【雨が降ると君は優しい】キャストとあらすじ!野島伸司脚本の純愛ドラマ!

Huluオリジナル連続ドラマ【雨が降ると君は優しい】のキャストとあらすじ

玉山鉄二×佐々木希が夫婦の“悲劇的純愛”ドラマに挑戦!

脚本は野島伸司氏。「パパ活」「高校教師」「人間・失格」などの問題作も手掛けてきたヒットメーカーの野島伸司氏が選んだ今回の題材は、“セックス依存症”!

妻が不特定多数の男と体の関係を持ってしまう“心の病”!

それでも、夫は妻を愛しぬくことができるのか…!?

今回はHuluオリジナル連続ドラマ【雨が降ると君は優しい】の基本情報、キャスト、あらすじをまとめます。

目次

ドラマ【雨が降ると君は優しい】の基本情報

【初配信日】2017年9月16日(土)~毎週土曜日配信〈全8話〉

【配信】Hulu

【脚本】野島伸司(『高校教師』『美しい人』ほか)

【音楽】太田惠資

【演出】大塚恭司、岩﨑マリエ、松原浩

【エグゼクティブプロデューサー】長澤一史(Hulu) 毛利忍(Hulu)

【企画・プロデュース】松原浩(AX‐ON)

【プロデューサー】西原宗実(Hulu) 岩崎広樹(Hulu) 大森美孝(AX‐ON)

【制作】AX‐ON

【製作著作】HJホールディングス

ドラマ【雨が降ると君は優しい】のキャスト

玉山鉄二(役:立木信夫)

登場人物

立木信夫(たちき のぶお)・・・月刊文芸誌『ストーリーファイル』の副編集長。かつては小説家を目指していたが挫折し、書籍編集者となった。真面目な性格で、一度決めたことや約束を守りぬく誠実な男。どんな過酷な状況下に置かれても穏やかな笑顔を絶やさない。妻・彩を心から愛し、大切に思っている。ところがある日、彩が不特定多数の男と肉体関係を持ってしまう「セックス依存症」だと知ることに…! この残酷な事実を知っても彩への愛は決して揺るがず、それゆえに、計り知れない苦悩の渦に巻き込まれていく…。

キャスト

玉山鉄二・・・1980年4月7日生まれの37歳。京都府出身。メリーゴーランド所属。

1999年6月、ドラマ『ナオミ』で俳優デビュー。2001年、『百獣戦隊ガオレンジャー』の追加戦士、ガオシルバー/大神月麿(おおがみつくまろ)役。2002年から2008年まで、P&G衣料用洗剤「ボールド」のCMに出演。2003年、映画『ROCKERS』にてリップオフのボーカル桜井役を演じた際初めて歌声を披露。2005年、映画『逆境ナイン』で初主演。その後も数多くの映画やドラマに出演し活躍中。

【玉山さんコメント】

野島さんの作品には、子供の頃からたくさんの影響を受けてきました。ですが以前、野島さんが手がけられた作品に出演したとき、すごく悔しい思いをしました。そんなこともあり、今回のお話を頂いた時は「ここでいいものが出来たら、また違った景色が見えるのではないか」と意気込み、二つ返事で飛びつきました。

(中略)

このドラマはディープな愛を描いています。日本の社会には「愛が優先順位の一番上に来る大人は、子どもじみている」という先入観が根付いていますが、誰しも「なぜ愛が一番だとダメなんだろう?」と感じることがあるだろうし、「信夫と彩のような愛を体感はせずとも覗いてみたい」という感覚を持っているはず。そんな方々にぜひ、ディープな愛を疑似体験していただきたいです

佐々木希(役:立木彩)

登場人物

立木彩(たちき あや)・・・信夫の妻。もとは女性誌で読者モデルをしていたが、結婚後は、老人ホームの介護助手をしている。少女の可憐さをにじませる美人。信夫を心から愛している。夫の愛も日々実感しており、家庭生活に不満は何ひとつない。だが、実はセックス依存症に陥っており、なぜか眩しく晴れた日には抗えない衝動を覚えて、見知らぬ男と肉体関係を持ってしまう。もちろん、信夫にはその事実をひた隠しにしてきた。ところが、ある出来事からその秘密が夫の知るところとなり、激しい苦悩と呵責にさいなまれていく…。

