【大奥2023】4話|春日局(斉藤由貴)の最期、有功(福士蒼汰)との対話が切ない!

【大奥2023】4話|春日局(斉藤由貴)の最期、有功(福士蒼汰)との対話が切ない!
NHKドラマ【大奥】の第4話が2023年1月31日に放送されました。有功の葛藤と家光の成長、そして春日局の最期…。涙なくしては観られない!
今回は、【大奥2023】4話のあらすじ・ネタバレ・視聴率・レビューについて!

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【大奥2023】4話|家光×有功視聴率

【大奥2023】4話の視聴率は4.8%でした。

【大奥2023】4話|家光×有功編のあらすじ

【大奥2023】4話|家光×有功編のあらすじです。

有功の葛藤

春日局(斉藤由貴)は有功(福士蒼汰)に、家光(堀田真由)の褥を辞せ、身を引けと命じる。1年も懐妊の兆しがないためだ。上様はけだものではない。酷い仕打ちだと抗議する有功に春日局は、すべては徳川のため、戦乱の世に戻さないためだと説得する。

有功からその旨を聞いた家光は怒り悲しみのあまり、有功に「死ね」と言ってしまう。ならば殺してくださいという有功に、死んではならぬ。相手を変えても子ができぬ場合は一緒に死んでくれるかと手をとる。それよりほかに道はないと承諾する有功。

春日局が連れてきたのは、“種付け”がよいと評判の青年・捨蔵(濱尾ノリタカ)だった。この世でもっとも尊いお方にお仕えすると心せよという有功。意外にも若く美しい家光に、すべてを任せろという捨蔵だが、家光は蹴りを入れ、お前がわしを抱くのできない、わしがお前を抱くのだと言う。

1年後。家光は千代姫を出産。お腹様となって捨蔵に「お楽」と家光が名付けたことに傷つく有功。千代姫と一緒にいる家光のところに来た有功に家光は、そなたを思ってできた子だからそなたの子じゃと言うが…。

しかしそのとき、お楽の方は足を滑らせた際に首の打ち所が悪く、下半身不随で寝たきりになってしまう。春日が有功に戻っていいと言ったと喜んで有功のもとにやってくる家光。しかし3ヶ月経ってもやはり子はできなかった。次は溝口という男と子を為せという春日局。

母となった家光は、それは戦国の女たちもやってきたことだし子は可愛い。でも心の中には有功しかいないから、と意外と素直に受け入れる。最愛の家光がほかの男に抱かれるのが堪えられない有功は般若心経をひたすら唱えるが、たまらず短剣を握りしめる。

翌朝、玉栄が有功の部屋に降りてくると、障子や襖は切り刻まれ、部屋の中も荒れ果てていた。上様は強くなられた。それは母になったから。でもそうしたの自分ではない…。本当は誰よりも喜んであげなければいけないが、できない。そう言って泣く有功を玉栄は受け止める。

家光は伝兵衛らを連れて街に出る。櫛屋で買い物をすると、女主人が息子を8両でどうかと勧めてくる。吉原を歩く家光、そんなに高くては女子たちは買えないと言うと、伝兵衛はだから吉原で男を買うのだと説明する。

お楽のうめき声が聞こえて有功が駆けつけると、失禁していた。

家光は稲葉正勝(眞島秀和)に、街での炊き出しを命じる。そんな付け焼き刃で民は救えないという正勝に家光は、一揆の機運をくじくだけだと言う。年貢を取り立てるのもお上なら、助けるのもお上ということを知らしめるためなのだ。

有功は、寝返りを打てずに床擦れで苦しむお楽の部屋子に、向きを変えてあげること、薬をつけることを指示するがやる気がない。新たな部屋子を探すようにする。


吉宗と村瀬。家光公も有功様も己の道を歩み始めたのだな、と吉宗。若者は大人になり、時代は移り変わっていく。だが、取り残される者もいる…、それは春日局だと村瀬。

八朔の日、春日局が倒れる

その年の八朔の日。正勝が、これから一時、女性が家督を継ぐことを許してはどうかと提案する。戦になったら女子でどうするのかと反論する春日局。もう戦国の世に戻ることはないと言う正勝と言い争いをするうち、春日局は倒れてしまう。男子世継ぎが生まれるまでとの願掛けで薬断ちをしていたのだ。

春日の枕元に集まる家光、有功、正勝。願掛けは止め、これからは薬を飲め。薬断ちを続ければ叩き斬ると家光。有功は春日局の世話役に名乗り出る。そこにお楽が赤面疱瘡にかかったと玉栄。新しく入れた部屋子から感染したらしい。有功はそれを利用すると言う。

予想通り、春日局は有功の世話を拒むが、「種なしは大奥でいちばん無用な男」という有功に「嫌味な…」と返す春日。有功は春日が厠に行きたいことを察し、「あなたを辱めている。ひとりで用も足せずに哀れだ」とわざと嫌味をいい、世話ではなく嫌がらせだと言って春日に手助けを受け入れさせる。

【大奥2023】4話|3代家光×有功編ネタバレ

【大奥2023】4話|3代家光×有功編のネタバレです。

春日局の思いと有功との対話

わしをくびり殺そうとは思わぬのか。志を踏みにじった憎きババであろう、という春日局に有功は、不思議なことだが、坊主になる本懐を遂げようとしていると返す。

春日のほうこそ実の息子を死んだ者とし、幼な子をさらってその母を斬り殺し、辛かったろうと言う有功。

春日は、父親が子供のころ目の前で磔にされた。明智光秀が織田信長を討ったからだ。首目目当ての輩にいつ首をかかれても不思議ではなかった。殺しあったのは武家のものだけではない。百姓も駆り出され、いつ果てるかもしれない不毛な戦いを終わらせてくれたのが家康、大権現様だった。

自分ひとりが鬼になり、世の中がそこに戻らないならお安いこと。でも自分がやってきたことはお門違いだったのかもしれんな…。咳き込む春日に助けを呼ぼうとする有功だが、春日はただ話を聞いてほしいと言う。

このまま赤面が続けば男子の数がさらに減り、子孫が生まれなくなる。そうしてこの国は滅びる…。


その頃、松平信綱の訴えを聞く家光は、滅ぶなら滅ぶでその運命を受け入れるしかないと言っていた。


春日局は有功に、この世が滅びるまで家光と一緒にいてくれと懇願する。あの日わしは、仏をさらってきたのじゃ。間違いだらけのババであったが、有功には気の毒であった。でも有功をさらったことだけは間違いではなかった。上様を救ったのは有功。これからも有功しかいない。

春日はそう告げると息を引き取った。

女将軍・家光誕生

有功は家光と正勝に春日の最期を告げる。

自分にとって春日は何だったのかと問う家光。自分に対して誰よりも苛烈だったが、春日がいなければ今の自分はない。そのような者を何というのか。

実の母を亡くした正勝が言う。「母、でございましょう」。春日に実母を奪われた家光だが、その春日がまた母のような存在だった。

家光は女性として家督を継ぎ、以降女の家督を許すとする、父・家光公の名を名乗る。将軍という人柱となる。女将軍になることに誰か異存はあるかと叫ぶ。もちろん異論を唱える者などいるわけがなかった。

【大奥2023】4話|家光×有功感想とレビュー

春日局と有功との最期の対話、素晴らしすぎました。
「あの日わしは仏をさらってきたのじゃ」というオリジナルセリフ、さすが森下佳子さんです!

綱吉編が始まる第5話は2月6日(火)よる10時から放送です!

記事内画像: (C)NHK

大奥4話

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