【PICU】1話のネタバレと視聴率！植野（安田顕）が素晴らしい上司と話題！

2024年11月10日

Jima

【PICU】1話

月9ドラマ【PICU 小児集中治療室】の放送が10月10日(月)よりスタートしました。

北海道出身の武四郎（吉沢亮）は、新人の小児科医。丘珠病院・ＰＩＣＵの新設メンバーに選ばれた喜びも束の間、科長・植野によって集められたのは訳ありの医者ばかり？！

放送後、植野（安田顕）が素晴らしい上司と話題で…。

今回は、【PICU】1話の視聴率とあらすじネタバレ、感想について!

【PICU】1話の視聴率

【PICU小児集中治療室】第1話の視聴率は10.3%（世帯）。個人視聴率は6.1％。

前クール「競争の番人」初回の視聴率は11.8％（世帯）5.5%（個人）でした。

【PICU】1話のあらすじネタバレ

2019年の不幸な出来事

2019年。志子田武四郎（しこた・たけしろう／吉沢亮）は北海道でカヌーやキャンプなど、幼なじみたちと遊んでいた。社会人になったら会えなくなるから、と。その途中、すれ違った車の中で苦しそうにしていた女の子を見かける武四郎。

その車内では近くの病院まで一時間かかるという話をしていたが、少女が吐血して…。

人気子役・星野沙羅ちゃん7歳が亡くなったことがニュースになった。武四郎がすれ違った車の女の子だ。武四郎は医師になるが、生死にかかわるのは嫌だと改めて思った。

北海道知事・鮫島（菊地凛子）は心を痛め、ＰＩＣＵ医の植野元（うえの・はじめ／安田顕）の元を訪ねる。そして北海道にPICUを作って欲しいと依頼した。

武四郎がPICUへ異動

2022年。武四郎は札幌にある丘珠病院の小児科医として働いている。ある日、小児科科長の鈴木修（松尾諭）に呼び出され、新設された「ＰＩＣＵ」＝小児集中治療室への異動を命じられる。「栄転だよ！」とはやし立てられるがままに向かう。そこで武四郎は植野元（安田顕）と出会った。

植野は日本各地でＰＩＣＵの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア。

だが、PICUメンバーは以下の4人だけ。

志子田武四郎（吉沢亮）：新人の小児科医。
植野元（安田顕）：医師。
綿貫りさ（木村文乃）：ワケアリ医師
羽生仁子（高梨臨）：看護師。

植野の目標

植野は3年前の沙羅ちゃんの件を、ウサギ山のウサギちゃんと仮名にして武四郎たちと、どうすれば助けられたのか考えていく。

■沙羅ちゃんは美瑛で倒れたため、丘珠にいる武四郎たちは何もできない。母親は車内で娘が吐血して気が動転し、情報を病院にうまく伝達できない。若い医師も母親を落ち着かせられなかった。

■近くの病院は沙羅ちゃんを大きな病院「道北医科大学病院」に転院させた。ここまで【吐血後45分】経過。

■20分後。大きな病院に移ったが、体温は40度近くで敗血症性ショックになっていた。彼女は「気持ち悪い」と言って意識を一度取り戻し、500グラムほど下血。ショック状態になり心肺停止に｡スタッフは沙羅ちゃんを蘇生させた。

その病院の救急スタッフには小児専門医がいないため、輸液と輸血昇圧剤で血圧を安定させてからドクターヘリで北海総合大学病院に搬送させた。

綿貫りさは「北海総合大学病院のPICUは救急を受け入れられない」と語る。その通りで、その大学病院に運ばれたものの、沙羅ちゃんは亡くなった。

植野は北海道中の55万人の子供の命を預かると宣言。

丘珠空港に近いこの丘珠病院にPICUを作って、運んできてもらう。手段はドクタージェット。植野は知事と約束した。PICUを立ち上げる条件に、医療用ジェット機を用意してもらうと。

知事は近いうちに、ドクタージェットを丘珠空港に常駐すると約束してくれたという。

５歳の少女が運ばれてくる

理想は高いが…丘珠病院の現状のＰＩＣＵは圧倒的人材不足。そんなある日、稚内市（位置は日本最北端）の病院から「５歳の少女が転院先を探して４時間も待機している」という衝撃の電話が入る。植野はその急患を受け入れる。

新人の武四郎は戸惑って動けない。ドクターヘリに電話しようとするが、その用事は終わった。

ヘリで少女が到着。名前は神崎鏡花ちゃん。5歳。昨日から症状があったが、かかりつけ医が胃腸炎と判断した。急性腹症で、オペをしないと助からないが、小児外科科長の浮田（正名僕蔵）はエコーを見て「搬送中に消化管穿孔した」ため、手術不可能と判断する。

救命医の東上（中尾明慶）や麻酔科医・今成（甲本雅裕）も手術に反対する。植野は手術回避で全身状態の回復に努めることにするが…綿貫は状態悪化するだけだと反論。植野は気管挿管や輸血をする。

そんな中、武四郎が女の子のそばにいるとき、吐血。急変した。

植野は1時間心臓マッサージをするが、鏡花ちゃんは死亡した。

亡くなったばかりで会議

その後。植野を中心に、PICUメンバー、浮田、東上、今成らとカンファレンスをする。どうすれば良かったのか、と。

武四郎は女の子が亡くなったのに、瀕死の状態で武四郎の腕をつかんで「ママ」と言っていた女の子が、生きていたのに、亡くなったのに…なぜ冷静にカンファレンスできるのか？武四郎は泣きながら疑問をぶつける。