キャスト

佐々木希…1988年2月8日生まれ。秋田県出身。トップコート所属。

近年はお笑いコンビアンジャッシュの渡部建と結婚したことでも話題に。『週刊ヤングジャンプ』全国縦断素人美少女発見グラビア「ギャルコンJAPAN」初代グランプリ。『PINKY』の専属モデルとして活躍。2008年映画『ハンサム★スーツ』で女優デビュー。2009年日本テレビの火曜ドラマ『神の雫』で連続ドラマ初出演。 近年は『小さな巨人』『東京喰種トーキョーグール』など出演作品多数。

【佐々木さんのコメント】

野島さんの作品は重いテーマを扱いながらも、とても純粋で、それゆえに切なくて…。いつもキュンキュンしながら観ていました。今回の作品も、本当に純粋で、とってもとっても深い愛を描いたラブストーリーです。今回は夫婦が性嗜好障害をどう受け入れ、どんな道を選んでいくのかを描く物語。登場人物それぞれが、周囲の人たちも含めて、のちのち点と点がつながっていきますし、ビックリするような展開の連続です。私自身も台本を読みながら、早く次が読みたくて仕方なかったほど、引き込まれました!

(中略)症状が出たときや、カウンセリングを受けているときの彩は感情が定まらないので、演じ方がすごく難しいですが、「すごくいい経験をさせていただいているな」と感じています。撮影はまだまだ続きますが、彩は精神力も体力も必要となる役どころなので、最後まで集中力を切らさず、思いっきり楽しみたいと思います

奥菜恵(役:新城玲子)

登場人物

新城玲子(しんじょう れいこ)・・・信夫の同期の同僚で、ファッション誌の編集長。信夫のよき相談相手。読者モデル時代の彩とも交流があり、立木夫婦とは近しい関係にある。
だが実は、信夫と彩にも決して言えない秘密を隠し持っており…。

キャスト

奥菜恵・・・1979年8月6日生まれ。1992年、13歳の時にドラマ『パ★テ★オ』で宝田明の娘役で芸能界デビュー。以降、1993年、If もしも『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』(劇場公開もされた人気作)なずな役、『呪怨 劇場版』、『碧の海〜LONG SUMMER〜』主演など活躍中。

笛木優子(役:雫石奈美)

登場人物

雫石奈美(しずくい しなみ)・・・ヒット作を連発する女性作家。長くサスペンスや事件ものを書いてきたが、40歳を前にして初めて恋愛ものを手掛けた。
彼女も重大な秘密を抱えている。

キャスト

笛木優子ふえき ゆうこ)・・・1979年6月21日生まれ。オスカープロモーション所属。。2000年に『天気予報の恋人』でドラマ初出演、2001年『ホタル』で映画デビュー。同年『新・雪国』で主演。2009年、韓国ドラマ『IRIS』に出演。2010年、韓国ドラマ『美しき人生』に出演。両国で活躍中。

古谷一行(役:小野田史郎)

登場人物

小野田史郎(おのだ しろう)・・・大物作家。純愛小説を多く手がけてかつて一時代を築いたが、今やブームも過ぎ去り、業界でもオワコンと囁かれている。女性編集者を次々と食い物にしてきたとの噂も絶えない男。自分の新しい担当編集となった新人・平川百合の上司である倉田和馬との間に、根深い確執、因縁がある。

キャスト

古谷一行(ふるや いっこう)・・・1944年1月2日生まれ。フロム・ファーストプロダクション所属。主な作品に、1977年と翌年に毎日放送で放映された連続ドラマ『横溝正史シリーズ』、1983年よりTBSでシリーズ化された金田一作品などでの金田一耕助役。2017年朝ドラ『ひよっこ』出演中。

木村多江(役:小早川志保)

木村多江

登場人物

小早川志保(こばやかわ しほ)・・・メンタルクリニックを開業しているカウンセラー。テレビ出演や講演会も多数こなす著名人。彩のカウンセリングを引き受けるが、困難を極める治療に苦戦する。頭脳明晰でクールに見えるが、実は心の闇を誘発しそうな秘密を抱えている。彩の夫・信夫の圧倒的な自己抑制に興味を覚えていく。

