決意を固めた。

【わろてんか】97回の感想

藤吉ロスが広がっています。

藤吉の最期の台詞も話題になりました。

https://twitter.com/twinkle15meguru/status/957107558627426304 https://twitter.com/atsuko_kake/status/957122812623257600

https://twitter.com/dolly_vip/status/957106022555906050 https://twitter.com/ReiRanAiCamus_/status/957099499419086849

【わろてんか】97回のまとめ

藤吉がついに現世から旅立ちました。

やはり藤吉ロスが広がっています。

しかし、発症して退院、再発と周りの人物をからめ丁寧に描かれて、視聴者納得の最期だったもよう。

ダメダメで、ポンコツでプル吉と揶揄されていた藤吉。

その藤吉が何故ここまで愛されるようになったのか?

松阪桃李さんファンという理由以外に少し考えてみました。

藤吉ロスの理由①藤吉は動機が純粋な行動派

藤吉は純粋で行動派です。

実家の借金を返そうと行動して失敗しましたが、動機は母親のため。

てんには空想の手紙を送り続け、多くの視聴者は嘘つきと批判しました。けれど動機はてんを楽しませるため。

実は、モデルの吉本泰三はもっと迷惑をかけた人だったようです。

店は日露戦争の影響を受け台所事情は悪化するも、夫の道楽は直らず、相変わらず芸人たちに祝儀を渡す日々。ついには、剣舞にのめりこみ商売そっちのけで地方巡業に出てしまうほどだった。
出典エキサイト

道楽ざんまいな描写はなく、愛ある行動派として描かれたので、失敗にはイライラさせられましたが、受け入れられたのでしょう。

藤吉ロスの理由②おてんちゃんに一途

伊能栞や風太の方が良いと視聴者に不思議がられたてんは最期まで気丈に振る舞います。

しかし別れのシーンは藤吉の胸に顔を埋めて泣き顔です。

団真とお夕にように身体的に触れ合うシーンがほぼなくて、(橋の上で抱き合ったりはありましたが)中学生みたいなプラトニックでした。(今は小学生でもキスをするなら昭和の小学生としましょう)

しかし、今回のお別れシーンのなんと艶っぽいこと。大好きで仕方ない気持ちが伝わってきます。

それもこれも、藤吉がてんを一途に愛してくれているから。「大丈夫、大丈夫」最期までてんを想う藤吉でした。

藤吉ロスの理由③芸人への愛ある厳しさ

最後に、藤吉には芸人への愛があることをお伝えして締めます。

思えば、藤吉の芸人への厳しさがてんたちに誤解されて反対運動になりました。

しかし、一度、食事処で藤吉が怒ったことがありましたね。

その事は1月19日の「あさイチ」プレミアムトークで裏話しとして明かされました。

松坂桃李さん曰く、藤吉は基本ポンコツなので、才能のある芸人が羨ましい。才能があるのに磨かないのはもったいないと初めて怒るシーンだそうです。

「自分と少し重なる部分もある。同世代の俳優でも羨ましかったり、また、ずっとそういう存在でいて欲しいし自分もそう思われたいと思う人がいて、大きなモチベーションになっている」

才能があるからこそ怒ったのです。芸人と役者とはいえ自分の思いも込めて言ったからこそ、印象深いシーンになったのでしょう。

藤吉ロスですが…

女興行師てんの本格スタートです。若手人気俳優の成田凌も登場。

あと2ヶ月楽しみたいですね。

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