【ひよっこ】17週視聴率は自己最高21.1%!有村架純、菅野美穂に絶賛!島谷ロス吹き飛ぶ

ひよっこ17週

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NHK朝ドラ【ひよっこ】第17週の(7/24〜29)視聴率とあらすじ、感想!

有村架純さんが主演で大人気のNHK朝ドラ。第17週は「運命の人」

20%越え連発で竹内涼真さん演じる島谷ロスが話題に。 和久井映さん演じる愛子さんがあかね荘へ来て、佐藤仁美さん演じる高ちゃんに新展開!みね子がテレビ出演?菅野美穂さん再登場でラストは号泣?

赤坂・恋シリーズの行方と運命の人とは誰かが注目された第17週です。

今回はNHK連続テレビ小説(朝ドラ)【ひよっこ】第17週「運命の人」(7/24~29)の視聴率、あらすじ、感想をまとめます。

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【ひよっこ】第17週「運命の人」(7/24~7/29)の視聴率

第17週の平均視聴率は21.1%です。(週平均自己最高)

・第97話:7/24(月)20.5

・第98話:7/25(火)21.0

・第99話:7/26(水)22.2

・第100話:7/27(木)22.0

・第101話:7/28(金)20.2

・第102話:7/29(土)20.5

【ひよっこ】第17週「運命の人」(7/24~7/29)のあらすじ

みね子(有村架純)が由香(島崎遥香)から「島谷(竹内涼真)は実家の経営難で縁談を勧められている」と聞いてから、月日が流れ、季節は冬になった。変わらず交際を続けていたが、ついに島谷から「話がある」と呼び出される。別れを覚悟して行くと「家族と縁を切るつもりだ」と切り出され驚くみね子。島谷の気持ちをうれしく思うが…。一方、すずふり亭では高子(佐藤仁美)が結婚報告をする。お相手はみね子もよく知っている、奥茨城村のあの人だった!鈴子(宮本信子)は長年働いてくれた高子に感謝し、店のみんなで祝福する。数か月後、あかね荘に向島電機の元舎監・愛子(和久井映見)が引っ越してくる。一番の目的は片思い中の省吾(佐々木蔵之介)だが、持ち前の明るさで住人たちともすぐに打ち解ける。すずふり亭には人気女優の世津子(菅野美穂)が来店。「おいしかった」と料理も店も褒められ、省吾をはじめみんなが誇らしい気持ちになる。そんなある日、みね子は常連客であるテレビ局のプロデューサーから懇願され、急きょコマーシャルに出演することに。テレビ局に行って説明を受けるが、用意されたセリフはみね子にはつらいもので…。

引用NHK

※詳しいネタバレあらすじは各話の「あらすじと視聴率」を参照してください。

目次

【ひよっこ】第17週のみんなの感想

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https://twitter.com/kerorin_de_ok/status/891239061666574336

https://twitter.com/atohz_chiri/status/891295019868368899

【ひよっこ】第17週の感想

1週間の流れは…

みね子は島谷と分かれ、同僚の高子が結婚退職し、数か月後に愛子があかね荘へ来て、みね子がテレビ出演し、お休みの日に世津子の家に連れられて記憶喪失の父と再会。

怒涛の展開でした。有村さん菅野さんの演技がとてもよくて、言いたいことが沢山ありますが、ここではポイントを3つにしぼります。

「恋の終わり」、「世津子の心情」、「父との再会」です。

【恋の終わり】について

竹内涼真さん演じる島谷が家族を捨ててみね子をとると言ったのに「親不孝な人は嫌いです」と別れを選択したみね子。前週のみね子の「私の恋が終わろうとしています」というモノローグから推測すると、由香から話しを聞いたときにもう決めていたのでしょう。

島谷が実家のために縁談相手をとる、家族を捨てて自分をとる、どちらにしても別れよう…前者なら許そう、後者では(お金の件を出されなくても)怒って自分からふる、と決めていたはず。