キャスト

木村多江・・・1971年3月16日生まれ。日本舞踊松本流の名取でもある。1995年舞台『美少女戦士セーラームーン』でデビュー。テレビドラマは1996年『炎の消防隊』が初出演。以降、『リング』『らせん』の山本貞子役、『救命病棟24時』『大奥』『白い巨塔』『ぐるりのこと。』『ゼロの焦点』などに出演して、役柄から「幸の薄い美人役が板につく女優」と称される。CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれている。2017年は3月まで朝ドラ『とと姉ちゃん』ヒロインの母役、1月クール『就活家族〜きっと、うまくいく〜』出演など。10月から『ブラックリベンジ』に主演する。

【木村さんのコメント】

これまで視聴者として野島伸司先生の作品を見てきたけれど、まさか自分が参加できるとは思ってもいませんでした。出演が決まったときは夢のようで、うれしかったです。
(中略) 野島先生の作品の文学的とも言える言葉と空気感、スリルとファンタジーの世界観を、楽しんでいただけたら何よりです。

陣内孝則(役:倉田和馬)

登場人物

倉田和馬(くらた かずま)・・・『ストーリーファイル』の編集長。仕事においては、先見の明があって強引なやり方も厭わず、カリスマ編集者として名を馳せている。プライベートは謎に包まれているが、実は心に大きな闇を抱えており、それが原因で長きにわたりアルコール依存症に陥っている。志保とは依存の治療がきっかけで知り合い、現在、恋人関係にある。

キャスト

陣内 孝則(じんない たかのり)・・・1958年8月12日生まれ。ジェイ・オフィス所属。ザ・ロッカーズの元ボーカル。主な主演作品に『君の瞳をタイホする!』『愛しあってるかい!』『出逢った頃の君でいて』『三毛猫ホームズの推理』『菊次郎とさき』『ちょうちん』など。映画監督として『スマイル 聖夜の奇跡』『幸福のアリバイ〜Picture〜』など。

【陣内さんのコメント】

『愛しあってるかい!』以来、28年ぶりに野島伸司先生に声を掛けていただけるとは…!オファーがきた時は驚きましたし、嬉しかったです。しかも、授かった役は“心の闇”というウィークポイントを持つ半面、ともすれば人生を侵されてしまいそうな“危険な色気”のある男。この役を全うするため、多少痩せて、現場に臨みました。
人間誰しもが大なり小なり抱える“心の闇との葛藤”、人間だれしもが持つ“心の弱さ”が生み出す“依存症”という病…。それらを通して、人としての在り様を問うストーリーこそが、この作品の魅力ではないでしょうか。こんなにも面白く、魅力的な作品に参加させて頂き感謝しております。ストーリーそのものがみどころ!ぜひ最後までご覧ください。

ドラマ【雨が降ると君は優しい】の主題歌

ボズ・スキャッグスの名曲 『We’re All Alone』

脚本を担当する野島伸司が「世界で一番好きな曲」と明言!

同曲はボズ・スキャッグスのスタジオ・アルバム『シルク・ディグリーズ』の収録曲で1976年にリリース。

幅広い世代に愛され、日本ではシンガーソングライターのアンジェラ・アキがカバーしアルバム『ANSWER』に収録しています。

野島氏は「ここまで歌詞の内容とドラマのストーリーがフィットする主題歌は久々です」と、大満足。

野島作品の主題歌(の一部)を紹介

1993年『高校教師』森田童子の「ぼくたちの失敗」

1994年『人間・失格 たとえばぼくが死んだら』サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」

1995年『未成年』カーペンターズの「Top of the World」「青春の輝き」

2001年『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』ABBAの「チキチータ」と「S.O.S」

2004年『プライド』クイーン の「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」

2009年『ラブ・シャッフル』アース・ウィンド・アンド・ファイアー「Fantasy」

洋楽や懐かしい曲を採用し、それぞれブームを起こしました。

昔から「ドラマの世界観とマッチした主題歌」にこだわりを持つ野島氏が提案し採用。

“二人きり”を意味するタイトルや、歌詞の中に登場する“雨”というモチーフなど、ドラマとマッチした一曲です。

ドラマ【雨が降ると君は優しい】第1話のあらすじ

出版社に勤める立木信夫(玉山鉄二)は、上司の倉田和馬(陣内孝則)から創刊を控えた月刊文芸誌『ストーリーファイル』の副編集長に任じられる。多忙を極め郊外に買った家にはなかなか帰れないが、妻の彩(佐々木希)とは深く愛し合い、仲睦まじい夫婦生活を送っていた。だが、彩には信夫には想像もつかない“秘密”があった。彼女はなんと、性嗜好障害の一つである“セックス依存症”に陥っていたのだ! 眩しく晴れた暑い日には抗えない衝動を覚え、不特定多数の男と肉体関係を持ってしまう彩…。信夫を心から愛するがゆえに、そんな自分に激しい嫌悪感を覚え苦しむ彼女は、意を決して著名なカウンセラー・小早川志保(木村多江)のもとを訪れる。彩は信夫には内緒で、なんとか障害を克服しようとするのだが…。

ドラマ【雨が降ると君は優しい】のまとめ

ネット配信ドラマ「パパ活」も好評の野島信司さんの脚本ドラマ最新作!