綿貫は「泣いて何になるの？」というが…

植野は武四郎に意義を丁寧に説明する↓

植野「亡くなったから話すんです｡人間が１人死んでしまったから、まだみんなの記憶が新しいうちに、正しい情報が集められる今のうちに考えるんです｡どうしたら助かったのか。次に同じことが起きたら確実に助けられるように…僕たちは経験を分の血と肉にするために話すんです｡分析するんです｡」

植野は涙目でそう語った。そして、武四郎に助けられた方法があると解答を示す。

丘珠病院の「PICU」が北海道中、稚内の救命医・救急隊員に周知されていれば待機の4時間は消失する。ジェット機なら最短45分で到着したはず。

植野「どうしたら良かったのか。反省して反省して…｡考えて考えて…｡一緒に考えましょう。君の記憶が新しいうちに｡」

かかりつけ医のところへ

植野は武四郎を連れて、最初に鏡花ちゃんを診察したかかりつけのお医者さんの所へ向かった｡

稚内市。山田医院にて。高齢の医師・山田透（イッセー尾形）は誤診を謝罪。だが、植野は責めるために来たわけではなく挨拶にきたという。

そして植野は山田と共にどうすれば良かったのか分析し、考える。鏡花ちゃんのカルテを見たり、どのような状態だったかも聞き取り。前日夜でも痛みがあったのなら、夜でも連絡してほしいと両親に言ったらよかったと助言もする。

帰り際、植野は山田に3年かかってPICUができたので、何でも相談してください、自分だけを責めないでくださいと伝える。

1話の結末／武四郎の決意

帰りの駅のホームにて。武四郎は植野が山田を怒ると思っていたから意外だったと告げる。

植野は、怒っても生き返らないのだから、いろんな病院に行ってPICUを名刺を配る…北海道中にPICUを周知させることをしていきたいという。

植野はこれまでもこうしてきたが、北海道が最後になるという。

だが武四郎は「初めてだ」と語る。

武四郎「こんなに自分がバカだって思ったのも嫌いになったのも、患者が亡くなるのを目の前で見たのも、人前で声出して泣いたのも全部初めてでした｡が１人の医師としてカウントされるのはもったいないです｡何もできないのに｡」

植野「人が大好きだから、人が死ぬのは嫌なんじゃないですか？君は｡」

植野は、3年前に研修医・武四郎が知事に送った手紙を見せてもらった。知事がPICUを作るきっかけの手紙だ。熱い思いが書かれていた。それを読み、植野は武四郎をスカウトしたという。

3年前のあの日、武四郎は少女の死亡を聞いて、川に飛び込んで泣いた。

武四郎「この日初めて本気で医者になりたいって思ったんです｡」

植野「僕はいいことだと思うよ、初めては｡」

（つづく）

＞＞第2話

【PICU】1話の感想

植野（安田顕）が素晴らしい上司と話題！

植野先生、上司としてっていうか人間としてすごすぎる一生ついて行きたい #PICU小児集中治療室
— みや (@m_ya_00) October 10, 2022

#PICU小児集中治療室良い医療ドラマでした。上司役の安田顕さんが特に良かった！症例検討は大切です。しこちゃん先生がどう成長するのか楽しみ。
— ひばり (@hibarin_obgyn) October 10, 2022

できないや情けないを嘆く「初めて」に対して「いいことだと思うよ、初めては」と返す植野先生。緊迫した場面でも感情的にならず指示出ししてくれるし、経験の浅い後輩も置いてけぼりにせずPDCAをしっかり回すあたりも含めて最高の上司。#PICU小児集中治療室
— nemu (@ne_muam) October 10, 2022

めっちゃ面白い✨
しこちゃん先生は真面目な話が苦手な軽い男かと思いきや、熱い心を持ってることが最後にわかって感動しました。これから医者として成長していくのが楽しみ✨
植野先生が上司として素晴らし過ぎる。

#PICU小児集中治療室 #ぴーあいしーゆー #吉沢亮
— ゴワゴワヘアーの後輩 (@51destiny244) October 10, 2022

【PICU】1話が放送。PICUの科長・植野（安田顕）に対して、「素晴らしい上司」と話題！

たしかに、泣いてどうなる？と同僚に否定された武四郎に対して、カンファレンスの意義の説明が丁寧でしたよね。

PDCAサイクル：Plan（計画）、Do（実行）、Check（評価）、Action（改善）の4段階を繰り返して業務を改善するのは企業も医療も同じですね。

ちゃんとCheck（評価）をしないと改善できません。患者の死亡を繰り返してしまいます。

と言ってもですよ、植野が悲しくない、わけないです。

涙目になりながらも冷静に、武四郎に説明する姿が印象的でした。

そしてラスト。明かされた武四郎の熱い思い。生死にかかわるの嫌だって言ってたのに…。このシーンと中島みゆきさんの主題歌の畳みかけで、私（筆者）は泣きました。みなさんはどうだったでしょうか。

第2話の予告

#PICU小児集中治療室第1話
ご視聴ありがとうございました🙇‍♀️

みなさまの心に残ったシーンなど
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感想もお待ちしております！

そして第2話は
10月17日(月)夜9時放送です📺
ぜひご覧ください‼️#吉沢亮 #ぴーあいしーゆー #毎週月曜夜9時 pic.twitter.com/Lcrh3o6prk
— 【公式】『PICU 小児集中治療室』フジ月9ドラマ　10月10日スタート！ (@PICU_cx) October 10, 2022