人生にもしもこうならとは戻ってはできないのですが、もしもあの時、実家に先に説得して、別れを告げてきたのなら…。それでもみね子はふったでしょう。島谷のため、その家族のためを想うみね子だからです。

個人的に考えられる、2人が別れなかった方法は2つあります。

1つは実家の会社を立て直して帰ってくるから待っていてくれないか、とみね子に約束すること。縁談での支援に頼らないという選択です。2つ目は親を説得することです。

バーで親不孝は嫌いと言われてからでも、なぜ前述の2点に踏み切らなかったのかが残念です。会社の現実を知っているから?それでも違う資金調達はないのでしょうか。由香がいうように理不尽です。

「お金がなくても自分らしく生きられれば…」は島谷の本音なのでしょうが、よけいな一言でした。安易な言葉は身を滅ぼします。その点を気づかないなんてみね子のことを見ていないと視聴者に思われても仕方ありません。

ひょっとしてそのすれ違いが島谷にとって大きかったのかもしれません。お金がある家に苦しんだ島谷。はからずも父が同じ境遇の人がいいと言っていたことが当たりました。(泣)

【世津子の心情】について

菅野美穂さんの演技が絶賛されています。大女優役は若すぎるのではと当初思いましたが、こんなにも繊細な演技ができる役者さんだとは。岡田さんが戦友として異例の抜擢をした理由が分かります。

菅野さん自体が庶民的であり売れっ子女優でもあります。そこにたしかな演技力に脱帽。特にみね子の父の写真を見るときの表情やしぐさで世津子の心情が伝わってきました。

ただ疑問があります。なぜ父が記憶喪失だと直接会わせるまで相談しなかったのでしょうか。その方がドラマッチックだから?本人確認のようなもの?

隠さずに会わせた点は誠実で覚悟があってのことですが、世津子さんも混乱していたように見受けられます。娘かもしれない人がくると雨男さん(実さん)に言っておいてもよかった…。

【父との再会】について

「ひよっこ」のテーマはいくつもありますが『戦後日本の格差・貧困』、そして『属性からの解放』、『背負う過去を乗り越える』などがあります。

戦後日本の格差・貧困は、出稼ぎや工場閉鎖、豊子が進学できないこと、農家で居場所のなかった澄子、逆に御曹司の島谷などが描かれてきました。

属性とは『一般にあるものに共通して備わっているとされる性質や特徴のこと』です。

たとえば多くの出稼ぎ労働者のなかの一人ではなくて「奥茨城村の谷田部実という名前がある人物」として捜索願いを訴えること。ほかに、「金持ち」の肩書き・属性がコンプレックスの島谷はビートルズ公演のチケットをみね子に言い出せません。またみね子は「かわいそう」と思われたくなくて父の行方不明を早苗たちに言い出せませんでした。

父・実がお金持ちになっているということで、「実という1つの体に両極を入れてきた」と語る視聴者もいます。谷田部実に戻れば貧困へ、雨男のままならば裕福ということでしょう。

過去を忘れたことは属性からの解放でもあります。自由になれた…。ただ一人の個体になれる。しかしそれは幸せ?

属性を含めて個人でもあります。言い換えると過去があってこそ今があり、家族がいてこそ私がいる、のです。そこに矛盾や葛藤が生まれます。

島谷は家族を切り離して考えようとしたのですが、みね子はそうは考えられませんでした。家族が失踪した可哀相な娘とは見られたくないとみね子は思うのですが、家族は大切なのです。そうであるなら家族のことを恥じることはなかったとは思います。

この葛藤をどう乗り越えていくのか注目です。

難しく書いてしまいましたが、第102話の実の状態は衝撃すぎてみていて混乱しました。島谷ロスもなくなるくらい!

リアルタイムで一夜たち個人的に落ち着くと、記憶がないならば、もう一度はじめていけばいいじゃないか、治療を進めていけばいいじゃないかと思います。つらくても事実を受け入れてそこからどうしていくのか、がとても大事です。谷田部家の再生を最後まで見守りたいです。

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