「101回目のプロポーズ」「ひとつ屋根の下」の記録的高視聴率ドラマはもちろん、TBS系での問題提起作も印象的な脚本家さんです。

いわゆるTBS野島伸司シリーズをまとめてみました。

【野島伸司の社会派・TBS金曜ドラマまとめ】

「高校教師」(1993年)では先生と生徒の禁断愛や近親相姦といったタブーの題材が衝撃でラストシーンも話題になりました。

・「人間・失格~たとえば僕が死んだら」(1994年)ではいじめで息子を殺された父の復讐

・「未成年」(1995年)では山荘立てこもり

※ここまでが『TBS野島三部作』と呼ばれる

・「聖者の行進」(1998年)では知的障害者達への暴力、性的虐待。(水戸アスカ事件を基にした創作)

※ここまでは刺激的内容でしたが苦情もあったためか抑え目にはなっていきました。

・「美しい人」(1999年)では整形手術で亡き妻の顔に

・「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」(2001年)では高校生の片思い(韓国でリメイクされた)

・「ラブ♥シャッフル」(2009年)では恋人交換

など、後半3作は見やすくなりましたが魅力的なドラマばかりです。

今回は初期3部作を彷彿とさせる、

佐々木希がセックス依存症の妻というセンセーショナルな題材で話題です。

一体、どうしてこの題材を?

そして野島信司ドラマって「面白いの?」という若い方もいることでしょう。

なぜなら野島信司さんの地上波での最新作、2016年4月クールにフジテレビ日曜9時に放送した連続ドラマ「OUR HOUSE」が初回4%台、内容も不評でネットでは「昭和臭が漂う」「古臭すぎる」などの声がありました。

けれど最新作のネット配信ドラマ「パパ活」では面白いとの声があります。その中で評論家の成馬零一氏はこう述べています。

野島伸司は今も変わらず青臭く尖っているように見える。
そんな野島が新天地として向かったのが、民放地上波でも朝ドラでもなく(個人的は野島伸司の朝ドラは凄く見たいのだが)、dTVという有料配信動画の世界だったのは、そこが愛と性を正面から描く野島の作家性を受け止められる場所だったからだろう。

出典:ドラマジャーナル

野島氏のやりたいドラマがネット配信であったということです。

以下引用のコメントによると地上派でできないドラマの承諾に、野島さんもフールーに感謝しているようです。

野島信司さんコメント

夫婦のラブストーリーを描こうと思いましたが、昨今流行りの浮気や不倫のドラマは私には興味がありません。“妻のセックス依存に対する罪悪感”、“夫の理解しようとする葛藤”という、心と身体の二律背反を描くことで、夫婦の愛の絆を試す極限状態の磁場を敷きました。

今回は芝居だけで寄せるにはハードルが高い役どころなので、役者には演技力はもとより、本人そのものにキャラクターとリンクする精神性を求めました。玉山くんの誠実でストイックなまでに完璧主義な性格は、信夫の“理解しえない妻の心の病に寄り添う絶望的な包容力”に哀愁を連れてきます。佐々木さんの純粋で美しい少女性は、彩の“罪悪感を持ちながらもどこかあどけない欠落感”に郷愁をもたらしてくれるでしょう。

私の中にいる作家は、極限状態に置かれた人間の本質を描きたがります。その極限状態自体が、地上波ドラマではコンプライアンス云々と言われてしまう時代に、Huluが「ここなら描いていいよ」と言ってくれて、とても感謝しています。ソフトとして、最高峰のものを視聴者に捧げたいです。

野島信司脚本で主演:玉山鉄二、佐々木希出演のHuluオリジナルドラマ「雨が降ると君は優しい」はHuluで絶賛配信中!

Huluオリジナルドラマ「雨が降ると君は優しい」を見るには?

Huluで視聴できます。

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