【トットちゃん!】32話のあらすじと感想!徹子・清野菜名、愛について考える

【トットちゃん!】32話(11月14日)のあらすじと感想!

黒柳徹子さんの半生を描き、朝ドラより朝ドラらしいと大好評のテレビ朝日・昼帯劇場。

朝の叔母・えつは寂しそうだが、実は…

今回は【トットちゃん!】32話のあらすじ、感想について!

目次

【トットちゃん!】32話のあらすじ

えつ(八木亜希子)は、結婚の際に北海道まで行き家長の印鑑をこっそり押してくれた恩人。

朝(松下奈緒)は、叔母でもあるえつの消息がわかり、さっそくえつの営むタバコ店を訪ねた。

2人は久々の再会を喜びあうが、朝は留守番を頼まれてしまう。

夕方になっても朝がなかなか帰って来ない。待ち疲れてイライラした守綱(山本耕史)

徹子(清野菜名)と共にタバコ店を訪ねると、なぜか朝が店番をしていた。

間もなく、えつが帰ってきたが、隣にはえつの恋人・木島吉秋がいた。結婚を前提にお付きあいしてるという。朝はよろこぶが、守綱は徹子の教育に悪いと帰ってしまう。

徹子は、守綱に薔薇の騎士というオペラのベットシーンを話す。朝のファンの郵便屋もいたと、現実にも恋があると浮かれる。守綱は不機嫌に…駆け落ちした自分だったが、徹子には非常識な恋愛を禁止する守綱だった。その夜、守綱は朝に二夫にまみえずだ、と朝に自分が死んでからも恋を禁止する…かわいいと笑う朝だった。

ある日、朝の元へエミーがきた。ダニーがいなくなったらしい。 ダニーは、こどができないのはエミーが拒否してるからだと非難した。

戦争の傷をエミーが癒してくれない、俺だけを見てくれない、変わってしまった…

エミーは、苦しい6年だった。時計を巻き戻せないというと…。

ダニーは愛があればできるはずと、受け入れられず、出ていった。

人は愛によって命を息づかせ、愛によって傷つく…徹子はえつとエミーを見て知った。

【トットちゃん!】32話の感想

徹子は、恋愛をしてほしくないという守綱の意見には全く納得していないようです。

「パパたちも駆け落ちでしょう」の徹子の切り返す返答、鋭いつっこみから、今の黒柳徹子さんの自由さの片鱗がみえます。

守綱は自分は駆け落ちしたのですが、親になると変わるのですね。

愛について、喜び、傷つく…。

えつとエミーの愛の対称的な構成も印象に残ります。

戦争のあった前には戻れない…。

エミーは、ダニーひとすじに生きてきたけれど、変わってしまった…。

人は変わります…変わるのを受け入れながら生きていく、そんな現実を受けとめる男性の器量も必要です。

女性の自立が今後、進んでいく、男性も変わらなきゃ…そんな時代の変換の予兆から、ダニーや守綱の旧態依然から抜け出せない産みの苦しみも感じました。

まあ、草食と揶揄される現代からみれば、夫はひとりだけだという守綱の束縛はかわいい愛情ともとれますね。

そんな風に、徹子と一緒に愛について考えてしまう回でした。

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